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[[ファイル:KBMCabinet.jpg|300px|right|thumb|KEYBOARDMANIA 3rdMIX 筐体]]
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『'''KEYBOARDMANIA'''』(キーボードマニア)は、[[2000年]][[2月]]に[[BEMANIシリーズ]]の第6弾として[[コナミ]](現・[[コナミデジタルエンタテインメント]])より発売された[[音楽ゲーム]]。その名の通り、[[キーボード (楽器)|キーボード]]を演奏するものである。'''キーマニ'''<ref>[http://web.archive.org/web/20121212045740/http://www.konami.jp/am/km2/fs.html KEYBOARDMANIA2nd公式サイト・FROMSTAFF](2012年12月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>および'''KM'''<ref>[http://web.archive.org/web/20121023195538/http://www.konami.jp/am/km3/fs.html KEYBOARDMANIA3nd公式サイト・FROMSTAFF](2012年10月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>と呼ばれることもある。
『'''KEYBOARDMANIA'''』(キーボードマニア)は、[[2000年]][[2月]]に[[BEMANIシリーズ]]の第6弾として[[コナミ]](現・[[コナミデジタルエンタテインメント]])より発売された[[音楽ゲーム]]。その名の通り、[[キーボード (楽器)|キーボード]]を演奏するものである。'''キーマニ'''<ref>[http://web.archive.org/web/20121212045740/http://www.konami.jp/am/km2/fs.html KEYBOARDMANIA2nd公式サイト・FROMSTAFF](2012年12月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>および'''KM'''<ref>[http://web.archive.org/web/20121023195538/http://www.konami.jp/am/km3/fs.html KEYBOARDMANIA3nd公式サイト・FROMSTAFF](2012年10月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>と呼ばれることもある。


== 概要 ==
== 概要 ==
『[[GUITARFREAKS]]』、『[[drummania]]』と同様に実際の楽器をモチーフとした音楽シミュレーションゲームで入力デバイスには[[ヤマハ]]製の2[[オクターヴ]]のキーボードを搭載する<ref>[http://web.archive.org/web/20060819040617/http://www.konami.jp/am/keyboard/howto.html KEYBOARDMANIA公式サイト・ABOUT](2006年8月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
『[[GUITARFREAKS]]』、『[[drummania]]』と同様に実際の楽器をモチーフとした音楽シミュレーションゲームで入力デバイスには[[ヤマハ]]製の2[[オクターヴ]]のキーボードを搭載する<ref>[http://web.archive.org/web/20060819040617/http://www.konami.jp/am/keyboard/howto.html KEYBOARDMANIA公式サイト・ABOUT](2006年8月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。


