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2016年6月8日 (水) 04:08時点における版
早川義夫 | |
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生誕 | 1947年12月15日(77歳) |
出身地 | 日本 東京都千代田区 |
学歴 |
和光学園高校卒業 和光大学中退 |
ジャンル |
フォーク サイケデリック・ロック |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ピアノ |
活動期間 |
1965年 - 1971年 1986年 1994年 - |
レーベル |
URC ソニー CONSIPIO RECORDS ビクター |
共同作業者 |
ジャックス Ces Chiens |
公式サイト | 早川義夫公式サイト |
早川 義夫(はやかわ よしお、1947年12月15日 - )は、日本のシンガーソングライター、著述家。1960年代後半にロックバンド、ジャックスのメンバーとして活動。解散後はソロとして活動を継続している。東京都千代田区出身。和光学園高校卒業、和光大学中退。血液型はB型。
来歴
中学時代、日劇ウエスタンカーニバルで尾藤イサオのステージ(演奏:ジャッキー吉川とブルーコメッツ)を見て、ロックに目覚める。1965年、高校時代に、同級生2人と「ナイチンゲイル」というバンドを結成。この頃、メジャーデビュー前のザ・スパイダースを見て、刺激を受けている。大学進学後、バンド名をジャックスと改め、ライブ活動を始める。1967年にメンバーが交替し、早川義夫、木田高介、水橋春夫、谷野ひとしの4人編成となる。デビューアルバムは『ジャックスの世界』。ジャックスはセカンドアルバム『ジャックスの奇蹟』を残して解散する。当時商業的に大きな成功を収めることはなかったが、彼らのジャズに影響を受けたオリジナルな音楽性、そして早川の狂気を秘めた歌声と異様で繊細な歌詞は、後に日本のパンク・ロック等のさきがけとして高い評価を受けるようになる。
ジャックス解散後、URCレコードのディレクターの傍ら、ソロアルバム『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』を発表する。このアルバムにも収められている「サルビアの花」は後に多くのミュージシャンによってカバーされるスタンダード曲となる。ディレクターとしては岡林信康、加川良らを担当した。 しかし次第に音楽の仕事から離れ、1972年には川崎市内に早川書店を開店した。1994年に『この世で一番キレイなもの』で復帰するまで23年間音楽活動を停止していた。
2003年、佐久間正英とCes Chiensを結成。佐久間正英はデビュー前のジャックスショウを観て衝撃を受けたという。
音楽作品
ジャックス時代の作品はジャックス_(バンド)#作品を参照
アルバム
- かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう (1969年、URC)
- わらべ唄 / もてないおとこたちのうた / 無用ノ介 / シャンソン / サルビアの花 / NHKに捧げる歌 / 聖なるかな願い / 朝顔 / 知らないでしょう / 枕歌 / しだれ柳 / 埋葬
- この世で一番キレイなもの (1994年、ソニー)
- この世で一番キレイなもの / 君のために / 君に会いたい / お前はひな菊 / H / サルビアの花 / 雪 / 桜 / 赤色のワンピース / いつか
- ひまわりの花 (1995年、ソニー)
- 身体と歌だけの関係(4/4) / 堕天使ロック / 風月堂 / 屋上 / 『愛人』のように / ラブ・ゼネレーション / 花火 / いい娘だね / あと何日 / ひまわりの花 / 身体と歌だけの関係(6/8) / 僕らはひとり
- 「身体と歌だけの関係」、「あと何日」、「僕らはひとり」はハイポジのカバー。
- 花のような一瞬 (1996年、ソニー)
- 純愛 / パパ / 嫉妬 / グッバイ / あのころ / 君でなくちゃだめさ
- 恥ずかしい僕の人生 (1997年、ソニー)
