ダウンタウンDX
ダウンタウンDX | |
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ジャンル | トーク番組 |
出演者 | ダウンタウン |
製作 | |
制作 | ytv' |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1993年10月21日~ |
放送時間 | 毎週木曜日22:00~22:54 |
公式サイト |
ダウンタウンDX(-デラックス)は、ytv'(読売テレビ)制作、日本テレビ系列で放送されるトークバラエティ番組。ダウンタウンの冠番組。1993年10月21日から毎週木曜日22:00~22:54に放送されている。
数年に一度、コンセプトを全て変える完全リニューアルを行っており、放送開始と現在では全く番組内容が違う。かつてはゲスト一組を迎えてのトーク番組、国民投票などのクイズ番組、三回投げてなどのゲーム番組だったこともあった。
字幕放送。地上デジタル放送は2007年5月3日放送分からハイビジョン・データ放送。一部地域では再放送(主に昼間のローカルセールス枠の時間帯にて。この場合、データ放送、字幕放送は実施なし)も行われている(中でも札幌テレビ放送(STV)では週に2回、再放送を行う傾向にある。)。
出演者
司会
準レギュラー
概要
- 現在(1999年10月以降)は毎週数名の芸能人をゲストに迎え、写真やエピソードを紹介しながらゲストの素顔を探る。ゲストは俳優、タレント、アイドル、お笑いタレントなど多彩な顔ぶれだが短期間にゲストが何回も出演することが多く、俳優、タレント枠のゲストの多くがバラエティー系であったり、準レギュラーの木村祐一や千原兄弟をはじめ山崎邦正や雨上がり決死隊のように吉本興業所属者や笑福亭笑瓶のようにダウンタウンと親しいゲストの場合が多い。
- 改編期(春・秋)や夏・年末には2時間前後のスペシャル番組「ダウンタウンDXDX」が放送される。また年2回程度行われる未公開トーク集では、木村祐一が得意の料理などでダウンタウンをもてなす。
- クイズ番組時代、番組クレジットは「ダウンタウンDX」ではなく「ダウンタウンデラックス」となっており、スペシャルの際は「ダウンタウンデラックスデラックス」と表記された(新聞ラテ欄表記は「ダウンタウンDX」のまま)。
- 収録は主に東京メディアシティ(TMC)内・TBS砧K1スタジオで隔週木曜日行われる(なお、トーク番組時代は大阪・読売テレビ第1スタジオで、クイズ番組時代は東京・読売テレビ多摩スタジオで収録されることが多かった。)。
- 2005年4月、セットが7年ぶりに一新された。このときより、それまでは多用度の低かったテロップが飛躍的に増えたが、2007年度からは画面右上に「トークLIVE」と表示した上で、スタジオトークの発言テロップが再び原則的に表示されなくなった。なお、「LIVE」と表示されているが生放送ではない。
- 2006年6月29日には19:58~22:48に初めて3時間スペシャルが放送された。
- 2007年5月3日放送分よりハイビジョン制作となる。なお地上デジタルテレビジョン放送では4:3画面の中のタイトル見出しに準じた見出しなどが4:3画面から外れた部分に付けられる事がある。
- この番組を最初に企画したのは当時「鶴瓶上岡パペポTV」や「EXテレビ」を手がけていた白岩久弥(初代プロデューサー→2代目チーフプロデューサー)。番組開始直前に「深夜番組の名物プロデューサーがゴールデンに進出」として新聞にインタビュー記事が掲載され、出演者のみならず裏方のスタッフもが注目される中でのスタートであった。
- 浜田が「浜ちゃんと!」(読売テレビ)でダウンタウンのレギュラー番組で最もギャラが高い番組と語った。また、「東京進出してキー局の番組をバンバンやっていこうというのに、読売テレビの番組って・・・と思って最初はやりたくなかった」とも語った。
トーク番組(現行スタイル)
(2007年1月現在)
- 数字で見る芸能界
- それぞれゲストについて数字を出し、それが何に関するものなのかを見ながらトークする。まず、浜田が紹介するが、内容が少し気に入らなかったりすると、浜田はゴニョゴニョと小さな声で聞こえづらい声で読んだりすることがある。ゲストが何か本や私物をスタジオに持ってくることがある。その時、それを物色している司会の浜田は、テーブルの上に置くふりをしながら床に落とすことがあり、ゲストがツッこんでスタジオが笑う。
- スタッフだけが知っている 芸能界「密室」報告 → 打ち合わせでこんなの撮れちゃいました(途中からコーナータイトルを変更)
- 2006年10月から登場。ゲストが番組スタッフと打ち合わせをしている際のVTRを流し、そこで表われるゲストの口癖などをネタにトークする。打ち合わせ場所は「港区某事務所」など具体的な名前は伏せている。東幹久はよく右腕を振る、中尾彬はよく語尾に「だろ?」をつけるなど、本人が自覚していない様子が映され、爆笑が起こる。2006年11月16日OAの小沢仁志のVTRでは、明らかにその筋と思われる風貌だったため、浜田から「ヤクザやん!!」と突っ込まれた。さらにところどころに出る任侠言葉も、一部ピー音がかぶるほど過激だった。
- 視聴者は見た!
