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「ハラスメントゲーム」の版間の差分

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== 執筆背景 ==
== 執筆背景 ==
脚本家として20年あまりヒットドラマを手掛けて、コンプライアンスによる制約やスポンサーへの配慮、分かりやすい作品が求められ実験的な作品が減りつつある環境などから窮屈さを感じ「自由に書ける場が欲しい」と考えていた井上は、本書刊行から遡ること6年前に「小説をやりませんか」と編集者から声を掛けられ、書くことに制約のない小説に魅力は感じて執筆を決意。コンプライアンスの制約を受け窮屈な自身の立場些細な発言がセクシャルハラスメントやパワーハラスメントなどとして非難の対象となる窮屈な世の中に共通点を感じて、企業が関心を寄せる注目テーマの「ハラスメント」を題材とした<ref name="tokyo-np20181124">{{Cite news |title=【土曜訪問】「生きる」を肯定したい 初の小説『ハラスメントゲーム』刊行 井上由美子さん(脚本家) |newspaper=[[東京新聞]] |date=2018-11-24 |author=矢島智子 |url=https://web.archive.org/web/20190301193028/https://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2018112402000216.html|accessdate=2019-12-11}}</ref><ref name="bunshun20181031">{{Cite interview |和書|subject=[[井上由美子 (脚本家)|井上由美子]] |interviewer=「週刊文春」編集部 |title=井上由美子が語る「ドラマの脚本ではできなくて、小説ではできる3つのこと」 著者は語る 『ハラスメントゲーム』(井上由美子 著) |url=https://bunshun.jp/articles/-/9476 |date=2018-10-31 |work=[[週刊文春|文春]]オンライン |publisher=[[文藝春秋]] |accessdate=2019-12-11}}</ref><ref name="jprime20181119">{{Cite interview |和書|subject=[[井上由美子 (脚本家)|井上由美子]] |interviewer=熊谷あづさ |title=『ハラスメントゲーム』原作・井上由美子さん、“失敗した人”を主人公にした理由 |url=https://www.jprime.jp/articles/-/13814 |date=2018-11-19 |work=[[週刊女性]]PRIME |publisher=[[主婦と生活社]] |accessdate=2019-12-11}}</ref>。
本書刊行から遡ること6年前に「小説をやりませんか」と編集者から声を掛けられ、書くことに制約のない小説に魅力は感じて執筆を決意。コンプライアンスの制約を受け窮屈」と声を挙げる人もいる映像業界と、性加害とまではいかいまでも本人にっては些細な発言がセクシャルハラスメントやパワーハラスメントとして世間から非難の対象となる世の中に共通点を感じて、企業が関心を寄せる注目テーマの「ハラスメント」を題材とした<ref name="tokyo-np20181124">{{Cite news |title=【土曜訪問】「生きる」を肯定したい 初の小説『ハラスメントゲーム』刊行 井上由美子さん(脚本家) |newspaper=[[東京新聞]] |date=2018-11-24 |author=矢島智子 |url=https://web.archive.org/web/20190301193028/https://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2018112402000216.html|accessdate=2019-12-11}}</ref><ref name="bunshun20181031">{{Cite interview |和書|subject=[[井上由美子 (脚本家)|井上由美子]] |interviewer=「週刊文春」編集部 |title=井上由美子が語る「ドラマの脚本ではできなくて、小説ではできる3つのこと」 著者は語る 『ハラスメントゲーム』(井上由美子 著) |url=https://bunshun.jp/articles/-/9476 |date=2018-10-31 |work=[[週刊文春|文春]]オンライン |publisher=[[文藝春秋]] |accessdate=2019-12-11}}</ref><ref name="jprime20181119">{{Cite interview |和書|subject=[[井上由美子 (脚本家)|井上由美子]] |interviewer=熊谷あづさ |title=『ハラスメントゲーム』原作・井上由美子さん、“失敗した人”を主人公にした理由 |url=https://www.jprime.jp/articles/-/13814 |date=2018-11-19 |work=[[週刊女性]]PRIME |publisher=[[主婦と生活社]] |accessdate=2019-12-11}}</ref>。


