ジ・エベレスト
表示
ジ・エベレスト The Everest | |
---|---|
開催国 | オーストラリア |
競馬場 | ロイヤルランドウィック競馬場 |
創設 | 2017年 |
2018年の情報 | |
距離 | 芝1200メートル |
格付け | なし |
賞金 | 賞金総額1300万豪ドル (2018年) |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上 |
負担重量 | 馬齢重量 |
ジ・エベレスト(The Everest)とは2017年よりオーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場の芝1200mで行われる競馬の競走である。
概要
2017年2月1日、オーストラリアンターフクラブとレーシングニューサウスウェールズは世界最高賞金のスプリント戦となる本競走を創設すると発表された。賞金総額は1000万豪ドル(約8億6290万円)で、1着賞金は580万豪ドル(約4億9880万円)となる。
本競走は12頭立てで施行され、アメリカの世界最高賞金レースであるペガサスワールドカップに倣い、本競走の出走枠は60万豪ドル(約5160万円)で購入されるとともに、馬券の売上げ、スポンサー料、テレビ放映権料によって拠出されることになっている。
本競走の創設とともに毎年11月にフレミントン競馬場で開催されるメルボルンカップの賞金を超えることになる。
2017年には日本から移籍したBrave Smashが人気薄ながら3着に入り、3着賞金80万豪ドルを獲得している[1]。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回[2] | 2017年10月14日 | Redzel | 騸5 | 1:08:36 | K.McEvoy | Peter & Paul Snowden | Triple Crown syndicate |
第2回[3] | 2018年10月13日 | Redzel | 騸6 | 1:12.03 | K.McEvoy | Peter & Paul Snowden | Triple Crown syndicate |
第3回 | 2019年10月19日 | Yes Yes Yes | 牡3 | 1:07.32 | G.Boss | Chris Waller | |
第4回 | 2020年10月17日 | Classique Legend | 騸5 | 1:08.27 | K.McEvoy | L.Bridge | K K Ho |
第5回[4] | 2021年10月16日 | Nature Strip | 騸7 | 1:09:11 | J.McDonald | Chris Waller | R A E Lyons, P D Harrison Et Al |
ウィナーステークス
前年のジ・エベレスト優勝馬の名前を冠したウィナーステークスが2021年に新設された[5]。レース名は毎年更新される。
重賞未格付のレースながら賞金総額100万豪ドル(約8470万円)と高額に設定されている[5]。
回数 | 施行日 | レース名 | 優勝馬 | 施行条件 | 性齢 | 参照 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 2021年10月30日 | Classique Legend Stakes | Eduardo | 芝1300m | 騸8 | [5] |
第2回 | Nature Strip Stakes |
脚注
- ^ ブレイブスマッシュは3着 芝の世界最高賞金額レース「ジ・エベレスト」、2017年10月14日公開 2021年10月6日閲覧
- ^ 2017年ジ・エベレストレーシングオーストラリア、2017年10月14日閲覧
- ^ Clinton Payne. “Redzel reigns supreme again in The Everest” (英語). www.racenet.com.au 2018年12月19日閲覧。
- ^ Full Result 6:15 Randwick (AUS)Racing Post、2021年10月16日閲覧
- ^ a b c “ジ・エベレストから派生の100万豪ドルレース、エデュアルドが鮮やかに逃げ切り”. JRA-VAN ver.World. 2021年11月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 豪州で世界最高賞金の芝レースが創設(オーストラリア)ジャパンスタッドブックインターナショナル
- 豪州が芝の世界最高賞金レース『ジ・エベレスト』を新設サンケイスポーツ
- オーストラリアで1着賞金約5億円のスプリントGI創設 芝レース世界最高額netkeiba.com