「ゲルセミウム属」の版間の差分
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: 胡蔓藤(コマントウ)ともいう。[[ベトナム]]など東南アジアから[[中国]]南部の原産で、古くから猛毒で知られ、葉を3枚食べれば確実に死ぬ、などといわれている<ref name="植松2000pp214-221">{{Cite book | 和書 | author = 植松黎 | title = [[毒草を食べてみた]] | publisher = 文藝春秋 | year = 2000 |pages=214-221| id = ISBN 4166600990|ref="植松2000"}}</ref>。[[漢方]]では[[根]](鉤吻:コウフン)を外用薬として使ったこともあり、[[正倉院]]宝物のひとつである冶葛壷の中に少量が現存している<ref>{{Cite web|和書|url=http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Treasure?id=0000010284 |title=冶葛壷(やかつのつぼ) |publisher=[[宮内庁]] |author=[[正倉院]] |accessdate=2017-11-8 }}</ref><ref name="植松2000pp214-221"/>が、記録によれば当初に収めら冶葛は14 kg 程であったが、その後にかなり持ち出された形跡があるという<ref name="植松2000pp214-221"/>。 |
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2023年10月15日 (日) 01:04時点における最新版
ゲルセミウム属 | |||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Gelsemium Juss. | |||||||||||||||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||||||||||||||
Gelsemium sempervirens (L.) J. St.-Hil. [1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
trumpetflower | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ゲルセミウム属(ゲルセミウムぞく、学名: Gelsemium)はゲルセミウム科の属のひとつ。常緑つる性木本からなる。
形態・生態
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筒状の花をつける。
分布
[編集]人間との関わり
[編集]有毒植物として知られる。
下位分類
[編集]- ゲルセミウム・エレガンス(冶葛:ヤカツ) Gelsemium elegans
- 胡蔓藤(コマントウ)ともいう。ベトナムなど東南アジアから中国南部の原産で、古くから猛毒で知られ、葉を3枚食べれば確実に死ぬ、などといわれている[2]。漢方では根(鉤吻:コウフン)を外用薬として使ったこともあり、正倉院宝物のひとつである冶葛壷の中に少量が現存している[3][2]が、記録によれば当初に収めら冶葛は14 kg 程であったが、その後にかなり持ち出された形跡があるという[2]。
- ランキンジャスミン Gelsemium rankinii
- アメリカ南東部原産。
- カロライナジャスミン(イエロージャスミン) Gelsemium sempervirens
- アメリカの南東部カロライナ付近から中米グアテマラにかけての原産で、ラッパ形の黄色い花を多数つけ、美しい(わずかに香りもある)ので、よく栽培される。
注と出典
[編集]- ^ Gelsemium Juss. Tropicos
- ^ a b c 植松黎『毒草を食べてみた』文藝春秋、2000年、214-221頁。ISBN 4166600990。
- ^ 正倉院. “冶葛壷(やかつのつぼ)”. 宮内庁. 2017年11月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Gelsemium Juss" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2016年4月18日閲覧。
- "Gelsemium". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Gelsemium" - Encyclopedia of Life
- 古泉秀夫 (2007年8月17日). “治葛(ヤカツ)の毒性”. 医薬品情報21. 2016年4月18日閲覧。
- 日本新薬 (2006年12月). “ヤカツ”. ハーブの館. 2016年4月18日閲覧。