「中村種之助 (初代)」の版間の差分
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'''中村 種之助'''(なかむら たねのすけ、[[1993年]]([[平成]]5年)[[2月22日]])は、俳優、[[歌舞伎]]役者。[[屋号]]は[[播磨屋 (歌舞伎)|播磨屋]]。[[家紋|定紋]]は[[:File:Ageha inverted.png|揚羽蝶]]。本名・'''小川暁久'''(おがわ あきひさ)。[[暁星小学校]]を経て{{Efn2|60巻p.202-203:本名・生年月日・血液型・小学校などを確認{{Sfn|戸倉隆|2001|p=202-203}}。}}、[[東京成徳大学中学校・高等学校]]を卒業{{Efn2|64巻p.201:中学校などを確認{{Sfn|戸倉隆|2006|p=201}}。}}{{Efn2|67巻p.58-59:高校などを確認{{Sfn|演劇界|2009|p=58-59}}。}}。身長163[[センチメートル|cm]]<ref name="日刊20160707">{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/m/entertainment/column/kabukiprince/news/1674639_m.html |title=中村種之助「立役、女形兼ねる道もある」幸せを語る - 歌舞伎の王子様|author=小林千穂|website=ニッカンスポーツ・コム|publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |quote=163センチ、58キロ|date=2016-07-07|accessdate=2024-06-09}}</ref>。 |
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*同年10月、[[重要無形文化財]](総合認定/第十六次)に認定され[[伝統歌舞伎保存会]]会員となる<ref>{{Cite web|和書|url=https://kabuki.or.jp/about/kain/now_kain/ |title=現会員|work=伝統歌舞伎保存会について:会員一覧|publisher=伝統歌舞伎保存会|quote=第十六次認定|date=2023-10-18|accessdate=2024-03-31}}</ref><ref name="文化庁2023_07">{{Cite press release|和書|title= 文化審議会の答申(重要無形文化財の指定及び保持者の認定等)|publisher=[[文化庁]] |date=2023-07-21|url=https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93918602.html |accessdate=2024-03-31}}及び{{Cite web|和書|url=https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/93918602_01.pdf |title=Ⅰ. 答申内容|format=PDF |publisher=文化庁|pages=8-9|quote=重要無形文化財の保持者の団体の構成員の追加認定(総合認定)|accessdate=2024-03-31}}</ref>。 |
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== 受賞歴 == |
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* 国立劇場特別賞{{Efn2|1998年から2019年迄の国立劇場賞(特別2回・奨励2回・優秀1回)を確認{{Sfn|金田栄一|2021|p=237}}。}} |
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* 国立劇場奨励賞 |
* 国立劇場奨励賞 |
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** 2015年 |
** [[2015年]](平成27年)[[11月]]『[[神霊矢口渡]]』の下男六蔵 |
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** 2019年 |
** [[2019年]](平成元年)11月『[[孤高勇士嬢景清]]』の日向嶋の里人実ハ天野四郎 |
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* 国立劇場優秀賞 |
