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「ローヤルクラウン・コーラ」の版間の差分

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{{Infobox 飲料|name=RCコーラ|image=|type=[[コーラ]]|manufacturer=[[キューリグ・ドクター・ペッパー]]|origin={{US}}[[ジョージア州]][[コロンバス (ジョージア州)|コロンバス]]|introduced={{start date and age|1905}}|discontinued=|color=[[カラメル色素|カラメル]]|variants=RC Cola<br />RC No Sugar<br />Royal Crown Cola<br />Mighty Rain<br />RC Q<br />RC Refresher<br />Double Caffeine<br />Rad Rain<br />RC Neo<br />RC Flavor Collection<br />RC Cherry Cola<br />RC Diet Cola|website={{URL|rccolainternational.com}}|caption=Branding used in the United States since 2019|logo=RC_Cola_logo.svg|origin_label=Origin}}
[[File:RC Cola.jpg|thumb|RCコーラ]]
'''RCコーラ'''(RC Cola)は、[[アメリカ合衆国]][[ジョージア州]][[コロンバス (ジョージア州)|コロンバス]]の[[薬剤師]][[クラウド・A・ハッチャー]]が開発した[[コーラ (飲料)|コーラ]]味の[[ソフトドリンク]]。米国でキューリグドクターペッパーが所有し、国際的にはRCグローバルビバレッジが所有する
'''ロイヤルクラウン・コーラ''' (Royal Crown Cola) は [[アメリカ合衆国]]のRoyal Crown Company.Inc. から発売されている[[コーラ (飲料)|コーラ]]。'''RC'''と略されることも多い。世界[[市場占有率|シェア]]は[[コカ・コーラ]]、[[ペプシコーラ|ペプシ]]に続く3位だが、数字は大きく水を開けられている。


== 概要 ==
== 歴史 ==
=== 歴史 ===
[[File:Claud A. Hatcher.jpg|thumb|{{仮リンク|クラウド・A・ハッチャー|en|Claud A. Hatcher}}]]
[[File:Claud A. Hatcher.jpg|thumb|{{仮リンク|クラウド・A・ハッチャー|en|Claud A. Hatcher}}]]
1901年、ジョージア州コロンバスにコール=ハンプトン=ハッチャー食料雑貨店が創業した。1903年、オーナーがハッチャー家のみになり、ハッチャー食料雑貨店に改名した。この店舗は10番通りとフロント通りの交差点近くに位置していた。この頃、ビン入りのソフトドリンクが急速に人気を上げ、食料雑貨店のオーナーたちは店の利益を最大限にしようと考えた<ref>http://files.usgwarchives.net/ga/muscogee/photos/hatcher13430gph.txt Bill Winn, "R.C. Cola Gets Start in Basement," ''Columbus Ledger - Enquirer'', Sunday, May 7, 1978, S-24]</ref>。食料卸売り業を営んでいたクラウド・A・ハッチャーは、地元のセールスマンであるコロンバス・ロバーツから大量の[[コカ・コーラ]]のシロップを購入した。ハッチャーは、これほど大量に購入しているのだから、ハッチャー食料雑貨社がシロップの価格を特別に割り引いてもらえるのは当然だと考えた。ロバーツが割り引きに応じなかったため、2人は対立した。ハッチャーはロバーツにもうコカ・コーラを買わないことを宣言し、自ら清涼飲料の製法を開発する決心をした。そしてオリジナルのコーラ飲料を開発するため食料雑貨店の地下室にこもった。しかし、開発したのは[[ジンジャーエール]]の製法だった<ref>[http://www.fundinguniverse.com/company-histories/royal-crown-company-inc-history/ History of RC Cola]</ref>。
歴史は長く、[[1905年]]に[[ジョージア州]]コロンブスで[[薬剤師]]の{{仮リンク|クラウド・A・ハッチャー|en|Claud A. Hatcher}}が売り出したシェロ・コーラが元祖である。[[1934年]]にシェロ・コーラを化学者ルーファス・カムが6ヶ月かけて改良し、当時同社が売り出していた[[ジンジャーエール]]の商標に因んでロイヤルクラウンと名づけたのが始まりといわれている。


