アンドレアス・ザパティナス

アンドレアス・ザパティナス（Andreas Zapatinas 、1957年-）はギリシャ、アテネ出身のカーデザイナーである。

来歴

ザパティナスはカリフォルニア州パサデナのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学び、1986年に卒業した。彼は1988年から1994年までフィアットチェントロスティーレで働き、そこでクリス・バングルと出会った。彼はフィアット・バルケッタのチーフ・エクステリアデザイナーを務めた。彼はまたクーペ・フィアットとアルファロメオ・145にも貢献している。

1994年、彼はバングルの後を追ってBMWへ移籍し、1998年にはミラノ近郊のアルファロメオチェントロスティーレのチーフデザイナーになった、この時の彼はアルファロメオ・147のリアエンドのデザインを手がけたことで知られている。

2002年、ザパティナスは富士重工業にアドバンスドデザイン担当チーフデザイナーとして入社した。スバルでは、最初にR2で、後にB9トライベッカとインプレッサにも導入され、論議の的となった「スプレッドウインググリル」とともにしばしば記憶されているが、スバルによればこのコンセプトはザパティナスが入社する前に提案されたものだとされている。論議を巻き起こしたこのデザインはスバルによって破棄された。この論議はザパティナスが2006年7月にスバルを退社したことと関係があると言われている。