コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「B6 (商業施設)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m ジョイント・レジデンシャル不動産が長谷工不動産ホールディングスに商号変更したことに伴う修正。
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:インターネットアーカイブ - log
154行目: 154行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://web.archive.org/web/*/http://b6-web.jp/ b6 JINGUMAE] - 公式サイトの[[インターネットアーカイブ]]
* [http://web.archive.org/web/*/http://b6-web.jp/ b6 JINGUMAE] - 公式サイトの[[インターネットアーカイブ]]
* [http://www.kenchikugakubu.jp/miniikou/shougyou/001.html b6 JINGUMAE] - [[工学院大学]][[建築]]学部
* [http://www.kenchikugakubu.jp/miniikou/shougyou/001.html b6 JINGUMAE] - [[工学院大学]][[建築]]学部
* [https://www.haseko.co.jp/hfd/ 長谷工不動産ホールディングス]
* [https://www.haseko.co.jp/hfd/ 長谷工不動産ホールディングス]

2017年9月5日 (火) 02:21時点における版

b6 JINGUMAE(本館)
情報
用途 店舗
設計者 西森事務所
構造設計者 シティ一級建築士事務所
施工 東急建設
建築主 エルカクエイ
管理運営 エルカクエイ
→アップ・ツー・コーポレーション[1]
構造形式 鉄筋コンクリート構造
敷地面積 1,611.34 m²
建築面積 1,301.29 m²
延床面積 7,036.48 m²
状態 解体
階数 地上6階地下2階
エレベーター数 3基
着工 2005年3月15日
竣工 2006年9月25日
解体 2013年6月(解体開始)
所在地 150-0043
東京都渋谷区神宮前6丁目28-6
備考 解体済。
テンプレートを表示
b6 JINGUMAE(アネックス館)
情報
敷地面積 582.67 m²
建築面積 316.76 m²
延床面積 931.41 m²
階数 地上1階地下2階
エレベーター数 なし(本館と共用)
備考 その他の項目は本館に準ず。
テンプレートを表示
b6 JINGUMAE
店舗概要
開業日 2006年10月1日
閉業日 2012年9月30日
店舗数 39店
営業時間 11:00-21:00(一部を除く)
駐車台数 43台台
最寄駅 明治神宮前駅
テンプレートを表示

b6 JINGUMAE(ビーロク じんぐうまえ)は、かつて東京都渋谷区に存在した商業施設

概要

開発主体はジョイント・コーポレーションのグループ会社であるエルカクエイ(現在の長谷工不動産ホールディングス)。同社は以前から都心およびその周辺で中小規模の商業施設を手掛けており、b6もその一環として建設された[2]。外観デザインを手がけたのは、建築家の西森陸雄。施設計画には丸井グループエイムクリエイツが参画し、エルカクエイが実施したコンペティションによって両者が選定された[3]

ブランド店や路面店が多く立ち並ぶエリアの特性を反映した回遊型商業施設がテーマ。施設名の“b6”も、“ぶらぶら歩き”“beat(わくわく、どきどき)”“be Natural(自然に)”の“b”と[4]、神宮前6丁目所在である事[5]から取られたものだった。

白いフレームを貼りつけたようなファサードが特徴の建物は3つのゾーンに分かれ、明治通り沿いの外観から中へ入るにつれて、路地のような店舗配置から自然が多い空間に変わっていく演出がなされた。建物の一番奥に広がる、敷地の4分の1を占める緑地には洞窟水路のある中庭に隣接して[5]、特注のいぶし土壁を外壁に用いたアネックス館があった。

施設内のサインもオリジナルで、番地のようにテナントひとつひとつに番号を割り当てて、サインを見ながら目的の店舗に誘導する方式がとられた。このやり方にした事で、施設内の回遊効果も狙っていたという[3]

オープン当初のテナントは39店舗で、うち日本初登場2店舗、新ブランド及び新業態が各6店舗[6]。当初の年間売り上げは60億円を目指すとしていた[4]。しかし売り上げは当初の想定よりも下回り、2012年9月30日をもって閉館となった[7]

閉館後の動き

閉館後のb6敷地および建物は、2013年1月に東急不動産が取得[8]。同年4月-5月にかけてハイネケンビールの期間限定アンテナショップ『ハイネケン・スター・ラウンジ』として暫定的に利用された後[9]、6月に建物の解体へ着手した[8]

新しい商業ビルのプロジェクトは2013年3月に発表され[10]2014年2月に工事着工した[11]。外観デザインはクライン・ダイサム・アーキテクツが手掛け[12]、“キュープラザ原宿”[13]として2015年3月27日にオープンした[14][15]