- 1998年9月24日の秋スペシャルから登場した現在の番組のコーナーの中でも長寿コーナーとなっている。視聴者から寄せられたゲストの目撃情報・チクリ情報を紹介。コーナーのマスコットキャラクター『トスポ』のグッズが投稿採用者にプレゼントされる。投稿を受け付けるポスト『小トスポ』が全国各地の商業施設等に設置されている。海外でもハワイ・ロサンゼルスに存在する。コーナーおよび番組の最後には今後出演予定のゲストの情報を募集するテロップが表示される。また、ダウンタウンの誰かを目撃した内容の葉書・メールなどの時はダウンタウンの誰かではなくゲストが読むことがある。最近は他の人にキレる、店員に説教するなどの情報は、浜田が文末に「死ねばいいのに」と発言し「書いてないやろ」とツッこまれることもある。ハガキを渡すキャラクター「トスポ君」の声は構成作家でありダウンタウンの番組ブレーンの一人でもある倉本美津留である。
- 芸能人ってちょっと変かも?
- ゲストが数人、「これって私だけ?」と思われそうなエピソードを話す。他の出演者に同感されることもあるが、ブーイングされることも多い。
- スター覗き見ランキング
- 番組後半のコーナー。あるテーマに基づいたゲストのエピソードを1~5位まで発表。毎回1~2つのテーマを取り上げる。
- このコーナーでは暴力団(※番組では「その筋の方」とか「コワイ世界の方」と隠語で言われる)関係のエピソード(たとえば、恐喝されたとか、屈辱的な体験を強要されたとか)が出ることが多いのでBPO・PTAからクレームがくるらしい。
- また、心霊体験などのエピソードも多いが、本人は真面目でも他人には冗談にしか聞こえないもの(的場浩司の「ゴム男」など)が大半である。ランクインされたゲストを司会の浜田が発表するが、その際千原兄弟がゲストで出ているときは千原靖史(せいじ)に対して「第○位は千原靖史(やすし)!!」とわざと間違って言う。当然、千原靖史は「せいじ!!」とツッこむ。このやりとりは他のコーナーでも見られる。千原靖史は「千原せいじ」と改名したが改名後も浜田に「やすし」と言われていた
スペシャルでの企画
- スターの私服
- 特番「ダウンタウンDXDX」でのみ行われる人気コーナー(であったが最近は通常時でも時たまやることがある)。ゲストがその日着てきた私服を合計金額順に紹介する。高級な宝飾品やブランド品で1000万円や1億円を突破するゲストも多い。
- 期間限定!熱弁!言わせて!私が見つけたウマイ料理 → 芸能界ミシュラン熱弁!私の三ツ星料理
- 2007年1月11日放送の2時間スペシャルで初登場のコーナー。ゲストがお勧めの料理をお店と共に紹介。ゲストは気に入った情報があった場合、何故か手書きでメモしなければならないのが特徴。料理は収録終了後出演者全員で頂く。紹介したお店は番組ホームページで見ることが出来る。
過去のコーナー
- スター先週の土曜日
- ゲストの近影(プライベートや仕事場など)を紹介し、エピソードをトークする。
- スターの土曜日ザ・ムービー
- 2004年秋ごろ開始。デジカメで撮影した30秒のムービーを紹介しながらトークする。
- スター勝手に表彰状
- 2004年秋ごろ開始。ゲストと関係が深い有名人がVTRで出演。表彰状を掲げながら、主にプライベートの暴露をする。その表彰状はスタジオでダウンタウンがゲストに手渡す。
- スター福袋
- ゲストの家族の写真や「スター勝手に表彰状」などを紹介。
