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「コスモスイニシア」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
株式会社コスモスイニシアは、[[リクルートホールディングス]]の[[不動産会社]]([[デベロッパー (開発業者)|デベロッパー]])として設立され、2006年8月までの前社名は株式会社'''リクルートコスモス'''である。
株式会社コスモスイニシアは、[[リクルートホールディングス|リクルート]]の[[不動産会社]]([[デベロッパー (開発業者)|デベロッパー]])として設立され、2006年8月までの前社名は株式会社'''リクルートコスモス'''である。
単独事業でのマンション名称(ブランド)は「イニシア」。前社名時代は主に「コスモ」を使用していた。
単独事業でのマンション名称(ブランド)は「イニシア」。前社名時代は主に「コスモ」を使用していた。


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*[[1988年]]、リクルートコスモスの未公開株が[[江副浩正]]によって官僚や閣僚に譲渡されたことが明るみとなり、[[リクルート事件]]として戦後最大級の汚職疑惑となった。
*[[1988年]]、リクルートコスモスの未公開株が[[江副浩正]]によって官僚や閣僚に譲渡されたことが明るみとなり、[[リクルート事件]]として戦後最大級の汚職疑惑となった。
*リクルート(現:[[リクルートホールディングス]])とは事業上の繋がりは住宅情報誌suumoへの広告掲載程度であるが、2013年3月期時点で代表取締役社長以下取締役役員の6名中5名がリクルート出身である。
*リクルート(現:[[リクルートホールディングス|リクルート]])とは事業上の繋がりは住宅情報誌suumoへの広告掲載程度であるが、2013年3月期時点で代表取締役社長以下取締役役員の6名中5名がリクルート出身である。
* 当社はあくまで住宅デベロッパーであり、[[安比高原スキー場]]など[[バブル景気|バブル期]]のリゾート物件開発は親会社のリクルート本体によって行われ、同社は[[バブル崩壊]]で巨額負債を抱えることになる。これが[[ダイエー]]への身売りと、当社のMBOによる売却への遠因となった。
* 当社はあくまで住宅デベロッパーであり、[[安比高原スキー場]]など[[バブル景気|バブル期]]のリゾート物件開発は親会社のリクルート本体によって行われ、同社は[[バブル崩壊]]で巨額負債を抱えることになる。これが[[ダイエー]]への身売りと、当社のMBOによる売却への遠因となった。
<!-- [[2005年]][[5月27日]]、リクルート社はリクルートコスモスを本体より分離する旨の発表を行った。新たな筆頭株主に[[ユニゾン・キャピタル]]が納まり、61.7%の持分比率になった。そもそもリクルート社とリクルートコスモス社の業務上のつながりはほとんどなく、この決定はリクルート社がコアビジネスへ集中する動きの一環と解される。そもそもリクルート創業者の[[江副浩正]]がなぜ不動産業に進出したかというと、「情報誌業は虚業であり、不動産という実業を行ってこそ世間から評価される」という考えがあったからである。-->
<!-- [[2005年]][[5月27日]]、リクルート社はリクルートコスモスを本体より分離する旨の発表を行った。新たな筆頭株主に[[ユニゾン・キャピタル]]が納まり、61.7%の持分比率になった。そもそもリクルート社とリクルートコスモス社の業務上のつながりはほとんどなく、この決定はリクルート社がコアビジネスへ集中する動きの一環と解される。そもそもリクルート創業者の[[江副浩正]]がなぜ不動産業に進出したかというと、「情報誌業は虚業であり、不動産という実業を行ってこそ世間から評価される」という考えがあったからである。-->

2019年9月13日 (金) 15:35時点における版

株式会社コスモスイニシア
Cosmos Initia Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 8844
1986年10月上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-8416
東京都港区五丁目34番6号
新田町ビル
設立 1969年6月20日
業種 不動産業
法人番号 2010401094621 ウィキデータを編集
事業内容 不動産の販売・仲介・賃貸事業
代表者 代表取締役社長 高木 嘉幸
資本金 50億円(2018年3月31日現在)
売上高 連結:1,008億29百万円(2018年3月期)
純利益 連結:36億95百万円(2018年3月期)
純資産 連結:258億24百万円
(2018年3月31日現在)
総資産 連結:1,153億09百万円
(2018年3月31日現在)
従業員数 単体:519名(2018年3月31日現在)
決算期 毎年3月31日
主要株主 大和ハウス工業 63.19%
(2018年3月31日現在)
関係する人物 江副浩正(リクルート創業者)
外部リンク https://www.cigr.co.jp/
特記事項:宅建業免許 国土交通大臣(12)第2361号
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株式会社コスモスイニシア(英文名称:Cosmos Initia Co., Ltd.)は、一次取得者向けのファミリータイプのマンション開発を首都圏中心に展開する、マンション・一戸建を取り扱うデベロッパーである。2012年マンション供給戸数ランキングでは首都圏8位(922戸)。 販売部門が分社化されていないことから、販売業務も直接自社で行っている。

