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2016年11月11日 (金) 00:46時点における版
バーブ 佐竹 | |
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出生名 | 佐武 豊 (さたけ ゆたか) |
生誕 | 1935年2月7日 |
出身地 | 日本 北海道釧路市 |
死没 | 2003年12月5日(68歳没) |
ジャンル | 歌謡曲、ブルース |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1964年 - 2003年 |
レーベル | キングレコード |
共同作業者 | 吉田矢健治 |
バーブ 佐竹(バーブ さたけ、1935年2月7日 - 2003年12月5日)は、日本の演歌歌手である。本名は佐武 豊(さたけ ゆたか)。
芸名は、本名の「佐武」を「さぶ」と読み間違えられることが多かったため、正しい読みの「さたけ」に「竹」を充て、竹を英訳した「バンブー (bamboo)」から「バーブ」を冠したものである[1]。
来歴・人物
北海道釧路市出身。22歳の時、歌手を志して上京。流しのギター弾き・ナイトクラブの専属歌手など長い下積み生活を経て、1964年(昭和39年)12月、『女心の唄』でレコードデビュー。250万枚を超える大ヒットとなり[2]、翌1965年の第7回日本レコード大賞新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦にも同年から4年連続で出場した。
独特の低音の歌声は「バーブ節」と呼ばれ、その後も『ネオン川』、『カクテル小唄』などがヒット。また、特徴的な顔立ちを表した「顔じゃないよ、心だよ」のキャッチフレーズは流行語となり、牧伸二、菅原洋一らと「モスラ会」を結成して話題になったこともある。1970年代に「バーブ佐竹は淡谷のり子とディック・ミネの間に出来た子」というブラックジョークが流れ、本気にした週刊誌記者が淡谷、ディックのもとに取材にきたことがある[要出典]。
2003年(平成15年)12月5日、多臓器不全により死去した[2]。満68歳没。
作品リスト
- 女心の唄 (1964年) - デビューシングル
- 加奈子の雨 (1965年) - セカンドシングル
- ネオン川 (1966年)
- カクテル小唄
- 青いゴムゾーリ (1967年)
- 星が云ったよ (1967年)
- ててご橋 - 『子連れ狼』主題歌
- 心のしづく
- 虫けらの唄
- ついてこいどこまでも
- もう一度お前と暮したい
- 銀座は恋の十字路
- 博多なじみ
- 真赤なバラよ
- 楽園さすらい
- 納沙布岬
- 昨日・今日・明日
- カバーアルバム
- バーブ佐竹 男の涙をうたう
- バーブ佐竹 懐かしのヒットを唄う 〜酒とネオンとバーブ佐竹〜
テレビドラマ
- 渥美清の泣いてたまるか 第7話「明日は死ぬぞと」(1966年、TBS)
- 泣いてたまるか 第24話「カーテンが今あがる」(1966年、TBS)
- おにぎり(1966年 - 1967年、NTV)
- 特別機動捜査隊 第311話「沈黙の人」(1967年、NET)
「青いゴムゾーリ」
1967年に発売された「星が云ったよ」のB面「青いゴムゾーリ」(詞・長沢ロー、曲・シナ・トラオ〈バーブ佐竹のペンネーム〉)は、1980年代にTBSラジオの「コサキン」等、ラジオの深夜番組で紹介され、フジテレビ「笑っていいとも!」で放送されたのを機に、歌番組やテレビ朝日「徹子の部屋」への本人の出演、レコード(キングレコードの復刻盤、CBSソニーのリメイク盤)の再発など、一部で話題になった。
ABCラジオ「歌謡大全集」の桂南光・土谷多恵子担当の曜日では、毎年この曲を放送するのが恒例となっていた。
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年)/第16回 | 初 | 女心の唄 | 09/25 | 日野てる子 |
1966年(昭和41年)/第17回 | 2 | ネオン川 | 21/25 | 朝丘雪路 |
1967年(昭和42年)/第18回 | 3 | 星が云ったよ | 17/23 | 弘田三枝子 |
1968年(昭和43年)/第19回 | 4 | 雨おんな | 20/23 | 越路吹雪 |
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
脚注
- ^ 『スポーツニッポン』2003年12月6日付27面。
- ^ a b バーブ佐竹さん(歌手)多臓器不全のため死去、日刊スポーツ、2003年12月5日。
関連項目
- 子連れ狼 (萬屋錦之介版)
- コサキンDEワァオ!(TBSラジオ)