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** [[2008年]](平成20年)11月『[[平家女護島]] 俊寛』の[[菊王丸]] |
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== 脚注 == |
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2024年9月13日 (金) 11:33時点における最新版
なかむら たねのすけ 中村 種之助 | |
屋号 | 播磨屋 |
---|---|
定紋 | 揚羽蝶 |
生年月日 | 1993年2月22日(31歳) |
本名 | 小川 暁久 |
襲名歴 | 1. 中村種之助 |
出身地 | 日本・東京都 |
血液型 | O型[1] |
父 | 三代目 中村又五郎 |
兄弟 | 四代目 中村歌昇 |
中村 種之助(なかむら たねのすけ、1993年(平成5年)2月22日)は、俳優、歌舞伎役者。屋号は播磨屋。定紋は揚羽蝶。本名・小川暁久(おがわ あきひさ)。暁星小学校を経て[注 1]、東京成徳大学中学校・高等学校を卒業[注 2][注 3]。身長163cm[4]。
来歴
[編集]- 1993年(平成5年)2月22日、三代目中村歌昇(現・三代目中村又五郎)の次男として東京に生まれる。兄に四代目 中村歌昇。
- 1998年(平成10年)10月、国立劇場『佐倉義民伝』徳松で初お目見え。
- 1999年(平成11年)2月、歌舞伎座『盛綱陣屋』小三郎で「初代中村種之助」を名乗り、初舞台。
- 2000年(平成12年)11月、歌舞伎座『お祭り』小頭梅吉。
- 2001年(平成13年)1月、国立劇場『奥州安達原』千代童。
- 2001年(平成13年)2月、歌舞伎座『め組の喧嘩』又八。
- 2002年(平成14年)2月、歌舞伎座『寺子屋』菅秀才。
- 2003年(平成15年)11月、歌舞伎座『盛綱陣屋』小四郎。
- 2010年(平成22年)1月、歌舞伎座『春の寿』徒者 『京鹿子娘道成寺』所化。
- 2010年(平成22年)10月、国立劇場『将軍江戸を去る』土肥庄次郎/三之助。
- 2015年(平成27年)1月 浅草公会堂『猩々(しょうじょう)』の猩々ほかで名題昇進。
- 2023年(令和5年)4月、明治座『絵本合法衢』お亀/『義経千本桜』逸見藤太。
- 同年10月、重要無形文化財(総合認定/第十六次)に認定され伝統歌舞伎保存会会員となる[5][6]。
受賞歴
[編集]- 国立劇場特別賞[注 4]
- 国立劇場奨励賞
- 国立劇場優秀賞
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 戸倉隆 2001, p. 202-203.
- ^ 戸倉隆 2006, p. 201.
- ^ 演劇界 2009, p. 58-59.
- ^ 小林千穂 (2016年7月7日). “中村種之助「立役、女形兼ねる道もある」幸せを語る - 歌舞伎の王子様”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 2024年6月9日閲覧。 “163センチ、58キロ”
- ^ “現会員”. 伝統歌舞伎保存会について:会員一覧. 伝統歌舞伎保存会 (2023年10月18日). 2024年3月31日閲覧。 “第十六次認定”
- ^ 『文化審議会の答申(重要無形文化財の指定及び保持者の認定等)』(プレスリリース)文化庁、2023年7月21日 。2024年3月31日閲覧。及び“Ⅰ. 答申内容” (PDF). 文化庁. pp. 8-9. 2024年3月31日閲覧。 “重要無形文化財の保持者の団体の構成員の追加認定(総合認定)”
- ^ 金田栄一 2021, p. 237.
参考文献
[編集]- 戸倉隆(出版総括)・小宮暁子、川島千芽留(編)『新歌舞伎俳優名鑑:演劇界 2002年1月号臨時特別増刊』 60巻、2号(初版)、演劇出版社、2001年12月31日、全260頁。ASIN B00IPHZT42。全国書誌番号:00002334。
- 戸倉隆(出版総括)・小宮暁子、川島千芽留、秋山勝彦、岩月槇子(編)『最新歌舞伎俳優名鑑:演劇界 2006年2月号特別増刊』 64巻、4号(第二刷)、演劇出版社、2006年11月1日、全240頁。ASIN B006CEEDA6。
- 演劇界 編『最新歌舞伎俳優名鑑:演劇界 2009年5月号特別付録』 67巻、5号、演劇出版社、2009年5月1日、全83頁。ASIN B001VZJVE4。
- 新村清美 編『最新歌舞伎俳優名鑑:演劇界 2015年9月号特別付録』 73巻、9号、演劇出版社、2015年8月5日、全83頁。ASIN B010TMI9HE。
- 浅原恒男・金田栄一(監)・伝統歌舞伎保存会(編)『歌舞伎俳優名鑑:現在の俳優篇2021』(第1刷)一般社団法人伝統歌舞伎保存会〈非売品〉、2021年3月31日、333頁 。