- スター青春白書
- ゲストの過去のプライベート写真を紹介。関根勤や笑福亭笑瓶の幼少時代の写真は必ず爆笑を生んだ。
- スター赤面白書
- ゲストがかつて出演していた今となっては恥ずかしい作品の映像や写真を紹介。
- お金の使い方ランキング
- ゲストが何にいくらお金をかけたかをランキング形式で発表。
トーク番組時代
最初期は、いわゆる大物芸能人をメインゲストとして招き、ダウンタウンと3人でトークをする内容であった。ゲストにちなんだ内容のスタジオセットを作ったり、トークに入る前のイントロ的なコーナーを行ったりした。また、トークの間にもミニコーナーが放送された。
- ゲストとミニコーナーやスタジオセットの例
- 菅原文太(第1回放送のゲスト)
- 加藤茶
- 加藤とダウンタウンが、ハゲヅラにステテコと腹巻といった格好で、縁側でひなたぼっこしている様な感じでトーク。
- 武田鉄矢
- 武田が金八先生、ダウンタウンが不良生徒という設定で、金八が彼らの話をいろいろ聞いていくというトーク。
- 島田紳助
- 紳助が吉本興業の社長という設定で、ギャラ交渉に来たダウンタウンとトーク。
トークの合間のミニコーナー
- ダウンタウンの天気予報(「ヤン坊マー坊天気予報」のパロディ)
- 子供の歌(歌も『ヤン坊-』のパロディ)をバックに、ヒー坊マー坊に扮したダウンタウンのVTRが流れ、その日発表された本当のあすの天気予報(送出マスターの提供クレジットテロップから表示)が流れる。
- ダウンタウンの社会見学
- 学生服を着た二人が、工芸品や工業製品などが作られているところを原則無言で見学する短いロケコーナー。一切ギャグなどはなく、真面目な状況とダウンタウンとのミスマッチを狙ったもの。なお、このコーナーにはゲストは出ないが唯一、大原麗子の回だけは彼女もロケに同行。養蜂所の見学だったが、大原麗子だけハチに刺されるというハプニングがあり、泣き出す大原と爆笑のダウンタウンのコントラストが傑作の回。
その後、ゲスト数名とともにトークをしながらビッグスターイメージレース(後述)をするようなクイズとトークの中間のような内容を経て、ペア制クイズ企画に変わる。
クイズ番組時代
当時の番組クレジットはダウンタウンデラックス。2人組4チームによる対戦。1枠は田代まさしのチーム、4枠は笑福亭笑瓶もしくは関根勤(隔週交代)のチームとなっており、その他の解答者はゲスト。中尾彬と江守徹の友人コンビの面白さを発掘した。
コンセプトはギャンブル。基本的に街角アンケートの集計を基に、パネラーがアンケートの回答を予想するスタイルのクイズ番組で、優勝チームが得点に比例した賞金を獲得した(当初は得点単位が「円」で、余りにもストレート過ぎる表現だった為、「点」に単位を変更)。所持金(点数)が倍増または半減する仕組みのクイズが多く、後半になればなるほど得点の動きが大きくなるシステムを取っていたため、優勝チームが数百万円もの賞金を獲得する回もあれば全員が賞金を獲得できない回もあったりと、獲得賞金の波は激しかった。
ダウンタウンはギャンブルの胴元というスタンスを取っており、「ダウンタウンのおいちょかぶ」など、ダウンタウンと対決するクイズもあり、全チーム不正解で得点が大幅に没収されたり、賞金獲得者が現れなかったりした場合は、スタジオを走り回って胴元としての喜びを表現していた。
- 1000人アンケート 2ケタを狙え!
