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'''尾獣'''(ひじゅう)は漫画『[[NARUTO -ナルト-]]』およびテレビアニメの『[[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]]』に登場する架空の生物。
'''尾獣'''(ひじゅう)は漫画『[[NARUTO -ナルト-]]』およびテレビアニメの『[[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]]』に登場する架空の生物。



2007年9月23日 (日) 08:25時点における版

NARUTO -ナルト->NARUTO -ナルト-の登場人物一覧>尾獣


尾獣(ひじゅう)は漫画『NARUTO -ナルト-』およびテレビアニメの『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の生物。

概要

その定義は尾をもつ魔獣の事。尾獣にはそれぞれ尾の数が違っていて「一尾」は尾が一本、「二尾」は尾が二本ある魔獣の事を指す。それが「九尾」まであり世界には9体の尾獣がいる。尾獣は莫大なチャクラの塊で、昔、各国隠れ里が軍事力拡大のため競って手に入れようとした。しかし、人智を超えた力は誰も制御できなかった。この力を操れるのは尾獣と共鳴している「人柱力」のみである。はこの力を手に入れるために尾獣を持つ人柱力を襲っている。

また、尾獣を引き剥がされた人柱力は死んでしまう(ただし、我愛羅はチヨの転生忍術で生き返った。)。

又、人柱力に封印された状態で、人柱力が死ぬと尾獣も死ぬ。

現在登場しているのは5体だが、我愛羅の一尾を含め、7体が暁によって封印されている。

元ネタとなっているのは、日本の民間伝承にある「九大尾獣(神獣)」。一尾から九尾の順で、「守鶴」「猫又」「磯憮」「鼠蛟」「彭侯」「雷獣」「」「八岐大蛇」「九尾狐」。作中での名称が未登場の尾獣もこれを基準していると思われる。

一尾(守鶴

特徴:化けの姿を持つ。元は茶釜に封印された砂隠れの老僧の生霊。

封印された者の特徴:目の隈

チヨによって我愛羅に封印されていたが、我愛羅は暁のデイダラによって捕獲され、幻龍九封尽により引き剥がされた。引き剥がされる前までは我愛羅に砂を操る力を与えていた(しかし、その後のナルトとの別れの際、砂にて握手を求めていることから、砂が完全に使えなくなったわけではないようである)。

砂隠れでは過去、我愛羅以外に二人がこの一尾の器とされたことがある(いずれも守鶴を抜かれ死亡している)。

モチーフは日本昔の分福茶釜に登場する茶釜の中に入ったタヌキで、「守鶴」は茶釜を愛用したといわれている和尚の名から。

二尾(猫又

  • 人柱力(ユギト)→暁によって封印

特徴:死を司り、怨霊を常に纏っているとされる。死神のペット。

封印された者の特徴:猫のような鋭い目

化け猫の姿を持つ。雲隠れの二位ユギトに封印されていたが、暁の飛段と角都によって襲撃をうける。ユギトは二人を閉じ込め、完全に尾獣化して交戦するも敗れ、二尾は暁の手に渡る。その後、暁によって封印されたためユギトはこの世を去る。

モチーフは、日本で100年以上生きた猫が変化するといわれた妖怪の『猫又』から。

三尾(磯撫

  • 尾獣→暁によって封印

特徴:するどく尖った角と三本の尾

封印された者の特徴:人に封印されていないため不明

の形をしている。人柱力でなかったために、力の抑制が下手だった。トビとデイダラと戦う。始めトビは苦戦しているようであったが、デイダラの水中用の魚型「起爆粘土」などの攻撃をうけ捕獲される。その後、暁によって封印される。

モチーフは、西日本の近海に現れ、尾びれで船を転覆させ溺れている人を食べるという日本の妖怪の磯撫(ただし、本来の磯撫は鮫に似た魚の妖怪である)から。

四尾(鼠蛟)

  • 人柱力→暁によって封印

特徴:すべてを溶かす毒、熔遁を使う。半身爬虫類半身鳥類

封印された者の特徴:アザのようなものが顔の中心に広がっている

初老の男に人柱力として宿っていた尾獣。干柿鬼鮫が臨み、うちはイタチの協力を得ず単独で仕留めた。

封印時の目の位置は一番右の下。

モチーフは富士の樹海に住むとされた半身爬虫類半身鳥類の化け物より。漫画と同じくすべてを溶かす毒をもっている。

九尾(妖狐

特徴:火の印からの無限のチャクラ、尾獣の頂点に立つ尾獣の王で、九本の尻尾を持つの姿をしている。

封印された者の特徴:ヒゲのようなアザ

昔、木の葉の隠れ里を襲い、四代目火影(波風ミナト=ナルトの父親)によってうずまきナルトに封印されている。その封印のため四代目火影は命を失った。一般の忍では考えられないほどのチャクラを持つ。作者によると、ナルトの体に封じられる以前に、一尾と闘ったことがあるという因縁があるらしい。

昔はナルトの怒りなどの感情的変化やナルト自身の意思によって一部のチャクラを貸し与えていたが、近頃はそれとは別に勝手に自分の力を持て余すかのようにチャクラを与えている。

二部では成長したうちはサスケはナルトの中に眠る九尾の姿を確認し、会話もしていた。

ペインは九尾は最後に封印しなければ力のバランスが崩れ尾獣の封印像が崩れ落ちると他の暁のメンバーに説明しており、九尾は最後に狩られる事になっている。

モチーフは、アジアの神話にて、美しい女性に化けては中国やインド、日本の大名達を陰で操ったといわれる伝説の大妖怪、「九尾の狐」。