「居間」の版間の差分
茶の間と統合提案 |
茶の間の 2007年5月24日 (木) 10:57の版を統合。 |
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2007年6月25日 (月) 06:36時点における版
居間(いま、Living room)は、家の各部屋それぞれの用途からいえば、家族が団欒を楽しみ、寛ぐ部屋と考えられている。もともとは、drawing roomと呼ばれ、食堂で一同が会しての食事の後、男性たちがタバコを吸いながら、政治や世間の話、つまり男だけの話を始めると、女性、子どもたちがその場から引き下がる(draw)ことから食堂に隣接した控えの間、部屋のことを言ったといわれる。そこで、女性、子どもが寛げる肩の凝らない部屋、family roomが居間という機能を持つようになったものらしい。これに男性もまた加わるようになり、名実共に家族の憩いの間になった。この意味での居間は、家の比較的、玄関から遠い、奥の部屋のことをいい、そこに来客が通されることは、親族を除いてほとんどない。
ただし、アメリカでは玄関のすぐそばの家族が使用していない部屋、来客用の予備の部屋をliving roomというようで、今日、日本国内でも新築の住宅で、玄関のそばの部屋をそのように呼ぶ場合もある。しかし、それでは実質、家族がそこで平素、寛いだ時間を過ごすわけではないので、呼称に現実がマッチしないという矛盾が生じる。家族から全員揃っての一家団欒の時間や機会が失われつつある今日の家族の中で、家族の部屋としてほとんど機能することのない部屋が、リビング、つまり居間と呼ばれるというのも、なんとも皮肉なことではなかろうか。なお、今のところこの現状に対応する居間やリビングに取って代わる言葉はまだない。
関連項目
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茶の間(ちゃのま)とは、日本家屋の中で、生活の中心となる部屋のこと。通常、家の中で一番広い部屋である。 リビングルーム、リビングとも呼ばれる。
一般的な茶の間は、畳もしくはカーペット敷きで、部屋の中心にちゃぶ台などの低いテーブルがあり、これを囲むように床に座って過ごす部屋として内装や家具の配置がされている。
茶室とは異なり、茶だけをする場所ではない。主に食事を取ったり、一家団欒のための場所となっている。 また応接間がない家の場合は茶の間がこの役目をになう。 食堂(ダイニングルーム)とは繋がっているか兼用となっている場合がほとんどである。よって台所とも繋がっていたり、平易な仕切りのみが設けられていることが多い。 部屋の広さに比例し窓が大きく、縁側があるなど外に出られるようになっていることもある。
家族が揃って楽しめるようにテレビやオーディオ機器が置かれている場合がほとんどである。 そのためテレビ番組などでは、「テレビ=茶の間で見られている」という前提のもと、視聴者を指して「お茶の間の皆さん」などと呼称することがある。