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本書の執筆途中にドラマ制作者から脚本の執筆依頼があり、小説執筆中であることを理由に断ったところ「その小説をドラマにしましょう」との提案を受けて、自身の脚本によりテレビドラマ化されることとなった<ref name="jprime20181119" />。
本書の執筆途中にドラマ制作者から脚本の執筆依頼があり、小説執筆中であることを理由に断ったところ「その小説をドラマにしましょう」との提案を受けて、自身の脚本によりテレビドラマ化されることとなった<ref name="jprime20181119" />。

2024年12月6日 (金) 06:51時点における版

ハラスメントゲーム
著者 井上由美子
発行日 2018年10月8日
発行元 河出書房新社
ジャンル 長編小説
経済小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 304
公式サイト www.kawade.co.jp
コード ISBN 978-4-309-02739-5
ウィキポータル 文学
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ハラスメントゲーム』は、脚本家井上由美子による経済小説である。井上の小説家デビュー作として、河出書房新社より2018年10月6日に刊行された。大手スーパーマーケットチェーンを舞台に、コンプライアンス室長に着任した主人公が部下とともにセクシャルハラスメントパワーハラスメントなどさまざまなハラスメント問題に立ち向かい解決していく姿を描く[1][2]ハラスメント問題および会社の闇を描いた企業小説である[3]

井上自身が脚本を手掛け、「テレビ東京開局55周年特別企画」としてテレビ東京系「ドラマBiz」にて2018年10月期にテレビドラマ化された。

執筆背景

本書刊行から遡ること6年前に「小説をやりませんか」と編集者から声を掛けられ、書くことに制約のない小説に魅力は感じて執筆を決意。コンプライアンスの制約を受け「窮屈」と声を挙げる人もいる映像業界と、性加害とまではいかないまでも本人にとっては些細な発言がセクシャルハラスメントやパワーハラスメントとして世間から非難の対象となる世の中に共通点を感じて、企業が関心を寄せる注目テーマの「ハラスメント」を題材とした[4][5][6]

本作の執筆にあたり綿密な取材をした結果、ハラスメントに関する被害・加害の話は予想以上に多く「加害側とされた人の話を1つ挙げると、女性の部下に“彼氏いるの?”と聞いただけで“ラブハラ”だと世間から怒られる可能性があるんです。すべてを深刻に受け止めていたら息が詰まってしまいますよね。それでも、実際にもっと深刻なパワハラやセクハラに苦しんでいる多くの人たちにとっては自身の被害を面白おかしく描いて欲しくはないし、おもしろ半分にとらえてほしくない。本当に難しい時代に、みんな頑張っているんだと思います」と取材時の心境を振り返っている[5][6]

自身も行くのが好きで、さまざまな部署があり多様な雇用形態の人が働くスーパーマーケットチェーンを舞台に、失敗が許されない時代に失敗経験ある人物をしっかり描きたいとして、主人公を自身の年齢とも近い53歳の中年男性とした[7]。ノベライズの執筆経験も無かったことから、「50代の新人」として編集者からの助言を受けつつ執筆を進め、本来働くことが持つ楽しさを思い出してほしいとの願いが込めて、依頼から6年の年月をかけて上梓した[4][5][8]

本書の執筆途中にドラマ制作者から脚本の執筆依頼があり、小説執筆中であることを理由に断ったところ「その小説をドラマにしましょう」との提案を受けて、自身の脚本によりテレビドラマ化されることとなった[6]

あらすじ

大手スーパーの富山中央店店長をしていた秋津渉はある日突然、かつて敏腕を振るっていたマルオーホールディングス本社に社長の命で呼び戻される。 会社のリスクマネジメントに携わるコンプライアンス室の室長に任命された彼を待っていたのは、一触即発の状態にある権力争いや過去の因縁との再会だった。 その中で唯一の部下である高村真琴とともに、パワハラ、セクハラ、パタハラなどの厄介なハラスメント事案に心の拳で立ち向かう。