主なテナント

など

歴史

  • 2005年平成17年)3月15日 - 工事着工。
  • 2006年(平成18年)6月30日 - 施設概要発表[17]
  • 2006年8月17日 - 全入居テナント発表[6]
  • 2006年10月1日 - 開業。
  • 2008年4月 - 管理・運営がアップ・ツー・コーポレーションに変更[1]
  • 2009年5月29日 - ジョイント・レジデンシャル不動産が親会社のジョイント・コーポレーションとともに会社更生法を申請[18][19]
  • 2012年9月30日 - 閉館。
  • 2013年1月 - 土地と建物を東急不動産が取得。
  • 2013年4月-5月 - 『ハイネケン・スター・ラウンジ』として期間限定営業。
  • 2013年6月 - 解体工事に着手。

関連項目

参考文献

  • 『商店建築』(商店建築社刊)2006年12月号・98-106ページ

脚注

  1. ^ a b 実績紹介 > ショッピングセンターPM(管理・運営)業務”. アップ・ツー・コーポレーション. 2014年11月26日閲覧。
  2. ^ 10月、原宿に大型商業施設-「自然体」テーマに中庭も”. シブヤ経済新聞 (2006年7月6日). 2014年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 『商店建築』2006年12月号106ページ。
  4. ^ a b エルカクエイ、神宮前に商業施設をオープン”. 不動産流通研究所 R.E. port (2006年7月3日). 2014年4月23日閲覧。
  5. ^ a b 原宿の大型商業施設「b6」公開-広末涼子さんが植樹”. シブヤ経済新聞 (2006年9月28日). 2014年4月23日閲覧。
  6. ^ a b 原宿の大型商業施設「b6」のテナント39店舗発表”. シブヤ経済新聞 (2006年8月17日). 2014年4月23日閲覧。
  7. ^ 原宿のファッションビル「b6 神宮前」営業6年で閉館へ”. Fashionsnap.com (2012年9月3日). 2014年4月23日閲覧。
  8. ^ a b 表参道・渋谷エリアの新たなランドマーク (仮称)神宮前6丁目プロジェクト 核テナント決定・解体工事着手”. 東急不動産 (2013年6月4日). 2014年4月23日閲覧。
  9. ^ 原宿に「ハイネケン」ラウンジ-「b6」跡の建物使い限定営業”. シブヤ経済新聞 (2013年5月8日). 2014年4月23日閲覧。
  10. ^ (仮称)神宮前6丁目プロジェクトがスタート”. 東急不動産 (2013年3月21日). 2014年4月23日閲覧。
  11. ^ 表参道・渋谷エリアの新たなランドマーク  (仮称)神宮前6丁目プロジェクト 新築工事着手 路面店には「株式会社アーバンリサーチ」が新ブランドの旗艦店を計画”. 東急不動産 (2014年2月19日). 2014年4月23日閲覧。
  12. ^ 前出の『ハイネケン・スター・ラウンジ』も担当。
  13. ^ 表参道・原宿エリアの新たなランドマークが2015年3月に開業 施設名称は都市型商業施設の新ブランド「キュープラザ原宿」 日本初上陸のテナントも決定”. 東急不動産 (2014年11月27日). 2014年11月28日閲覧。
  14. ^ 表参道・原宿エリアの新たなランドマーク「キュープラザ原宿」 日本初や新業態など多彩で個性的な全16店舗を発表! 〜2015年3月27日(金)に開業!〜”. 東急不動産 (2015年1月19日). 2015年1月19日閲覧。
  15. ^ 「キュープラザ原宿」オープニングセレモニーにホラン千秋ら出席”. AFPBB News (2015年3月27日). 2015年3月28日閲覧。
  16. ^ 原宿にアウトドアブランド「コロンビア」国内最大の旗艦店”. シブヤ経済新聞 (2006年8月1日). 2014年4月23日閲覧。
  17. ^ 「b6プロジェクト」概要のお知らせ”. ジョイント・コーポレーション (2006年6月30日). 2006年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月23日閲覧。
  18. ^ オリックス出資のジョイントが更生法申請、6月30日付で上場廃止”. ロイター (2009年5月29日). 2014年4月20日閲覧。
  19. ^ 2000年2月に続き2度目。
  20. ^ 「CAFE DE のだめ」- 「のだめカンタービレ」ドラマ公式サイト”. フジテレビ. 2007年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月28日閲覧。
  21. ^ 原宿に「のだめ」カフェ セットそっくり再現”. 読売新聞 (2006年11月7日). 2006年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月28日閲覧。
  22. ^ 「AppBank Store原宿」涙の閉店イベント&リニューアルのお知らせ。”. AppBank (2012年3月26日). 2014年4月20日閲覧。
  23. ^ 原宿にiPhoneアプリ・アクセ店「アップバンクストア」-初のリアル店舗”. シブヤ経済新聞 (2011年6月7日). 2014年4月20日閲覧。

外部リンク