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2016年11月13日 (日) 03:26時点における版
ふじい げんき 藤井 厳喜 | |
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生誕 |
藤井 昇 1952年8月5日(72歳) 日本 東京都江戸川区小岩 |
出身校 |
早稲田大学政治経済学部卒業 ハーバード大学大学院博士課程修了 |
職業 | 大学教員、会社社長 |
藤井 厳喜(ふじい げんき、本名:藤井昇[1]、1952年8月5日 - )は、日本の国際問題アナリスト、未来学者、評論家。専門は国際政治。拓殖大学日本文化研究所客員教授、警察大学校専門講師、株式会社ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。保守派言論人として知られている[要出典]。
経歴
東京都江戸川区出身。東京学芸大学附属高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。大学卒業後、クレアモント大学大学院修士課程を経て、ハーバード大学政治学部大学院博士課程退学。ハーバード大学国際問題研究所・日米関係プログラム研究員、政治学部助手を経て1988年帰国。1989年から1992年まで、ラジオ文化放送 (JOQR) で「寺島・藤井のジャストミート!!」のパーソナリティー兼ニュースキャスターを務めた。また、明治大学、千葉商科大学等で、政治学・国際関係論、英語などの教鞭をとっていた。
1999年、岡崎久彦元駐タイ大使、安倍晋三、西村眞悟らの協力を得て、日米保守会議を創設。リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(共に当時は民間人)等を日本に招聘し、日米政界間のパイプ造りに奔走[1]。
2010年7月の第22回参議院議員通常選挙において、たちあがれ日本の比例代表で出馬するも落選。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では日本維新の会より比例代表(中国ブロック)単独(第7位)立候補するも落選。
主張
- TPPには反対の立場を取っている[3]
- 選択的夫婦別姓制度導入に反対[4]。
- 原子力発電に反対の立場を取る[5]。
- 中華人民共和国は崩壊しつつあると主張している[6]。
- 1982年8月以来、発行している会員制情報誌「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」において、1990年代の日本のバブル崩壊、アメリカの株価上昇、2008年9月以来の世界金融恐慌などを予測していたと述べている[1]。
歴史認識問題
慰安婦の強制連行は、韓国と朝日新聞による捏造であるとしている[7]。また、韓国は自国が売春と強姦大国である事を棚に上げて、アメリカに慰安婦像を建てているとして[7]、「韓国系米国人市民地位向上グループ」などの韓国系団体がアメリカ国内などに設置した慰安婦像の撤去を働きかける活動を行っている[8]。現地調査から、慰安婦像設置における中韓団体の連帯活発化していると述べている[8]。
南京事件は中国国民党の蒋介石政権が創作し、中国共産党が継承している、全く根拠のない歴史の捏造であるとしている[9]。
人物
詩人・俳人として『月刊日本』(K&Kプレス)に「俳諧徘徊」を連載。猫好きであり、「地域猫」活動を応援している[要出典]。2010年7月の第22回参議院議員通常選挙、選挙中も、東京都獣医師会の推薦を受け、地域猫との共生を政策に挙げていた。公式サイトにも「ネコウヨ(猫とネトウヨをかけた造語)」と銘打たれた猫の写真をあしらったバナー画像が多数貼られており、このため選挙の公示前には東京都管理委員会に「猫のイラストを入れたTシャツをスタッフに公示前に着させないように(スタッフが揃って着ると藤井を連想させるため)」と回答されたこともある[10]。
インターネット掲示板における誹謗中傷被害
2010年4月、2ちゃんねるにおいて33回にわたり誹謗中傷される事件が起きた。7月に名誉毀損容疑で逮捕された当時23歳の大学生は「2ちゃんねるで藤井氏のことを知り、思想が右翼的で気に入らなかった」と供述した[11]。2010年10月22日の判決公判で、加害者側に下された判決は懲役1年6月執行猶予3年だった[12]。