1905年、ローヤルクラウンとしてローヤルクラウン・ジンジャーエールを製造し<ref>[http://www.rccolainternational.com/about_royal_crown_history.aspx Royal Crown Company History] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20130624130905/http://www.rccolainternational.com/about_royal_crown_history.aspx |date=2013年6月24日 }}</ref>、その後ローヤルクラウン・ストロベリー、ローヤルクラウン・[[ルートビア]]を製造した。自社製品の色付きジュースの名に因み、1910年に社名をシェロ=コーラと改名し、1925年に''[[:en:Nehi|Nehi]]'' にさらに改名した。[[1934年]]にシェロ・コーラを化学者ルーファス・カムが6ヶ月かけて改良し、当時同社が売り出していた[[ジンジャーエール]]の商標に因んでローヤルクラウン・コーラと名付けた。
[[日本]]での歴史も長く、[[1961年]]には壽屋(現・[[サントリー]])が広告を掲載している。モデルは[[加山雄三]]。その後はロイヤルクラウン日本支社を設立して本格的に日本市場へ参入したが、市場にはなかなか受け入れられず、ライセンス契約終了とともに終売。その後は北海道の[[小原商店]]や、[[1972年]]に富山の[[トンボ飲料]]とライセンス契約を結び、当該地域及び沖縄で細々と販売された。再び全国区に現れるのは[[1989年]]で、ポッカコーポレーション(現・[[ポッカサッポロフード&ビバレッジ]]とのライセンス契約締結後である。しかし[[1996年]]の契約期限切れを期に契約を解消、日本市場から姿を消した。現在、輸入品は一部の[[スーパーマーケット]]や輸入食料品店などで販売されている。しかし、海外産を直輸入しているため日本語のラベルはない。近年[[シュウェップス]]に吸収された。


1950年代、[[アメリカ合衆国南部]]においてローヤルクラウン・コーラと[[ムーン・パイ]]は「労働者の昼食」として人気があった<ref>{{cite web | url = http://nashville.about.com/cs/historynsites/a/rcnmoonpie.htm | title = The Souths Fascination with RC Colas and Moonpies | author = Jan Duke | work = About | accessdate = 2008-01-12}}</ref>。1954年、ローヤル・クラウンは世界初の[[缶飲料]]、そして後に初の[[アルミ缶]]飲料を発売した<ref>{{cite web|url=http://www.georgiaencyclopedia.org/nge/Article.jsp?id=h-3535 |title=New Georgia Encyclopedia: Royal Crown Cola Company |publisher=Georgiaencyclopedia.org |date=2006-09-15 |accessdate=2012-10-21}}</ref>。
[[北海道]]にファンが多いのはサントリーとの契約が終わった後に、小原などの既に知名度のあった道内ガラナ飲料業者がフランチャイズ参入し、340mlキングサイズ瓶をコカ・コーラの190mlレギュラーサイズ瓶と同価格で発売したのが大きいと思われる。このため北海道ではまれに[[1970年代]]に設置したと思われるロイヤルクラウンの[[ホーロー看板]]が[[掘っ建て小屋]]に張られているのを見ることができる。


1958年、初のダイエット・コーラである[[ダイエット・ライト]]を、1980年、世界初の[[カフェイン]]フリーコーラであるRC100を発表した。1990年代半ば、RCは[[異性化糖|ブドウ糖果糖液糖]]ではなく新鮮な[[スクロース|サトウキビ糖]]を使用したプレミアム・コーラと称されるローヤル・クラフト・ドラフト・コーラを発表した。12オンス・ボトルのみでの販売であったが、1つの飲料を特別なボトルに大量に分配することが難しくなり、[[オーストラリア]]、[[ニュージーランド]]、[[フランス]]以外ではすぐに販売中止となった。現在ニュージーランド、オーストラリアの一部、[[タイ王国|タイ]]、[[中央アジア]]の[[タジキスタン]]でのみ販売されている<ref>{{cite web | url = http://www.rccolathailand.com/wp1/ | title = RC Cola Thailand|accessdate=2012-10-21}}</ref>。また[[チェリーコーク]]、[[ペプシ・ワイルド・チェリー]]に対抗し、[[チェリーRC]]も発売した。

2000年10月、ローヤル・クラウンは[[スナップル]]を買収した[[キャドバリー|キャドバリー・シュウェップスPlc]]に買収された。それ以降ロイヤル・クラウンの操業はキャドバリー・シュウェップスの子会社である[[ドクターペッパー]]/[[セブンアップ (飲料)|セブンアップ]]に組み込まれた。2001年、海外向けRCブランド全て[[カナダ]]の[[オンタリオ州]][[ミシサガ (オンタリオ州)|ミシサガ]]にあるコット・ビヴァレッジに売却され、アメリカ国外に向けたRCコーラ製品を扱うローヤル・クラウン・コーラ・インターナショナルとして操業することになった。アメリカ国内ではドクターペッパー・スナップル・グループが操業することになった<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.rccolainternational.com/contact.aspx |title=アーカイブされたコピー |accessdate=2011-01-09 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110118002844/http://www.rccolainternational.com/contact.aspx |archivedate=2011-01-18 |url-status=dead|url-status-date=2017-09 }}</ref>。