登場人物

秋津渉(あきつ わたる)〈53〉
マルオーホールディングス本社 コンプライアンス室長。
高村真琴(たかむら まこと)〈25〉
秋津の部下。

書誌情報

テレビドラマ

ハラスメントゲーム
ジャンル テレビドラマ
原作 井上由美子
脚本 井上由美子
演出 西浦正記(FCC)(SP)
関野宗紀(FCC)
出演者 唐沢寿明
広瀬アリス
古川雄輝
喜多乃愛
石野真子
佐野史郎
髙嶋政宏
音楽 Evan Call
エンディング コブクロ風をみつめて
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
チーフ・プロデューサー 稲田秀樹(CP)
田淵俊彦(テレビ東京)(SP)
プロデューサー 田淵俊彦(テレビ東京)
山鹿達也(テレビ東京)
田辺勇人(テレビ東京)(SP)
浅野澄美(FCC)(SP)
制作 フジクリエイティブコーポレーション(協力)
製作 テレビ東京
放送
放送チャンネルテレビ東京
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
公式ウェブサイト
テレビ東京開局55周年特別企画
ハラスメントゲーム
出演者市川由衣
小倉一郎
佐戸井けん太
伊藤正之
滝藤賢一
放送期間2018年10月15日 - 12月10日
放送時間月曜日 22:00 - 22:54
放送枠ドラマBiz
各話の長さ54
回数9
ドラマスペシャル
ハラスメントゲーム
秋津VSカトクの女
出演者仲間由紀恵
萩原聖人
塚本高史
唐田えりか
放送期間2020年1月10日
放送時間金曜 20:54 - 22:48
各話の長さ114
回数1

特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

原作の井上由美子の脚本でテレビドラマ化され、「テレビ東京開局55周年特別企画[9]」として、テレビ東京系「ドラマBiz」の第3作として2018年10月15日から12月10日まで毎週月曜22時 - 22時54分に放送された[9]。全9回。主演は唐沢寿明[9]

ドラマスペシャル『ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女』が、2020年1月10日の20時54分から22時48分に放送された。テーマは「働き方改革[10][11]

本作では、関東地区のみ月曜21時54分 - 22時に放送された事前番組『ドラマBizみどころ』が中断された。

キャスト

マルオーホールディングス

コンプライアンス室
秋津渉
演 - 唐沢寿明
7年前にパワハラの嫌疑を掛けられ本社店舗開発部部長職から支店の店長職に左遷させられていた。社長の命により富山中央店からコンプライアンス室の室長として本社へ呼び戻される。
SPではマルオースーパー函館店の店長となっている。
高村真琴
演 - 広瀬アリス
コンプライアンス室唯一の社員。母子家庭で育ち、スーパーが大好き。
矢澤光太郎
演 - 古川雄輝
B&T法律事務所に所属するマルオーホールディングス担当顧問弁護士。
役員
丸尾隆文
演 - 滝藤賢一
CEO・社長。創業者の三代目で茶道を嗜む。
最終話で社長を退任。
岩村卓
演 - 小倉一郎
副社長。先代からの古株。
丸尾の社長退任と共に副社長を退任した。
脇田治夫
演 - 髙嶋政宏
店舗統括&店舗開発担当常務。秋津の本社営業職時代の元部下で次期社長を狙っている。
最終話で丸尾の後任で社長に就任。
白石宗雄
演 - 佐戸井けん太
営業&販売担当専務。
丸尾の社長退任と共に専務を退任した。
水谷逸郎
演 - 佐野史郎
広報&IR担当取締役。常務に近い存在。
SPでは取締役から外れて、秋津の後任のコンプライアンス室室長に就任している。
青木順平
演 - 伊藤正之
総務&人事担当取締役。
小松美那子
演 - 市川由衣
脇田常務付きの役員担当秘書。派遣社員。

秋津家

秋津瑛子
演 - 石野真子
恐妻の素質がある秋津の妻。秋津の本社復帰で早々に西早稲田の賃貸マンションを契約して引っ越してくる。
秋津菜摘
演 - 喜多乃愛
秋津の娘で大学受験を控えた高校生。東京の大学を目指している。