- 1000人に「○○な有名人は?」といった内容のアンケートをし、回答数が2桁(99人~10人)となった項目を当てるクイズ。ただし、100人以上及び9人以下の答えを書いたらドボン。当初はボーナスチャンスという形で番組の中盤に行われていたが、1996年2月1日以降はオープニングクイズとして行われた。1995年12月21日の「ダウンタウンDXDX」では、1人も答えなかった解答を書くと「大ドボン」となり、逆に1万点没収となるルールで行われた。
- オープニングクイズ 世間はどっち!
- 1995年11月30日~1996年1月25日放送分の間に行われた、最初の持ち点決めのクイズ
- 101人に聞いた2択のアンケートで、どちらが多数派になったかを予想。正解チームは3万点から、不正解チームは1万点から、それぞれスタート。
- 1000人アンケート 芸能人七ならべ→1000人アンケート 新 七ならべ
- 予め公開されている7位の項目をヒントに、1000人アンケートの上位6項目を当てる。アンケートのお題は、「芸能人七ならべ」では指定した頭文字やテーマに合った有名人の名前を、「新 七ならべ」では芸能人の名前だけでなく様々なテーマから質問を出した。1項目正解につき5000点獲得、更に最後の1項目を当てれば30000点獲得となる。逆に、8~10位を当てるとドボンとなり5000点減点。
- ビッグスターイメージレース
- クイズ時代初期によく行われていたコーナー。街行く一定の人数(多くの場合20人)にアンケートを取り、あるお題に当てはまりそうな芸能人5人の中から一番ピッタリな芸能人を挙げてもらう。各チーム、どの芸能人に一番早く10票集まるかを予想して、得点を賭ける。最初に10票獲得した芸能人を的中させると、賭け点×オッズ(松本人志が、予め結果を知らない状態で決定)分の得点が返って来るが、外れたチームは賭け点が没収される。EXテレビの「抱かれたいのは誰」の流れを汲んでおり、「島田紳助がオールスターの皆様に芸能界の厳しさ教えますスペシャル!」や「芸恋リアル」でも、類似企画が行われている。
- 芸能人発想辞典→クイズ発想辞典ルネッサンス
- 3人のタレントに「あ」~「ぽ」までの各文字から始まる言葉を言ってもらい、その回答を予想するクイズ。ヒントとして「傾向と対策」という形で、各人それぞれに同一傾向を示す回答をいくつか紹介した後に出題される。問題となる文字は3人とも同じ文字である。正解すると、1人…1万点、2人…2万点、そして3人全て当てると10万点。
- 1996年3月28日の「ダウンタウンDXDX」では、松本人志の回答を予想する「原色松本人志発想図鑑」と題した特別編が行われた。「な」から「中4日いや5日」、「ぜ」から「全体会議」等、ある意味松本らしい常人とはかけ離れた回答が多かった為、予想を的中させるのは困難を極めた。
- 1人のタレントが指定された動詞から何を連想するのかを当てる「潜在意識実験室」という兄弟版コーナーも数回だけあった。
- 2005年7月7日の「ダウンタウンDXDX」で「スター脳内図鑑」として復活。1人の傾向と対策が出され、何を言うか当てるというルールで行われた。
- バイバイチャンス・ダウンタウンのおいちょかぶ
- あるアンケート調査のベスト10の項目のみが挙げられ、順位は隠されている。まず松本が配るカードを引き、最初の持ち数字を決める。そして、その数と順位の合計を足した時の下一桁が9になるように項目を選ぶ。(おいちょかぶのルールと同じ)
- 親であるダウンタウンとの対決形式で、ダウンタウンよりも9に近ければパネラーの勝ちで得点倍増、以下(ダウンタウンと同数も含む)ならばパネラーの負けで得点半減となった。
- 合計した時の下一桁の呼称は次の通り。0=ぶた、1=いんけつ、2=にたこ、3=さんた、4=よんた、5=ごけ、6=ろっぽう、7=なき、8=おいちょ、9=かぶ。
- バイバイチャンス・日本人のあいうえお
- 日本人1000人に、指定されたテーマに合う言葉(多くは「ある1字の平仮名(「あ」~「ぽ」まで)が頭に付く言葉と言って真っ先に思いつく言葉」、末期は「赤いもの」等)をアンケート調査し、1位(問題によっては2位)となった言葉を当てるクイズ。1位(2位)を当てると得点が倍増。2位(1位)と11位以下を当てると得点が半減する。3~10位ならセーフで得点変化は無し。