コット・ビヴァレッジのRCコーラは2010年6月に[[ラトビア]]で<ref>http://www.cesualus.lv/lv/info_medijiem/?news_id=362</ref>、2011年5月に[[イギリス]]でも発売され、[[アズダ]]などのスーパーマーケットや小売店などで購入可能となった<ref>{{cite web|url=http://www.fdin.org.uk/2011/05/royal-crown-cola-launches-in-the-uk/ |title=Food & Drink Innovation Network » ROYAL CROWN COLA LAUNCHES IN THE UK |publisher=Fdin.org.uk |date=2011-05-26 |accessdate=2012-10-21}}</ref>。

RCコーラは''Asiawide Refreshments Corporation'' を通じてフィリピンでも販売されている。

=== 日本での歴史 ===
[[日本]]での歴史も長く、[[1961年]]には壽屋(現・[[サントリー]])が広告を掲載している。モデルは[[加山雄三]]。その後はローヤルクラウン日本支社を設立して本格的に日本市場へ参入したが、市場にはなかなか受け入れられず、ライセンス契約終了とともに終売。その後は北海道の[[小原 (飲料メーカー)|小原商店]]や、[[1972年]]に富山の[[トンボ飲料]]とライセンス契約を結び、当該地域及び沖縄で細々と販売された。再び全国区に現れるのは[[1989年]]で、ポッカコーポレーション(現・[[ポッカサッポロフード&ビバレッジ]])とのライセンス契約締結後である。しかし[[1996年]]の契約期限切れを期に契約を解消、日本市場から姿を消した。現在、輸入品は一部の[[スーパーマーケット]]や輸入食料品店などで販売されている。しかし、海外産を直輸入しているため日本語のラベルはない。近年[[シュウェップス]]に吸収された。

[[北海道]]にファンが多いのはサントリーとの契約が終わった後に、小原などの既に知名度のあった道内ガラナ飲料業者がフランチャイズ参入し、340mlキングサイズ瓶をコカ・コーラの190mlレギュラーサイズ瓶と同価格で発売したのが大きいと思われる。このため北海道ではまれに[[1970年代]]に設置したと思われるローヤルクラウンの[[ホーロー看板]]が[[掘っ建て小屋]]に張られているのを見ることができる。

また、現在ローヤルクラウンのコーラシロップを使用した製品がローソンストア100で販売されている。

尚、日本語の片仮名表記を「ロイヤルクラウン」と誤って書かれるケースが散見されるが、製品に表示された表記は一貫して「ローヤルクラウン」であった。

== 商品展開 ==
=== 世界初 ===
=== 世界初 ===
世界初の[[缶飲料]]、世界初の[[16オンス]]ボトル、世界初の[[カフェイン]]フリーコーラなど時代を先取りした「世界初」の商品を多く世に出しており、それらはインダストリアル・ファースツと呼ばれている。
世界初の[[缶飲料]]、世界初の[[16オンス]]ボトル、世界初の[[カフェイン]]フリーコーラなど時代を先取りした「世界初」の商品を多く世に出しており、それらはインダストリアル・ファースツと呼ばれている。
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=== 姉妹品 ===
=== 姉妹品 ===