ゲスト

第1話
武藤譲
演 - 田中直樹
マルオースーパー練馬店の店長。
佐々部幸弘
演 - 尾上寛之
マルオースーパー練馬店の売り場主任。父親が丸尾社長と知り合いの元本社勤務。
小川麻衣
演 - 志田未来
子どものために購入したメロンパンに一円玉が混入していたとクレームを入れたヤンママ。
第2話
大竹満寿子
演 - 余貴美子
20年間働いたマルオースーパー池袋店から新規開店予定の品川インターナショナル店勤務に抜擢されたパート。
梅沢さやか
演 - 山口香緒里
品川インターナショナル店勤務に抜擢されたパート。
品川インターナショナル店パート
演 - 明星真由美真下有紀
新規開店予定の品川インターナショナル店勤務に抜擢されたパート。
工藤昌江
演 - 鶴あいか
新規開店予定の品川インターナショナル店の目玉である「コンシェルジュ」(多言語対応)。
三田望海
演 - 川添野愛
新規開店予定の品川インターナショナル店の目玉である「コンシェルジュ」(多言語対応)。
林まなみ
演 - 浅野琳
新規開店予定の品川インターナショナル店の目玉である「コンシェルジュ」(多言語対応)。
第2話・第8話・第9話
松本幸太
演 - 田中幸太朗
新規開店予定の品川インターナショナル店店長。
第3話
徳永悠馬
演 - 斎藤工
マルオーホールディングス商品開発部社員で真琴の先輩。育児のために勤務時間を短縮できるイクメン時短を利用している。
野村進次郎
演 - 近江谷太朗
マルオーホールディングス商品開発部部長。
徳永さおり
演 - 仲村瑠璃亜
徳永の妻、共働きで1歳半の息子である岳(たかし)を育てている。
戸塚敬子
演 - 吉井有子
マルオーホールディングス商品開発部社員。
商品開発部社員
演 - 芹澤りな宮澤竹美竹田ゆい
ゴルフ場のキャディー
演 - よしのよしこ
第4話
貴島秀美
演 - 黒谷友香
マルオーホールディングス店舗開発部部長。丸尾社長の意向で女性初の店舗開発部部長となった。
岩熊義雄
演 - 山中崇
マルオーホールディングス店舗開発部次長。脇田常務に目をかけられ部長候補と言われていたが、同期の貴島が部長になった。
中野都通り商店会会長
演 - 麿赤児
店舗開発部社員
演 - 萩原悠中丸シオン
第5話
結城三郎
演 - 八嶋智人
マルオーホールディングス広報課課長。独身。
関根かすみ
演 - 岡本玲
マルオーホールディングス広報課で一番新しい社員。
広報課社員
演 - 関口まなと成田亜佑美金子彩奈
第6話
小泉光一
演 - 石井正則
マルオーホールディングス人事部部長。
浅村裕也
演 - 杉本哲太
マルオーホールディングス営業戦略部課長。小泉の元上司。
マルオー物流社員
演 - 卜字たかお
マルオー物流外国人従業員
演 - DANIELLA TJIMMY Y
第6話・第7話
バーテンダー
演 - 榊原徹士
第7話
熊沢咲子
演 - 松下由樹
あさひな法律事務所所属の弁護士。
第8話
辰巳良夫
演 - 出川哲朗
マルオースーパー世田谷店の店長。
第8話・第9話
横手理市
演 - 加藤雅也
ナスキーパートナーズ(買収ファンド)代表。
田端慎二
演 - 迫田孝也
カスタマーハラスメント男。
第9話
吉田
演 - 尾崎右宗
マルオースーパー浅草店の店長。
その他
演 - 天蝶二
ドラマスペシャル
鮫島冴子
演 - 仲間由紀恵[12]
過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)の敏腕労働Gメン。
中村一
演 - 萩原聖人[12]
マルオースーパーみなとみらい店の副店長。
梶川雅男
演 - 塚本高史[12]
マルオースーパーみなとみらい店の店長。
加納初美
演 - 唐田えりか[12]
マルオースーパーみなとみらい店の従業員。入社4年目。
大貫貴志
演 - 森岡豊
冴子の上司。役職は課長。
赤沢勉
演 - 長谷川公彦
マルオーホールディングス専務。
丸尾京子
演 - 原扶貴子
マルオーホールディングス取締役。
黒崎幸三
演 - 井上肇
マルオーホールディングス常務。

