遠藤彰良
遠藤 彰良 えんどう あきよし | |
---|---|
生年月日 | 1955年10月27日(69歳) |
出生地 | 徳島県名西郡石井町 |
出身校 | 青山学院大学法学部 |
前職 | 四国放送アナウンサー |
所属政党 | 自由民主党[1] |
公式サイト | 遠藤あきよし公式Webサイト |
第37・39代 徳島市長 | |
当選回数 | 2回 |
在任期間 |
2016年4月18日 - 2020年4月17日 2024年4月18日 - |
えんどう あきよし 遠藤 彰良 | |
---|---|
プロフィール | |
出身地 | 日本 徳島県名西郡石井町 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1955年10月27日(69歳) |
最終学歴 | 青山学院大学法学部 |
職歴 | 四国放送ラジオ局アナウンス部 |
活動期間 | 1980年4月1日 - 2015年11月30日 |
出演番組・活動 | |
出演経歴 | 本文参照 |
遠藤 彰良(えんどう あきよし、1955年(昭和30年)10月27日[2] - )は、日本の政治家。徳島県徳島市長(2期)。元四国放送アナウンサー・ラジオ局次長兼アナウンス部長。
来歴
[編集]徳島県名西郡石井町出身。石井町立高川原小学校卒業。石井町立石井中学校卒業。徳島県立城北高等学校卒業後、青山学院大学法学部[3]へ進む。大学卒業後、1980年に四国放送へ入社。
大学在学中は落語研究会に所属。落語研究会の先輩に落語家の6代目三遊亭円楽、後輩にフリーアナウンサーで元讀賣テレビ放送(読売テレビ)執行役員待遇編成局エグゼクティブアナウンサーの森武史がいる[4][5]。入社したその年に『あんたがたいしょう』がスタート、同番組のパーソナリティとなり、2008年の番組終了まで出演。この一方で、朝ワイド『えんやこらワイド』のパーソナリティも1991年4月まで務め、若者リスナーと主婦を主としたリスナーを一緒に相手としていた。
月刊誌『ラジオパラダイス』のパーソナリティ人気投票では、最高で6位(1987年10月号、共演の佐藤旬子と同順位・同票数)になったことがある。佐藤旬子とともに、ダイドードリンコの阿波弁対応おしゃべり自動販売機の声を担当したことがある[6]。
2008年、アナウンス部長就任。2014年、ラジオ局次長を兼務。2015年11月30日付で四国放送を退職した。
2016年、徳島市長に初当選。2020年の市長選の落選後、いったんは2023年徳島県知事選挙への立候補を示唆した[7]が、結局立候補はしなかった。
2024年の徳島市長選挙で返り咲いた[1]。
選挙結果
[編集]2016年徳島市長選挙
[編集]2016年3月27日執行の徳島市長選挙に立候補[3][8]。現職の原秀樹は徳島市観光協会の近藤宏章会長を選対本部長に迎え、4選を目指した[9]。遠藤は弁護士の立石量彦、原ら3候補を大差で下し、初当選を果たした[10]。4月18日付で徳島市長に就任し、同日、市役所へ初登庁した[11]。
※当日有権者数:208,737人 最終投票率:45.70%(前回比:20.06pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
遠藤彰良 | 60 | 無所属 | 新 | 41,073票 | 43.33% | |
立石量彦 | 40 | 無所属 | 新 | 28,671票 | 30.25% | |
原秀樹 | 60 | 無所属 | 現 | 24,214票 | 25.55% | (推薦)おおさか維新の会 |
小松格 | 70 | 無所属 | 新 | 826票 | 0.87% |
2020年徳島市長選挙
[編集]2020年4月5日執行の徳島市長選挙に立候補。現職の遠藤彰良は2選を目指した。現職の遠藤と新人の内藤の一騎打ちとなる。遠藤は市民団体代表の内藤佐和子に敗れ、再選を逃した[12]。
※当日有権者数:209,983人 最終投票率:38.88%(前回比:6.82pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
内藤佐和子 | 36 | 無所属 | 新 | 41,247票 | 51.24% | |
遠藤彰良 | 64 | 無所属 | 現 | 39,248票 | 48.76% |
2024年徳島市長選挙
[編集]2024年4月7日執行の徳島市長選挙に立候補。現職の内藤佐和子は再選不出馬。国民民主党の推薦と石破茂の支援を受けた元衆議院議員の福山守との一騎打ちとなる。投票締め切りの20時直後に共同通信は遠藤の当選確実を報じ[13]、通算2回目の当選を果たした[1]。
