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ピッコロとは[[イタリア語]]で小さいという意味であり、イタリア語ではフラウト・ピコロまたはオッタヴィノと呼ばれる。フランス語ではプティト・フリュートと呼ばれる。 |
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非常に高く、また鋭い音であるので、音量的に金管楽器にも対抗できるほどである。 |
非常に高く、また鋭い音であるので、音量的に金管楽器にも対抗できるほどである。 |
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独奏用としてはあまり使われず、[[オーケストラ]]や[[吹奏楽]]で使われることが多い。 |
独奏用としてはあまり使われず、[[オーケストラ]]や[[吹奏楽]]で使われることが多い。元来のオーケストラの編成には含まれない楽器であるが、フルート奏者が持ち替えで演奏することが可能であり、オーケストラとしては最小の編成であってもフルート奏者のひとりが持ち替えで演奏する曲がある。 |
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*[[ジオアッキーノ・ロッシーニ]]: [[オペラ]] 『セビリアの理髪師』第2幕 |
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*[[ジュゼッペ・ヴェルディ]]: [[オペラ]] 『リゴレット』第3幕 |
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(フルートにまとめるべきと言う気もしますが) |
2004年11月28日 (日) 07:43時点における版
- 楽器のピッコロ以外については、ピッコロ (曖昧さ回避)を参照。
ピッコロは、フルートの同属楽器であり、フルートと同じ指使いでちょうど1オクターブ高い音が出る。フルートとほとんど同じ構造であるが、足部管を欠いているので、最低の2音は出せず、最低音は中央ハの1オクターブと少し上のニ音である。フルートとの指使いの共通性のためと、全体の音域が非常に高いため、1オクターブの移調楽器として扱われる。フルート奏者が演奏することができる。
ピッコロとはイタリア語で小さいという意味であり、イタリア語ではフラウト・ピコロまたはオッタヴィノと呼ばれる。フランス語ではプティト・フリュートと呼ばれる。
非常に高く、また鋭い音であるので、音量的に金管楽器にも対抗できるほどである。
独奏用としてはあまり使われず、オーケストラや吹奏楽で使われることが多い。元来のオーケストラの編成には含まれない楽器であるが、フルート奏者が持ち替えで演奏することが可能であり、オーケストラとしては最小の編成であってもフルート奏者のひとりが持ち替えで演奏する曲がある。
ピッコロの使われる代表的な作品
- ジョン・フィリップ・スーザ: 行進曲 星条旗よ永遠なれ
- R.ケルネン: 吹奏楽 ブタペストの印象より
- ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン: 交響曲第6番ヘ長調「田園」(第4楽章)
- ジオアッキーノ・ロッシーニ: オペラ 『セビリアの理髪師』第2幕
- ジュゼッペ・ヴェルディ: オペラ 『リゴレット』第3幕
- などオペラの嵐の場面
- (他、追加してください)