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徳島市議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
徳島市議会
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
議長
船越智子(日本共産党徳島市議団)
副議長
藤田真由美(公明党徳島市議団)
構成
定数30
院内勢力
  公明党徳島市議団(5)
  日本共産党徳島市議団(5)
  朋友会(4)
  誠和会(3)
  自由民主党徳島市議団(3)
  新未来とくしま(2)
  自由民主党市民の会(2)
  新誠会(2)
  徳島活性会議(2)
  無所属(2)
選挙
大選挙区制
前回選挙
2023年4月23日
議事堂
日本の旗 日本 徳島県徳島市幸町二丁目5番地
ウェブサイト
徳島市議会

徳島市議会(とくしましぎかい)は、徳島県県庁所在地である徳島市議会

概要

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  • 定数:30人
  • 任期:2023年5月2日 - 2027年5月1日
  • 選挙区:市全体を1選挙区とする大選挙区制単記非移譲式
  • 議長:船越智子(日本共産党徳島市議団)
  • 副議長:藤田真由美(公明党徳島市議団)

会派

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会派名 議席数 所属党派 議員名(◎は代表) 女性議員数 女性議員の割合(%)
公明党徳島市議団 5 公明党 ◎土井昭一、藤田真由美、明石和之、岸本和代、黒下広宣 2 40
日本共産党徳島市議団 5 日本共産党 ◎古田美知代、加戸真実子、平岡保人、渡邊亜由美、船越智子 4 80
朋友会 4 無所属(連合系中心) ◎春田洋、武知浩之、加村祐志、森本聖子 1 25
誠和会 3 無所属 ◎井上武、齋藤智彦、大西実希 1 33.33
自由民主党徳島市議団 3 自由民主党 ◎須見矩明、美馬秀夫、岡孝治 0 0
新未来とくしま 2 立憲民主党1・無所属1 ◎増田秀司、多田秀 1 50
自由民主党市民の会 2 自由民主党 ◎小野功晴、石部祐一郎 0 0
新政会 2 無所属 ◎梯学、本田泰広 0 0
徳島活性会議 2 無所属 ◎黒田達哉、佐々木昌也 0 0
無所属 1 日本維新の会 長田善成 0 0
1 無所属 山本武生 0 0
30 9 30

(2023年6月9日現在[1]

沿革

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2017年
  • 5月18日、19日 - 両日の夕方、小林雄樹は徳島駅のコンコースで、座っていた県内の女子中学生のスカート内をスマートフォンで盗撮した[2]
  • 6月26日 - 小林は市内の弁護士事務所で記者会見し、「大量に撮った中に写り込んだ。故意ではない」と容疑を否定した[3]
  • 7月21日 - 小林は午前、同じ会派の議員を通じて宮内春雄議長に辞職願を提出し、許可された[2]
  • 同日 - 徳島簡裁は小林に罰金40万円の略式命令を出した[2]
  • 8月31日 - 岡孝治が市に対し、一般廃棄物処理業者に厳しい処分をするよう働き掛けたとされる問題で、百条委員会は岡を証人喚問した。岡は「(業者の許可を)取り消せと言った覚えはない」と否定し、調査を依頼した遠藤彰良市長と、調査団のメンバー3人を名誉毀損で刑事告訴することを明らかにした[4]
2018年
  • 3月7日 - 百条委員会は、岡の不適正な働き掛けを認める内容の報告書案を賛成多数で原案通り可決した[5]
  • 3月23日 - 市議会は、岡に対する問責決議案を賛成多数で可決した[6]
2021年
  • 3月18日 - 共産市議団と自民市議団は、内藤佐和子市長が提出した市長給与の削減率の緩和議案について「公約違反」だとして、内藤に対する不信任決議案を提出。記名投票の結果、賛成11人、反対19人で否決された[7]
  • 4月8日 - 新町西地区再開発事業の中止をめぐり、徳島市と新町西地区市街地再開発組合の間で、「市は組合に4億1千万円の損害賠償金を支払う」とする和解高松高裁で成立した[8]
  • 6月24日、共産党市議団は、内藤市長と徳島新聞記者の交際を巡る報道を受け、「市の倫理条例に背く行為」として不信任決議案を提出。内藤にとって2回目となる不信任決議案は記名投票の結果、賛成11人、反対19人で否決された[9]
  • 11月30日 - 内藤市長は、前市長の遠藤彰良に約4億5878万円の損害賠償を求める訴訟を起こすための議案を、市議会に提出した。
  • 12月16日、市議会は、上記議案を賛成9、反対20で否決した[10][注 1]
2022年
  • 1月 - 岡は、日本維新の会徳島県総支部の解散を決定した。前年10月の衆院選で同党公認で初当選した吉田知代との関係悪化が理由とされる[11][12]
  • 9月20日 - 美馬秀夫(自由民主党徳島市議団)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者であることを認めたと朝日新聞が報道。美馬は取材に対し「使命は教団の願いをかなえること」と述べた[13]
2023年
  • 4月23日 - 徳島市議会議員選挙執行。投票率は41.29%。美馬は自民党公認ではなく、無所属で立候補し、7選を果たした[14]
  • 5月9日 - 市議会事務局は会派名簿を公表。反市長派として市議選を戦った須見矩明、美馬は会派「自由民主党徳島市議団」に、市長派の岡孝治を迎え入れ、同会派は3人でスタートした。須見と美馬に対し「市民への裏切りでは」との批判の声が上がった[15][14]
  • 5月17日 - 岡と佐々木昌也が「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」の委員に選出されたと徳島新聞が報道[16]
  • 9月22日 - 日本共産党市議団(5人)・新未来とくしま(2人)・自由民主党市民の会(2人)の3会派に属する7市議と、反市長派の無所属の1市議は、徳島市阿波おどりで20万円のプレミアム桟敷席が建築基準法に違反した状態で開設された問題などをめぐり、内藤市長に対する問責決議案を提出。記名投票の結果、賛成11人、反対18人で否決された[17]
2024年
  • 6月11日 - 市議会本会議の冒頭で、加村祐志が議長辞職を申し出て承認された。議長選が行われ、日本共産党徳島市議団の船越智子がほかの2候補を上回る13票を獲得し、議長に就任した。共産党所属の議長が誕生するのは初めて[18]

