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大森靖子 | |
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出生名 | 大森靖子 |
生誕 | 1987年9月18日(37歳) |
出身地 | 日本・愛媛県松山市 |
学歴 | 武蔵野美術大学 |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 2008年 - |
レーベル |
PINK RECORDS(2012年-2014年) avex trax(2014年-) |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
大森 靖子(おおもり せいこ、1987年9月18日 - )は、日本の女性シンガーソングライター 。初期にはしばしば「激情派」と形容された。2014年途中まで芸能事務所に所属せず、大手レコード会社とも契約せずに活動していた。
来歴
- 愛媛県松山市出身。自身曰く幼い頃は「なんでも器用にできる子」[1]で、SPEED、モーニング娘。、浜崎あゆみ、椎名林檎などを好んで歌っていた[2]。自身の音楽ルーツを聞かれた際には彼女らの名を挙げることがある[3]。
- 中学、高校時代は周りから変人扱いされていて、クラスでは浮いた存在だった。高校卒業後、上京して武蔵野美術大学に入学するも、そこでも他の生徒とはなじめなかった[4]。(2015年2月16日放送のNHK教育テレビジョン『ハートネットTV』より)
- 大学在学中の19歳の時に、ライブハウス「無力無善寺」で、友人の原小百合のバンドイベントの人数合わせのためにギターを手にライブ出演[2][5]。既に書き溜めていた数曲を披露し、そのまま同ライブハウスで毎月ライブを行うようになる[1]。この頃、加地等、豊田道倫らとの知己を得ている[6]。
- 口コミで知られるようになり、2011年からは自身の楽曲をバンド形式で演奏する4ピースバンド『大森靖子&THEピンクトカレフ』としての活動も開始。様々な場所、機会にライブを行い、2012年以降、出演ライブの本数が急激に増える。
- 音楽関係者からの支持も大きく、2013年5月13日のソロワンマンライブでは渋谷CLUB QUATTROを満員にした[7]。その直後の深夜には新宿Motionにて「アフターパーティー」と称するイベントを開催しライブを行った[8]。
- 2014年3月14日、ワンマンライブ「絶対少女ツアーファイナル『最終公演』にてエイベックスからのメジャーデビューを発表した[9]。
- PARCOの2014年からのコーポレートメッセージ「SPECIAL IN YOU.」第一弾モデルを勤める[10]。
- 2014年7月、結婚を発表。
- 2015年2月、大森靖子&THEピンクトカレフの解散を発表。
- 2015年10月10日、第1子男児を出産[11]。
- 2016年8月より「ワンダーロマンス三連福」と銘打って3カ月連続でシングルリリースをする。
人物・エピソード
- ハロー!プロジェクトなどのアイドル(特に道重さゆみ)のファンであることを公言しており、2013年5月、2014年2月には秋葉原のハロー!ショップでカバーライブを行った[12]。
- 絵を描くことがとても好きであり、2012年秋には個展を開催しているが、描き始めると「没頭」しすぎて「危ない」ため、最近は描かないとインタビューで答えている[5]。
- 「○○っぽい」としか他人の音楽を評価できない人々への反感を込めて、1stアルバム『魔法が使えないなら死にたい』のジャケットをあえて椎名林檎の2ndアルバム『勝訴ストリップ』のオマージュにした[13]。自身も椎名林檎のファンであるものの、すぐに彼女のコピー扱いする人々や、あるいは実際にそういう売り方をするレコードレーベルのせいで数多くの新人歌手が潰されてきたと思っていて、そのような考え方が音楽業界を衰退に導いていると考えるからである[13]。
作品
シングル
アルバム
- マスタリングは中村宗一郎が担当。
- プロデュースは直枝政広(カーネーション)、ジャケット写真撮影は蜷川実花が担当。
- 「ミッドナイト清純異性交遊」には松居大悟監督によるこのアルバム版のPVがあり、大森のファンを公言する女優橋本愛とミスiD2014グランプリの蒼波純が出演している[15]。
- メジャーセカンドアルバム。[16]
- 完全生産限定盤である穴盤には書き下ろしの日記エッセイが付属。
- カーネーションのアルバム『Multimodal Sentiment』に、「無修正ロマンティック ~延長戦~」の続作として「続・無修正ロマンティック ~泥仕合~」が収録されている。大森も参加。