=== 北海道地域 ===
=== 北海道地域 ===
[[函館市]]の[[小原商店]]により、[[1970年代]]後半~[[1980年代]]中期にかけて、透明無着色ガラス瓶入りで[[炭酸飲料]]ではない「RCクリームサワー」という名称の無果汁乳酸菌清涼飲料がロヤルクラウンブランドにて北海道の一部で販売されていた。色はピンク・イエロー・グリーン・オレンジの4種類で、透明色ではなくやや乳白色に近い。色別の味については殆ど相違がなく、[[練乳]]入りタイプの[[カルピス|フルーツカルピス]]に近い味・口当たりである(その他、京都周辺で販売されているローカル清涼飲料水「[[ユーミー]]([http://me-young-sitter.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_MDSC_0211.jpg.html 参考画像])」([[ユーミー会]])や[[ダイソー]]を中心に売られている[[棒アイス]]「ミルパーラー」([[双葉洋行株式会社]])にも似ている)。使用されていた透明ガラスビン・王冠ラベルも全く同じ物を使用していた為、色の違いによる個別の名称も特についていなかった。
[[函館市]]の[[小原 (飲料メーカー)|小原商店]]により、[[1970年代]]後半~[[1980年代]]中期にかけて、透明無着色ガラス瓶入りで[[炭酸飲料]]ではない「RCクリームサワー」という名称の無果汁乳酸菌清涼飲料がロヤルクラウンブランドにて北海道の一部で販売されていた。色はピンク・イエロー・グリーン・オレンジの4種類で、透明色ではなくやや乳白色に近い。色別の味については殆ど相違がなく、[[練乳]]入りタイプの[[カルピス|フルーツカルピス]]に近い味・口当たりである(その他、京都周辺で販売されているローカル清涼飲料水「[[ユーミー]]([https://me-young-sitter.blog.ss-blog.jp/upload/detail/m_MDSC_0211.jpg.html 参考画像])」([[ユーミー会]])や[[大創産業|ダイソー]]を中心に売られている[[棒アイス]]「ミルパーラー」([[双葉洋行]])にも似ている)。使用されていた透明ガラスビン・王冠ラベルも全く同じ物を使用していた為、色の違いによる個別の名称も特についていなかった。


=== 北陸地域 ===
=== 北陸地域 ===
[[富山市]]の[[トンボ飲料]]により、無果汁炭酸清涼飲料水「ローヤルクラウンチェリー」「ローヤルクラウンオレンジ」「ローヤルクラウンメロン」「ローヤルクラウングレープ」「ローヤルエース(フレーバー不明)」が販売されていた。コカコーラ社の[[ファンタ (飲料)|ファンタ]]やペプシコーラ社の[[ミリンダ (飲料)|ミリンダ]]同様、果物系フレーバーを人工的に再現している。
[[富山市]]の[[トンボ飲料]]により、無果汁炭酸清涼飲料水「ローヤルクラウンチェリー」「ローヤルクラウンオレンジ」「ローヤルクラウンメロン」「ローヤルクラウングレープ」「ローヤルエース(フレーバー不明)」が販売されていた。コカコーラ社の[[ファンタ (飲料)|ファンタ]]やペプシコーラ社の[[ミリンダ (飲料)|ミリンダ]]同様、果物系フレーバーを人工的に再現している。

== RCブランド一覧 ==
{| class="wikitable" cuz6+52*129+
|-
! 製品名 !! 発売年 !! 特記 !! 画像
|-
| RCコーラ
| style="text-align:center;"| 1905
|オリジナルのRCコーラ
|<!-- Deleted image removed: [[File:Rc cola can.jpg|100px]] -->
|-
| ダイエット・ライト・コーラ
| style="text-align:center;"| 1958
|初のダイエット・コーラ
|
|-
| RCコーラ・レモン
| style="text-align:center;"| 1974
|レモン味のRCコーラ
|
|-
| RC100
| style="text-align:center;"| 1980
|初のカフェイン抜きダイエット・コーラ
|
|-
| [[チェリーRC]]
| style="text-align:center;"| 1985<ref>{{cite news|title=Coke, Dr Pepper Enter the Pit as Cherry Coke Rolls Out|newspaper=Adweek|date=August 5, 1985|quote=Royal Crown Cola recently entered the fray, introducing Cherry RC in the Southwest with plans to roll it out nationally, backed with co-op advertising dollars}}</ref>
|チェリー味のRCコーラ
|
|-
| RCドラフト・コーラ
| style="text-align:center;"| 1995
|サトウキビを使用したプレミアム・コーラ
<!--|[[File:Rc cola draft.jpg|75px]]-->
|-
| RCコーラ・エッジ
| style="text-align:center;"| 1999
|カフェイン増量コーラ
|<!--[[File:Rc edge.jpg|75px]]-->
|-
| RCコーラ・ゼロ
| style="text-align:center;"| 2009
|ノー・カロリー、ノー・シュガーのRCコーラ
|
|-
| RCキック
| style="text-align:center;"| 2010
|[[ガラナ]]入りRCコーラ
|
|-
|RCドラ=コーラ<ref>{{cite web|url=http://www.rccola.co.uk/news/?p=320 |title=RC Cola UK |publisher=Rccola.co.uk |date=2012-09-07 |accessdate=2012-10-21}}</ref>
| style="text-align:center;"| 2012
|2012年、イギリスで[[ハロウィン]]向けに発売されたノー・シュガーの赤いコーラ。ラベルが暗闇で光る。
|
|-
|RCテン<ref>{{cite web|url=http://www.dpsgproductfacts.com/product/RC_COLA_TEN_20|title=Dr. Pepper Snapple Group Product Facts |publisher=dpsgproductfacts.com |year=2013 |accessdate=2013-05-29}}</ref>
| style="text-align:center;"| 2012
|ドクターペッパー/セブンアップのテン・シリーズの一環で製造されたローカロリーのコーラ
|
|}