- センスグランプリ 日本人の3択→カタログクイズ 日本人の3択→クイズ・芸能人グランプリ!日本人の3択
- 1000人にアンケート(全て3択の質問)を行って、3項目の中で最も多く票を得た項目をは何かを当てる。各チーム、代表者1人が解答。5問出題して、正解数のトップの人に得点。これを、代表者を変えて2回戦行う。「カタログクイズ」では写真や映像を見て選ぶ質問を、「芸能人グランプリ」では芸能人・芸能界に関する質問を出題。
- DX国民投票→DXスーパー国民投票
- 街頭で1000人(5世代×200人か4世代×250人。特番では2000人の場合もある)にアンケートを行い、最も票を多く得た項目はどれかを予想する。「ビッグスターイメージレース」同様、松本がオッズを決め、これまでの上位チームから順番に、1位だと思う項目に得点全てを賭ける(1996年3月28日の「ダウンタウンDXDX」までは、賭け点も指定出来た)。他チームと同じ項目に賭ける事は不可。見事1位の項目を当てれば優勝、賭け点×オッズ×2円の賞金を獲得。但し、全チーム外れた場合は、その回の優勝者は無し。このコーナーのみ、後のゲーム番組でも行われることになる。
ゲーム&合同トーク番組時代
6人による個人戦となった。その後、途中から松本もパネラー同様にゲームに参加するようになり、7人による個人戦となった。当初はゲームのみであったが、後にトークコーナーが追加され、徐々に現在の形に移行した。
ゲームコーナー
- 三回投げて!(後に「三回投げて!イレブン」)
- 少し大きめのビー玉くらいのサイズのボール10個(後に11個)を壁の穴に投げ込む。3回挑戦して、入った個数×1万点が得点となる。後に浜田も参加するようになり、浜田よりも入れた個数が少なかったパネラーは、得点が半減される。
- 10個の頃は10個すべて入ればボーナスとして賞金が貰えた。賞金額は繰越制で、最高で50万円まで増え、川合俊一が成功・獲得した。また、11個のころでは藤崎奈々子から始まり関根勤、笑福亭笑瓶、松本人志がパーフェクトを達成。特に関根は3度もパーフェクトを出した。
- 田代まさしはこのゲームを苦手としていたが、一度11個をくっつけて塊にした物を持って来るというボケをかました。そしてそれを投げたところ、偶然にも壁の穴に入ってしまった。当然記録は無効になったが、スタジオは爆笑と驚きの混じった雰囲気になった。
- DXスーパー国民投票
- クイズ番組時代からの継続コーナーで、最終ゲーム。ゲーム時代は解答者は揺れる木馬に乗りながらVTRで結果を見守る形で、最終結果発表の時は最下位から順番に木馬が停止して後方へ下がり、最後まで動いている木馬(即ち、トップ投票)に乗るパネラーが優勝となった。
- 歌ゲーム音楽祭
- 最初に指定された言葉を含む曲を歌う。
- うそつきクイズ!世界の歌謡ショー
- 解答者が3人一組の2チームに分かれて、一方が出題側、もう一方が解答者となる。外国の曲が日本語に訳されて紹介されるが、一部が空欄になっているので、そこに当てはまる歌詞は何かを、解答者3人は四択の中から当てる。四択の選択肢は、出題側の3人+松本の4人がそれぞれ考える(まず浜田が各々に紙を渡すが、1人には「○○(正解)と書いて下さい」と、残り3人には「おまかせ(嘘の選択肢をアドリブで書く)」と、それぞれ指定がされている。)。松本は普通ボケ選択肢を書くため、真面目な選択肢を書いた場合はそれが正解であるのは自明であった。
- お願い名前を呼んで
- 目にする機会はあるものの、あまり名前を知られていない物の正式な名前を当てる(例:トイレなどの詰まりを直すスッポン-正解は「ラバーカップ」)。番組スタッフが機械を用いて、声色を変えてその物になりきって喋っており、正解・不正解の判定やヒントを出す。正しい名前を呼ぶと「は~~~~い」と返事をしてもらえて、得点を獲得。
- もしもし サカシタさ~ん
- 和室のセットに置かれた電話から、何も知らない「坂下さん」という人物に、テーマに挙げられたものを18秒以内にわかりやすく解説し、留守番電話に吹き込む。全ての出演者が吹き込み終わると坂下さんから電話がかかってきて、誰がわかりやすかったかを言う。わかりやすかった事柄の説明を出来れば得点となるが、逆にわかりにくかった事柄の説明をしてしまったら得点半減となる。ちなみに「坂下さん」の声を担当していたのは、当番組の構成作家でもある木村祐一である。
- 肉体ゲーム 対決顔当て~ん!
