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「エジプシャン・バザール」の版間の差分

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[[File:DSC04671 Istanbul - Bazar egiziano - Foto G. Dall'Orto 30-5-2006.jpg|thumb|right|190px|エジプシャン・バザール]]
[[File:DSC04671 Istanbul - Bazar egiziano - Foto G. Dall'Orto 30-5-2006.jpg|thumb|right|190px|エジプシャン・バザール]]
'''エジプシャン・バザール'''({{lang-tr|Mısır Çarşısı}}《'''ムスル・チャルシュ'''》,{{lang-en|Egyptian Bazaar}})は、[[トルコ]] [[イスタンブル]]のアジア側{{仮リンク|エミノニュ|en|Eminönü}}地区にある[[バザール]]である。
'''エジプシャン・バザール'''({{lang-tr|Mısır Çarşısı}}《'''ムスル・チャルシュ'''》,{{lang-en|Egyptian Bazaar}})は、[[トルコ]] [[イスタンブル]]のアジア側{{仮リンク|エミノニュ|en|Eminönü}}地区にある[[バザール]]である。


エジプシャン・バザールは、[[サフィエ・スルタン]]の命令により[[1597年]]から[[1603年]]<ref name="Mısır Çarşısı">Mısır Çarşısı (公式ページ), Our History http://www.misircarsisi.org/sayfalar.asp?LanguageID=2&cid=236&id=252</ref>かけて{{仮リンク|イェニモスク|en|New Mosque (Istanbul)}}の一部として造られた。当初イェニ・チャルシュ(New Bazaar)などと呼ばれていた<ref name="Mısır Çarşısı" />ようだが、18世紀中頃になると[[エジプト]]から輸入される香辛料等を多く扱うことからムスル・チャルシュ(Egyptian Bazaar)と呼ばれる<ref name="Mısır Çarşısı" />ようになる。なお、エジプトからの輸入商品に課税が行われる場所だったのでこの呼称となったとする説<ref name="Lonely Planet">Lonely Planet, Spice Bazaar http://www.lonelyplanet.com/turkey/istanbul/sights/markets-bazaars/spice-bazaar</ref>もある。後に、[[シルクロード]]を経由して[[中国]]や[[インド]]、[[ペルシア]]などの商品も売られる<ref name="Lonely Planet" />ようになり、[[香辛料]]を扱う店が集まっていたことから'''スパイス・バザール'''(Spyce Bazaar)とも呼ばれる。バザールの建設当初、およそ100店舗のうち49店舗が香辛料を扱う店であった<ref name="Mısır Çarşısı" />とされる。その他の店舗の多くは[[綿花]]や[[キルト]]を扱う店であった<ref name="Mısır Çarşısı" />。
エジプシャン・バザールは、[[サフィエ・スルタン]]の命令により[[1597年]]から[[1603年]]<ref name="Mısır Çarşısı">Mısır Çarşısı (公式ページ), Our History http://www.misircarsisi.org/sayfalar.asp?LanguageID=2&cid=236&id=252</ref>かけて{{仮リンク|イェニモスク|en|New Mosque (Istanbul)}}の一部として造られた。当初イェニ・チャルシュ(New Bazaar)などと呼ばれていた<ref name="Mısır Çarşısı" />ようだが、18世紀中頃になると[[エジプト]]から輸入される香辛料等を多く扱うことからムスル・チャルシュ(Egyptian Bazaar)と呼ばれる<ref name="Mısır Çarşısı" />ようになる。なお、エジプトからの輸入商品に課税が行われる場所だったのでこの呼称となったとする説<ref name="Lonely Planet">Lonely Planet, Spice Bazaar http://www.lonelyplanet.com/turkey/istanbul/sights/markets-bazaars/spice-bazaar</ref>もある。後に、[[シルクロード]]を経由して[[中国]]や[[インド]]、[[ペルシア]]などの商品も売られる<ref name="Lonely Planet" />ようになり、[[香辛料]]を扱う店が集まっていたことから'''スパイス・バザール'''(Spyce Bazaar)とも呼ばれる。バザールの建設当初、およそ100店舗のうち49店舗が香辛料を扱う店であった<ref name="Mısır Çarşısı" />とされる。その他の店舗の多くは[[綿花]]や[[キルト]]を扱う店であった<ref name="Mısır Çarşısı" />。
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== 中近東の香辛料市場 ==
== 中近東の香辛料市場 ==
* '''エジプシャン・バザール'''(トルコ、[[イスタンブル]])
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* [[スパイス・スーク (ドバイ)|スパイス・スーク]](アラブ首長国連邦、[[ドバイ]])
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[[Category:各国の市場]]
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[[Category:イスタンブルの観光地]]
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[[Category:イスタンブルの文化]]
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2016年10月18日 (火) 14:00時点における版

エジプシャン・バザール

エジプシャン・バザールトルコ語: Mısır Çarşısıムスル・チャルシュ》,英語: Egyptian Bazaar)は、トルコ イスタンブールのアジア側エミノニュ英語版地区にあるバザールである。

エジプシャン・バザールは、サフィエ・スルタンの命令により1597年から1603年[1]かけてイェニモスク英語版の一部として造られた。当初イェニ・チャルシュ(New Bazaar)などと呼ばれていた[1]ようだが、18世紀中頃になるとエジプトから輸入される香辛料等を多く扱うことからムスル・チャルシュ(Egyptian Bazaar)と呼ばれる[1]ようになる。なお、エジプトからの輸入商品に課税が行われる場所だったのでこの呼称となったとする説[2]もある。後に、シルクロードを経由して中国インドペルシアなどの商品も売られる[2]ようになり、香辛料を扱う店が集まっていたことからスパイス・バザール(Spyce Bazaar)とも呼ばれる。バザールの建設当初、およそ100店舗のうち49店舗が香辛料を扱う店であった[1]とされる。その他の店舗の多くは綿花キルトを扱う店であった[1]

エジプシャン・バザールの核をなすL字型をしたアーケードは、長辺が約140mで片側に23軒[1]の店(両側で46軒)、短辺が約110mで片側に18軒[1]の店(両側で36軒)、交差部に6軒[1]の店があり、合計で88軒の店[1]が並んでいる。またTahmis Sokak側に18軒の店がある。これらの店が面する通りは丸屋根のアーケードで覆われている。

アクセス

イスタンブルの伝統的市場

  • カパルチャルシュ(グランド・バザール)
  • ムスル・チャルシュ(エジプシャン・バザール

中近東の香辛料市場

参考文献


座標: 北緯41度00分59秒 東経28度58分14秒 / 北緯41.01639度 東経28.97056度 / 41.01639; 28.97056