コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

浦野哲盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うらの てつめい
浦野 哲盟
居住 日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
国籍 日本の旗 日本
研究分野 医学
研究機関 ノートルダム大学
浜松医科大学
静岡社会健康医学大学院大学
出身校 浜松医科大学医学部卒業
主な業績 凝固線溶研究
血栓止血の研究
主な受賞歴 斉藤奨励賞(1993年)
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

浦野 哲盟(うらの てつめい)は、日本医学者医療薬学生理学)、医師学位医学博士浜松医科大学・1985年)。静岡社会健康医学大学院大学副学長公立大学法人静岡社会健康医学大学院大学理事(教育研究担当)、浜松医科大学名誉教授医学部特命研究教授、十全オアシスクリニック院長

ノートルダム大学研究助手、浜松医科大学医学部教授、浜松医科大学副学長(情報広報担当)などを歴任した。

来歴

[編集]

生い立ち

[編集]

1975年(昭和50年)4月、設置・運営する浜松医科大学に進学し[1][† 1]医学部医学科にて学んだ[1]。1981年(昭和56年)3月、浜松医科大学を卒業した[1]。それに伴い、医学士称号を取得した[† 2]。さらに浜松医科大学の大学院に進学し[1]、1981年(昭和56年)4月から1985年(昭和60年)3月にかけて医学研究科にて生理学外科学を学んだ[1]。在学中に「Basic studies and clinical applications of fibrinolysis」[2]と題した博士論文を執筆し、医学博士学位を授与されている[1][2][3][† 3]

医学者として

[編集]

アメリカ合衆国に渡り、1986年(昭和61年)から1988年(昭和63年)にかけてノートルダム大学研究助手を務めた[1]

一方、日本においては、母校である浜松医科大学に採用されており[1]、1987年(昭和62年)から1991年(平成3年)にかけて医学部の助手を務めた[1]。1991年(平成3年)に浜松医科大学の医学部にて助教授に昇任し[1]、2001年(平成13年)まで務めた[1]。2001年(平成13年)4月、浜松医科大学の医学部にて教授に昇任した[1]。医学部においては、主として医学科の講義を担当した。その後、浜松医科大学は国立大学法人化されたが、以降も引き続き教授として勤務した。また、2016年(平成28年)4月から2020年(令和2年)3月にかけて副学長(情報広報担当)を兼務するなど[1]、浜松医科大学の要職を歴任した。2021年(令和3年)3月、浜松医科大学を退職した[1]。なお、これまでの功績により、同年4月に浜松医科大学より名誉教授の称号が授与された[1]

2021年(令和3年)4月、新設された静岡社会健康医学大学院大学に転じ[1]副学長に就任した[1]。また、同大学を設置・運営する同名の公立大学法人においては、2021年(令和3年)4月より理事(教育研究担当)を兼任している[4]。なお、古巣である浜松医科大学においては、2021年(令和3年)4月より医学部の特命研究教授を兼任しており[1]、引き続き研究にあたっている。

人物

[編集]

名の「哲盟」は「てつめい」[1]と読む。

略歴

[編集]

賞歴

[編集]
  • 1993年 - 斉藤奨励賞[1]

著作

[編集]

共著

[編集]
  • 黒島晨汎ほか共著『人体生理学』朝倉書店、2006年。ISBN 4254335024
  • 浦野哲盟・後藤信哉著『血栓形成と凝固・線溶——治療に生かせる基礎医学』メディカル・サイエンス・インターナショナル、2013年。ISBN 978-4-89592-736-9

編纂

[編集]

脚注

[編集]

註釈

[編集]
  1. ^ 浜松医科大学は、2004年にから国立大学法人浜松医科大学に移管された。
  2. ^ 医学士称号は、1991年7月1日以降の学士(医学)学位に相当する。
  3. ^ 医学博士学位は、1991年7月1日以降の博士(医学)の学位に相当する。

出典

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]