== 宣伝活動 ==
{{出典の明記|date=2014年9月23日 (火) 07:33 (UTC)|section=1}}
RCコーラのブランドは多くのキャンペーンを行なっている。1930年代、広告会社BBDOと共にアレックス・オズボーンは「シーズン最高」のスローガンでキャンペーンを行なった。

1940年代、女優[[リザベス・スコット]]をRCコーラの顔として起用し、「リザベス・スコットによるとRCは最高の味」のスローガンで雑誌広告を掲載した。
.
1966年、ローヤル・クラウン・コーラは[[ジム・ヘンソン]]と共同でサワー・バード(ヘンソン)とナッティ・バード([[フランク・オズ]]のアシストによるヘンソン)の2羽の鳥の[[パペット]]によるコマーシャルを製作した。ナッティ・バードの方が売り込みが強い<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=jtId1k-sYfo Jim Henson RC Commercial] Retrieved September 15, 2012.</ref>。ナッティ・バードはヘンソンによるデザイン、ドン・ソーリンによる製作で完成した。サワー・バードはロックンロール・モンスターと共に『[[エド・サリヴァン・ショー]]』に出演した。

1967年12月、[[ナンシー・シナトラ]]は様々な歌手が出演した1時間の自身の特別番組『''[[:en:Movin' With Nancy|Movin' With Nancy]]'' 』で[[デイヴィッド・ウィンターズ (振付師)|デイヴィッド・ウィンターズ]]の振付により2つのコマーシャルに出演した<ref>http://www.imdb.com/name/nm0935916/awards</ref>。 シナトラは「''It's a mad, mad, mad Cola... RC the one with the mad, mad taste!...RC!'' 」と歌った<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=gbkoeJ7BVsI Nancy Sinatra RC Cola Ad] Retrieved September 15, 2012.</ref>。1960年代から1980年代、同社は[[ニューヨーク・メッツ]]の公式スポンサーを務めた。ニューヨークでのテレビ・コマーシャルにはメッツのピッチャーの[[トム・シーバー]]とその妻ナンシー(シナトラではない)が出演し、[[シェイ・スタジアム]]のダグアウトの上でシナトラのキャンペーン・ソングに合わせて踊っていた。1970年代半ば、ローヤル・クラウンは「''Me & My RC'' 」のキャンペーンを展開した<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=Wm_LmlFeNnM Me and My RC Commercial] Retrieved September 15, 2012.</ref>。ルイズ・マンドレルが歌うジングルは「''Me and my RC / Me and my RC /'Cause what's good enough / For other folks / Ain't good enough for me'' 」という歌詞である。1995年、RCは[[イスラエル]]でも発売され、「''RC: Just like in America!'' 」というスローガンであった。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[コーラ (飲料)|コーラ]]
* [[オープンコーラ (飲料)|オープンコーラ]]
* [[ペプシコーラ]]
* [[コカ・コーラ]]
* [[コーラ戦争]]
* [[ドクターペッパー]]
* [[ヴァージン・コーラ]]
* [[ヴァージン・コーラ]]
* [[アッパーテン|Upper 10]]
* [[アッパーテン|Upper 10]]
* [[タクシードライバー (1976年の映画)]] - 主演[[ロバート・デ・ニーロ]]が演じるトラヴィス・ビックルが[[成人映画館|ポルノ映画館]]で注文する際に登場する。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references/>


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.gono.com/museum2003/museum%20collect%20info/royalcrowncola.htm ローヤル・クラウン・コーラ社の歴史] (英語)
* [http://www.rccolainternational.com/ www.rccolainternational.com(公式HP)]
* [http://www.rccolainternational.com/index.aspx RCコーラ・インターナショナル公式サイト] (英語)
* [http://blogs.yahoo.co.jp/hondacp77/54939860.html ロイヤルクラウン・コーラ レトロな空き瓶&未開封瓶(懐かしいコーラ瓶 & コニファーガーデン)]
* [http://www.drpeppersnapplegroup.com/brands/rc-cola ドクターペッパー=スナップル・グループのRCコーラ] (英語)
* [http://bellbucklechamber.com/events/ RCコーラ&ムーン・パイ・フェスティバル] (英語)
* [http://www.rccola.co.uk/ イギリスのRCコーラ公式サイト] (英語)
* {{Wayback|url=http://blogs.yahoo.co.jp/hondacp77/54939860.html |title=ロイヤルクラウン・コーラ レトロな空き瓶&未開封瓶(懐かしいコーラ瓶 & コニファーガーデン) |date=20191101000000}}
* [http://www.cosmos.ne.jp/~norioa/binlibrary2/toyamaken.htm 富山県(ビンの博物館 BottleMuseum)]
* [http://www.cosmos.ne.jp/~norioa/binlibrary2/toyamaken.htm 富山県(ビンの博物館 BottleMuseum)]


