金沢市立高尾台中学校
金沢市立高尾台中学校 | |
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国公私立 | 公立学校 |
設置者 | 金沢市 |
校訓 | 敬愛 奉仕 誠実 |
創立記念日 | 7月7日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
所在地 | 〒921-8155 |
北緯36度31分22秒 東経136度38分3秒 / 北緯36.52278度 東経136.63417度座標: 北緯36度31分22秒 東経136度38分3秒 / 北緯36.52278度 東経136.63417度 | |
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金沢市立高尾台中学校(かなざわしりつ たかおだいちゅうがっこう)は、石川県金沢市高尾台1丁目にある市立中学校。
概要
本校は昭和50年代以降の、金沢市中心部のドーナツ化現象に伴う急速な人口増加により、市南部地区の野田中学校・泉中学校・額中学校の生徒数増加に対する解決策として、通学区域変更を行い、昭和56年4月1日に開校した[2]。
本校の校区は金沢市のベッドタウンともいえる市街化区域ではあるが、閑静な住宅地域としての特徴を持ち、生徒も落ちついて学習に取り組み、スポーツ面、文化面ともに比較的水準の高い地域である[2]。
1996年に生徒数増加にともなう、大規模校解消のため、再び通学区域変更が行われ、それまで本校に通学していた三馬小学校の卒業生が、同年4月より新設された「清水中学校」に通学することになった[2]。
沿革
- 1981年4月1日 - 金沢市立高尾台中学校開校[2]
- 1981年7月22日 - 屋外プール(7コース,シャワー,脱衣室,便所付)完工竣工式及びプール開き,校旗,校名旗授与[2]
- 1989年8月24日 - 第37回日本PTA全国研究大会(沖縄)で本校PTAが発表日本PTA全国協議会より感謝状受賞[2]
- 1990年11月19日 - PTA文部科学大臣賞受賞[2]
- 1990年11月22日 - 校訓の碑建立[2]
- 1992年4月1日 - ボランティア活動普及事業協力校(1992~94年度)[2]
- 1993年4月1日 - 県・コンピューター利用研究推進校(1993~94年度)、学校集金口座振替制導入[2]
- 1993年8月14日 - 第1回同窓会幹事会,組織作り,会長山元一樹(1982年度卒)[2]
- 1996年4月1日 - 清泉中学校開校にともない,三馬小学校区は清泉中学校へ通学区域が変更される[2]
- 1996年5月13日 - NTTよりコンピュータが20台貸与第二CAI室開設[2]
- 1999年4月1日 - 情緒障害学級設置[2]
- 2005年9月1日 - 校舎耐震補強工事完了[2]
- 2008年5月9日 - 在日ベルギー大使訪問、EU講演会開催[2]
- 2009年11月7日 - 石川県PTA連合会表彰受賞[2]
- 2009年11月29日 - 金沢市「思いやりの心」活動・奨励賞(学校賞)受賞[2]
- 2011年9月20日 - 体育館耐震補強工事完了[2]
- 2014年9月30日 - 外壁塗装工事第一期工事終了[2]
- 2015年12月18日 - 外壁塗装工事第二期工事終了[2]
- 2016年8月31日 - 外壁塗装工事第三期工事終了[2]
- 2017年4月1日 - 若手教員早期育成プログラム実践モデル事業校[2]
- 2020年3月26日 - エアコン設置工事完了[2]
通学区域
富樫小学校通学町、伏見台小学校通学町、扇台小学校通学町(額新町1丁目、額新町2丁目、光が丘1丁目、額新保1丁目、馬替1丁目、馬替2丁目、馬替3丁目、高尾台4丁目151番地~158番地を除く。)[3]
学校教育目標、方針
教育目標
(1) 確かな学力を身につけた,個性豊かで創造性に富む人間の育成[2]
(2) 敬愛の念を持ち,人権を尊重する人間の育成[2]
(3) 心身ともに健康で,社会に貢献する,責任感の強い人間の育成[2]
教育方針
(1) 人間尊重の精神を基本として,生きる力を育む学校経営を推進する。[2]
