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; 脳噛ネウロ(のうがみ ねうろ) 
#REDIRECT[[魔人探偵脳噛ネウロの登場人物#桂木弥子魔界探偵事務所]]
: [[声優|声]] - [[子安武人]](アニメ・ドラマCD共通)
:本作品の主人公。
:魔界の生物における[[突然変異]]種の魔人で、『謎』を唯一の栄養源とする。絶えず脳髄の空腹を抱え、魔界の『謎』を喰い尽くして後、その飢えを永遠に満たすことのできる『'''究極の謎'''』を求めて地上に降り立った。地上に来てまもなく弥子と出会い、彼女を隠れ蓑に選んで『謎』を探し始める。
:地上で目立つのを避けるため、弥子を[[探偵]]に仕立て上げ自分の推理を全て弥子の手柄にさせ、自身は助手と称している。普段は人間に変身しており優男の外見だが、本来は[[鳥類]]の如き頭部を持った姿で、能力使用時などにはその姿に戻るが、謎の気配を見つけて嬉しくなった時には意図せずに戻ってしまうこともある。また、[[魔人探偵脳噛ネウロ#魔帝7ツ兵器(まていななつどうぐ)|魔帝7ツ兵器]]を扱えることから、上位の魔人であることがうかがえる。
:助手を演じる際は自分のことを「'''僕'''」と呼ぶ礼儀正しい好青年として振る舞う(アニメでは「'''私'''」と言うときもある)。しかし本来の一人称は「'''我が輩'''」で、本性は傲岸不遜かつ'''[[サディズム|ドS]]'''。「奴隷」の弥子や吾代を虐めて遊ぶのが趣味だが、彼らは「奴隷」「道具」というだけあって自身の「所有物」であり、それなりに愛着を持っている様子である。基本的に、自身の正体を知っている者には敬語を使わないが、笹塚に対しては、既に敬語で話す事に慣れてしまっているという理由から、正体を知られる以前と同様の敬語口調で接している。
:当初は人間を格下の存在として見ていたが、アヤ・エイジアの事件をきっかけに人間の可能性に興味を持ち始め、次第に人間を「究極の謎」を作り出す可能性を秘めた種族であるとして大いに評価するようになる。自分を殺そうと工夫を凝らし、人間離れした姿に変貌してゆく怪盗“X”には感動すら抱き、数々の事件を通して観察力を研ぎ澄ましていく弥子にも期待を寄せている。
:人間を遥かに凌駕する頭脳を持ち、地上のあらゆる知識を吸収している。本来その身体は、一億度の業火にも耐える強度(魔界でネウロ自身が検証したところ、1億36度だった)、核弾頭を使っても殺せずさらに腕などを両断されても切断面を合わせればその場で元通りになるという、常識を超えた生命力を誇る。しかし地上においては魔人にとって[[酸素]]に相当する[[瘴気]]が不足するために、その強靭な体も弱る一方であり謎を喰って得た魔力で普段から強化することでそれをしのいでいるという。しかも魔界能力の使用等によって魔力を消費したりダメージの蓄積が増えたりすればそれもかなわなくなり、加速的に弱体化する。魔界ではほとんど眠らなかったらしいが、地上に来た現在では睡眠が必要になっており、弱るごとにその時間も長くなる。
:HAL編後半ではかつてないほどに弱体化し、本物の絶体絶命の危機を迎えたが、HALの『謎』喰いに成功(「地上に来て以来の良質な謎」と評した)して回復し、電子ドラッグで強化された兵隊2万人をたった5分で壊滅させ、パワーアップしたXをもほぼ無傷で完膚なきまでに叩きのめした。しかし、しばらくすると再び弱体化し始め、「新しい血族」たちとの対決において致命的な不安材料を抱えることになる。
:『謎』以外の問題を解いても栄養にはならず腹もふくれない。加えて、怪盗Xとの最終決戦へとつながる一連の事件を通じて、謎は「天然もの」、本人が心から望んだ悪意の中で生まれたものでなければならないという結論に至り、それ以外の謎は全て「養殖」として認めない姿勢をとる。『シックス』に招かれた時、『シックス』が多数の人間を脅し殺し合わせて作らせた謎を提示され、喰べるように勧められたのに対し、強い不快感を表し「プライドを取り戻せ人間共よ」と語りかけており、そこには謎を作り出す人間への敬意も孕んでいるように見受けられる。その上で、種を確立するために人間を滅ぼそうとしている『シックス』ら「新しい血族」にははっきりとした敵意を初めて示し、謎を確保するためその「畑」である人間を守る行動をとっている。
:誕生日は16月344日(これを[[グレゴリオ暦]]に換算すると、弥子の誕生日と同じになる)。身長188~220cm、体重65~120kg。嫌いな動物はカピバラ(魔界のものは[[東京都庁]]と同じぐらいの大きさ)。年齢は地上の言語では表記不能。劇中で電人「HAL」が述べたところによると、[[神経細胞]]を示す'''ニューロン'''(Neuron)が名前の由来の模様。


