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吹き戻し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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誕生日会で吹き戻しを吹く子供たち

吹き戻し(ふきもどし)とは縁日などでよく見掛けられるおもちゃである。巻き取り巻き笛ピーヒャラ笛蛇笛ぴろぴろ笛などとも呼ばれる。英語ではblowouts、party hornと呼ばれる。

概要

プラスチックの吹き口とつぶれて丸まった紙筒からなる。息を吹き込むとピーという音とともに紙筒が伸びて、吹くのをやめると先の方からクルッと戻ってくるというもの。息を多量に吹き込むため、呼吸トレーニングに使われることが少なからずある。使い方によってユニークな見た目になるため宴会芸にもよく用いられる。クルクル戻る仕掛けは丸まった紙筒の中に、しごいて巻き癖を付けた細い金属の線材が入っていることによる。淡路島の工場に行くと、線材しごきの体験をしたり、様々な吹き戻しで遊ぶことができる。吹き戻しを吹くことで腹式呼吸や口元の筋肉をつけることの訓練にもなるので、近年は安価なリハビリテーションの道具としても使われ始めている。

バリエーション

1本のものが普通だが、中には二股、三股にも分かれているものが存在する。また鼻眼鏡などにも応用され、ユニークさを引き立てるためにも使われる。

外部リンク