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[[Category:コーラ]]
[[Category:市販清涼飲料水]]
[[Category:コーラの商品名]]

2024年9月3日 (火) 11:10時点における最新版

RCコーラ
種類 コーラ
製造元 キューリグ・ドクター・ペッパー
発祥国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジョージア州コロンバス
販売開始 1905年 (119年前) (1905)
カラメル
派生品 RC Cola
RC No Sugar
Royal Crown Cola
Mighty Rain
RC Q
RC Refresher
Double Caffeine
Rad Rain
RC Neo
RC Flavor Collection
RC Cherry Cola
RC Diet Cola
公式サイト rccolainternational.com
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RCコーラ(RC Cola)は、アメリカ合衆国ジョージア州コロンバス薬剤師クラウド・A・ハッチャーが開発したコーラ味のソフトドリンク。米国でキューリグドクターペッパーが所有し、国際的にはRCグローバルビバレッジが所有する

歴史

[編集]
クラウド・A・ハッチャー英語版

1901年、ジョージア州コロンバスにコール=ハンプトン=ハッチャー食料雑貨店が創業した。1903年、オーナーがハッチャー家のみになり、ハッチャー食料雑貨店に改名した。この店舗は10番通りとフロント通りの交差点近くに位置していた。この頃、ビン入りのソフトドリンクが急速に人気を上げ、食料雑貨店のオーナーたちは店の利益を最大限にしようと考えた[1]。食料卸売り業を営んでいたクラウド・A・ハッチャーは、地元のセールスマンであるコロンバス・ロバーツから大量のコカ・コーラのシロップを購入した。ハッチャーは、これほど大量に購入しているのだから、ハッチャー食料雑貨社がシロップの価格を特別に割り引いてもらえるのは当然だと考えた。ロバーツが割り引きに応じなかったため、2人は対立した。ハッチャーはロバーツにもうコカ・コーラを買わないことを宣言し、自ら清涼飲料の製法を開発する決心をした。そしてオリジナルのコーラ飲料を開発するため食料雑貨店の地下室にこもった。しかし、開発したのはジンジャーエールの製法だった[2]

1905年、ローヤルクラウンとしてローヤルクラウン・ジンジャーエールを製造し[3]、その後ローヤルクラウン・ストロベリー、ローヤルクラウン・ルートビアを製造した。自社製品の色付きジュースの名に因み、1910年に社名をシェロ=コーラと改名し、1925年にNehi にさらに改名した。1934年にシェロ・コーラを化学者ルーファス・カムが6ヶ月かけて改良し、当時同社が売り出していたジンジャーエールの商標に因んでローヤルクラウン・コーラと名付けた。

1950年代、アメリカ合衆国南部においてローヤルクラウン・コーラとムーン・パイは「労働者の昼食」として人気があった[4]。1954年、ローヤル・クラウンは世界初の缶飲料、そして後に初のアルミ缶飲料を発売した[5]

1958年、初のダイエット・コーラであるダイエット・ライトを、1980年、世界初のカフェインフリーコーラであるRC100を発表した。1990年代半ば、RCはブドウ糖果糖液糖ではなく新鮮なサトウキビ糖を使用したプレミアム・コーラと称されるローヤル・クラフト・ドラフト・コーラを発表した。12オンス・ボトルのみでの販売であったが、1つの飲料を特別なボトルに大量に分配することが難しくなり、オーストラリアニュージーランドフランス以外ではすぐに販売中止となった。現在ニュージーランド、オーストラリアの一部、タイ中央アジアタジキスタンでのみ販売されている[6]。またチェリーコークペプシ・ワイルド・チェリーに対抗し、チェリーRCも発売した。

2000年10月、ローヤル・クラウンはスナップルを買収したキャドバリー・シュウェップスPlcに買収された。それ以降ロイヤル・クラウンの操業はキャドバリー・シュウェップスの子会社であるドクターペッパー/セブンアップに組み込まれた。2001年、海外向けRCブランド全てカナダオンタリオ州ミシサガにあるコット・ビヴァレッジに売却され、アメリカ国外に向けたRCコーラ製品を扱うローヤル・クラウン・コーラ・インターナショナルとして操業することになった。アメリカ国内ではドクターペッパー・スナップル・グループが操業することになった[7]

