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'''村雨 辰剛'''(むらさめ たつまさ、[[1988年]][[7月25日]]<ref name="ymn">所属芸能事務所(株式会社YMN)公式サイト内の[http://ymn.bz/talent/tatsumasa-murasame プロフィール]</ref> - )は、[[日本]]の[[男性]][[庭師]]、[[タレント]]。[[スウェーデン]]・[[スコーネ県]]の[[:sv:Örkelljunga|Örkelljunga]]出身<ref name="fb">本人のフェイスブックアカウントの[https://www.facebook.com/Murasametatsumasa/about 「基本データ」]</ref>、2015年<ref name="blogos">[[BLOGOS]](2019年05月08日)「[https://blogos.com/article/375523/ 「徒弟制度に憧れていた」“筋肉体操”で活躍するイケメン庭師が語る日本での仕事と伝統]」</ref>(26歳の時)に[[日本]]に[[帰化]]した<ref name="ymn" />。帰化前の氏名は、'''ヤコブ・セバスティアン・ビヨーク'''({{Lang-sv-short|Jakob Sebastian Björk}})<ref name="recruit">[[リクルートホールディングス]]公式サイト「Meet Recruit」(2016年6月20日)[https://www.recruit.co.jp/meet_recruit/2016/06/gl13.html 「古き良き日本文化に惹かれ、日本に帰化したスウェーデン人庭師」]</ref>。所属事務所は[[ワイエムエヌ]]<ref name="ymn" />。 |
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== 略歴 == |
== 略歴 == |
2019年9月13日 (金) 09:11時点における版
村雨 辰剛 | |
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生誕 |
1988年7月25日(35歳)![]() |
国籍 |
![]() ![]() |
職業 | 庭師、タレント |
村雨 辰剛(むらさめ たつまさ、1988年7月25日[1] - )は、日本の男性庭師、タレント。スウェーデン・スコーネ県のÖrkelljunga出身[2]、2015年[3](26歳の時)に日本に帰化した[1]。帰化前の氏名は、ヤコブ・セバスティアン・ビヨーク(典: Jakob Sebastian Björk)[4]。所属事務所はワイエムエヌ[1]。
略歴
出生から日本移住まで
1988年7月25日[2]にスウェーデンで誕生した。幼い頃に実の両親が別れることになり、実の母親とスウェーデン空軍パイロットの継父によって、スウェーデン南部のスコーネ(Skåne)地方の郊外で[5]育てられた[6]。
継父の影響でスウェーデン軍のレンジャー部隊へ入ることを考える一方、中学校の世界史の授業で日本への興味を抱き[5]、Yahoo!チャットで日本人を見つけて、チャットで日本語を勉強していた[5][1]。チャットで知り合った日本人から招かれて[4]、16歳の夏休みの時に初めて日本を訪問し、逗子と横須賀で3か月間のホームステイを経験した[7][4]。ホームステイ先は何代も続く旧家であり、伝統的な生活を体験した[8]。日本滞在中は鎌倉などの神社仏閣を訪れたという[8]。レンジャー部隊の入隊試験に合格したものの、入隊を辞退し、高等学校卒業後に日本へ移住した[9]。
日本移住後
日本移住後は、愛知県名古屋市で[5]、スウェーデン語や英語の語学講師として生計を立てていた[1]。
しかし、2011年3月11日に東日本大震災が発生し、スウェーデンの家族から心配され、丁度、語学講師の契約が切れるタイミングでもあったため、一旦、スウェーデンに帰国した[10]。
再来日後の2011年8月1日[2](23歳の時)、日本古来の文化に携わりたいという思いから造園業の世界へ飛び込み[1]、名古屋市の山本庭苑という造園業者でアルバイトとして勤務した[5][2]。
村雨は、元々、「徒弟制度」への憧れを抱いていた[3][11]が、山本庭苑では既に兄弟子が存在し、これ以上の弟子を採る余裕が無かった[12]。
