「スライム (ドラゴンクエスト)」の版間の差分
→スライムの種類: 分類を整理。海スライムとスライムつむりを統合、「その他」でも上の分類に似ている物は当てはめた |
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== スライムの種類 == |
== スライムの種類 == |
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※下記に記している属名は、スライム属からスライムつむり属まではファミコン版『III』の公式ガイドブックに記載されている属名を、キングスライム属からぶちスライム属までは初登場作品での公式ガイドブックに記載されている属名を使用。ドラゴスライム属以下に記すものは、ここでの便宜上の属名としており、公式に定められた属名ではない。 |
※下記に記している属名は、スライム属からスライムつむり属まではファミコン版『III』の公式ガイドブックに記載されている属名を、キングスライム属からぶちスライム属までは初登場作品での公式ガイドブックに記載されている属名を使用。ドラゴスライム属以下に記すものは、ここでの便宜上の属名としており、公式に定められた属名ではない。また、後の作品に登場した似た姿のスライムも便宜的に同属とした。 |
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以下、シリーズ中いずれか1作においてでもスライム扱いであった種族、及びそれと同じ姿を持つ種族を全てスライムの一種として分類した。 |
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=== スライム属 === |
=== スライム属 === |
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滴やタマネギの形状をした、ドラゴンクエストのスライムの基本形。スライムダーク・スライムスノー以外は第1作から登場している。ゲームのパッケージなどに緑色のスライムが描かれていることがしばしばあるが、実際に登場したことは一度も無い。 |
滴やタマネギの形状をした、ドラゴンクエストのスライムの基本形。スライムダーク・スライムスノー以外は第1作から登場している。ゲームのパッケージなどに緑色のスライムが描かれていることがしばしばあるが、実際に登場したことは一度も無い。 |
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* スライム -- 青色の軟体生物で、外伝も含めたドラゴンクエストシリーズ全作品に登場する。すべてのスライムの基本形で、ゲーム中最も弱いモンスターとして登場する。攻撃方法としては、アクションが無かった旧作内では「噛み付き」「顔に張り付いて相手の呼吸を塞ぐ」などが想像されていたが、ゲーム内でアクションがつけられるようになってからは、飛び跳ねて急接近してくるなど、コミカルなアクションが確認出来るようになった。『VI』ではゲームをスタートしてしばらくストーリーを進めてからの登場となる。設定では草食である<ref name="monsterstory">『ドラゴンクエスト モンスター物語』 エニックス、1988年、ISBN 4-900527-08-4。</ref>。『IV』以降では、8匹合体することでキングスライムになる能力を持つ合体スライム(『VII』ではスライムLv8)と呼ばれる種族もおり、そのスライムは通常のスライムよりも生命力が高い。『ドラゴンクエストモンスターズ』では、マダンテを使うことが出来る。余談であるが、[[プレイステーション2|PS2]]版『V』のアイテム「うわさノート」に「食べるもので色が変わるらしい」という記述がある。 |
* スライム -- 青色の軟体生物で、外伝も含めたドラゴンクエストシリーズ全作品に登場する。すべてのスライムの基本形で、ゲーム中最も弱いモンスターとして登場する。攻撃方法としては、アクションが無かった旧作内では「噛み付き」「顔に張り付いて相手の呼吸を塞ぐ」などが想像されていたが、ゲーム内でアクションがつけられるようになってからは、飛び跳ねて急接近してくるなど、コミカルなアクションが確認出来るようになった。『VI』ではゲームをスタートしてしばらくストーリーを進めてからの登場となる。設定では草食である<ref name="monsterstory">『ドラゴンクエスト モンスター物語』 エニックス、1988年、ISBN 4-900527-08-4。</ref>。『IV』以降では、8匹合体することでキングスライムになる能力を持つ合体スライム(表記上は通常の「スライム」。『VII』ではスライムLv8)と呼ばれる種族もおり、そのスライムは通常のスライムよりも生命力が高い。『ドラゴンクエストモンスターズ』では、マダンテを使うことが出来る。余談であるが、[[プレイステーション2|PS2]]版『V』のアイテム「うわさノート」に「食べるもので色が変わるらしい」という記述がある。 |
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* スライムベス -- 赤色のスライム。スライムのメスであるともいわれる。スライムよりも若干強い。設定では雑食である<ref name="monsterstory" />。『III』では能力がスライム並みであるにもかかわらず、モンスターレベルが非常に高く設定されている。 |
* スライムベス -- 赤色のスライム。スライムのメスであるともいわれる。スライムよりも若干強い。設定では雑食である<ref name="monsterstory" />。『III』では能力がスライム並みであるにもかかわらず、モンスターレベルが非常に高く設定されているため逃げにくい。 |
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* メタルスライム -- ドラゴンクエストシリーズ全作品に登場。金属の身体を持つ銀色のスライム。メタル系で最も弱い種族だが、攻撃呪文を唱える。『VI』以降では、スライム同様、8匹合体することでメタルキングになる能力を持つ合体メタルスライム(『VII』ではメタルスライムS)もいる。HPは極めて低いが、守備力が極めて高く、しかも素早く逃げ出してしまうため、倒すのは難しい。メタルスライムは経験値が他のモンスターと比べて高い。 |