- 敵は遠くに / 嫉妬 / 君でなくちゃだめさ / 犬のように / パパ / 純愛 / グッバイ / 埋葬 / からっぽの世界 / 恥ずかしい僕の人生 / アメンボの歌
- 歌は歌のないところから聴こえてくる (2000年、ソニー)
- 言う者は知らず、知る者は言わず (2002年、CONSIPIO RECORDS) - 二枚組のライブ盤
- (Disk A) 音楽 / 風月堂 / 犬のように / 僕の骨 / 身体と歌だけの関係 / H / 恋に恋して / 花のような一瞬 / パパ / グッバイ / 嵐のキッス / 父さんへの手紙 / 躁と鬱の間で
- (Disk B) いい娘だね / マリアンヌ / われた鏡の中から / 天使の遺言 / 君でなくちゃだめさ / ロール・オーバー・ゆらのすけ / 猫のミータン / お前はひな菊 / 裏切りの季節 / からっぽの世界 / 批評家は何を生み出しているのでしょうか / 恋に恋して / いつか
- I LOVE HONZI (2008年、ビクター) - ライブ盤
- サルビアの花 / からっぽの世界 / 君でなくちゃだめさ / パパ / 僕らはひとり / 猫のミータン / 暮らし / 父さんへの手紙 / 恋に恋して / I LOVE HONZI
- 早川義夫(ボーカル、ピアノ)、佐久間正英(ギター)、HONZI(バイオリン、コーラス、メロディカ)の3人によるライブ演奏集
シングル
- 前口上 (1986年、クロヤマレコード)
- 君のために (1994年、ソニー)
- 君のために / サルビアの花
- アメンボの歌 (1997年、ソニー)
- アメンボの歌 / 嵐のキッス
- 「アメンボの歌」の作詞曲は桑田佳祐。
VHS・DVD
- VHS 早川義夫ライヴ (1994年、ソニー)
- 堕天使ロック / マリアンヌ / あのころ / 風月堂 / 君に会いたい / いい娘だね / 裏切りの季節 / お前はひな菊 / H / 桜 / 身体と歌だけの関係 / サルビアの花 / 赤色のワンピース / この世で一番キレイなもの / ラブ・ゼネレーション / いつか
- DVD ROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.10 ROOTS MUSIC 音楽祭2 (2004年)
- DVD いい人はいいね、Ces Chiens Live (2005年)
- (第一夜)風月堂 / 君に会いたい / H / 桜 / パパ / 君をさらって / 僕らはひとり / いい娘だね / 身体と歌だけの関係 / マリアンヌ / 人間のバラード / 批評家は何を生み出しているのでしょうか / 恥ずかしい僕の人生 / 躁と鬱の間で / 猫のミータン / 暮らし / 埋葬 / 堕天使ロック / ラブ・ゼネレーション / ひまわりの花 / 裏切りの季節
- (第二夜)サルビアの花 / 赤色のワンピース / 君でなくちゃだめさ / 純愛 / 朝顔 / 恋に恋して / あと何日 / 僕の骨 / われた鏡の中から / 花が咲いて / からっぽの世界 / 嫉妬 / グッバイ / 犬のように / 雪 / 音楽 / 父さんへの手紙 / あの娘が好きだから / いつか / お前はひな菊
著書
- 『ラブ・ゼネレーション』(自由国民社、1972年/シンコーミュージック、1992年2月、ISBN 4401613996/文遊社、2011年12月、ISBN 9784892570711)
- 『ぼくは本屋のおやじさん』(晶文社、1982年5月/ちくま文庫、2013年12月、ISBN 9784480431196)
- 『たましいの場所』(晶文社、2002年7月、ISBN 4794965397/ちくま文庫、2012年12月、ISBN 9784480430052)
- 『日常で歌うことが何よりステキ』(アイノア、2010年9月、ISBN 9784881691854)
- 『いやらしさは美しさ』(アイノア、2011年9月、ISBN 9784881691861)
出演
- 映画 自己表出史「早川義夫」編(1970年)
- テレビ
- NHK「おやすみ日本 眠いいね!」(2013年1月7日)
関連項目
外部リンク
- 早川義夫公式サイト
- 早川義夫 (@yoshiohayakawa) - X(旧Twitter)