数十社から断られた後[10]、愛知県西尾市の加藤造園という造園業者に採用され、2012年6月1日[2]から、庭師の徒弟となり、5年間勤務した[5][2][12]。
2015年[3](26歳の時)、日本国籍を取得した[1]。日本名の「村雨」は、親方の父親の名前であり[4]、作家の村雨退二郎に由来し[12]、『南総里見八犬伝』に登場する架空の日本刀の名称が「村雨」であることにも由来する[4]。また、「辰剛」の「辰」は辰年生まれであることに由来し、「剛」は親方の名前に由来する[4]。なお、日本へ帰化する際には、スウェーデン人の親から「戦争になったら、日本のために戦って死ねるのか」と問われたが、村雨は自分の覚悟を伝え、許してもらったという[11]。
2016年1月2日[2]から株式会社YMNにタレントとして所属し、庭師の仕事と併行して、多数のテレビ番組やラジオ番組、CMなどに出演している[1]。
加藤造園では庭園の手入れや管理の技術を学んだが、一から庭園を造る「設計」の仕事があまり無かったため、5年間の修業を終えた後、親方に相談し、東京の業者へ転職をした[12]。
人物
身長は182cm、チェストは101cm、ウェストは78cm、ヒップは96cm。趣味は、筋トレ、肉体改造、盆栽。日本語、英語、スウェーデン語の3言語を使いこなす[1]。
踏切の近くで鳴いていた仔猫を保護して、「芽吹き」と名付け、飼育している[13]。
「学校へ通って、決められたカリキュラムをこなすだけでは学べないことがある」という理由により、徒弟制度を肯定している[3]。
出演歴
テレビ番組
- 日本放送協会
- 日本テレビ
- 明石家さんまの転職DE天職[1]
- ZIP! - 身近で活躍する助っ人外国人[1]
- スッキリ!! - お勤め美男子[1]
- PON![1]
- ウチのガヤがすみません![1]
- テレビ東京
- 昼めし旅 〜あなたのご飯見せてください!〜[1]
- 二つの祖国 - アメリカ人技術者役[15]
- 東京メトロポリタンテレビジョン
- BSジャパン
- ワタシが日本に住む理由[1]
- TBSテレビ
- 朝日放送テレビ
- 中京テレビ放送
- フジテレビジョン
ラジオ番組
・NHKラジオ総合 すっぴんインタビューコーナー
テレビCM
著書
- 『僕は庭師になった』(クラーケン、2019年3月6日、ISBN 978-4-909313-06-5)
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 所属芸能事務所(株式会社YMN)公式サイト内のプロフィール
- ^ a b c d e f g 本人のフェイスブックアカウントの「基本データ」
- ^ a b c d BLOGOS(2019年05月08日)「「徒弟制度に憧れていた」“筋肉体操”で活躍するイケメン庭師が語る日本での仕事と伝統」
- ^ a b c d e f リクルートホールディングス公式サイト「Meet Recruit」(2016年6月20日)「古き良き日本文化に惹かれ、日本に帰化したスウェーデン人庭師」
- ^ a b c d e f 文春オンライン(2019年4月14日)「なにもしなくても、日本は「出る杭」だ NHK『筋肉体操』出演・庭師の村雨辰剛さんインタビュー」
- ^ 『僕は庭師になった』p.26
- ^ タウンワーク「働くコラム」(2018年09月20日)「NHK『みんなで筋肉体操』で話題の庭師・村雨辰剛さんインタビュー「庭師は、世界規模で日本の伝統を伝えていける立派な仕事」」
- ^ a b 読売新聞「大手小町」(2019年3月14日)「筋肉と日本庭園を愛する村雨辰剛さんが日本人に伝えたいこと」
- ^ a b 『僕は庭師になった』p.19
- ^ a b AERA(2019年3月30日)「「みんなで筋肉体操」に出演の北欧出身の庭師、初の自伝的エッセー」
- ^ a b パソナキャリア(2018年4月25日)「徒弟制度に憧れ帰化。筋肉と庭園を愛する庭師、村雨辰剛さん」
- ^ a b c d 婦人公論(2019年4月3日)「スウェーデン出身の僕が庭師になったワケ 日本への憧れを昇華できる「これぞ天職!」」
- ^ 『sippo』(2019年5月4日)「道ばたで拾った子猫 イケメン庭師はひっそり猫を愛でる」
- ^ NHK「番組表検索結果詳細」第69回NHK紅白歌合戦 「夢を歌おう」
- ^ テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』公式サイト「国際派キャスト」