※当日有権者数:205,296人 最終投票率:41.37%(前回比:2.49pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
遠藤彰良 | 68 | 無所属 | 元 | 48,292票 | 57.83% | |
福山守 | 71 | 無所属 | 新 | 35,218票 | 42.17% | (推薦)国民民主党 |
市政
[編集]- 2020年4月1日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入した[14][15]。
- 2024年9月14日、後藤田正純徳島県知事と遠藤は、県立の新ホールを市役所そばの徳島市立文化センター跡地から、藍場浜公園に変更して整備することで合意。10月7日、徳島市議18人は「短時間の協議で市長の一存で決定したことは看過できず、議会軽視の最たるもの」と反発し、遠藤に対する問責決議案のほか、県に対して慎重な対応を求める意見書、県市で締結した基本協定を破棄し、市が無償譲渡した同センター跡地の所有権移転を要望する決議の計3議案を提案した。3議案はいずれも賛成18、反対10の賛成多数で可決された[16]。
人物
[編集]フリー時代の出演番組
[編集]- 徳島市長選2024(2024年4月7日、四国放送)- ゲスト
徳島市長時代の出演番組
[編集]テレビ
[編集]アナウンサー時代の出演番組
[編集]テレビ
[編集]- おはようとくしま
- おはようとくしま プラス
- 徳島新聞ニュース(不定期)
- ゴジカル!(旅行宣伝)
- 濱口探検隊 おとろしや!秘境あわ妖怪伝説(ナレーター)
ラジオ
[編集]- えんやこらワイド - 初代パーソナリティ[2]。放送上のタイトルであった『あきよしのえんやこらワイド』を自身で命名。
- あんたがたいしょう(1980年7月6日 - 2008年9月28日)[2] - 入社1年目から番組終了まで、28年3ヶ月にわたってパーソナリティを担当。
- ロッテ僕の作文・私の作文
脚注
[編集]- ^ a b c d “徳島市長選、遠藤氏返り咲き 前回は「全国最年少の女性市長」に惜敗”. 朝日新聞. (2024年4月7日) 2024年4月17日閲覧。
- ^ a b c 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、274頁。
- ^ a b “徳島市長選 元四国放送アナ、新人・遠藤氏が出馬意向 2人目”. 毎日新聞(徳島版). (2015年11月14日)
- ^ 読売テレビ朝生ワイド す・またん!&ZIP!(2016年3月28日放送)で森武史が『大学の先輩で昨日徳島市長に当選した。』と発言。
- ^ 森武史
- ^ おしゃべり機能|自販機の紹介|ダイドードリンコ、2013年1月29日閲覧。
- ^ “徳島市長が知事を「うそつき」退任会見で知事選に出馬意欲”. 時事通信 (2020年4月14日). 2020年4月14日閲覧。
- ^ “徳島市長選 遠藤氏、正式出馬表明 費用増の再開発に反対”. 毎日新聞(徳島版). (2015年11月21日)
- ^ “迷走阿波踊り’18 /1 対立「新聞社外し」引き金に /徳島”. 毎日新聞. (2018年9月20日) 2022年5月13日閲覧。
- ^ “元四国放送アナウンサーの遠藤彰良氏、徳島市長選に初当選”. 産経新聞. (2016年3月27日) 2016年3月28日閲覧。
- ^ “遠藤徳島市長が初登庁 再開発「白紙撤回以外ない」”. 日本経済新聞. (2016年4月19日) 2016年4月20日閲覧。
- ^ “徳島市長選、内藤佐和子氏が初当選 最年少の女性市長に”. 朝日新聞. (2020年4月5日) 2020年4月5日閲覧。
- ^ “【速報】徳島市長選 前職・遠藤彰良氏が当選確実”. 共同通信 (2024年4月7日). 2024年4月7日閲覧。
- ^ “徳島市「パートナーシップ宣誓制度」、事前予約を開始 LGBT当事者「念願だった」 /徳島”. 毎日新聞. (2020年3月24日) 2020年4月1日閲覧。
- ^ “「やっと家族になれた」 徳島県内パートナーシップ宣誓の第1号、長坂航さん”. 徳島新聞. (2020年5月2日) 2020年5月29日閲覧。
- ^ “ホール建設巡り後藤田知事と合意の徳島市長に「議会軽視の最たるもの」と問責決議…午前3時40分頃に閉会”. 読売新聞. (2024年10月9日) 2024年10月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 遠藤あきよし公式Webサイト
- 遠藤あきよし (@endoakiyoshi) - X(旧Twitter)