* メタルスライム -- ドラゴンクエストシリーズ全作品に登場。金属の身体を持つ銀色のスライム。メタル系で最も弱い種族だが、攻撃呪文を唱える。『VI』以降では、スライム同様、8匹合体することでメタルキングになる能力を持つ合体メタルスライム(『VII』ではメタルスライムS)もいる。HPは極めて低いが、守備力が極めて高く、しかも素早く逃げ出してしまうため、倒すのは難しい。メタルスライムは経験値が他のモンスターと比べて高い。 |
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* スライムダーク -- 『VIII』の闇の世界に生息する黒いスライム。スライム一族の秘技「スラ・ストライク」を繰り出す。 |
* スライムダーク -- 『VIII』の闇の世界に生息する黒いスライム。スライム一族の秘技「スラ・ストライク」を繰り出す。 |
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* ベホイミスライム -- 黄土色の頭と紫色の触手を持つ。使用する呪文は「ホイミ」の上位呪文である「ベホイミ」だが、さらなる上位呪文「ベホマ」を使うベホマスライムよりも強い。力を貯めて攻撃することもある肉体派である。本編では『IV』にのみ登場。 |
* ベホイミスライム -- 黄土色の頭と紫色の触手を持つ。使用する呪文は「ホイミ」の上位呪文である「ベホイミ」だが、さらなる上位呪文「ベホマ」を使うベホマスライムよりも強い。力を貯めて攻撃することもある肉体派である。本編では『IV』にのみ登場。 |
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* はねスライム -- エメラルド色の頭に同色の羽(頭が変化したもの)が付いている。『モンスターズ』で登場した。相手のブレス攻撃を跳ね返す「おいかぜ」などを使用する。 |
* はねスライム -- エメラルド色の頭に同色の羽(頭が変化したもの)が付いている。『モンスターズ』で登場した。相手のブレス攻撃を跳ね返す「おいかぜ」などを使用する。 |
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* まどうスライム -- 魔法使いのローブのような形をした緑色の頭部で、触手には杖を持っている。外見通り呪文を得意とする。『キャラバンハート』に登場。 |
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=== 海スライム属 === |
=== 海スライム属 === |
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海上に出現する海に棲むスライムの総称。同属でも |
主に海上に出現する海に棲むスライムの総称。同属でも様々な姿を持つ。外伝作品に登場する水棲及び貝殻を持つスライムも便宜上ここに分類する。 |
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* しびれくらげ -- マジックスライム属の色違い。白い頭と水色の触手を持つ。スライムではなく普通の[[クラゲ]]の一種とされることがある。海上に集団で出現することが多い。名前どおり、攻撃されると麻痺することがあり、作品によってはパーティ全員をしびれさせる「焼け付く息」を吐いたり仲間を呼んだりもする。『II』では、麻痺という異常状態がないので、代わりに、刺激の強い毒でプレイヤーの意識を失わせる。この攻撃を受けたら眠ってしまう。『II』で初登場。なお、『VII』ではしびれくらげではなくしびれスライムと名乗り、陸上で出現する。 |
* しびれくらげ -- マジックスライム属の色違い。白い頭と水色の触手を持つ。スライムではなく普通の[[クラゲ]]の一種とされることがある。海上に集団で出現することが多い。名前どおり、攻撃されると麻痺することがあり、作品によってはパーティ全員をしびれさせる「焼け付く息」を吐いたり仲間を呼んだりもする。『II』では、麻痺という異常状態がないので、代わりに、刺激の強い毒でプレイヤーの意識を失わせる。この攻撃を受けたら眠ってしまう。『II』で初登場。なお、『VII』ではしびれくらげではなくしびれスライムと名乗り、陸上で出現する。 |
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* マリンスライム -- ヤドカリのように巻き貝を住処とするスライム。後述するスライムつむりの色違いだが、こちらは海上に出現する。濃い青色の身体と貝殻をしている。作品によっては「スクルト」を唱え、守備力を上げようとする。 |
* マリンスライム -- ヤドカリのように巻き貝を住処とするスライム。後述するスライムつむりの色違いだが、こちらは海上に出現する。濃い青色の身体と貝殻をしている。作品によっては「スクルト」を唱え、守備力を上げようとする。 |
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=== スライムつむり属 === |
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* パールスライム -- 『モンスターズ2』に登場。真珠貝の貝殻の中に入ったスライム。 |
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*マリンスライム -- IIIで初登場。スライムつむりの青いバージョン。 |
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* スライムカルゴ -- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』で初登場。カタツムリのような巻き貝の中に薄い水色の身体がある。 |
