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2016年11月6日 (日) 12:34時点における版

ティーナ・カリーナ
出生名 田中 里奈(たなか りな)
生誕 (1986-01-16) 1986年1月16日(38歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府池田市
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
レーベル エピックレコードジャパン2012年9月12日 - 2013年
デフスターレコーズ(2013年11月13日 - )
事務所 エドワード・エンターテインメント・グループ
公式サイト ティーナ・カリーナのひとり昭和歌謡祭

ティーナ・カリーナ1986年1月16日[1][2] - )は、日本女性シンガーソングライター。本名、田中 里奈(たなか りな)[3]。愛称は、ティーナカちゃん

大阪府池田市出身[1]宮城県仙台市在住。所属事務所はエドワード・エンターテインメント・グループ、レーベルはデフスターレコーズ

来歴

父親がオペラ歌手で中学校の音楽教師、母親がピアノエレクトーンの先生という音楽一家に育ち、母親の影響で幼稚園の頃からピアノを習う[4]。楽器の腕はそこそこだったが歌はずっと好きで、小学校高学年の頃は、担任の教師が弾くギターに合わせてクラス全員でスピッツサザンオールスターズの曲を歌ったり、当時流行っていたSPEEDMAXを聴いたりしていた[4]。中学に入学すると吹奏楽部に入部、演奏したカーペンターズのメロディに惹かれ、歌への思いが加速する[4]。中学校3年生のときに母親にボイストレーニングに通うよう勧められ、大学受験前まで続ける[4]

大学進学後、同じ音楽スタジオに通っていたギターをやっている友人とユニットを結成、昼間は大阪市の阪急百貨店アルバイトして夜間大学に通う生活の傍ら、ライブに出演するようになる[4][5]。ライブに出るためにはオリジナルがいるということで、その頃はじめて曲を作った[4]

卒業後も阪急百貨店で販売員を続けながら楽曲制作やライブ活動を行っていたが[6]、もうすぐ25歳になろうかというときに祖父の一言がきっかけとなって本腰を入れて歌手を目指すことを決意する[4]

2011年3月上旬、25才となった彼女はラストチャンスという気持ちで、音楽事務所50社にデモテープを送付する[1]。5月中旬、その中の一社で仙台を拠点とし、MONKEY MAJIKGReeeeNを輩出した音楽事務所エドワード・エンターテインメント・グループから連絡を受け、契約を結ぶ[1][3]2012年3月にはレコードレーベルがエピックレコードジャパンに決まり、これを受けて活動拠点を仙台市に移す[5]。デビュー前である2012年4月、POLAの企業CMソングとして「輝いて」が抜擢される[1]

2012年9月12日、エピックレコードジャパンからミニアルバム『ティーナ・カリーナ』をリリースし、メジャー・デビューを果たす[1]。このミニアルバムに収録されている「あんた」は、歌詞検索サイトや有線リクエストのランキングで上位にランクインするなど反響を呼び[7]10月17日にリカットシングルとして発売された。レコチョク発表の2012年最も泣けた歌第2位、USEN2012年間リクエストランキング第2位、USEN2012年総合ランキング第6位など、デビューからわずか3カ月にして様々なタイトルを獲得。

「あんた」「あかん」「しもた」の関西弁恋唄3部作は、累計で20万ダウンロードを売り上げた[8]

2012年12月30日、「あんた」で第54回日本レコード大賞・新人賞にノミネートされる。

人物像

「ティーナ・カリーナ」という芸名は、本名の『田中里奈』(たなか りな)をもじったものである[3]。すなわち「ティーナカリーナ」←「Tナカリーナ」←「T中里奈」←「田中里奈(本名)」である。これは本人の発想・命名である。

大学時代から阪急うめだ本店でアルバイトを始め、メジャー・デビューまでの6年半、販売員として勤務した経歴を持つ[4][9]。阪急うめだ本店では海老せんべいの販売員をしており[4]、サービス優秀販売員にも選ばれている[1]

評価

フリーライターの河野アミは、ティーナのボーカルについて「曲に込めた思いをいかに表現するかという点に全神経が注がれており、思いを届けたいという一途さ、懸命さ、熱意がストレートに伝わってくる」と評しており[5]ナタリーの川倉由起子も「人の心を動かす強いパワーが備わっていると思う」と発言している[10]