スタッフ

放送日程

各話 放送日 サブタイトル ラテ欄[13] 演出 テーマ 視聴率
第1話 10月15日 炎上!
一円玉パワハラ
痛快! 新ヒーローが誕生!
いじめ嫌がらせは許さない!
左遷男が社内の悪を成敗する
西浦正記 パワーハラスメント
ハラスメントハラスメント
5.2%[14]
第2話 10月22日 勃発!
パート一揆!
痛快!
パート18人のセクハラ事件を解決
セクシャルハラスメント
世話焼きハラスメント
リストラハラスメント
5.5%[15]
第3話 10月29日 イクメンパパの裏の顔 イクメンの裏の顔!
クズ中のクズは誰だ
関野宗紀 パタニティハラスメント
ブラックイクメン
家事ハラスメント
4.8%[16]
第4話 11月05日 女の出世VS男の嫉妬 女性管理職にイジメ
涙の愛憎劇の結末…
西浦正記 モラルハラスメント
ジェンダーハラスメント
第5話 11月12日 アルハラに隠れた不器用な恋 好き…はセクハラ?
中年男の不器用な恋
関野宗紀 アルコールハラスメント
ゆとりハラスメント
第6話 11月19日 被害者が加害者になる時 幹部に闘いを挑む!
波乱の第二章開幕!!
西浦正記 パワーハラスメント
リストラハラスメント
第7話 11月26日 秋津大ピンチ!
セクハラ疑惑でクビ!?
クビを懸けた戦い!
ピンチ脱出の秘策は
関野宗紀 セクシャルハラスメント
第8話 12月03日 会社を救え!
最強の敵現る!!
迫りくる最強の敵…
消えた社長を探せ!
西浦正記 カスタマーハラスメント
最終話 12月10日 最終回!
決戦の時は来た!!
家族と会社を救え!
最後の闘い…結末…
パワーハラスメント 4.7%[17]
平均視聴率 4.9%[18](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話は、22時 - 23時9分の15分拡大放送。

スピンオフ

バカリズムの新説ハラスメント大事典』(バカリズムのしんえいハラスメントだいじてん)は、スピンオフ企画として「第2話」「第3話」の放送終了後に放送されたトークバラエティ番組。東京と福岡の街頭でインタビューした「不快に感じる、イラッとする言動」を、出演者の徹底討論により新たに「◯◯ハラスメント」と命名して認定する。

出演者
放送日程
  • 第1回 2018年10月23日 火曜日 0時12分 - 1時(月曜日深夜)[19]
  • 第2回 2018年10月30日 火曜日 0時12分 - 1時(月曜日深夜)[20]

ドラマスペシャル

ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女
※2020年1月10日(金) 20時54分~22時48分放送

  • 出演
    • 唐沢寿明 - 秋津渉(マルオースーパー函館店店長/マルオーホールディングス・社長付コンプライアンス室特任社員)
    • 広瀬アリス - 高村真琴(マルオーホールディングス・コンプライアンス室社員)
    • 古川雄輝 - 矢澤光太郎(マルオーホールディングス顧問弁護士)
    • 喜多乃愛 - 秋津菜摘(渉の娘)
    • 石野真子 - 秋津瑛子(渉の妻)
    • 佐野史郎 - 水谷逸郎(マルオーホールディングス・コンプライアンス室室長)
    • 高嶋政宏 - 脇田治夫(マルオーホールディングス社長)
  • ゲスト
    • 仲間由紀恵 - 鮫島冴子(過重労働撲滅特別対策班)
    • 萩原聖人 - 中村一(マルオースーパーみなとみらい店副店長)
    • 塚本高史 - 梶川雅男(マルオースーパーみなとみらい店店長)
    • 唐田えりか - 加納初美(マルオースーパーみなとみらい店従業員)
  • 原作・脚本
    • 井上由美子「ハラスメントゲーム」(河出書房新社)
  • 監督・演出
    • 西浦正記
テレビ東京 ドラマBiz
前番組 番組名 次番組
ラストチャンス 再生請負人
(2018年7月16日 - 9月3日)
ハラスメントゲーム
(2018年10月15日 - 12月10日)