コラボレーションアルバム
アルバム参加
- SICKBOY SEXGIRL(2009年6月28日、sickboy records)
- カミイショータグループの原田秀治が主宰したコンピレーションアルバム。
- 参加楽曲は「穴少女のマァチ」
- 現在は廃盤
- First Suicide Note(2013年11月6日、ナゴムレコード)
- 再始動したナゴムレコードの第1弾作として結成された鈴木慶一とケラリーノ・サンドロヴィッチのユニット「No Lie-Sense」によるアルバム。
- 参加楽曲は「大通りはメインストリート」。
- なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?(2013年12月18日、P-VINE RECORDS、PCD-28023)
- カーネーションのトリビュートアルバム。
- 参加楽曲は「The End Of Summer」。
- 31才のリアル(2014年3月19日、BUTTERFLY UNDER FLAPS)
- ラッパー「狐火」のアルバム。
- 参加楽曲は「原爆ドームの見方が変わった日」。
- Chaotic Vibes Orchestra(2014年8月11日、)
- ピエール中野のアルバム。
- 参加楽曲は「チョコレイト・ディスコ(Perfumeカバー)」(ヴォーカル)。
配信限定
- 大森靖子黒歴史 EP(2013年8月)OTOTOY限定配信[20]、後にディスクユニオン限定CD-R「黒歴史再録」として同じ曲目を新録して発売。
- 大森靖子 at 富士見丘教会(2013年9月18日)OTOTOY限定配信[21]。
映像作品
- 2枚組DVD
プロデュース
- 「PAINPU」(2014年5月31日、PINK RECORDS、PINK-005)ぱいぱいでか美のシングル、提供した「PAINPU」「プレイリードッグ」の2曲を大森自身が歌唱したバージョンも収められている[22]。
- 「14才のおしえて」(2015年)ずんね from JC-WC(蒼波純と吉田凜音のユニット)。
楽曲提供
- ナンバタタン(南波志帆とタルトタタンによるユニット)『ガールズ・レテル・トーク』(2014年2月5日、通常版ERCD-18001、生産限定盤ERCD-23003)※表題曲の作詞を担当
- アップアップガールズ(仮)「(仮)は返すぜ☆be your soul」[23](2014年4月9日)※作詞を担当、「!!!!!!!!」(2016年10月11日)※作詞&作曲を担当
- 寺嶋由芙「ふへへへへへへへ大作戦」(2015年5月20日、初回盤A UPCH-89206、初回盤B UPCH-89207、通常盤 UPCH-89401)※表題曲の作詞を担当
- 夏の魔物 (ユニット)「どきめきライブ・ラリ」(2015年8月21日)※作曲を担当
- シシド・カフカ「朝までsuger me」(2016年4月)※作詞&コーラス
- 吉川友「花」(2015年5月)※作詞(NOBE、大華奈央香と連名)、「歯をくいしばれっっ!」(2016年6月)※作詞、作曲
- ℃-ute「夢幻クライマックス」(2016年11月)※作詞&作曲を担当、歌詞にメンバーの名前を織り込んでいる
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
岩淵弘樹 | 「魔法が使えないなら」 |
二宮ユーキ | 「絶対彼女」「私は面白い絶対面白いたぶん」「イミテーションガール」「最終公演」「さっちゃんのセクシーカレー」 |
番場秀一 | 「きゅるきゅる」「ノスタルジックJ-POP」「絶対絶望絶好調」「hayatochiri」「マジックミラー」 |
松居大悟 | 「ミッドナイト清純異性交遊」「君と映画」 |
出演
テレビ
ラジオ
- 大森靖子ミッドナイト清純異性交友ラジオ。 ( - 2015年3月、ニッポン放送)
映画
- サマーセール(2012年、監督:岩淵弘樹) - 主演ドキュメンタリー、MOOSIC LAB 2012に出品され、ベストミュージシャン賞を獲得
- tarpaulin(2012年、監督:今泉力哉) - 音楽・出演
- トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ(2013年、監督:平波亘) - 娼婦ツバキ 役
- 非少女犯行声明(2013年、監督・出演・音楽・撮影・編集:大森靖子) - 大森靖子初監督ドキュメンタリー
- ワンダフルワールドエンド(2015年、監督:松居大悟) - 音楽・主題歌・出演[24]
演劇