* スライムカルゴ -- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』で初登場。カタツムリのような巻き貝の中に薄い水色の身体がある。 |
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* メタルキング -- 金属の身体を持ったキングスライムで、メタル系の一種。倒して得られる経験値ははぐれメタルの約3倍。合体メタルスライムが8匹合体してこの姿になることもある。 |
* メタルキング -- 金属の身体を持ったキングスライムで、メタル系の一種。倒して得られる経験値ははぐれメタルの約3倍。合体メタルスライムが8匹合体してこの姿になることもある。 |
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* ぶちキング -- 王冠をかぶった黄色の地に黒い斑点を持つぶちスライム系の一種。キングスライムより生命力が高い。 |
* ぶちキング -- 王冠をかぶった黄色の地に黒い斑点を持つぶちスライム系の一種。キングスライムより生命力が高い。 |
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* ウルトラスライム -- 『VIII』で登場。スカウトできる3匹のスライムを同じチームにするとこれに変化することがある。「ベホマズン」と攻撃特技「流星」を使える。2回連続で行動する。 |
* ウルトラスライム -- 『VIII』で登場。スカウトできる3匹のスライムを同じチームにするとこれに変化することがある。「ベホマズン」と攻撃特技「流星」を使える。2回連続で行動する。 |
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=== スライムナイト属 === |
=== スライムナイト属 === |
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小さい人間の形をした器官を持つスライム(公式には左述の通りだが、スライムにまたがった騎士、という設定の作品もある)。また[[スライムもりもりドラゴンクエスト]]シリーズでは一貫して、上の騎士は生物ではなくアイテムであるという設定にされている。『V』で初登場。 |
小さい人間の形をした器官を持つスライム(公式には左述の通りだが、スライムにまたがった騎士、という設定の作品もあり、本編でも騎士が飛び跳ねる描写がある)。また[[スライムもりもりドラゴンクエスト]]シリーズでは一貫して、上の騎士は生物ではなくアイテムであるという設定にされている。『V』で初登場。 |
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* スライムナイト -- 黄緑色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。「ホイミ」の呪文で自分の生命力を回復させることがある。 |
* スライムナイト -- 黄緑色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。「ホイミ」の呪文で自分の生命力を回復させることがある。 |
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* メタルライダー -- 銀色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。守備力が高く倒し難く経験値も割と多めだが、攻撃呪文などが有効なことに加えて逃走はしないためメタル系には含まれない。 |
* メタルライダー -- 銀色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。守備力が高く倒し難く経験値も割と多めだが、攻撃呪文などが有効なことに加えて逃走はしないためメタル系には含まれない。 |
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*ダークナイト--ダークスライムにまたがった漆黒の戦士。ドルマ系の呪文と直接攻撃を得意とする。 |
* ダークナイト -- ダークスライム([[#その他のスライム|後述]])にまたがった漆黒の戦士。ドルマ系の呪文と直接攻撃を得意とする。 |
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=== ぶちスライム属 === |
=== ぶちスライム属 === |
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=== エッグスライム属 === |
=== エッグスライム属 === |
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タマゴの中にこもったスライム。『VII』をはじめ、『キャラバンハート』にも登場 |
タマゴの中にこもったスライム。『VII』をはじめ、『キャラバンハート』にも登場。 |
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* たまごスライム -- 『あるくんです』に登場。卵の殻を被り、砂漠に適応した黒いスライム。 |
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* エッグスライム |
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* タマゴロン -- 中から別のモンスターが飛び出すことがある。 |
* タマゴロン -- 『VII』に初登場。中から別のモンスターが飛び出すことがある。作中ではスライム扱いでは無いが下の亜種がスライム系なので便宜的に分類。 |
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* ワンダーエッグ -- タマゴロンの |
* ワンダーエッグ -- タマゴロンの上位種。スライムとして分類されたのは『モンスターズ2』からであり、誕生させるのに特定の条件が必要。 |