脚注

  1. ^ 脚本家、井上由美子 小説家デビュー!『ハラスメントゲーム』2018年10月 刊行決定!』(プレスリリース)河出書房新社、2018年8月9日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000181.000012754.html2019年12月11日閲覧 
  2. ^ 脚本家・井上由美子の初小説は、今話題の“コンプライアンス室”が舞台!『ハラスメントゲーム』10月6日 発売!連続ドラマ化原作』(プレスリリース)河出書房新社、2018年10月4日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000012754.html2019年12月11日閲覧 
  3. ^ ハラスメントゲーム :井上 由美子”. 河出書房新社. 2018年10月14日閲覧。
  4. ^ a b 矢島智子 (2018年11月24日). “【土曜訪問】「生きる」を肯定したい 初の小説『ハラスメントゲーム』刊行 井上由美子さん(脚本家)”. 東京新聞. https://web.archive.org/web/20190301193028/https://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2018112402000216.html 2019年12月11日閲覧。 
  5. ^ a b c 井上由美子(インタビュアー:「週刊文春」編集部)「井上由美子が語る「ドラマの脚本ではできなくて、小説ではできる3つのこと」 著者は語る 『ハラスメントゲーム』(井上由美子 著)」『文春オンライン』、文藝春秋、2018年10月31日https://bunshun.jp/articles/-/94762019年12月11日閲覧 
  6. ^ a b c 井上由美子(インタビュアー:熊谷あづさ)「『ハラスメントゲーム』原作・井上由美子さん、“失敗した人”を主人公にした理由」『週刊女性PRIME』、主婦と生活社、2018年11月19日https://www.jprime.jp/articles/-/138142019年12月11日閲覧 
  7. ^ 井上由美子(インタビュアー:熊谷あづさ)「『ハラスメントゲーム』原作・井上由美子さん、“失敗した人”を主人公にした理由」『週刊女性PRIME』、主婦と生活社、2頁、2018年11月19日https://www.jprime.jp/articles/-/13814?page=22019年12月11日閲覧 
  8. ^ 井上由美子(インタビュアー:熊谷あづさ)「『ハラスメントゲーム』原作・井上由美子さん、“失敗した人”を主人公にした理由」『週刊女性PRIME』、主婦と生活社、4頁、2018年11月19日https://www.jprime.jp/articles/-/13814?page=42019年12月11日閲覧 
  9. ^ a b c 唐沢寿明&広瀬アリス、赤ちゃん顔の古川雄輝をイジリ倒す『ハラスメントゲーム』10・15スタート”. TV LIFE (2018年10月11日). 2018年10月14日閲覧。
  10. ^ ハラスメントゲームが1月にスペシャルで帰ってくる!”. ハラスメントゲーム. テレビ東京 (2019年11月24日). 2020年1月12日閲覧。
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  14. ^ “ハラスメントゲーム:唐沢寿明主演ドラマ初回視聴率は5.2% ハラスメントがテーマの異色作”. MANTANWEB. (2018年10月16日). https://mantan-web.jp/article/20181016dog00m200002000c.html 2018年10月16日閲覧。 
  15. ^ “ハラスメントゲーム:第2話視聴率は5.5% セクハラ&“世話ハラ”に唐沢寿明が…”. MANTANWEB. (2018年10月23日). https://mantan-web.jp/article/20181023dog00m200002000c.html 2018年10月23日閲覧。 
  16. ^ “ハラスメントゲーム:第3話視聴率は4.8% “パタハラ”を訴えるイクメン社員役に斎藤工”. MANTANWEB. (2018年10月30日). https://mantan-web.jp/article/20181030dog00m200002000c.html 2018年10月30日閲覧。 
  17. ^ “ハラスメントゲーム:最終回視聴率は4.7% 唐沢寿明、マルオー買収阻止へ激闘”. MANTANWEB. https://mantan-web.jp/article/20181211dog00m200005000c.html 2018年12月11日閲覧。 
  18. ^ “菅田将暉『3年A組』が北川景子超え、竹内結子ワースト入り! 1月期ドラマ視聴率ランク”. サイゾーウーマン (サイゾー). (2019年3月25日). https://cyzowoman.jp/2019/03/post_225725_2.html 2019年6月8日閲覧。 
  19. ^ バカリズムの新説ハラスメント大事典 (1)
  20. ^ バカリズムの新説ハラスメント大事典 (2)

外部リンク