著書
- 『「近未来予測」これからの15年 日本と世界はどう動くか』藤井昇 PHP研究所 1986
- 『アメリカが日本に仕掛けた情報操作の罠』(はまの出版、1986年)
- 『これからの15年』(PHP研究所、1986年)
- 『日本が経済封鎖される日 孤立化の危機をどう乗り越えるか』藤井昇(PHP研究所、1987年)
- 『国際情勢を読む50のポイント』藤井昇(PHP研究所、1988年)
- 『ニュー・アメリカン・グローバリズム 日本人よ、G.ブッシュのアメリカを甘く見るな!』藤井昇(新森書房、1989年)
- 『経済英語に強くなる本 これで国際経済・金融情報がダイレクトに読みこなせる』藤井昇(PHP研究所、1989年)
- 『ブッシュ・ショックが日本を襲う アメリカを動かすメインストリームの読み方』藤井昇(HBJ出版局、1989年)
- 『最新アメリカ・キーワード500』(アルク、1990年)
- 『これからの10年 ポスト冷戦の世界秩序と日本の行方』藤井昇(PHP研究所、1990年)
- 『湾岸戦争は訴える』(総合法令、1991年)
- 『日本人は今、何をなすべきか』藤井昇(TBSブリタニカ、1991年)
- 『世界新力学地図 ポスト冷戦時代の国際情勢を見る視点 Q&Aで読む』藤井昇(PHP研究所、1991年)
- 『ワンランクアップの英会話』(PHP研究所、1992年)
- 『謀略の大中華経済圏 日本のチャンスと落とし穴』藤井昇(光文社カッパ・ブックス、1994年)
- 『ロックフェラー対ロスチャイルド 巨大対立軸のなか、日本の進むべき道を探る!』藤井昇(徳間書店、1994年)
- 『経済英語に強くなる本〈PART2〉―英文記事を読みこなし、世界の動きをキャッチする!!』藤井昇(PHP研究所、1994年)
- 『大予言・世界経済 資本主義は新しい成長パターンに突入した。』藤井昇(風雅書房、1994年)
- 『何も分っていない日本人』藤井昇(風雅書房、1995年)
- 『「国家」なき国ニッポン』藤井昇(芙蓉書房、1996年)
- 『戦後民主主義の幻想』(日新報道、1997年)
- 『アメリカ株急落、日本株急騰する日』(日新報道、1999年)
- 『石原慎太郎総理大臣論』(早稲田出版、2000年)
- 『ジョージ・ブッシュと日米新時代―アメリカの対日政策大転換を読む』(早稲田出版、2001年)
- 『円の消える日―日本がアメリカの51番目の州になる日』(廣済堂出版、2001年)
- 『危機の指導者―検証・同時テロと大統領のリーダーシップ』(扶桑社、2001年)
- 『劣化列島 日本』(廣済堂出版、2002年)
- 『世界地図の切り取り方』(光文社、2003年)
- 『新円切替』(光文社、2004年)
- 『国家破産以後の世界』(光文社、2004年)
- 『這い上がれない未来』(光文社、2004年)
- 『「破綻国家」希望の戦略』(ビジネス社、2005年)
- 『塗り変わる世界地図の読み方―21世紀の大再編が始まる』(ビジネス社、2006年)
- 『総下流時代』(光文社、光文社ペーパーバックス、2007年)
- 『米中代理戦争の時代』(PHP研究所、PHPペーパーバックス、2007年)
- 『2008年日本沈没―誰も語りたがらないシナリオ』(ビジネス社、2007年)
- 『葬られるサラリーマン』(ベスト新書、2007年)
- 『這い上がる力』(PHP研究所、2008年)
- 『ドンと来い! 大恐慌』(ジョルダンブックス、2009年)
- 『永久国債の研究』(光文社、光文社ペーパーバックス、2009年)
- 『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』(総和社、2009年)
- 『超大恐慌の時代』(日本文芸社、2011年)
- 『日本人が知らないアメリカの本音』(PHP研究所、2011年)
- 『バカで野蛮なアメリカ経済』(扶桑社新書、2012年)
- 『超大恐慌で世界の終わりが始まる』(日本文芸社、2012年)
- 『米中新冷戦、どうする日本』(PHP研究所、2013年)
- 『アングラマネー タックスヘイブンから見た世界経済入門』(幻冬舎新書、2013年)
- 『紛争輸出国アメリカの大罪』(祥伝社新書、2015年)