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* エッグスライム -- 『スライムもりもり』に登場。 |
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=== その他のスライム === |
=== その他のスライム === |
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外伝作品『ドラゴンクエストモンスターズ』『[[ドラゴンクエスト あるくんです]]』『[[スライムもりもりドラゴンクエスト]]』に登場するスライムのうち、本編に登場せず分類も困難なものをまとめた。 |
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* エンゼルスライム -- 天使のような輪と羽根を持ったスライム。 |
* エンゼルスライム -- 天使のような輪と羽根を持ったスライム。『あるくんです』が初出で『モンスターズ2』に再登場。 |
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* グランスライム -- ひげを生やした老スライム。モンスターズではスライム系の最上位。 |
* グランスライム -- ひげを生やした老スライム。モンスターズではスライム系の最上位。 |
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* クリスタルスライム -- 体が水晶でできたスライム。 |
* クリスタルスライム -- 『キャラバンハート』に登場。体が水晶でできたスライム。 |
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* こんぺいとう -- 手足が生え、金平糖のように見えるスライム。 |
* こんぺいとう -- 『キャラバンハート』に登場。手足が生え、金平糖のように見える黄色いスライム。 |
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* ストーンスライム -- 一つ目の岩のようなスライム。 |
* ストーンスライム -- 『モンスターズ』に登場。一つ目の岩のようなスライム。 |
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* スノーム -- 雪だるまのようなスライム。 |
* スノーム -- 『キャラバンハート』に登場。雪だるまのようなスライム。 |
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* スピンスライム -- 四方八方にトゲをむき出した、コマのようなスライム。 |
* スピンスライム -- 『キャラバンハート』に登場。四方八方にトゲをむき出した、コマのような白いスライム。 |
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* スライムツリー -- 頭上に植物の芽のようなものが生えたスライム。 |
* スライムツリー -- 『モンスターズ』に登場。頭上に植物の芽のようなものが生えたスライム。 |
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* スライムファング -- たてがみとかぎ爪を持ったスライム。 |
* スライムファング -- 『モンスターズ』に登場。たてがみとかぎ爪を持ったスライム。 |
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* スライムボーグ -- 半身が機械化されたスライム。メタル系に似たボディを持つが、経験値は普通の敵と変わらずメタル系には含まれない。 |
* スライムボーグ -- 『モンスターズ』に登場。半身が機械化されたスライム。メタル系に似たボディを持つが、経験値は普通の敵と変わらずメタル系には含まれない。 |
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* スラッピー -- うさぎのような足が生えているスライム。 |
* スラッピー -- 『モンスターズ』に登場。うさぎのような足が生えているスライム。 |
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* ダークスライム -- 悪魔のような翼と尻尾を生やしたスライム。上述の「スライムダーク」とは別物。 |
* ダークスライム -- 『キャラバンハート』に登場。悪魔のような翼と尻尾を生やしたスライム。上述の「スライムダーク」とは別物。 |
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* デビルスライム -- 『あるくんです』に登場。悪魔のような角と尻尾を生やしたスライム。上述の「ダークスライム」とは別物。 |
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* ダークナイト -- ダークスライムの上に斧をもった騎士が乗っている姿。 |
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* トロピカルスライム -- 『モンスターズ2』に登場。パイナップルのような形をしたスライム。 |
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* ピエロスライム -- 『モンスターズ2』に登場。紫色の体をしており、目を白く縁取って帽子をかぶり、首飾りをしている。 |
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* ベビースライム -- 『あるくんです』における生まれたばかりのスライム。全身が黒い。 |
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** ミニスライム -- ベビーから少しだけ成長した姿。大きさ以外は普通のスライムとほぼ同じ。 |