[[GUITARFREAKS]]5thMIX、[[drummania]]4thMIXと3rdMIXでセッションが可能となっている。演出面においては、上記二機種とは異なりサイバーなイメージとなっている。元々、[[pop'n music]]の新作として開発していたこともあり、似ている部分がある。
[[GUITARFREAKS]]5thMIX、[[drummania]]4thMIXと3rdMIXでセッションが可能となっている。演出面においては、上記二機種とは異なりサイバーなイメージとなっている。元々、[[pop'n music]]の新作として開発していたこともあり、似ている部分がある。
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== ゲームモード ==
== ゲームモード ==
KEYBOARDMANIA2ndMIX公式サイトにて<ref>[http://web.archive.org/web/20121212045752/http://www.konami.jp/am/km2/gamemode.html KEYBOARDMANIA2ndMIX公式サイト・モード説明](2012年12月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>
KEYBOARDMANIA2ndMIX公式サイトにて<ref>[http://web.archive.org/web/20121212045752/http://www.konami.jp/am/km2/gamemode.html KEYBOARDMANIA2ndMIX公式サイト・モード説明](2012年12月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>
; LIGHT(2ndMIX以降)
; LIGHT(2ndMIX以降)
: 半分の1オクターヴ(12鍵盤)で行うモード
: 半分の1オクターヴ(12鍵盤)で行うモード
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* KEYBOARDMANIA (2000年2月6日稼働)
* KEYBOARDMANIA (2000年2月6日稼働)
* KEYBOARDMANIA 2ndMIX (2000年10月6日稼働)
* KEYBOARDMANIA 2ndMIX (2000年10月6日稼働)
* KEYBOARDMANIA 3rdMIX (2001年3月15日稼働) - 『GF 5th』&『dm 4th』または『GF 6th』&『dm 5th』とのセッションが可能<ref>[http://web.archive.org/web/20121023195358/http://www.konami.jp/am/km3/point.html KEYBOARDMANIA3rd公式サイト・ポイント](2012年10月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。事実上の最終作で、これ以降新製品は発売されていない。このため、『GF』と『dm』とのマルチセッション対応は最初で最後となった。
* KEYBOARDMANIA 3rdMIX (2001年3月15日稼働) - 『GF 5th』&『dm 4th』または『GF 6th』&『dm 5th』とのセッションが可能<ref>[http://web.archive.org/web/20121023195358/http://www.konami.jp/am/km3/point.html KEYBOARDMANIA3rd公式サイト・ポイント](2012年10月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。事実上の最終作で、これ以降新製品は発売されていない。このため、『GF』と『dm』とのマルチセッション対応は最初で最後となった。


=== PlayStation 2 ===
=== PlayStation 2 ===

2017年9月4日 (月) 19:07時点における版

キーボードマニア
KEYBOARDMANIA
ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 アーケードゲーム
PlayStation 2
発売元 コナミ
人数 1人 - 2人
発売日 1…2000年
2…2000年
3…2001年
デバイス キーボード
その他 セッションプレイ可能
テンプレートを表示
KEYBOARDMANIA 3rdMIX 筐体

KEYBOARDMANIA』(キーボードマニア)は、2000年2月BEMANIシリーズの第6弾としてコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)より発売された音楽ゲーム。その名の通り、キーボードを演奏するものである。キーマニ[1]およびKM[2]と呼ばれることもある。

概要

GUITARFREAKS』、『drummania』と同様に実際の楽器をモチーフとした音楽シミュレーションゲームで入力デバイスにはヤマハ製の2オクターヴのキーボードを搭載する[3]

GUITARFREAKS5thMIX、drummania4thMIXと3rdMIXでセッションが可能となっている。演出面においては、上記二機種とは異なりサイバーなイメージとなっている。元々、pop'n musicの新作として開発していたこともあり、似ている部分がある。

アジアなど海外でも発売されており、ほとんどの地域では名称は"KEYBOARDMANIA"のままであるが、韓国では"KEYBOARDHEAVEN"(キーボードヘブン)に名称を変更して発売されていた。(MANIAという表記が良く思われていないため)

初心者はもとより鍵盤楽器の演奏に素養がないプレーヤーにとってはハードルが高く、3rdMIXをもって完結したが、本作の楽曲が他のBEMANIシリーズに移植されるようになった。

続編が止まったのちも公式サイトはそのまま維持されたが、2013年2月をもって閉鎖された。

基本ルール

2オクターブ(24鍵)とホイールを用いて演奏し、規定数の曲をこなすのが目的。なお、2オクターブ(24鍵)は鍵盤楽器ではかなり少ない部類に入るが[注釈 1]、音楽ゲームとしては破格のレーン数を誇っている。

画面上部から落ちてくるノート(オブジェ)が画面下部の赤いラインに重なった時に、対応したデバイスを操作する(押す、あるいは倒す)ことで、そのタイミングの正確さに応じて「GREAT・GOOD・MISS」の3段階の判定がなされる。また、ビーム状に伸びている「ロングノート」と呼ばれる押しっぱなしのオブジェはビームが伸びている間押しっぱなしにしておかなければならず、押し始め、離したときに判定がある。また判定基準の幅も曲により異なっており、一定しない。