- パネラーが1対1で、発泡スチロールで出来たピンポン玉サイズのボールを交互に投げ合い、どちらかの顔面にぶつかるまで行う。このボールはあまりに軽過ぎて空気の抵抗を受ける為変化球になりやすく、中々真っ直ぐに飛ばない。その為よけるのは禁止。
- 声クイズ!ヒヤヒヤヒアリング
- ある有名人の声が録音されたテープを聴き、それが誰かを当てるクイズ。早抜け方式で、早く正解するほど高得点となるが、制限時間内に答えられない場合は得点が半減する。ちなみに伊東四朗はこのコーナー名を馬鹿にしておきながら苦手としていた為、彼が出演する際には「伊東四朗の~」と呼ばれた。また伊東が高得点を獲得していると急遽このクイズが出され、一気に得点を下げる場面も見られた。
- クイズ後ろ顔
- ある有名人の後頭部が映し出されるので、それが誰かを当てる。後にスペシャルゲストとして扱われるようになった。
- 芸能界クイズ!!ブラックレイ~ん
- 浜田そっくりのテディベア(はまディベア)をバトン代わりに、古今東西ゲームの要領で、お題に該当する有名人の名前を1人ずつ言っていく。10秒以内にお題の有名人を答えられないと脱落、出演者と観客全員から「ブラックレイ~!」とコールされて、黒く塗られたレイをかけられる。数名脱落した時点で終了となり、脱落者は得点が減点される。
- 玉子ゲーム!!ドキドキコロリ~ん
- 2メートルのレールの上に鶏の卵を転がし、ゴールの熱されたフライパンを目指す。レールの周囲にはαゲルという衝撃吸収材が敷かれ、卵を床に落として割れることのないように配慮されている。最高記録を出した人にボーナス点。ちなみに、このコーナーでゴールにたどり着いたのは菅野美穂だけで、クリアしたご褒美としてその目玉焼きを食べた。
- スペシャルの際はダチョウの卵を転がした(但し、ゴールにはバスケットが置いてある)。数名がゴールに達したが、松本は勢い余って衝撃吸収材の外にたまごを落とし、割ってしまった(落としたくらいでは割れない筈だったが、運悪く角に当たってしまったため)。その上、卵の中身で滑って転倒してしまった。
- このゲームの前身には、「ボーナスチャンス!玉子落として3万点!!」と題して、高所からフライパンの中央に置かれたαゲルの的をめがけて、玉子を落とすゲームがあった。
- シャボン玉ゲーム!チームワーク~ん
- このゲームのみ、6人のパネラー+松本が協力して挑む団体戦。順番にストローで一息だけ吹いて、シャボン玉を1~10個作る。他の人と作った個数が被らなければ成功で、7人全て成功したら全員の得点が倍増される。
- 但し、他の人と作った個数が被った(この場合は、被った相手共々)、シャボン玉が1個も出来なかった、シャボン玉を11個以上作ってしまった場合は、ドボン。得点が半減される。
- 歌ゲーム!!ドレミしようかな!!→歌ゲーム!!新ドレミしようかな!!
- あるテーマに沿った単語を「あ」~「わ」で始まる言葉で「ドレミの歌」のメロディーで歌う。後に事前に一般人から聞いたベスト5を当てるルールに変更された。
- 夏ゲーム!!3円落として!!
- 水の入った水槽の中に小さな3段の塔のようなオブジェ(塔の屋根は小皿のようになっており、1円玉が乗るようになっている。)があり、そこへ一円玉を落とし入れる。上の段の皿に乗るほど高得点。一見簡単そうだが、一円玉は水の中で激しく揺れ、外れてしまう事が多い。コーナー名どおり夏季限定で行われた。
- 秋のゲーム!!ハラハラまつたけ~!!