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* ボックススライム -- 『モンスターズ』に登場。名前どおり、立方体の箱の形をしたスライム。バブルスライムが宝箱の中で固まったもの。 |
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* ピエロスライム -- 紫色の体をしており、目を白く縁取って帽子をかぶり、首飾りをしている。 |
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* マスタースライム -- 『キャラバンハート』に登場。上の部分が金色の角のようになっているスライム。会心の一撃を頻繁に繰り出す。 |
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* もりもりスライム -- 『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』で初登場。スライムをそのまま巨大化した形状のスライム。目や口はサイズも含め、スライムとなんら変わりない。 |
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* マスタースライム -- 上の部分が金色の角のようになっているスライム。会心の一撃を頻繁に繰り出す。 |
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* まどうスライム -- ホイミスライムに似ているが頭が魔法使いのローブ状。もちろん魔法は得意。 |
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* ミニスライム -- ベビーから少しだけ成長した姿。大きさ以外は普通のスライムとほぼ同じ。 |
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* もりもりスライム -- 「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー」で初登場。スライムをそのまま巨大化した形状のスライム。目や口はサイズも含め、スライムとなんら変わりない。 |
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== 敵キャラクター以外としてのスライム == |
== 敵キャラクター以外としてのスライム == |
2007年5月7日 (月) 15:10時点における版
スライムは、ロールプレイングゲーム等に登場する架空の怪物の名称であるが、本項目ではその中でも特に著名であるコンピュータRPG・ドラゴンクエストシリーズに登場するスライムとその眷属について解説する。ドラゴンクエストシリーズ以外のスライムについてはスライムの項を参照のこと。
基本的にドラゴンクエストシリーズで登場する敵の中ではもっとも弱い部類に属するが、それゆえにゲームを開始したプレイヤーが最初に出会う可能性の高い敵でもある。
特徴
本来のスライムはアメーバ状のどろどろした得体の知れない怪物であり、第1作『ドラゴンクエスト』の制作時に堀井雄二によって描き起こされたスライムのラフスケッチも、そのようなアメーバ状のスライムであった。しかし、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターデザインをした漫画家の鳥山明は、「どろどろしたものはデザインしにくい」という理由から、水滴状(タマネギ型とも言われる)の体に大きな丸い目と笑っているかのようなU字型の口を与えて親しみ易いデザインとした[1]。見た目が大変愛らしいことからこのシリーズのマスコット的存在となり、ドラゴンクエストシリーズ及び関連作品には必ずこのスライムが登場している。
また、種族名に「メタル」のつくスライムはメタル系と呼ばれ、守備力が非常に高い上に魔法や特技は受け付けず(物理系の特技は可)、すぐ逃げる為倒すのは非常に困難だが、倒すと大量の経験値が得られる。しかし、作品によっては容易に倒す手段も存在する為、「いい鴨」になる事もしばしばである。
スライムの種類
※下記に記している属名は、スライム属からスライムつむり属まではファミコン版『III』の公式ガイドブックに記載されている属名を、キングスライム属からぶちスライム属までは初登場作品での公式ガイドブックに記載されている属名を使用。ドラゴスライム属以下に記すものは、ここでの便宜上の属名としており、公式に定められた属名ではない。また、後の作品に登場した似た姿のスライムも便宜的に同属とした。
以下、シリーズ中いずれか1作においてでもスライム扱いであった種族、及びそれと同じ姿を持つ種族を全てスライムの一種として分類した。
スライム属
滴やタマネギの形状をした、ドラゴンクエストのスライムの基本形。スライムダーク・スライムスノー以外は第1作から登場している。ゲームのパッケージなどに緑色のスライムが描かれていることがしばしばあるが、実際に登場したことは一度も無い。
- スライム -- 青色の軟体生物で、外伝も含めたドラゴンクエストシリーズ全作品に登場する。すべてのスライムの基本形で、ゲーム中最も弱いモンスターとして登場する。攻撃方法としては、アクションが無かった旧作内では「噛み付き」「顔に張り付いて相手の呼吸を塞ぐ」などが想像されていたが、ゲーム内でアクションがつけられるようになってからは、飛び跳ねて急接近してくるなど、コミカルなアクションが確認出来るようになった。『VI』ではゲームをスタートしてしばらくストーリーを進めてからの登場となる。設定では草食である[2]。『IV』以降では、8匹合体することでキングスライムになる能力を持つ合体スライム(表記上は通常の「スライム」。『VII』ではスライムLv8)と呼ばれる種族もおり、そのスライムは通常のスライムよりも生命力が高い。『ドラゴンクエストモンスターズ』では、マダンテを使うことが出来る。余談であるが、PS2版『V』のアイテム「うわさノート」に「食べるもので色が変わるらしい」という記述がある。
- スライムベス -- 赤色のスライム。スライムのメスであるともいわれる。スライムよりも若干強い。設定では雑食である[2]。『III』では能力がスライム並みであるにもかかわらず、モンスターレベルが非常に高く設定されているため逃げにくい。