- 『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』(徳間書店、2016年)
- 『若い有権者のための政治入門 18歳から考える日本の未来』(勉誠出版、2016年)
- 『「国家」の逆襲 グローバリズム終焉に向かう世界』(祥伝社新書、2016年)
- 『最強兵器としての地政学』(ハート出版、2016年)
共著
- 『世界経済大予言 高度情報化社会の幻想』藤井昇、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ著 光文社カッパ・ブックス 1984
- 『アメリカが日本に仕掛けた情報操作の罠』藤井昇ほか著、はまの出版、1986
- 『最新アメリカキーワード500 「日本たたき」から「環境保護」まで英語でダイレクトにアメリカがわかる』藤井昇、森田正英著、アルク 地球人ブックス、1989
- 『地球危機を救うグローバリズム 地球的民主主義の条件』藤井昇、古沢徳明著、総合法令、1990
- 『湾岸戦争は訴える 政治・経済そしてグローバリズム』古沢徳明、藤井昇編著、総合法令、1991
- 『実践的ワンランクアップの英会話 これでネイティブ・スピーカーも恐くない』藤井昇、ジョン・W.ケーシー著、PHP研究所、1992
- 『テロから超限戦争へ―すべての場所が戦場となる』(リチャード・メルソンとの共著、廣済堂出版、2001年)
- 『永久国債の研究 不況克服、財政破綻回避の最終手段』調所一郎、有澤沙徒志、松田学共著、光文社、2009
- 『日本はニッポン!- 金融グローバリズム以後の世界』(渡邉哲也との共著、総和社、2010年)
- 『世界経済の支配構造が崩壊する -反グローバリズムで日本復活!』(菅沼光弘との共著、ビジネス社、2015年)
- 『戦後70年の病根を検証する 連合国戦勝史観の徹底批判!』(ヘンリー・スコット・ストークスとの共著、自由社、2015年)
- 『日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず』(稲村公望と茂木弘道との共著、勉誠出版、2016年)
翻訳
- ジョージ・ブッシュ『私はアメリカを変える』(扶桑社、2000年) -ジョージ・ブッシュ米大統領自伝「A CHARGE TO KEEP」
脚注
- ^ a b c 藤井厳喜プロフィール
- ^ 藤井厳喜『日本人が知らないアメリカの本音』(PHP研究所、2011年)
- ^ 【藤井厳喜】TPP危機の深層と国益防衛―菅・前原の利己的売国外交[H23/1/23]
- ^ 読売新聞2010年参院選 各党候補者アンケート
- ^ “原発継続は即ち、日本の隷従化の継続である”. 藤井厳喜オフィシャルブログ (2011年5月14日). 2015年1月28日閲覧。
- ^ “【藤井厳喜News解説】中国を逃げ出す85%のエリート中国人:崩壊しつつある中国共産党体制!”. 藤井厳喜オフィシャルブログ (2012年5月5日). 2015年1月28日閲覧。など。
- ^ a b “韓国が国内外で抱える“性”にまつわる不都合な真実(3)「ベトナム国内での問題には謝罪なし」”. アサ芸プラス. アサヒ芸能 (2014年3月26日). 2014年7月5日閲覧。
- ^ a b 「中韓反日現地組織 豪シドニー近郊で慰安婦像設置を仕掛ける」『週刊ポスト』2014年4月25日号、NEWSポストセブン、2014年7月5日閲覧。
- ^ “【中国・韓国にこう言い返せ!】 第2回 “南京虐殺”は根拠のない捏造!国民党のでっちあげだ”. 夕刊フジ. (2012年9月20日)
- ^ “蓮舫陣営 公職選挙法違反の疑い”. やまと新聞社. (2010年6月25日) 2012年2月1日閲覧。
- ^ “国際政治学者をネットで中傷した疑い、北大生を逮捕”. 朝日新聞. (2010年7月24日) 2011年4月5日閲覧。
- ^ “2ちゃんねるで誹謗…北大生の低レベル悪口 - 阿曽山大噴火「裁判Showへ行こう」”. 阿曽山大噴火(日刊スポーツ). 2015年4月23日閲覧。
外部リンク
- 藤井げんき公式WEBサイト
- Fujii's Focus For Future - 藤井厳喜オフィシャル・ブログ
- 「未来を創るインテリジェンス」―藤井厳喜NEWS(公式メルマガ)
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