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== 人物・エピソード ==
== 人物・エピソード ==
* [[ヒップホップダンス]]を習っている。
* [[ヒップホップダンス]]を習っている。
* バンクーバー五輪代表選考会1000mは[[岡崎朋美]]を上回る3位(岡崎は4位)で代表選出。代表枠4だったので岡崎も代表選出されたが、岡崎は高木の23歳年上であったため「親子みたい」とコメント<ref>[http://web.archive.org/web/20100212090844/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/341354/ 高木美帆、V締め!3種目で代表/スケート] - iza([[サンケイスポーツ]]) 2009年12月31日(2010年2月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
* バンクーバー五輪代表選考会1000mは[[岡崎朋美]]を上回る3位(岡崎は4位)で代表選出。代表枠4だったので岡崎も代表選出されたが、岡崎は高木の23歳年上であったため「親子みたい」とコメント<ref>[http://web.archive.org/web/20100212090844/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/341354/ 高木美帆、V締め!3種目で代表/スケート] - iza([[サンケイスポーツ]]) 2009年12月31日(2010年2月12日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
* 進学希望だった帯広南商業高校は推薦入試の予定だったが、推薦面接予定日とオリンピック開幕日が重なり、一般入試当日も世界ジュニア選手権と日程が重なるため、高木の両親や[[日本スケート連盟]]の申し入れで[[北海道教育委員会]]が検討し、前例のない「入学試験の前倒し受験」を行った。
* 進学希望だった帯広南商業高校は推薦入試の予定だったが、推薦面接予定日とオリンピック開幕日が重なり、一般入試当日も世界ジュニア選手権と日程が重なるため、高木の両親や[[日本スケート連盟]]の申し入れで[[北海道教育委員会]]が検討し、前例のない「入学試験の前倒し受験」を行った。
* 高校の卒業式も海外遠征で参加できなかったため、後日、高木一人だけのために卒業式を行った。<ref>[http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130329-1104715.html] 「高木美帆1人だけの卒業式、日体大に進学」 - ニッカンスポーツ・コム 2013年3月29日</ref>
* 高校の卒業式も海外遠征で参加できなかったため、後日、高木一人だけのために卒業式を行った。<ref>[http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130329-1104715.html] 「高木美帆1人だけの卒業式、日体大に進学」 - ニッカンスポーツ・コム 2013年3月29日</ref>

2017年9月4日 (月) 22:28時点における版

高木美帆
髙木美帆
2013年世界距離別選手権
基本情報
国籍 日本の旗 日本
所属 日本体育大学
誕生日 (1994-05-22) 1994年5月22日(30歳)
出身地 北海道中川郡幕別町
身長 163.5cm
獲得メダル
女子スピードスケート
世界オールラウンド選手権
2017 ハーマル 総合
世界距離別選手権
2015 ヘーレンフェイン 団体パシュート
2016 コロムナ 団体パシュート
2017 江陵 団体パシュート
2016 コロムナ マススタート
2017 江陵 1500m

高木 美帆(たかぎ みほ、1994年5月22日 - )は、日本スピードスケート選手。幕別町立札内中学校北海道帯広南商業高等学校卒、日本体育大学在学。主に1500mを得意とする。また、500mから3000mまでのオールラウンダーでもある。

姉はソチオリンピックスピードスケート日本代表選手の高木菜那

経歴

両親と兄・姉の5人家族で、兄・姉もスピードスケート選手である。兄や姉の影響で5歳からスケートを始める。

7歳からはサッカーにも打ち込み、中学では男子に混じりフォワードでレギュラーを獲得。北海道選抜としてJヴィレッジでのナショナルトレセン女子U-15合宿にも参加した。

2009年1月の全日本ジュニアスピードスケート選手権で総合優勝。2月ポーランドザコパネで開催された世界ジュニア選手権で総合4位。同月にオランダフローニンゲンで開催されたジュニアワールドカップ500m、1000m優勝。2×500m合計タイム80秒61は中学新記録。

2009年12月長野エムウェーブで開催されたバンクーバー五輪代表選考会で1500mを1分59秒47の中学新記録で優勝。1000mも中学新記録になる1分17秒77の3位、3000mは4分13秒09の3位となり、1000m、1500m、チームパシュート(団体追い抜き)で五輪代表に選出される(3000mは体力面を考慮して補欠)。中学生での五輪代表は、1980年レークプラシッド五輪日本選手団加藤美善1992年アルベールビルオリンピック日本選手団糸川敏彦の17歳を抜いて日本スピードスケート史上最年少[1]

2010年2月のバンクーバー五輪では、1000mは完走できなかった1人を除いて最下位の35位、1500m23位と振るわなかった。3月にモスクワで行われた世界ジュニア選手権では姉の菜那、押切美沙紀とともに出場したチームパシュートで銀メダルを獲得[2]

2012年1月21日、ワールドカップソルトレークシティー大会の1000mで1分15秒40の世界ジュニア新記録を樹立[3]。3月、帯広市の明治北海道十勝オーバルで開催された世界ジュニア選手権で、日本人選手としては2004年の石野枝里子以来となる総合優勝を達成[4]イタリアコラルボで行われた翌年の大会でも総合優勝し、日本人初の連覇を果たした[5]