- メタルスライム -- ドラゴンクエストシリーズ全作品に登場。金属の身体を持つ銀色のスライム。メタル系で最も弱い種族だが、攻撃呪文を唱える。『VI』以降では、スライム同様、8匹合体することでメタルキングになる能力を持つ合体メタルスライム(『VII』ではメタルスライムS)もいる。HPは極めて低いが、守備力が極めて高く、しかも素早く逃げ出してしまうため、倒すのは難しい。メタルスライムは経験値が他のモンスターと比べて高い。
- スライムダーク -- 『VIII』の闇の世界に生息する黒いスライム。スライム一族の秘技「スラ・ストライク」を繰り出す。
- スライムスノー -- 『剣神ドラゴンクエスト』の雪原に生息する白いスライム。
メルトスライム属
不定形で泡立っているスライム。『ウィザードリィ』のバブリースライムと同系であり、ドラゴンクエストシリーズではこの種族だけが古典的スライムのような粘液状の体をしているが、目と口は存在する。『II』で初登場。
- バブルスライム -- 緑色のアメーバ状のスライム。毒をもっており、このスライムに攻撃されると毒に侵されることがある。『III』以降では、倒すとしばしば「どくけし草」を落とす。
- はぐれメタル -- 身体が液状化したメタルスライム。倒して得られる経験値はメタルスライムの約10倍。金属質の身体だが、なめらかに動く。なお、『はぐれメタル』の名の由来は『群れからはぐれた』ことから。
- バブルキング -- バブルスライムが巨大化し、王冠を斜にかぶっている。涎をたらしており、体をゆするようにして移動する。『モンスターズ キャラバンハート』で初登場。
マジックスライム属
クラゲのように触手が生えたスライム。空中を浮遊する。
- ホイミスライム -- 回復呪文「ホイミ」を頻繁に唱える、青い頭と黄色の触手を持つスライム。他のモンスターに呼ばれて出現することも多い。『II』で初登場。MPは無限の場合が多く、パーティのレベルが低いときに遭遇すると長期戦は免れない。
- ベホマスライム -- ホイミスライムの上位種で、赤い頭と水色の触手を持つ。「ベホマ」の呪文で自分や仲間の生命力を全回復させる。『III』で初登場。『V』では、仲間にした場合最初から「ベホマ」を覚えていて、レベルアップするとその下級呪文「ベホイミ」を覚える。
- ベホイミスライム -- 黄土色の頭と紫色の触手を持つ。使用する呪文は「ホイミ」の上位呪文である「ベホイミ」だが、さらなる上位呪文「ベホマ」を使うベホマスライムよりも強い。力を貯めて攻撃することもある肉体派である。本編では『IV』にのみ登場。
- はねスライム -- エメラルド色の頭に同色の羽(頭が変化したもの)が付いている。『モンスターズ』で登場した。相手のブレス攻撃を跳ね返す「おいかぜ」などを使用する。
- まどうスライム -- 魔法使いのローブのような形をした緑色の頭部で、触手には杖を持っている。外見通り呪文を得意とする。『キャラバンハート』に登場。
海スライム属
主に海上に出現する海に棲むスライムの総称。同属でも様々な姿を持つ。外伝作品に登場する水棲及び貝殻を持つスライムも便宜上ここに分類する。
- しびれくらげ -- マジックスライム属の色違い。白い頭と水色の触手を持つ。スライムではなく普通のクラゲの一種とされることがある。海上に集団で出現することが多い。名前どおり、攻撃されると麻痺することがあり、作品によってはパーティ全員をしびれさせる「焼け付く息」を吐いたり仲間を呼んだりもする。『II』では、麻痺という異常状態がないので、代わりに、刺激の強い毒でプレイヤーの意識を失わせる。この攻撃を受けたら眠ってしまう。『II』で初登場。なお、『VII』ではしびれくらげではなくしびれスライムと名乗り、陸上で出現する。
- マリンスライム -- ヤドカリのように巻き貝を住処とするスライム。後述するスライムつむりの色違いだが、こちらは海上に出現する。濃い青色の身体と貝殻をしている。作品によっては「スクルト」を唱え、守備力を上げようとする。
- スライムつむり -- ゲーム中では陸上に出現するが、設定上はマリンスライムが進化した水棲種である[2]。マリンスライムの色違いで黄緑色の身体をしている。守備力が非常に高く、攻撃呪文「ヒャド」や相手を眠らせる呪文「ラリホー」を唱える。
- シースライム -- 『あるくんです』に登場。アンモナイトのような殻と触手を持ったスライム。水上での移動力が同作中もっとも高い。
- パールスライム -- 『モンスターズ2』に登場。真珠貝の貝殻の中に入ったスライム。
- アクアスライム -- 『キャラバンハート』に登場。魚のようなひれを持っているスライム。
- スライムカルゴ -- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』で初登場。カタツムリのような巻き貝の中に薄い水色の身体がある。
キングスライム属
スライムの集合体。王冠状の構造もスライムの擬態。『IV』で初登場。
- キングスライム -- 王冠をかぶった青色の巨大なスライム。合体スライムが8匹合体してこの姿になることもある。
- スライムベホマズン -- 緑色(『VI』では赤紫色)の身体を持ったキングスライムの亜種。完全回復呪文「ベホマズン」で敵パーティ全体の生命力を回復させる。作品によってMPが無限のタイプと、マホトラでMPを奪うタイプがいる。公式ガイドブックなどには『ホイミスライムが合体した姿という説がある』と書かれることもあるが、実際には合体して登場することはない。名前の割に滅多にベホマズンを唱えないルーチン設定である事が多い。
- メタルキング -- 金属の身体を持ったキングスライムで、メタル系の一種。倒して得られる経験値ははぐれメタルの約3倍。合体メタルスライムが8匹合体してこの姿になることもある。
- ぶちキング -- 王冠をかぶった黄色の地に黒い斑点を持つぶちスライム系の一種。キングスライムより生命力が高い。
- ダークキング -- ダークスライム(後述)が巨大化し、王冠をかぶった姿。
- ウルトラスライム -- 『VIII』で登場。スカウトできる3匹のスライムを同じチームにするとこれに変化することがある。「ベホマズン」と攻撃特技「流星」を使える。2回連続で行動する。