コット・ビヴァレッジのRCコーラは2010年6月にラトビア[8]、2011年5月にイギリスでも発売され、アズダなどのスーパーマーケットや小売店などで購入可能となった[9]

RCコーラはAsiawide Refreshments Corporation を通じてフィリピンでも販売されている。

日本での歴史

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日本での歴史も長く、1961年には壽屋(現・サントリー)が広告を掲載している。モデルは加山雄三。その後はローヤルクラウン日本支社を設立して本格的に日本市場へ参入したが、市場にはなかなか受け入れられず、ライセンス契約終了とともに終売。その後は北海道の小原商店や、1972年に富山のトンボ飲料とライセンス契約を結び、当該地域及び沖縄で細々と販売された。再び全国区に現れるのは1989年で、ポッカコーポレーション(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)とのライセンス契約締結後である。しかし1996年の契約期限切れを期に契約を解消、日本市場から姿を消した。現在、輸入品は一部のスーパーマーケットや輸入食料品店などで販売されている。しかし、海外産を直輸入しているため日本語のラベルはない。近年シュウェップスに吸収された。

北海道にファンが多いのはサントリーとの契約が終わった後に、小原などの既に知名度のあった道内ガラナ飲料業者がフランチャイズ参入し、340mlキングサイズ瓶をコカ・コーラの190mlレギュラーサイズ瓶と同価格で発売したのが大きいと思われる。このため北海道ではまれに1970年代に設置したと思われるローヤルクラウンのホーロー看板掘っ建て小屋に張られているのを見ることができる。

また、現在ローヤルクラウンのコーラシロップを使用した製品がローソンストア100で販売されている。

尚、日本語の片仮名表記を「ロイヤルクラウン」と誤って書かれるケースが散見されるが、製品に表示された表記は一貫して「ローヤルクラウン」であった。

商品展開

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世界初

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世界初の缶飲料、世界初の16オンスボトル、世界初のカフェインフリーコーラなど時代を先取りした「世界初」の商品を多く世に出しており、それらはインダストリアル・ファースツと呼ばれている。

中でも1961年に発売したダイエット・ライト・コーラ(Diet Rite Cola)は、世界初のダイエットコーラとしてばかりでなく、世界初のおいしいダイエット飲料として売り出され発売後1年半で消費量全米第4位にランクインするほどの好成績を残し同業他社がダイエットコーラに進出する切っ掛けとなった。ダイエット・ライト・コーラは1983年にカフェイン・ナトリウム・砂糖を全部抜いたものになり、現在[いつ?]でも好評を博している。

姉妹品

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北海道地域

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函館市小原商店により、1970年代後半~1980年代中期にかけて、透明無着色ガラス瓶入りで炭酸飲料ではない「RCクリームサワー」という名称の無果汁乳酸菌清涼飲料がローヤルクラウンブランドにて北海道の一部で販売されていた。色はピンク・イエロー・グリーン・オレンジの4種類で、透明色ではなくやや乳白色に近い。色別の味については殆ど相違がなく、練乳入りタイプのフルーツカルピスに近い味・口当たりである(その他、京都周辺で販売されているローカル清涼飲料水「ユーミー参考画像)」(ユーミー会)やダイソーを中心に売られている棒アイス「ミルパーラー」(双葉洋行)にも似ている)。使用されていた透明ガラスビン・王冠ラベルも全く同じ物を使用していた為、色の違いによる個別の名称も特についていなかった。

北陸地域

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富山市トンボ飲料により、無果汁炭酸清涼飲料水「ローヤルクラウンチェリー」「ローヤルクラウンオレンジ」「ローヤルクラウンメロン」「ローヤルクラウングレープ」「ローヤルエース(フレーバー不明)」が販売されていた。コカ・コーラ社のファンタやペプシコーラ社のミリンダ同様、果物系フレーバーを人工的に再現している。