2012年12月19日日本体育大学にスポーツ推薦で合格[6]。2013年12月、イタリアのトレントで行われた冬季ユニバーシアード1000mで金メダルを獲得[7]

2013年12月に行われたソチオリンピック代表選考会は不振で落選した。

2015年2月にオランダ・ヘーレンフェインで開催された世界距離別スピードスケート選手権の団体パシュートに菊池彩花高木菜那と出場し、決勝でオランダに100分の2秒差で上回り、団体パシュートで日本初の金メダルを獲得[8]

2016年12月3日、カザフスタンアスタナで開催されたワールドカップ第3戦英語版女子1000mで初優勝。12月21日、全日本選手権で全4種目で優勝の完全優勝で、田畑真紀以来14年ぶり史上7人目の快挙を達成した[9]

2017年2月21日、札幌冬季アジア大会スピードスケート、女子1500メートルでは1位。2位が押切美沙紀、3位は高木菜那[10]。23日、女子マススタート、高木美帆(日体大)が金メダルを獲得した。佐藤綾乃(高崎健康福祉大)が銀[11]

2017年3月11日、ノルウェースタバンゲルで行われた、スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季最終戦、女子団体追い抜きで日本(押切美沙紀=富士急、高木美帆=日体大、高木菜那=日本電産サンキョー)は3分0秒60で、2季連続の種目別優勝を決めた[12]

人物・エピソード

  • ヒップホップダンスを習っている。
  • バンクーバー五輪代表選考会1000mは岡崎朋美を上回る3位(岡崎は4位)で代表選出。代表枠4だったので岡崎も代表選出されたが、岡崎は高木の23歳年上であったため「親子みたい」とコメント[13]
  • 進学希望だった帯広南商業高校は推薦入試の予定だったが、推薦面接予定日とオリンピック開幕日が重なり、一般入試当日も世界ジュニア選手権と日程が重なるため、高木の両親や日本スケート連盟の申し入れで北海道教育委員会が検討し、前例のない「入学試験の前倒し受験」を行った。
  • 高校の卒業式も海外遠征で参加できなかったため、後日、高木一人だけのために卒業式を行った。[14]
  • 座右の銘は「一球入魂」である。
  • GLAYのHIGHCOMMUNICATIONS TOUR2007-2008帯広市民文化ホール公演において、当ツアー名物の、アンコール時に客席から1名ないし1グループをステージ上に上げ、やってほしい曲をリクエストするコーナーで選ばれた。後のGLAY LIVE TOUR2010-2011 ROCK AROUND THE WORLDの同会場公演にも参加し、TERUのMCで紹介された。
  • 2010年3月22日北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス戦(札幌ドーム)にて、5回裏終了時にインターバルショーを務めた。試合は16対5で日本ハムが大勝し、当時の監督梨田昌孝の通算500勝を達成した。梨田は、「勝利の女神になってくれましたね。試合前に会ったときは今日は勝てるなと思いました。」とコメントした。
  • また、2012年8月7日の北海道日本ハムファイターズvs福岡ソフトバンクホークス戦(帯広の森野球場)にて始球式を務めた。

脚注

  1. ^ 五輪全体での最年少は1936年ガルミッシュパルテンキルヒェンオリンピックフィギュアスケート稲田悦子(12歳)。
  2. ^ 団体追い抜き女子は世界ジュニアも銀苫小牧民報社2010年3月15日
  3. ^ 長島が今季初勝利 小平は日本新で2位 高木世界ジュニア記録樹立日本スケート連盟
  4. ^ スケート:高木美帆総合V…日本人8年ぶり 世界ジュニア - 毎日新聞[リンク切れ]
  5. ^ 高木美帆2年連続総合優勝/Sスケート-ニッカンスポーツ2013年2月23日
  6. ^ 「スケートも学業も頑張る」 高木美帆が日体大に合格 - MSN産経ニュース 2012年12月20日
  7. ^ スケート高木美帆が1000m金 冬季ユニバJOC 2013年12月19日
  8. ^ 日本 女王オランダ破りチームパシュートで初優勝 スポーツニッポン 2015年2月14日閲覧
  9. ^ 高木美帆が完全優勝 田畑以来14年ぶり”. 東京新聞 (2016年12月22日). 2016年12月25日閲覧。
  10. ^ 高木菜那、3位なのに銅メダルなし なぜ?(アジア大会スピードスケート)The Huffington Post(2017年2月22日), 2017年02月22日閲覧。
  11. ^ スピードスケートの高木美が3冠=アルペン長谷川ら金-冬季アジア大会ライブドアニュース(2017年2月23日), 2017年2月23日閲覧。
  12. ^ 小平奈緒、W杯2度目の種目別優勝…7戦全勝で読売新聞(2017年3月11日), 2017年3月11日閲覧。
  13. ^ 高木美帆、V締め!3種目で代表/スケート - iza(サンケイスポーツ) 2009年12月31日(2010年2月12日時点のアーカイブ
  14. ^ [1] 「高木美帆1人だけの卒業式、日体大に進学」 - ニッカンスポーツ・コム 2013年3月29日

関連項目

外部リンク