スライムナイト属
小さい人間の形をした器官を持つスライム(公式には左述の通りだが、スライムにまたがった騎士、という設定の作品もあり、本編でも騎士が飛び跳ねる描写がある)。またスライムもりもりドラゴンクエストシリーズでは一貫して、上の騎士は生物ではなくアイテムであるという設定にされている。『V』で初登場。
- スライムナイト -- 黄緑色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。「ホイミ」の呪文で自分の生命力を回復させることがある。
- メタルライダー -- 銀色のスライムに騎士がまたがった形のモンスター。守備力が高く倒し難く経験値も割と多めだが、攻撃呪文などが有効なことに加えて逃走はしないためメタル系には含まれない。
- ダークナイト -- ダークスライム(後述)にまたがった漆黒の戦士。ドルマ系の呪文と直接攻撃を得意とする。
ぶちスライム属
形はスライム属と変わらないが、身体に斑の模様を持ち、スライム属より若干大型。『VI』で登場。
- ぶちスライム -- 黄色の身体に黒い斑を持つ。『VI』のスタート直後のエリアに登場する、シリーズ初のスライムよりも弱いモンスター。これはスライムが夢見た「自分よりも弱いモンスター」が夢の世界で具現化された為といわれている。そのため、現実世界(VIの設定上)には登場しない。
- ぶちスライムベス -- 紫色の身体にピンクの斑を持つ。ぶちスライムの上位種。「まねまね」でこちらの行動を真似る。スライムベスはスライムより少し強いだけだが、こちらはぶちスライムとは桁違いに強く、現実世界に登場する。
- ぶちベホマラー -- 緑色の身体に黄色の斑を持つ。全体回復呪文「ベホマラー」を唱えるぶちスライム。ぶちスライム族では最強を誇る。
ドラゴスライム属
ドラゴンのような羽根、角、牙をもったスライム。ただし羽根が小さいため飛ぶことはできず、普段はジャンプして移動する。
- ドラゴスライム -- 金色の身体を持ち、炎を吐く。『ドラゴンクエストモンスターズ』で初登場し、『VII』にも登場した。
- スライムブレス -- 水色の身体を持った上位のドラゴスライム。『VII』に登場。
- ドラゴメタル -- メタル系のドラゴスライム。全体回復呪文「ベホマラー」も使う。『VII』に登場。
ゴールデンスライム属
貴金属の身体を持つスライム。ダイヤモンドのような形状をしており、円錐の底面の部分に顔がある。
- ゴールデンスライム -- 金色のスライム。倒すと大量のゴールドが得られる。ドラゴスライム同様、『モンスターズ』で初登場し、『VII』にも登場。『トルネコの大冒険』ではマダンテを使う危険な相手。
- スライムエンペラー -- ゴールデンスライムの色違いで、淡い青色をしている。呪文を跳ね返す「マホターン」の呪文を唱える。『VII』に登場。
- プラチナキング -- ゴールデンスライムの色違いで、銀色である。メタル系で最強のスライムであり、通常のメタル系と違ってHPが高く会心の一撃等を出せなければ倒すのが難しい。倒して得られる経験値はメタルキングの約2倍で、ドラゴンクエスト史上最高の経験値(Ⅲのバラモスを除く)である。幻惑の呪文「マヌーサ」も使う。『VII』とPS版『IV』に登場。
- スライムマデュラ -- ゴールデンスライムの色違いで、赤い色をしている。『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』で登場した。
エッグスライム属
タマゴの中にこもったスライム。『VII』をはじめ、『キャラバンハート』にも登場。
- たまごスライム -- 『あるくんです』に登場。卵の殻を被り、砂漠に適応した黒いスライム。
- タマゴロン -- 『VII』に初登場。中から別のモンスターが飛び出すことがある。作中ではスライム扱いでは無いが下の亜種がスライム系なので便宜的に分類。
- ワンダーエッグ -- タマゴロンの上位種。スライムとして分類されたのは『モンスターズ2』からであり、誕生させるのに特定の条件が必要。
- エッグスライム -- 『スライムもりもり』に登場。
その他のスライム
外伝作品『ドラゴンクエストモンスターズ』『ドラゴンクエスト あるくんです』『スライムもりもりドラゴンクエスト』に登場するスライムのうち、本編に登場せず分類も困難なものをまとめた。
- エンゼルスライム -- 天使のような輪と羽根を持ったスライム。『あるくんです』が初出で『モンスターズ2』に再登場。
- グランスライム -- ひげを生やした老スライム。モンスターズではスライム系の最上位。
- メタルカイザー -- 『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』で初登場した。グランスライムをメタル化し、そこにカイゼルひげを生やしたような姿をしている。
- クリスタルスライム -- 『キャラバンハート』に登場。体が水晶でできたスライム。
- こんぺいとう -- 『キャラバンハート』に登場。手足が生え、金平糖のように見える黄色いスライム。
- ストーンスライム -- 『モンスターズ』に登場。一つ目の岩のようなスライム。
- スノーム -- 『キャラバンハート』に登場。雪だるまのようなスライム。
- スピンスライム -- 『キャラバンハート』に登場。四方八方にトゲをむき出した、コマのような白いスライム。
- スライムツリー -- 『モンスターズ』に登場。頭上に植物の芽のようなものが生えたスライム。
- スライムファング -- 『モンスターズ』に登場。たてがみとかぎ爪を持ったスライム。
- スライムボーグ -- 『モンスターズ』に登場。半身が機械化されたスライム。メタル系に似たボディを持つが、経験値は普通の敵と変わらずメタル系には含まれない。
- スラッピー -- 『モンスターズ』に登場。うさぎのような足が生えているスライム。
- ダークスライム -- 『キャラバンハート』に登場。悪魔のような翼と尻尾を生やしたスライム。上述の「スライムダーク」とは別物。
- デビルスライム -- 『あるくんです』に登場。悪魔のような角と尻尾を生やしたスライム。上述の「ダークスライム」とは別物。