概要

株式会社コスモスイニシアは、リクルート不動産会社デベロッパー)として設立され、2006年8月までの前社名は株式会社リクルートコスモスである。 単独事業でのマンション名称(ブランド)は「イニシア」。前社名時代は主に「コスモ」を使用していた。

  • リクルート創業者の江副浩正は、地方から大都市に若者が仕事を求め集まることに伴い寮や社宅などの住宅需要が生まれると考え、不動産開発事業に参入した。一説に「情報誌業は虚業であり、不動産という実業を行ってこそ世間から評価される」という考えがあったからとも言われる[要出典]

沿革

主な開発地

  • ラムザタワー - 埼玉県さいたま市
  • グランフォーラム宮崎台桜の邱-2006〜、明豊エンタープライズと共同、川崎市宮前区、宮前平NEC跡地
  • コスモアベニューひばりヶ丘MORIKAZE
  • コスモアベニュー清瀬パークサイドステージ
  • コスモアベニュー新三郷ららシティ - 埼玉県三郷市
  • グランフォーラム南荻窪-東京都杉並区
  • グランフォーラム甲陽園山王町
  • グランフォーラム苦楽園二番町
  • コスモアベニュー武蔵小金井
  • グランフォーラム駒沢公園
  • グランフォーラム松原-東京都世田谷区松原
  • グランフォーラム青葉荏田北・プラタナスの丘・シラカシの丘
  • グランフォーラム上石神井
  • コスモアベニュー津田沼
  • コスモアベニュー勝田台
  • グランフォーラム住吉山手
  • コスモアベニュー湘南茅ヶ崎ザ・プライベートプレイス-神奈川県茅ヶ崎市
  • コスモアベニュー草加新田-埼玉県草加市
  • 舞浜の杜-千葉県浦安市
  • コスモアベニュー府中 武蔵野台-東京都府中市
  • コスモアベニュー大泉学園
  • 東京デコルテ
  • グランフォーラム青葉台

(その他)

関連会社

過去の関連会社

リクルートとの関係

  • 1988年、リクルートコスモスの未公開株が江副浩正によって官僚や閣僚に譲渡されたことが明るみとなり、リクルート事件として戦後最大級の汚職疑惑となった。
  • リクルート(現:リクルート)とは事業上の繋がりは住宅情報誌suumoへの広告掲載程度であるが、2013年3月期時点で代表取締役社長以下取締役役員の6名中5名がリクルート出身である。
  • 当社はあくまで住宅デベロッパーであり、安比高原スキー場などバブル期のリゾート物件開発は親会社のリクルート本体によって行われ、同社はバブル崩壊で巨額負債を抱えることになる。これがダイエーへの身売りと、当社のMBOによる売却への遠因となった。

備考

  • 2006年9月1日に社名がコスモスイニシアに変更されるまで、リクルートコスモスではリクルートにおいて2000年まで使われていた「かもめ印」と1990年まで使われた社名ロゴタイプ亀倉雄策デザイン)を継続使用していた。

脚注

  1. ^ 国内で10万戸超の供給実績があるのは、同社以外では大京三井不動産レジデンシャル・旧藤和不動産(現:三菱地所レジデンス)・ダイア建設のみ。
  2. ^ 新築分譲マンションにおいて10年以上連続で受賞しているのは、他には三井不動産レジデンシャルのみ
  3. ^ “コスモスイニシア/ホテル新ブランド立ち上げ/20年までに1500室展開へ”. 日刊建設工業新聞. (2017年12月6日). http://www.decn.co.jp/?p=96218 
  4. ^ “コスモスイニシア、都市型アパートメントホテルのブランド名を「MIMARU」に決定”. トライシー. (2018年1月16日). https://www.traicy.com/20180116-cosmos 

外部リンク