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2016年6月7日 (火) 22:57時点における版
石坂 まさを | |
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出生名 | 澤ノ井龍二 |
別名 | 沢ノ井千江児 |
生誕 | 1941年5月18日 |
出身地 | 日本 東京都新宿区 |
死没 | 2013年3月9日(71歳没) |
ジャンル | 演歌 |
職業 | 作詞家 |
活動期間 | 1969年 - 2013年 |
レーベル | 東芝EMI、日本クラウン、RCAビクター、CBSソニー、パイオニア、エムティアール |
事務所 | 石坂オフィス |
共同作業者 | 藤圭子、小林旭、郷ひろみ、五木ひろし、角川博、秋吉恵美、矢沢永吉 、青江ひとみほか |
石坂 まさを(いしざか まさを、本名:澤ノ井龍二、1941年5月18日 - 2013年3月9日)は、日本の作詞家・作曲家。
人物
東京都新宿区出身。母子家庭に育ち、少年時代は寂しがりやであった。職業を転々とするうちに作詞家を志すようになり、当時作詞家石本美由起が主催していた、かつての作詞同人誌『新歌謡界』にこつこつと作品を投稿しながら、デビューのチャンスをうかがっていた。同じく『新歌謡界』出身である作詞家山上路夫とは、同期の良きライバルの間柄である。先輩作詞家などから比較対象とされることも度々で、作風の違いなどから「貴公子の山上」「野生児の沢ノ井」などと揶揄されることも少なくなかった。
修行時代からプロとなった後も、ペンネームは修行当時の「沢ノ井千江児」を永く使用していた。「沢ノ井」は実名の姓で「千江児」は母親の名である「千江」に由来する。家庭の事情から女手一つで育てられたことから、母への思慕は深く、一般によく知られている石坂まさをに改名したのは28歳で藤圭子をプロデュースしミリオンセラーとなる直前のことであった。その後も、プロデューサー兼作詞家というスタンスで作詞活動を行い、演歌の世界でヒットを連発する。
私生活では、夫人との間に二男を儲けており、兄弟共に音楽の道を選んでいる。
その一方で少年期から病弱であり、肺結核を患ったり、糖尿病が原因の網膜剥離による左眼失明といった苦難にあう。それでも秋吉恵美のアルバム「心歌」のプロデュースなど、人生をテーマとした作詞活動に情熱を注いだ。
2013年3月9日、長年の闘病生活の末にこの世を去った[1]。71歳没。また、同年の8月22日には藤圭子も高層マンションから飛び降り自殺した[2]。奇しくもこの翌日は関係者有志による『石坂まさをを偲ぶ会』が都内の会場で開かれる予定日となっていた。会は予定通り催された。
主な楽曲
- 秋吉恵美「心ヒロシマ」(作詞・作曲)「心友」「心歌」(作詞)
- 鮎川いずみ「冬の花」(作詞)
- 石坂まさを「心たんぽぽ」(作詞)
- 石坂みき「このはなさくや姫」(作詞)
- 市原悦子「ねねしな灯台」(作詞)
- 五木ひろし「おしどり」「べにばな」「ゆめかぜ」「弾き語り」(作詞)
- 内田あかり「浮世絵の街」(作詞)
- 江本孟紀「恋する御堂筋」(作詞)
- 大石円「恋のしのび雨」(作詞)
- 岡野勝二&張麗華「石坂まさを一人旅して」(作詞)
- 小川順子「夜の訪問者」(作詞)
- 春日八郎「どっこい生きてるぜ/幸子」(作詞)
- 克美しげる「雪山に消えたあいつ」(作詞【沢ノ井千江児名義】)
- 桂京子「お待たせしました」(作詞)
- 桂三枝「四季の恋人」(作詞)
- 加藤登紀子「漂泊の海へ」(作詞)
- 角川博「涙ぐらし」(作詞・作曲)「許してください」(作詞)
- 川中美幸「あなたに命がけ」(作詞)
- 木村悠希「心宿」(作詞・作曲)
- 銀次「女町エレジー」(作詞)
- 弦哲也「夕焼けは俺の故郷」(作詞)
- 郷ひろみ「花のように鳥のように」(作詞)
- 小林旭「北へ」「ギター抱えたひとり旅」(作詞)
- ザ・アキラ「ザ・アキラブルース」(作詞)
- 西城秀樹「漂流者たち」(作詞・作曲)
- 酒井法子「おとぎの国のBirthday」(作詞)
- 桜たまこ「東京娘」「おじさんルンバ」(作詞)
- 山川ユキ「新宿ダダ」(作詞・作曲)
- 三条正人&東京ロマンチカ「明日からあなたは」(作詞)
- 枝園清一「心家なき子」(作詞)
- ジュディ・オング「愛は命」(作詞)
- 平辰「心寿」(作詞)
- ちくらひろし「南国旅情」(作詞)
- 千葉マリア「忘れじ京都」(作詞)
- ディック・ミネ&淡谷のり子「モダンエイジ」(作詞)
- 敏いとうとハッピー&ブルー「倖わせそうな女」(作詞)
- 中村美律子「笑売」(作詞)
- 中森明菜(大西美帆名義)「CARIBBEAN」(作詞)
- 中山和美「心宿」(作詞)
- 名雪裕子「心母」(作詞)
- 西川峰子「十九の夢」(作詞)
- パンプキン「そよ風の騎士」「恋はおまかせ」(作詞)
- 藤圭子「新宿の女」(作詞・作曲)「圭子の夢は夜ひらく」「女のブルース」「みちのく小唄」「命預けます」(作詞)
- 藤田まこと「心ぐらし」「人生風車」(作詞)
- ペドロ&カプリシャス「通りすぎた季節」(作詞)
- 細川たかし「北の旅愁」(作詞)
- 堀内孝雄「のどか」(作詞)
- 内山田洋とクール・ファイブ「雨のしのび逢い」(作詞)
- 増位山太志郎「いたわりあい」(作詞)
- 松原曾平「大阪恵比寿」(作詞)
- 三笠優子「浪花の夢」(作詞)
- 美空ひばり「さすらい東京」(作詞)
- 南沙織「哀しみの家」「シャワーの中で」「夢をかえして」(作詞のみ)
- MOJO「若き旅人」「俺は釣りキチ三平だ」(作詞)
- 望月浩「君にしびれて」(作詞)
- 八木成一「やきとりブルース」(作詞)
- 柳澤順子「あなたに片想い」「我が町に愛を」(作詞・作曲)
- 矢野裕子「夕枯れの街から」(作詞)
- 橋本実加子「ツイン・ホリデー」(作詞)
- 「日本全国わが町音頭」(1987年発表当時の全国市町村を題材に作詞。全編あわせて3355番)
- 渡部やえ「ハイよろこんで七福神」(作詞・作曲)
関連項目
書籍
- 「小さな魔法の動物詩集」
(絵 :桂三枝) サンリオ
- 「心の龍馬」
心大学出版
- 「時代を駆け抜けた風たち」
心大学出版
- 「心の七福神大宇宙を翔ぶ」
メタ・ブレーン
関連人物
脚注
- ^ 石坂まさをさん死去、藤圭子の“育ての親” サンケイスポーツ 2013年3月11日閲覧
- ^ 歌手の藤圭子さん自殺か マンションから転落死 サンケイスポーツ 2013年8月22日閲覧