脚注

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注釈

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  1. ^ 賛成議員、反対議員の内訳は以下のとおり[10]
    賛成9人 - 武知浩之、加村祐志、宮内春雄(以上朋友会)、佐々木昌也、岡孝治、黒田達哉(以上徳島活性会議)、齋藤智彦、岡南均(以上至誠会)、中西裕一(誠和会)
    反対20人 - 加戸悟、見田治、渡邊亜由美、船越智子、古田美知代(以上共産党)、須見矩明、美馬秀夫、森井嘉一、山本武生、玉野勝彦(以上自民党)、増田秀司(無所属)、本田泰広、梯学、春田洋、森本聖子(以上朋友会)、土井昭一、藤田真由美、明石和之、岸本和代、黒下広宣(以上公明党)

出典

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  1. ^ 徳島市議会各派名簿
  2. ^ a b c “女性盗撮の小林徳島市議 辞職 「一身上の都合」理由に”. 徳島新聞. (2017年7月21日). https://www.topics.or.jp/articles/-/3517 2022年4月13日閲覧。 
  3. ^ 蒲原明佳 (2017年6月27日). “小林・徳島市議 盗撮容疑 スマホに女性画像 故意否定「司法の判断仰ぐ」 /徳島”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20170627/ddl/k36/010/540000c 2022年4月13日閲覧。 
  4. ^ “徳島市働き掛け問題 岡市議、百条委喚問で否定”. 徳島新聞. (2017年9月1日). https://www.topics.or.jp/articles/-/3846 2022年4月13日閲覧。 
  5. ^ “徳島市働き掛け問題 百条委、報告書案可決 行政処分、岡市議の働き掛け認定 /徳島”. 毎日新聞. (2018年3月8日). https://mainichi.jp/articles/20180308/ddl/k36/010/471000c 2022年4月13日閲覧。 
  6. ^ 徳島市議会 会議録検索システム 平成30年第1回定例会-03月23日-05号。
  7. ^ 伊藤稔 (2021年3月19日). “内藤・徳島市長の給与、満額支給へ 不信任決議は否決”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASP3L7G7FP3LPTLC01D.html 2022年3月30日閲覧。 
  8. ^ “新町西地区再開発訴訟、徳島市と組合が和解”. 朝日新聞. (2021年4月9日). https://www.asahi.com/articles/ASP486WBDP48PTLC013.html 2022年4月1日閲覧。 
  9. ^ “徳島市議会、市長不信任案を否決”. 徳島新聞. (2021年6月24日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC244LZ0U1A620C2000000/ 2022年3月30日閲覧。 
  10. ^ a b “【討論要旨】賛成議員「訴訟は債権保全に必要」vs 反対議員「そもそも徳島市に債権はあるのか」 徳島市議会、遠藤氏への提訴議案を否決”. 徳島新聞. (2021年12月16日). https://www.topics.or.jp/articles/-/634316 2022年4月1日閲覧。 
  11. ^ 前代未聞の反乱! 維新の会・徳島県総支部長が「総支部解散→離党」の顛末を初告白”. 現代ビジネス. 講談社 (2022年3月8日). 2022年5月17日閲覧。
  12. ^ “【断面】維新県総支部解散へ 岡孝治氏の「反後藤田正純氏」感情が背景”. 徳島新聞. (2022年1月7日). https://www.topics.or.jp/articles/-/643246 2022年5月17日閲覧。 
  13. ^ 「使命は教団の願いをかなえること」 信者の徳島市議、自民の傘のもと活動 党本部、「決別」宣言したが”. 朝日新聞 (2022年9月20日). 2023年3月10日閲覧。
  14. ^ a b 旧統一教会信者と公言した徳島市議、自民党市議団で活動 県連は静観”. 朝日新聞 (2023年5月10日). 2023年9月4日閲覧。
  15. ^ 徳島市議会の市長派・反市長派合流「市民への裏切り」驚きと失望の声”. 徳島新聞 (2023年5月10日). 2023年9月4日閲覧。
  16. ^ 阿波おどり実行委委員、岡・佐々木市議を選出”. 徳島新聞 (2023年5月17日). 2023年9月4日閲覧。
  17. ^ 植松晃一 (2023年9月22日). “徳島市長に問責決議案、否決 阿波踊りの違法桟敷席問題で市議会”. 毎日新聞. 2023年9月25日閲覧。
  18. ^ 相江智也 (2024年6月11日). “徳島市議会で初の共産議長誕生 背景に市長支持などめぐり9会派乱立”. 朝日新聞. 2024年7月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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