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2016年6月8日 (水) 04:18時点における版
ひとみ あきら 人見 明 | |
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本名 | 荘加 政雄 |
生年月日 | 1922年11月16日(102歳) |
出生地 | 日本・東京市(現在の東京都) |
国籍 | 日本 |
民族 | 日本人 |
職業 | ミュージシャン・俳優・声優 |
ジャンル | 映画・テレビドラマ・演劇・アニメ |
人見 明(ひとみ あきら、1922年11月16日[1] - )は、日本のミュージシャン・俳優・声優。東京市出身。本名は荘加 政雄[2]。
経歴
海軍兵役を経て、1946年2月に「人見明とスイング・ボーイズ」を結成する。音楽活動の傍ら、映画等で活躍する。特に東宝クレージー映画になくてはならない名脇役で、全30作中、人見は21作に出演。とりわけ『日本一の色男』(1963年)で、植木等演じる主人公に対し、独特の表情とともに言い放った「……バカ」は、以降のクレージー映画でのお約束となった。また『日本一のゴリガン男』(1966年)では、植木と共に「シビレ節」「おてもやん」を歌い踊っている[3]。
演劇を中心に活躍。北島三郎特別公演には白木みのる・白木万理らとともに常連として出演した。
東北弁を多用し、昭和30~40年代には福島県のローカルCM『相馬あられ』で流暢な相馬弁を披露していた。
出演
映画
- ニッポン無責任時代 (1962年) - 健吉
- ニッポン無責任野郎 (1962年) - 幕田常務
- 日本一の色男 (1963年) - 浦和営業部長
- 香港クレージー作戦 (1963年) - ラクダビール営業部員 上野
- 日本一のホラ吹き男 (1964年) - 本多宣伝課長
- ホラ吹き太閤記 (1964年) - 柴田勝家
- 日本一のゴマすり男 (1965年) - 山根係長
- 大冒険 (1965年) - パトカーの警官
- 日本一のゴリガン男 (1966年) - 石亀営業課長
- 怒濤一万里 (1966年) - 安原
- クレージー大作戦 (1966年) - ホテルに来る警官
- 幕末てなもんや大騒動 (1967年)- 源助
- クレージーだよ天下無敵 (1967年) - 伊賀調査室長
- クレージー黄金作戦 (1967年) - ロス支店長 関口
- クレージーの怪盗ジバコ (1967年) - 琵琶湖の警官
- 日本一の男の中の男 (1967年) - 丸菱造船営業部長
- クレージーメキシコ大作戦 (1968年) - 酔っ払い保護センターの警官
- クレージーのぶちゃむくれ大発見 (1969年) - 中島資材部長
- クレージーの大爆発 (1969年) - 志村貸付課長
- コント55号 人類の大弱点 (1969年) - 高橋主任
- 日本一のヤクザ男 (1970年) - 仲裁の警官
- 喜劇 あゝ軍歌 (1970年) - 軍医
- どですかでん (1970年) - みさおに声をかける男
- 日本一のワルノリ男 (1970年) - 矢沢課長
- 若大将対青大将 (1971年) - 平岡課長
- だまされて貰います (1971年) - 井上農協理事長
- 日本一のショック男 (1971年) - 角田
- 人間革命 (1973年) - 受付係の警官
- ルパン三世 念力珍作戦 (1974年) - 大岡刑事
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 (1982年) - 友男
- 男はつらいよ 旅と女と寅次郎 (1983年) - 食堂の親父
- 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 (1983年) - 柴又駅員
- 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 (1984年) - 理容店店主
- 男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年)- 麒麟堂
- キネマの天地(1986年)- 帝国館支配人
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年)- 釣り人
- 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年)- 寝台特急の乗客
- etc.
テレビドラマ
- 五人の野武士 (1968年 - 1969年、NTV / 三船プロ) - 伊賀良五兵衛
- 時間ですよ 第2シリーズ (1971年 - 1972年、TBS)
- 水滸伝 (1973年、日本テレビ) - 董超
- 破れ新九郎 第18話「血涙、地獄の子連れ狼」(1979年、テレビ朝日 / 中村プロダクション) - 紋兵衛
- 江戸の牙 第4話「逆転! 八万両の行方」(1979年、テレビ朝日 / 三船プロダクション) - コモ八
- etc.
演劇
- etc.
アニメ
- 海底3万マイル (1970年、東映動画) - タトル
- ドボチョン一家の幽霊旅行 (1972年、NET) - ドボチョン伯爵
- etc.
出典・脚注
- ^ 『声優名鑑』、598頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
- ^ 大正テレビ寄席の芸人たち
- ^ 一連の東宝クレージー映画において、人見は植木演じる主人公に翻弄される人物(会社の上司など)を演じることが多かった。なお『日本一のゴリガン男』DVDには、映像特典として人見のインタビューが収められている。