音楽評論家富澤一誠は、「あんた」について「東日本大震災以降高まりを見せる故郷志向を背景に、大切な人を思うラブソングが求められている」とした上で、「方言で綴られた歌詞には『あなたが好きだ』という思いが凝縮されており、大切な人を大事にしようというメッセージがリスナーの潜在意識にまで届いている」と分析している[11]

ディスコグラフィ

シングル

シングル 発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2012年10月17日 あんた ESCL-3990 98位
2nd 2013年5月29日 あかん ESCL-4043 61位
3rd 2013年11月13日 しもた DFCL-2045 146位

アルバム

アルバム 発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st mini 2012年9月12日 ティーナ・カリーナ ESCL-3957 93位
1st full 2013年12月11日 田中らボタモチ DFCL-2048 80位
2nd full 2015年4月15日 100年先もそばにいる DFCL-2121 193位

タイアップ

楽曲 タイアップ
輝いて POLA CMソング[12]
Power of Love 東北労働金庫 CMソング
あんた MBS他『DRESS』2012年9月度エンディング・テーマ[12]
tvksaku saku』2012年9月度エンディング・テーマ[12]
読売テレビ開局55周年記念ドラマ『泣いたらアカンで通天閣』主題歌[13]
日本テレビ系『ハッピーMusic』POWER PLAY
あかん Music B.B.』2013年6月度エンディング・テーマ
チバテレMUSIC LAUNCHER』2013年6月度オープニング・テーマ
MBS『mm-TV』2013年6月度エンディング・テーマ
MBS『女の子宣言! アゲぽよTV』2013年6月度エンディング・テーマ
しもた 読売テレビ系全国ネット『情報ライブ ミヤネ屋』エンディング・テーマ
YELL トーエネック CMソング
フリージア 全労済長野県本部 イメージCMソング
いつかきっと テレビ朝日系『TRICK 新作スペシャル3』主題歌
100年先もそばにいる Canon「EOS Kiss X8i」 CMソング
笑いたいな ライフコーポレーション CMソング

出演

テレビ

  • 泣いたらアカンで通天閣 第1夜(読売テレビ、2013年3月25日) - 千子の同僚 役
  • OH!バンデスミヤギテレビ、2015年4月3日 - 2016年3月31日) - 金曜コーナー「ミヤテレ45周年記念 歌街道中膝栗毛」
    • コーナー内で制作した楽曲
      • あなたの街へ
      • 石斛の花
      • 故郷
  • OH!バンデス(ミヤギテレビ、2015年4月8日 - ) - 金曜コーナー「なんでやねん⁉︎みやぎ解体新書」

ラジオ

脚注

  1. ^ a b c d e f g ティーナ・カリーナ|Profile
  2. ^ 人急急上昇の泣ける恋歌「あんた」とは…:日経ウーマンオンライン【トレンド(ライフ)】
  3. ^ a b c 関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る (2/3) - 音楽ナタリー Power Push
  4. ^ a b c d e f g h i 関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る (1/3) - 音楽ナタリー Power Push
  5. ^ a b c ティーナ・カリーナ オフィシャルインタビュー
  6. ^ ティーナ・カリーナの記事まとめ - 音楽ナタリー
  7. ^ ティーナ・カリーナの話題曲「あんた」がシングルカット - 音楽ナタリー
  8. ^ 『トリック新作スペシャル3』主題歌決定!担当歌手は元・デパ地下優秀販売員! | ニュース | テレビドガッチ
  9. ^ ティーナ・カリーナの原点、阪急百貨店で無料ライブ開催 - 音楽ナタリー
  10. ^ 関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る (3/3) - 音楽ナタリー Power Push
  11. ^ すごい“掘り出し物”を見つけた。それはティーナ・カリーナの「あんた」です! - 富澤一誠の「俺が言う!」
  12. ^ a b c 元・デパ地下販売員シンガーソングライター、ティーナ・カリーナ6年半務めた阪急うめだ本店で凱旋フリーライブ決定! 話題の関西弁・絆・恋唄『あんた』デビューから1カ月半、早くもYoutube100万回再生を突破! -MUSIC LOUNGE ニュース-
  13. ^ 木南晴夏、地元・関西発ドラマ主演も 不安はプレッシャー「関西弁が下手」なこと | ORICON STYLE

外部リンク