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「ダイダイ」の版間の差分

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*[[橙色]]
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*[[薄田兼相]]
*[[薄田兼相]]

==外部リンク==
*[http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?89 ダイダイ(ビターオレンジ) - 「健康食品」の安全性・有効性情報] ([[国立健康・栄養研究所]])


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2007年12月30日 (日) 22:27時点における版

?ダイダイ
分類
 :植物界 Plantae
 :被子植物門 Magnoliophyta
 :双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 :バラ亜綱 Rosidae
 :ムクロジ目 Sapindales
 :ミカン科 Rutaceae
 :ミカン属 Citrus
 :ダイダイ C. aurantium
学名
Citrus aurantium
和名
ダイダイ
英名
bitter orange

ダイダイ(橙、臭橙)は、ミカン科の常緑樹、およびその果実

初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれる。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと二・三年は枝についている。ここから「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされる。果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙」とも呼ばれる。

利用法

酸味が強いため、直接食するのには適さない。マーマレードおよび調味料、漢方薬の材料として利用される。

風味調味料

果汁は酸味が強く風味がいいことから、鍋料理ポン酢の材料として多用される。 福岡県博多の名物水炊き薬味として醤油にこれを絞った付けタレで頂くのが昔からの風習であるが,近年は(株)ミツカンの「味ぽん」に代表される市販の様々な種類の付けタレが手軽かつ広く流通しているため,このことを知らない地元の人間も多い。

薬効

漢方では、果実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)といい、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけに用いられる。また、未熟果実を乾燥させものを枳実(きじつ)といい、芳香性苦味健胃、去痰、排膿、緩下薬として用いられる。

ダイダイの皮には、シネフリンという化合物を含み、生薬麻黄エフェドラ)に含まれる成分、エフェドリンと類似の構造をして交感神経、副交感神経混合型興奮作用を有していることから、「シトラス」という名称でアメリカでダイエット用の健康食品として使用されている。エフェドラと同様の作用を示すことから、副作用報告も出ている。

文化

日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる。

関連項目

外部リンク

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