RCブランド一覧

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製品名 発売年 特記 画像
RCコーラ 1905 オリジナルのRCコーラ
ダイエット・ライト・コーラ 1958 初のダイエット・コーラ
RCコーラ・レモン 1974 レモン味のRCコーラ
RC100 1980 初のカフェイン抜きダイエット・コーラ
チェリーRC 1985[10] チェリー味のRCコーラ
RCドラフト・コーラ 1995 サトウキビを使用したプレミアム・コーラ
RCコーラ・エッジ 1999 カフェイン増量コーラ
RCコーラ・ゼロ 2009 ノー・カロリー、ノー・シュガーのRCコーラ
RCキック 2010 ガラナ入りRCコーラ
RCドラ=コーラ[11] 2012 2012年、イギリスでハロウィン向けに発売されたノー・シュガーの赤いコーラ。ラベルが暗闇で光る。
RCテン[12] 2012 ドクターペッパー/セブンアップのテン・シリーズの一環で製造されたローカロリーのコーラ

宣伝活動

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RCコーラのブランドは多くのキャンペーンを行なっている。1930年代、広告会社BBDOと共にアレックス・オズボーンは「シーズン最高」のスローガンでキャンペーンを行なった。

1940年代、女優リザベス・スコットをRCコーラの顔として起用し、「リザベス・スコットによるとRCは最高の味」のスローガンで雑誌広告を掲載した。 . 1966年、ローヤル・クラウン・コーラはジム・ヘンソンと共同でサワー・バード(ヘンソン)とナッティ・バード(フランク・オズのアシストによるヘンソン)の2羽の鳥のパペットによるコマーシャルを製作した。ナッティ・バードの方が売り込みが強い[13]。ナッティ・バードはヘンソンによるデザイン、ドン・ソーリンによる製作で完成した。サワー・バードはロックンロール・モンスターと共に『エド・サリヴァン・ショー』に出演した。

1967年12月、ナンシー・シナトラは様々な歌手が出演した1時間の自身の特別番組『Movin' With Nancy 』でデイヴィッド・ウィンターズの振付により2つのコマーシャルに出演した[14]。 シナトラは「It's a mad, mad, mad Cola... RC the one with the mad, mad taste!...RC! 」と歌った[15]。1960年代から1980年代、同社はニューヨーク・メッツの公式スポンサーを務めた。ニューヨークでのテレビ・コマーシャルにはメッツのピッチャーのトム・シーバーとその妻ナンシー(シナトラではない)が出演し、シェイ・スタジアムのダグアウトの上でシナトラのキャンペーン・ソングに合わせて踊っていた。1970年代半ば、ローヤル・クラウンは「Me & My RC 」のキャンペーンを展開した[16]。ルイズ・マンドレルが歌うジングルは「Me and my RC / Me and my RC /'Cause what's good enough / For other folks / Ain't good enough for me 」という歌詞である。1995年、RCはイスラエルでも発売され、「RC: Just like in America! 」というスローガンであった。

関連項目

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脚注

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  1. ^ http://files.usgwarchives.net/ga/muscogee/photos/hatcher13430gph.txt Bill Winn, "R.C. Cola Gets Start in Basement," Columbus Ledger - Enquirer, Sunday, May 7, 1978, S-24]
  2. ^ History of RC Cola
  3. ^ Royal Crown Company History Archived 2013年6月24日, at the Wayback Machine.
  4. ^ Jan Duke. “The Souths Fascination with RC Colas and Moonpies”. About. 2008年1月12日閲覧。
  5. ^ New Georgia Encyclopedia: Royal Crown Cola Company”. Georgiaencyclopedia.org (2006年9月15日). 2012年10月21日閲覧。
  6. ^ RC Cola Thailand”. 2012年10月21日閲覧。
  7. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月9日閲覧。
  8. ^ http://www.cesualus.lv/lv/info_medijiem/?news_id=362
  9. ^ Food & Drink Innovation Network » ROYAL CROWN COLA LAUNCHES IN THE UK”. Fdin.org.uk (2011年5月26日). 2012年10月21日閲覧。
  10. ^ “Coke, Dr Pepper Enter the Pit as Cherry Coke Rolls Out”. Adweek. (August 5, 1985). "Royal Crown Cola recently entered the fray, introducing Cherry RC in the Southwest with plans to roll it out nationally, backed with co-op advertising dollars" 
  11. ^ RC Cola UK”. Rccola.co.uk (2012年9月7日). 2012年10月21日閲覧。
  12. ^ Dr. Pepper Snapple Group Product Facts”. dpsgproductfacts.com (2013年). 2013年5月29日閲覧。
  13. ^ Jim Henson RC Commercial Retrieved September 15, 2012.
  14. ^ http://www.imdb.com/name/nm0935916/awards
  15. ^ Nancy Sinatra RC Cola Ad Retrieved September 15, 2012.
  16. ^ Me and My RC Commercial Retrieved September 15, 2012.

外部リンク

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