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'''アルテルモンディアリスム'''({{lang-fr|'''Altermondialisme'''}}, {{lang-en|Alter-globalization}})とは、[[新自由主義]]的なものとは異なった[[政治]]面・[[経済]]面・[[社会]]体制面などにおける[[人権]]、[[民主主義]]、[[平和]]、[[社会的公正]]の構築などの[[グローバリゼーション]]を模索・推進する諸運動の総称。この運動の参加者は'''アルテルモンディアリスト'''(altermondialiste)と呼ばれる。
'''アルテルモンディアリスム'''({{lang-fr|Altermondialisme}}, {{lang-en|Alter-globalization}})とは、[[新自由主義]]的なものとは異なった[[政治]]面・[[経済]]面・[[社会]]体制面などにおける[[人権]]、[[民主主義]]、[[平和]]、[[社会的公正]]の構築などの[[グローバル化]]を模索・推進する諸運動の総称。この運動の参加者は'''アルテルモンディアリスト'''({{lang-fr-short|altermondialiste}})と呼ばれる。


== 反グローバリゼーション運動との違い ==
== 反グローバリゼーション運動との違い ==

2017年3月21日 (火) 15:57時点における版

アルテルモンディアリスムフランス語: Altermondialisme, 英語: Alter-globalization)とは、新自由主義的なものとは異なった政治面・経済面・社会体制面などにおける人権民主主義平和社会的公正の構築などのグローバル化を模索・推進する諸運動の総称。この運動の参加者はアルテルモンディアリスト: altermondialiste)と呼ばれる。

反グローバリゼーション運動との違い

日本だけに限らず、英語圏などでもこれらの運動は反グローバリゼーションと混同されることが多いが、反グローバリゼーションということばにはグローバリゼーションの功罪両面を否定する動きになり、過激なナショナリズムと混同される恐れがある。

そうではなく、グローバリゼーション自体には肯定的な立場を取る(たとえばインターネットの普及による国際通信の簡便化など)ものの、新自由主義的なグローバリゼーションではなく、より社会正義に見合ったグローバリゼーションを推進してゆこうという意味を込めて、世界社会フォーラムスローガンである「もう一つの世界は可能だ」(仏Un autre monde est possible, 英Another world is possible)からアルテルモンディアリスム(直訳すれば「もう一つの世界主義」。もともとはル・モンド・ディプロマティーク編集長イグナシオ・ラモネの論評「もうひとつの世界は可能だ」(同誌1998年5月号)から生まれた表現)という単語が作られた。特にフランスのメディアで多用されている。

関連項目