(2) 基本的生活習慣の確立とともに,自律性や積極性に富む人間形成に努める。[2]
(3) 自らの指導力向上のために,実践研究を中心にした研修の充実に努める。[2]
(4) 生徒の健全育成をはかるために,家庭・地域社会・小学校との連携に努める。[2]
めざす生徒像・学校像・教師像
めざす生徒像 「目標を持って努力する生徒」
①「敬愛」を意識させ、「思いやりのある生徒」を育成[2]
②「奉仕」を意識させ、「すすんで学び働く生徒」を育成[2]
③「誠実」を意識させ、「あいさつができ時間や決まりを守る生徒」を育成[2]
めざす学校像 「安心・安全な学習環境が提供できる学校」
①生徒が生き生きと活動し、魅力溢れる楽しい学校[2]
②安心・安全で、規律や思いやりのある落ち着いた学校[2]
③保護者や地域から信頼され、充実した内容の授業が行える学校[2]
めざす教師像 「生徒理解に努め、信頼される教師」
①生徒から信頼される教師 ・・・・ 生徒に寄り添い,成長を支える真剣な姿[2]
②保護者から信頼される教師 ・・・ 生徒の成長を共に願い、共感・共同で育てる姿勢[2]
③地域から信頼される教師 ・・・・ 地域の活力を取り込み、共に育てる活動の推進[2]
④仲間から信頼される教師 ・・・・ 若手、ミドル、ベテランによる組織的な教育活動の推進[2]
日課
- 金は5時間授業。金以外は6時間授業。
- 通常日課と特別日課がある。
校歌
作詞作曲
歌詞
日々新しき光あり 花咲き鳥の 声ひびく 高尾が丘の学び舎に 若き命の 眉あげて 英知の鏡 磨くべし[2]
一望のもと 加賀平野 海の夕映 極まれば 茜に空は かがやきて ここに詩あり 祈りあり 飛翔自在の 思いあり[2]
世界は一つ 人類の 平和を願う さとき声 敬愛奉仕 誠実の 新しき代を 打ち立てん おお高尾台 中学校[2]
特色
新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて文部科学省のGIGAスクール構想が加速したことにより、2020年度にオンライン環境が整備され、生徒全員に1台ずつタブレット端末が配布された。これを利用して不登校や別室登校の生徒にも遠隔授業が提供されている[4]。また、同年には音楽の授業での合唱やリコーダーの演奏などの実施が困難となったことから、朝鮮の伝統的打楽器による音楽サムルノリの授業が行われた[5]。
部活動
吹奏楽部は2018年に朝日新聞社主催の第66回石川県吹奏楽コンクールで白山市立北辰中学校と共に最優秀団体として朝日新聞社賞を受賞し、石川県代表として第59回北陸吹奏楽コンクールにも出場した[6]。
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主な卒業生
- 大松尚逸 - プロ野球選手(ヤクルト他、現在は独立リーグ福井MEに所属)
- 近藤俊太郎[7] - 独立リーグ野球選手(石川ミリオンスターズ)
- 谷川恵一 - 北陸放送アナウンサー
- 富田俊樹[8] - モトクロス選手(ヤマハ発動機)
脚注
- ^ 金沢市学校設置条例 別表(第2条関係) 平成29年11月閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at “学校紹介-金沢市立高尾台中学校”. 金沢市立高尾台中学校. 2021年7月27日閲覧。
- ^ 金沢市立中学校生徒通学区域(教育委員会告示)より 平成29年11月閲覧
- ^ 「遠隔授業で生き生き勉強 休みがちでも「教室の一員」心に余裕」『中日新聞』2021年5月4日。2021年7月1日閲覧。
- ^ 「音楽の授業 一体感戻った 高尾台中 韓国の打楽器体験」『中日新聞』2020年7月14日。2021年7月1日閲覧。
- ^ 田中ゑれ奈、近藤幸子「石川)高尾台・北辰に朝日新聞社賞 県吹奏楽コン中学B」『朝日新聞』2018年7月15日。2021年7月1日閲覧。
- ^ “近藤俊太郎 石川ミリオンスターズ ルートインBCリーグ”. 石川ミリオンスターズ. 2021年7月1日閲覧。
- ^ “富田 俊樹氏(モトクロス選手)の知事表敬について”. 石川県 (2019年3月26日). 2021年7月1日閲覧。