- 夏果て幸せの果て(2015年6月3日 - 9日予定、東京芸術劇場シアターイースト、作・演出・出演: 根本宗子 出演・音楽: 大森靖子)
ライブ・イベント
(ライブは2012年以降非常に数が多いため大規模なものや国外等のみ記述)
- ぐるぐる回る2012(2012年9月16日、埼玉スタジアム2002コンコース)
- 大森靖子絵画展「魔法が使えないなら死にたい」(2012年10月12日 - 15日、高円寺デアデビル)
- 大森靖子韓国ライブ(2012年11月24日、LOWRISE SEOUL、同25日、雨乃日珈琲店)
- ワンマンライブ「『魔法が使えないなら死にたい』リリース・ツアー・ファイナル! 〜つまらん夜はもうやめた〜」(2013年5月13日、渋谷CLUB QUATTRO)
- ぐるぐるTOIRO2013(2013年6月8日、さいたまスーパーアリーナTOIRO)
- TOKYO IDOL FESTIVAL 2013(2013年7月27日・28日、お台場周辺特設会場)[25]
- ナンバタタン・ノ・ズレテルナイトvol.2(2013年9月8日、新宿LOFT)[26]
- シブカル祭。2013(2013年10月19日、渋谷パルコ公園通り広場ステージ)
- ミスiD2014発表イベント(2013年10月27日、東京ジョイポリス)ゲスト
- ワンマンライブ「絶対少女ツアーファイナル『最終公演』」(2014年3月14日、LIQUIDROOM ebisu)[27]
- FUJI ROCK FESTIVAL '14(2014年7月25日・ジプシー・アバロン)
- TOKYO IDOL FESTIVAL 2014(2014年8月2日・3日、お台場周辺特設会場)
- ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014(2014年8月10日・LAKE STAGE)
- COUNTDOWN JAPAN 14/15(2014年12月30日・MOON STAGE)-大森靖子&THEピンクトカレフ名義での出演
- ワンマンライブ「ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー『最終公演』」(2015年4月26日・中野サンプラザ)
- フジロックフェスティバル(2016年7月23日)
- 大森靖子2016年全国ツアー「TOKYO BLACK HOLE TOUR」(2016年10・11月、全国12ヶ所)予定
書籍
- HELLO! PROJECT COMPLETE SINGLE BOOK- 大森靖子×プー・ルイ(BiS)対談(ムック本、2013年11月8日発売、音楽出版社 978-4861711091 [28])
- 新しい音楽とことば(2014年11月14日発売、スペースシャワーネットワーク 978-4907435424)編者:磯部涼、ロングインタビュー
- 大森靖子写真集 変態少女 (ソフトカバー、2014年12月26日発売、スペースシャワーネットワーク 978-4907435417)金子山著
- かけがえのないマグマ 大森靖子激白(2016年1月30日、毎日新聞出版.大森靖子+最果タヒ著)
雑誌等特集
- ミュージック・マガジン(2014年10月号)
- CDJ(2014年10月号)
- IDOL AND READ 002(シンコーミュージック・エンタテイメント、2014年11月26日発行)
雑誌連載
- ハロー!PINK推し拡散プロジェクト(TRASH-UP!! 15号 - 17号) - 15号にはインタビュー記事も掲載
- ファイナルカミングアウト(FRIDAY、2013年8月16日号 - 2014年4月)
- 大森靖子の一生道重(Top Yell、2014年3月号 - 、竹書房)[29]
脚注
- ^ a b “Q10なカノジョ 第10回 大森靖子” (2013年4月23日). 2013年5月19日閲覧。
- ^ a b “私、音楽に対してヤリマン気質なところがあるんです”. SOCIAL TV STATION 2.5D (2013年10月11日). 2014年2月23日閲覧。
- ^ 『ミュージック・マガジン』2013年5月号の宗像明将によるインタビュー記事など。
- ^ 【ブレーク予報】大森靖子、目標2年「ファンと一体」武道館 スポーツ報知 2014年11月3日
- ^ a b “世界を変えるアーティストを! NEW SENSATION!第11弾アーティストは、大森靖子!” (2013年3月25日). 2013年5月19日閲覧。
- ^ “年の差17歳の危うい対談 豊田道倫&大森靖子”. 2013年5月19日閲覧。
- ^ 宗像明将 (2013年5月19日). “音楽を語る言葉を捨てよ、そして音楽へ 大森靖子ワンマンライヴレポート” 2013年5月23日閲覧。