- トロピカルスライム -- 『モンスターズ2』に登場。パイナップルのような形をしたスライム。
- ピエロスライム -- 『モンスターズ2』に登場。紫色の体をしており、目を白く縁取って帽子をかぶり、首飾りをしている。
- ベビースライム -- 『あるくんです』における生まれたばかりのスライム。全身が黒い。
- ミニスライム -- ベビーから少しだけ成長した姿。大きさ以外は普通のスライムとほぼ同じ。
- ボックススライム -- 『モンスターズ』に登場。名前どおり、立方体の箱の形をしたスライム。バブルスライムが宝箱の中で固まったもの。
- マグマスライム -- 『キャラバンハート』に登場。燃えているマグマで出来たスライム。
- マスタースライム -- 『キャラバンハート』に登場。上の部分が金色の角のようになっているスライム。会心の一撃を頻繁に繰り出す。
- もりもりスライム -- 『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』で初登場。スライムをそのまま巨大化した形状のスライム。目や口はサイズも含め、スライムとなんら変わりない。
- もりもりベス -- 『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』で初登場。スライムベスをそのまま巨大化した形状のスライム。目や口はサイズも含め、スライムベスとなんら変わりない。
- リーファ -- 『キャラバンハート』に登場。葉っぱや花で囲まれたスライム。
- トロデ王 -- VIIIの主要な登場人物だが、『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』ではモンスターとして仲間にすることが可能。何故かスライム系の隠しモンスターとして分類されている。
敵キャラクター以外としてのスライム
『ドラゴンクエストIII』までは敵キャラクターとしてしか登場しなかったスライムだが、その人気を反映してか、『IV』以降では町の中で普通に話ができるスライムや、仲間になるスライムも登場するようになった(その際に「ボクは悪いスライムじゃないよ!」というのはほぼ定番となっている)。町の中にいるスライムは、人間と同じ言葉を話せるものと、「ピキー!」などの鳴き声のみ発するものが存在する。
アイテム面においてもスライムに関連した道具が登場。さらに、カジノのトランプやスロットマシンの絵柄や、「メダル王の城」などゲーム内の建物の装飾にもスライムの形が用いられるようになった。
また、ゲーム作品のみならず、ドラゴンクエストに関連する漫画やアニメ作品にも仲間のスライムが登場している。
スライム関連のキャラクター、イベント、システム
主人公たちの味方として登場するスライム、およびスライムに関わるイベント、ゲームシステムを以下に挙げる。
- ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
- 自分たちのパーティの姿を変えることができるアイテム「へんげのつえ」(何に変身するかはランダム)を使用したときに、スライムの姿に変身することがある。『IV』でも同様。
- ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
- ドラゴンクエストV 天空の花嫁
- 仲間モンスターとして主人公の味方に付けることができる。仲間にできる種はスライム、ホイミスライム、ベホマスライム、スライムナイト、キングスライム、スライムベホマズン、はぐれメタル。プレイステーション2版ではそれらに加えてメタルスライム、しびれくらげも仲間に加えることができる。
- カジノのゲームのひとつとして「スライムレース」(スライムが走る競馬のようなもの)が登場。
- ドラゴンクエストVI 幻の大地
- ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
- 現代の山奥の塔に「スラっち」というスライムが住んでいる。主人公たちを最上階まで案内するが、戦闘には参加しない。
- 『VI』同様の転職システムが採用され、多数の「モンスター職」が登場。その中に「スライム」「ホイミスライム」「ドラゴスライム」「プラチナキング」の職業がある。
- ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
- スカウトモンスターとして、スライム3匹、ホイミスライム、ベホマスライム、キングスライム、スライムナイト、メタルスライム、はぐれメタル、メタルキングが登場する。
スライムにまつわるアイテム
- はぐれメタルの剣・鎧・盾・兜
- メタルキングの剣・鎧・盾・兜
- スライムの服
- スライムアーマー
- スライムメット
- スライムのかんむり
- スライムピアス(装飾品)
- オラクル屋ののれん(名産品)
漫画・アニメに登場するスライム
- ゴメちゃん(DRAGON QUEST -ダイの大冒険-) -- ゴールデンメタルスライム。金色の身体を持ち、翼を生やしている。実はその正体は生体アイテム「神の涙」。
- チチ、カカ(アニメ・ドラゴンクエスト) -- 小さなスライム。チチは水色、カカはピンク色(カカはスライムベスではない)。それぞれ人間の肩に乗るほどの大きさである。アニメ終盤では、自身の子供たちと合体してキングスライムになった。
関連商品・作品など
スライムのぬいぐるみや陶器人形など、様々なキャラクター商品がエニックス(現スクウェア・エニックス)によって発売されている。また、スライムを主人公としたゲームや漫画などの作品も生まれた。
スライムを主人公とした作品には以下のものがある。
- ゲーム
- 『スライムもりもりドラゴンクエスト』シリーズ
- 『ドラゴンクエスト あるくんです』シリーズ
- 漫画
上記の他、『ドラゴンクエスト モンスター物語』(ISBN 4-900527-08-4)では、しびれくらげを除いた『III』までに登場するスライムの進化の過程が書かれている。
参考資料
- ^ 『ドラゴンクエストモンスターズ』 集英社、1996年、ISBN 4-08-782017-3、2巻3頁。
- ^ a b c 『ドラゴンクエスト モンスター物語』 エニックス、1988年、ISBN 4-900527-08-4。