[[Category:架空の探偵|のうかみねうろ]]
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[[Category:フィクションの悪・魔族|のうかみねうろ]]
[[Category:魔人探偵脳噛ネウロ]]
[[Category:推理漫画の登場人物]]
[[Category:架空の探偵]]
[[Category:フィクションの悪魔・魔族]]

2009年2月10日 (火) 09:08時点における版

脳噛ネウロ(のうがみ ねうろ) 
- 子安武人(アニメ・ドラマCD共通)
本作品の主人公。
魔界の生物における突然変異種の魔人で、『謎』を唯一の栄養源とする。絶えず脳髄の空腹を抱え、魔界の『謎』を喰い尽くして後、その飢えを永遠に満たすことのできる『究極の謎』を求めて地上に降り立った。地上に来てまもなく弥子と出会い、彼女を隠れ蓑に選んで『謎』を探し始める。
地上で目立つのを避けるため、弥子を探偵に仕立て上げ自分の推理を全て弥子の手柄にさせ、自身は助手と称している。普段は人間に変身しており優男の外見だが、本来は鳥類の如き頭部を持った姿で、能力使用時などにはその姿に戻るが、謎の気配を見つけて嬉しくなった時には意図せずに戻ってしまうこともある。また、魔帝7ツ兵器を扱えることから、上位の魔人であることがうかがえる。
助手を演じる際は自分のことを「」と呼ぶ礼儀正しい好青年として振る舞う(アニメでは「」と言うときもある)。しかし本来の一人称は「我が輩」で、本性は傲岸不遜かつドS。「奴隷」の弥子や吾代を虐めて遊ぶのが趣味だが、彼らは「奴隷」「道具」というだけあって自身の「所有物」であり、それなりに愛着を持っている様子である。基本的に、自身の正体を知っている者には敬語を使わないが、笹塚に対しては、既に敬語で話す事に慣れてしまっているという理由から、正体を知られる以前と同様の敬語口調で接している。
当初は人間を格下の存在として見ていたが、アヤ・エイジアの事件をきっかけに人間の可能性に興味を持ち始め、次第に人間を「究極の謎」を作り出す可能性を秘めた種族であるとして大いに評価するようになる。自分を殺そうと工夫を凝らし、人間離れした姿に変貌してゆく怪盗“X”には感動すら抱き、数々の事件を通して観察力を研ぎ澄ましていく弥子にも期待を寄せている。
人間を遥かに凌駕する頭脳を持ち、地上のあらゆる知識を吸収している。本来その身体は、一億度の業火にも耐える強度(魔界でネウロ自身が検証したところ、1億36度だった)、核弾頭を使っても殺せずさらに腕などを両断されても切断面を合わせればその場で元通りになるという、常識を超えた生命力を誇る。しかし地上においては魔人にとって酸素に相当する瘴気が不足するために、その強靭な体も弱る一方であり謎を喰って得た魔力で普段から強化することでそれをしのいでいるという。しかも魔界能力の使用等によって魔力を消費したりダメージの蓄積が増えたりすればそれもかなわなくなり、加速的に弱体化する。魔界ではほとんど眠らなかったらしいが、地上に来た現在では睡眠が必要になっており、弱るごとにその時間も長くなる。
HAL編後半ではかつてないほどに弱体化し、本物の絶体絶命の危機を迎えたが、HALの『謎』喰いに成功(「地上に来て以来の良質な謎」と評した)して回復し、電子ドラッグで強化された兵隊2万人をたった5分で壊滅させ、パワーアップしたXをもほぼ無傷で完膚なきまでに叩きのめした。しかし、しばらくすると再び弱体化し始め、「新しい血族」たちとの対決において致命的な不安材料を抱えることになる。
『謎』以外の問題を解いても栄養にはならず腹もふくれない。加えて、怪盗Xとの最終決戦へとつながる一連の事件を通じて、謎は「天然もの」、本人が心から望んだ悪意の中で生まれたものでなければならないという結論に至り、それ以外の謎は全て「養殖」として認めない姿勢をとる。『シックス』に招かれた時、『シックス』が多数の人間を脅し殺し合わせて作らせた謎を提示され、喰べるように勧められたのに対し、強い不快感を表し「プライドを取り戻せ人間共よ」と語りかけており、そこには謎を作り出す人間への敬意も孕んでいるように見受けられる。その上で、種を確立するために人間を滅ぼそうとしている『シックス』ら「新しい血族」にははっきりとした敵意を初めて示し、謎を確保するためその「畑」である人間を守る行動をとっている。
誕生日は16月344日(これをグレゴリオ暦に換算すると、弥子の誕生日と同じになる)。身長188~220cm、体重65~120kg。嫌いな動物はカピバラ(魔界のものは東京都庁と同じぐらいの大きさ)。年齢は地上の言語では表記不能。劇中で電人「HAL」が述べたところによると、神経細胞を示すニューロン(Neuron)が名前の由来の模様。