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晴野まゆみ

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晴野まゆみ(ハルノマユミ)はフリーライター

略歴

昭和32年 東京都で生まれるが、 昭和46年福岡市へ転居。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業後、出版社に入社。63年勤務先を解雇される。フリーライターとして独立。主に情報誌、企業広報誌、雑誌などに執筆。一方、平成元年元職場の上司に対する福岡セクシュアル・ハラスメント裁判を福岡地裁に提訴。全国初のセクシュアルハラスメント裁判だった。平成4年全面勝訴し、今日のセクハラ防止ガイドラインが生まれる起爆剤にもなった裁判。しかし、法廷で被告側証人に過去の恋愛関係を暴露され、支援者とも考えの食い違いが生じるなど、彼女にとっては「原告A子」であることが大きな苦痛になっていった。法廷ではプライバシー保護のため、当事者の名前を読み上げない異例の措置が取られた。「匿名の『原告A子』となって、全国の女性に自分自身の問題と意識してもらえたが、個人的な感情を表に出せなくなった」という。8年実名公表。13年裁判の経過を著した「さらば、原告A子-福岡セクシュアル・ハラスメント裁判手記」を出版した。他にはドキュメンタリー写真集「失われゆく風景」がある。約二年半の取材を重ね、ビルの谷間の十三の風景をまとめた一冊の本は、失われていく”博多情緒”へのオマージュでもある。