ステージクリアの条件は曲が終了時に、画面に表示されている「グルーヴゲージ」が一定量達していることで、これは演奏の判定がGOOD以上であれば上昇、MISSであれば下降する。曲終了時に満たない場合、もしくはゲージが0になった時点でゲームオーバーとなる(コンティニュー可能)。規定されたステージ数をこなすことでゲームクリアとなる。

プレイオプション

本シリーズの作品をプレイするにあたり、使用可能なオプションについて解説する。

プレイオプションについては原則としてゲーム開始時、タイトル画面表示中に行う形となる。

MIRROR
オブジェクトの配列がホイールを除いて左右反転する。
HI-SPEED
譜面の速度が速くなるモード。ノートの間隔も変わるため、曲そのものの速度には影響しない。
倍率を1x~4xまで変更可能。
DOUBLE
2人用の譜面を1人でプレイするモード。
HIDDEN(2ndMIX以降)
譜面の途中でノートが消えるモード。記憶力とより正確なリズム感が必要となる。
ANOTHER
一部曲のみ、より難しいANOTHER譜面をプレイすることができる。

ゲームモード

KEYBOARDMANIA2ndMIX公式サイトにて[4]

LIGHT(2ndMIX以降)
半分の1オクターヴ(12鍵盤)で行うモード
LIGHT+(1stではNORMAL)
通常のプレイモード
REAL
実際の譜面に近いプレイスタイルを要求される上級者向けモード。
FREE MODE
ゲームオーバー無しの練習モード。DOUBLEモード時選択できる譜面はLIGHT+,REAL
PRESSURE(2ndMIX以降)
規定の曲順で楽曲を演奏する上級者用モード。グルーヴゲージが100%の状態からスタートし、ステージ終了時に1目盛りでも残っていればクリアとなるが、ゲージは減少するのみで回復は一切しない、特殊なものになる。

ハードウェア

システム基板

beatmaniaIIIpop'n music4以降、ParaParaParadiseと同じシステム基板『FireBeat』を使用する。 ホイールや鍵盤の付属部品がなくなったら、修理不可能になる。

家庭用ゲーム版コントローラ

  • KEYBOARDMANIA専用コントローラ
PS2版の1stと同梱版として発売。後に単体版が発売される。PS2のボタン数では足りないためUSB接続となる。このため、PS2版は純正のコントローラ(DUAL SHOCK2など)では遊べない。

作品リスト

アーケード

  • KEYBOARDMANIA (2000年2月6日稼働)
  • KEYBOARDMANIA 2ndMIX (2000年10月6日稼働)
  • KEYBOARDMANIA 3rdMIX (2001年3月15日稼働) - 『GF 5th』&『dm 4th』または『GF 6th』&『dm 5th』とのセッションが可能[5]。事実上の最終作で、これ以降新製品は発売されていない。このため、『GF』と『dm』とのマルチセッション対応は最初で最後となった。

PlayStation 2

  • KEYBOARDMANIA (2000年9月21日発売) - アーケード版第1作の移植。
  • KEYBOARDMANIA II -2ndMIX & 3rdMIX- (2002年2月28日発売) - アーケード版『2ndMIX』、『3rdMIX』のカップリング。本作よりヤマハのキーボード、シンセサイザーでプレイ可能。

Windows(PC)

  • KEYBOARDMANIA YAMAHA Edition - 日本未発売。Yamaha EZ250i(北米で2003年7月23日発売)に付属。

トリビア

* バージョンによってはゲーム中に進行が一瞬止まったりするバグとも言える現象が発生することがある。この現象はCSの初代でも起きる。[独自研究?]

主要アーティスト

脚注

注釈

  1. ^ 鍵盤楽器の標準鍵盤数は61鍵。これより多い部類では73鍵からアコースティックピアノと同等の88鍵まであり、逆に少ない部類でもMIDIキーボードやショルダーキーボードのように37鍵から44鍵まで備える楽器も存在する。

出典

外部リンク