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「公益資本主義」の版間の差分

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'''公益資本主義'''(Public Interest Capitalism)とは欧米型の株式資本主義でも、中国型の[[国家資本主義]]でもない第三の道を指す。[[原丈人]]が『21世紀の国富論』におて提唱し概念
'''公益資本主義'''(Public Interest Capitalism)とは欧米型の株式資本主義でも、中国型の[[国家資本主義]]でもない第三の道を指すという概念。[[原丈人]]が著書『21世紀の国富論』の中で用いた造語だが、原を最高顧問とする[[一般社団法人]]公益資本主義推進協議会が設立されている<ref>[http://picc.or.jp/about/directors.html PICC 理事紹介]</ref>


==概要==
公益資本主義とは、利益を求める欲望経済を利用しながらも、社会にとって有用な企業を全世界に生み出す流れを起こしていく経済システムを立ち上げようとする運動である<ref name="公益資本主義">原丈人「公益資本主義とアジア経済」NARASIAQ:24-27</ref>。<br />
公益資本主義とは、利益を求める欲望経済を利用しながらも、社会にとって有用な企業を全世界に生み出す流れを起こしていく経済システムを立ち上げようとする運動である<ref name="公益資本主義">原丈人「公益資本主義とアジア経済」NARASIAQ:24-27</ref>。<br />
具体的には
具体的には
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などからなる。
などからなる。


==公益資本主義推進協議会==
==脚注==
一般社団法人として[[2014年]]1月27日に設立<ref>[http://picc.or.jp/about/index.html PICC 団体概要]</ref>、2月7日に発足記念式典が催され<ref>[http://www.douga-4-3000.com/contents/archives/2672 カウテレビジョン 映像ギャラリー]</ref>、7月14日には[[下村博文]](当時[[文部科学大臣]])、[[田坂広志]]([[多摩大学]]教授・[[ソフィアバンク]]代表)などを招いて『これからの教育の「在り方」』と題する第1回シンポジウムを開催している。同社団は別途、「未来創造経営者フォーラム」を[[倫理研究所]]と共催し<ref>[http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000026576 日本的経営を世界へ発信 公益資本主義推進協など 未来創造フォーラム開く] 住宅新報 2015年9月15日号。</ref>、[[成基|成基塾]]代表[[佐々木喜一]]、[[都築学園グループ]]総長[[都築仁子]]などを招いたシンポジウムを開くなど教育問題に力を入れている<ref>[http://tyo-wakyo.com/news/【ご案内】『未来創造経営者フォーラムtokyo2015』(9/ 【ご案内】『未来創造経営者フォーラムTokyo2015』(9月8日)] 2015/08/25 東京[[和僑会]]ニュース。</ref>。
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*原丈人2007『21世紀の国富論』平凡社
*原丈人2007『21世紀の国富論』平凡社
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*原丈人、デビッド・ジェームズ・ブルナー、イーサン・バーンステン、野宮あす美『公益資本主義の確立に向けて(下)公式・非公式の「制度」を再設計する』週刊ダイヤモンド 2009年10月17日号
*原丈人、デビッド・ジェームズ・ブルナー、イーサン・バーンステン、野宮あす美『公益資本主義の確立に向けて(下)公式・非公式の「制度」を再設計する』週刊ダイヤモンド 2009年10月17日号
*デビッド・ジェームズ・ブルナー、野宮あす美、イーサン・バーンステン、デビッド・S・グレウォル、ブラドリー・R・スタッツ アドバイザー:原丈人2010『21世紀にふさわしい資本主義の再設計』 東京財団
*デビッド・ジェームズ・ブルナー、野宮あす美、イーサン・バーンステン、デビッド・S・グレウォル、ブラドリー・R・スタッツ アドバイザー:原丈人2010『21世紀にふさわしい資本主義の再設計』 東京財団
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== 参考団体 ==
[http://picc.or.jp/ 一般社団法人公益資本主義推進協議会](2014年2月7日設立)
原丈人 最高顧問
大久保秀夫 会長


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[大久保秀夫]](公益資本主義推進協議会会長、株式会社[[フォーバル]]会長)
* [[公益]]
*[[ネットワークビジネス]]
* [[公益法人]]

* [[公益法人等]]
==脚注==
* [[公益事業]]
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* [[公益目的事業]]
* [[公益会社]]


==外部リンク==
==外部リンク==

2017年11月26日 (日) 15:39時点における版

公益資本主義(Public Interest Capitalism)とは欧米型の株式資本主義でも、中国型の国家資本主義でもない第三の道を指すという概念。原丈人が著書『21世紀の国富論』の中で用いた造語だが、原を最高顧問とする一般社団法人公益資本主義推進協議会が設立されている[1]

概要

公益資本主義とは、利益を求める欲望経済を利用しながらも、社会にとって有用な企業を全世界に生み出す流れを起こしていく経済システムを立ち上げようとする運動である[2]
具体的には

  1. 世界の成長エンジンとなる新しい産業を起こす仕組みを作る。.[2]
  2. リスクをとって新産業に取り組むところに潤沢な資金が回る仕組みを作る。.[2]
  3. 民間による途上国への支援。.[2]

などからなる。

公益資本主義推進協議会

一般社団法人として2014年1月27日に設立[3]、2月7日に発足記念式典が催され[4]、7月14日には下村博文(当時文部科学大臣)、田坂広志多摩大学教授・ソフィアバンク代表)などを招いて『これからの教育の「在り方」』と題する第1回シンポジウムを開催している。同社団は別途、「未来創造経営者フォーラム」を倫理研究所と共催し[5]成基塾代表佐々木喜一都築学園グループ総長都築仁子などを招いたシンポジウムを開くなど教育問題に力を入れている[6]

参考文献

  • 原丈人2007『21世紀の国富論』平凡社
  • 原丈人、デビッド・ジェームズ・ブルナー、イーサン・バーンステン、野宮あす美『公益資本主義の確立に向けて(上)株主至上主義・市場万能主義の限界』週刊ダイヤモンド 2009年10月10日号
  • 原丈人、デビッド・ジェームズ・ブルナー、イーサン・バーンステン、野宮あす美『公益資本主義の確立に向けて(下)公式・非公式の「制度」を再設計する』週刊ダイヤモンド 2009年10月17日号
  • デビッド・ジェームズ・ブルナー、野宮あす美、イーサン・バーンステン、デビッド・S・グレウォル、ブラドリー・R・スタッツ アドバイザー:原丈人2010『21世紀にふさわしい資本主義の再設計』 東京財団

関連項目

脚注

外部リンク