ミッドライフタワー
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ミッドライフタワー青森駅前 MIDLIFE TOWER | |
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情報 | |
用途 | 共同住宅、福祉施設、医療施設、商業施設 |
設計者 | アール・アイ・エー |
施工 | 西松・北斗建設工事共同企業体 |
建築主 | 青森駅前第一地区市街地再開発組合 |
事業主体 | 西松建設株式会社 |
管理運営 | 西松建設株式会社 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 |
敷地面積 | 1,506.39 m² |
建築面積 | 1,347 m² |
延床面積 | 14,937.48 m² |
階数 | 地上17階・地下1階・塔屋2階 |
着工 | 2004年5月 |
竣工 | 2006年1月25日 |
所在地 |
〒030-0801 青森県青森市新町1丁目116 |
座標 | 北緯40度49分39.5秒 東経140度44分7.4秒 / 北緯40.827639度 東経140.735389度座標: 北緯40度49分39.5秒 東経140度44分7.4秒 / 北緯40.827639度 東経140.735389度 |
ミッドライフタワー青森駅前(ミッドライフタワーあおもりえきまえ)は、青森県青森市新町1丁目(青森駅東口前)に立地する17階の複合施設である。青森駅前再開発によって建設され、隣接するアウガとともに青森市のコンパクトシティ構想のモデルとなっている。
概要
[編集]総事業費約五十億円をかけて青森駅前第一地区市街地再開発組合が施行主体となり、国や青森県、青森市から補助金を受け建設した。建設は西松建設が担当。
ビルの中心は高齢者対応型マンションとなっており、1階には「活彩市場・ぴあ」、レストラン「フィッシュ・オア・ミート」、「大黒(だいこく)寿司」、レオパレス21が出店している。また2階から4階に「ミッドライフクリニックAMC」(2階にはクリニックや訪問介護ステーション、3階から4階にはケアハウス)が入居しており、高齢社会に対応できるマンションである。「活彩市場・ぴあ」内のトイレの案内板には、日本語の他に英語・韓国語の表記があり、外国人観光者の対応もなされている。
増え続ける除雪費や高齢社会への対応を中心とした青森市のコンパクトシティの構想に基づいて開発され、高齢者に負担となる雪かきをする必要がなく、自動車を運転しなくても徒歩または自転車で買い物に行けるような環境が整っており、まちづくり学においてコンパクトシティの事例として挙げられることが多い[1]。
住民の利点
[編集]- 高齢者にとって重労働である「雪かき」をしないで済む。
- 市街地にあるため、ショッピングが便利にできる。
- 鉄道やバスなどの交通手段が揃っている。
このような利点が青森市街のマンションの利点であり、ミッドライフタワーにはさらに次のような利点がある。
- 診療所が備わっているため、わざわざ遠くの診療所へ行く必要がない。
- エレベーターを降りてすぐ「アウガ・新鮮市場」があるため、より買い物がスムーズにできる。
- 高齢者が住みやすいような設備が完備されているため、安心したセカンドライフを送ることができる。
沿革
[編集]周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ “「コンパクトシティ」―青森市の事例―-”. 日本商工会議所. (2005年2月18日)