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#REDIRECT [[プロレタリアート]]

'''プロレタリア'''とは、[[マルクス主義]]の用語で、[[生産手段]]を[[私有]]しない者を指す。生産手段を私有する者に[[雇用]]されなければ、[[収入]]を得られない。[[労働者階級]]。[[無産階級]]。[[プロレタリアート]]。

[[世界恐慌]]以後の[[財政政策]]で、[[新中間層]]が台頭し、[[カール・マルクス]]が予言した両極分解は出現しなかった。
しかし、プロレタリア内部で階層分化が進み、[[大企業]]で[[事務職]]に従事する[[ホワイトカラー]]は、プロレタリアでありながら[[ブルジョア]]に近い[[生活]]を享受し、[[社会主義]]には無関心である。

一方では[[工場]]などで[[労働力]]を切り売りする伝統的なプロレタリアや、[[日雇い]]の[[ルンペンプロレタリアート]]も存在する。[[ミハイル・バクーニン]]が、最底辺のルンペンプロレタリアートこそ[[革命]]的であると主張したのに対して、[[フリードリヒ・エンゲルス]]は、ルンペンプロレタリアートは煽動に乗りやすく、[[反革命]]の温床になると述べている。しかし、20世紀のマルクス主義者は、バクーニンと同じ立場に立っている。

2007年4月2日 (月) 03:39時点における最新版