- ^ “大森靖子、初の渋谷CLUB QUATTROワンマン、そして次のステージへ――OTOTOY最速レポ” (2013年5月14日). 2013年5月19日閲覧。
- ^ “大森靖子、エイベックスからメジャーデビュー決定” (2014年3月14日). 2014年3月17日閲覧。
- ^ “大森靖子さん”. 2014年9月20日閲覧。
- ^ “大森靖子、第1子男児出産 母子ともに健康「きゃぅわいー」”. ORICON (2015年10月10日). 2015年10月13日閲覧。
- ^ “ハロー!ショップ秋葉原店 GW特別企画!!「大森靖子、ハロプロを唄う」” (2013年4月30日). 2013年5月19日閲覧。
- ^ a b “ルールを目的にしない創造的な日本へ――シンガーソングライター 大森靖子”. 週アスPLUS (2013年11月7日). 2014年2月23日閲覧。
- ^ 『絶対少女』公式特設ページ
- ^ “大森靖子のPVで橋本愛&蒼波純が熱演、監督は松居大悟”. ナタリー. (2013年12月10日) 2013年12月11日閲覧。
- ^ “PowerPush大森靖子 すべての孤独と美しい世界のために”. ナタリー. (2016年3月10日) 2016年3月24日閲覧。
- ^ ハリエンタル (@harie1985) - X(旧Twitter)
- ^ 来来来チーム (@lailailaiteam) - X(旧Twitter)
- ^ 大森靖子 (2 November 2013). "大森靖子、張江浩司(来来来チーム)「大森靖子と来来来チーム 最初で最後の? コラボレーション・アルバムをリリース!」" (Interview). Interviewed by 前田将博. 2013年2月23日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ 大森靖子 (16 August 2013). "「大森靖子黒歴史音源」" (Interview). Interviewed by 前田将博. 2013年2月23日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ 「大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音」(レコーディングレポート、インタビュー)大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&大森生誕の9月18日リリース!、OTOTOY。
- ^ “ぱいぱいでか美、大森靖子プロデュース作でヌードジャケ”. ナタリー (2014年5月29日). 20140531閲覧。
- ^ “アプガ新曲!大森靖子の参加、そして丸秘DVDまで!”. OKMUSIC (2014年3月8日). 2014年3月8日閲覧。
- ^ “橋本愛と蒼波純がW主演、大森靖子×松居大悟監督の映画『ワンダフルワールドエンド』”. CINRA.NET (2014年8月25日). 2014年9月15日閲覧。
- ^ “TIFに大森靖子、blue chee's、つりビットら15組追加”. ナタリー (2013年6月5日). 20130605閲覧。
- ^ “ナンバタタン第2弾、南波志帆が大森靖子にモーニングコール”. ナタリー (2013年9月10日). 2014年1月31日閲覧。
- ^ “大森靖子リキッド公演に直枝政広、奥野真哉ら個性派ゲスト”. ナタリー (2013年12月14日). 20131221閲覧。
- ^ “ハロプロ全シングル446枚のコンプリートガイド本が発売”. ナタリー (2013年11月7日). 20131107閲覧。
- ^ “Top Yell|雑誌”. 竹書房. 2014年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月4日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 大森靖子ブログ「あまい」
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インタビュー
- NEW SENSATION!インタビュー - OTOTOY
- 私、音楽に対してヤリマン気質なところがあるんです - 2.5D FEATURE
- ルールを目的にしない創造的な日本へ - 角川EPUB選書「ルールを変えよう!キャンペーン」
- インタビュー:話題騒然! 2ndアルバム『絶対少女』を完成させた大森靖子にプロインタビュアー吉田豪が迫る! - CDJournal CDJ PUSH