- 円台に国産の松茸を山のように積み、頂上に松茸が1本立っている。山崩しの要領で、松本を含むゲストたちが塔を崩して頂上の松茸を倒さないように松茸を取っていく。取ることができたらお持ち帰りができる。誰かが山を崩した時点で終了。崩したパネラーは得点が半減。司会の浜田はCCDカメラで松茸の様子を撮影していた。
- 世界卓上
- 世界各国のコインを使ったおはじき対決。
- ゲタとばしーん
- 全員一斉に履いている下駄を飛ばして、下駄が表を向いた人は勝ち残り。これを3回行って、3回とも表を向いていれば10万点獲得。
トークコーナー
- 泣きメンタリー三分間劇場
- 柴田理恵がトークのコーナーでドラえもんの話(『のび太の結婚前夜』)を思い出して号泣したのをヒントに出来たコーナー。おもわず会場の涙を誘うストーリーを紹介する。『4時ですよ~だ』(毎日放送)の最終回で松本が思わず座りこんで泣き伏せるVTRが流されたこともあったが、その時は松本以外の全員が爆笑していた。
- 漫画など、映像・音声の無い作品については、出演者全員でアテレコすることもあった。松本零士の戦争漫画「スタンレーの魔女」(戦場まんがシリーズ)など、演技に熱が入り出演者全員で号泣しながらのアテレコもあった。
- その他のアテレコ作品には「おそ松くん チビ太の金庫破り」(チビ太(元金庫破り):榊原郁恵、イヤミ(刑事):石田純一)、「ブラック・ジャックおばあちゃん」(ブラック・ジャック:高橋英樹、おばあちゃん:小林幸子、息子:関根勤)、「寄席芸人伝 バタ蝶」等。松本は老人役が多かった。
時差ネット局
- 大分放送(TBS系列)・・・毎週火曜日0:55~1:50(クイズ時代から定期ネット開始。開始当初は土曜日13:00~、それ以前はテレビ大分で月曜22時・当時のytv枠に穴埋め番組として放送されたことあり)
- 沖縄テレビ放送(フジテレビ系列)・・・毎週金曜日15:54~16:48
過去ネット局
- 宮崎放送(TBS系列)2007年3月26日放送分をもって打ち切り
スタッフ
- ナレーター:八奈見乗児
- 構成:かわら長介、高須光聖、倉本美津留、木村祐一/長谷川朝二、山名宏和、鈴木しげき、下田雄大
- 技術:北條吉彦(ytv')
- 美術:伊藤大樹(ytv')
- スタイリスト:高堂のりこ、北田あつ子
- メイク:牧瀬典子
- 広報:丸谷忍(ytv')
- 制作デスク:山本美沙恵
- 協力プロデューサー:菊井徳明
- アシスタントプロデューサー:関聖子(ytv')、古川圭介(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、若生さとみ
- ディレクター:勝田恒次(ytv')/西田治朋、金城聖門、並木慶、堀家寛之
- 演出:西田二郎(ytv')
- プロデューサー:武野一起(ytv')/岡本昭彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 技術協力:ヌーベルバーグ、共立、東京メディアシティ、サウンドエフェクト、HIBINO、ADEC、教映社
- 美術協力:フジアール
- 番組ロゴ、キャラクター:仲里カズヒロ(studio-pool.com)
- スタッフ協力:バックアップメディア、クロスブリード
- 協力:ワイズビジョン
- 制作協力:吉本興業
- 制作著作:ytv'
※過去のスタッフ、および以前の肩書
- 番組当初の主題歌
- GOLD WAX「カルシウムが足りない」
- ディレクター→プロデューサー・ディレクター
- 武野一起(ytv'→ワイズビジョン)
- ディレクター→プロデューサー
- 山口将哉(CRUSH OUT)※現Fandango所属プロデューサー
- ディレクター
- アシスタントプロデューサー
- プロデューサー
- 演出・プロデューサー→チーフプロデューサー
- 白岩久弥(ytv'→ワイズビジョン)
- チーフプロデューサー
- 制作
- 今岡大爾(ytv'、番組黎明期のみ)
外部リンク
前後番組の変遷
日本テレビ系列 木曜22時枠(ytv制作枠) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ダウンタウンDX
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