「An (求人情報)」の版間の差分
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*[[デューダ|doda]] - パーソルキャリアが運営する社員・転職者向け求人サービス。かつては求人情報誌も出していた。 |
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*[[FromA]]・[[タウンワーク|TOWNWORK]](他社の競合誌、[[リクルートホールディングス]]発行) |
*[[FromA]]・[[タウンワーク|TOWNWORK]](他社の競合誌、[[リクルートホールディングス|リクルート]]発行) |
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2019年9月13日 (金) 17:28時点における版
『an』(アン)は、パーソルキャリア(旧・学生援護会→インテリジェンス)のアルバイト・パートタイマー向けの求人情報Webサービス。「an」とは「アルバイトニュース」の略である[1]。
もとは、同社が発行していたアルバイト求人情報誌の名称で、1986年に『日刊アルバイトニュース』から改題した。2017年8月以降はWebでの求人情報に特化している[2]。
概要
1967年に学生援護会が首都圏で『アルバイトニュース速報』の題号で創刊した。翌1968年には発行形態の「日刊」を前面に出し、誌名を『日刊アルバイトニュース』に変更[3]、「求められる人を求める人に」のキャッチコピーによるCMなどで知名度を上げ、関西、中京、九州など日本全国に進出し、1986年に誌名を『an』に変更する(副誌名として「アルバイトニュース」の名称は残す)。
1990年から『デイリーan』と誌名を再変更。創刊から土日を除く日刊の形態を維持していたが、不況に伴う求人広告数の減少を受け、1994年に月曜日と木曜日の週2日発売に縮小した。
インターネットの普及と共に、雑誌媒体に並行して「Web an」サイトで情報提供を開始した。2015年2月にLINEと提携し「LINEバイト」にも求人情報を提供している(LINEバイトの運営はパーソルキャリアとLINEの合弁による株式会社AUBE)[4]。
のちに雑誌媒体は、毎週月曜日に定価100円で発売する『anウィークリー』と毎週木曜日に無料配布する『anエリア』となる。2013年から有料版とフリーペーパー版を統合して誌名を『an』に改題し、2015年上半期までは東海・首都圏・関西・札幌はフリーペーパーのみ、九州はフリーペーパーと有料版の両方、をそれぞれ月曜日に発行した。
2015年の9月14日に関西圏の2版、11月23日に首都圏の4版を休刊し[5][6]、九州の福岡エリアは有料版を廃止してフリーペーパーのみとなる。関西は2016年9月12日に残った3版および『salida』が休刊、東海圏の社員版も2016年9月19日をもって休刊した[7]。
2017年には、残った札幌・東海・福岡地区でのフリーペーパーも休刊し、Web媒体へ一本化した[2]。Webサービスについても、地域特化形『anエリア』[8]、社員向け『anレギュラー』[9]、女性向け求人サービス『Salida』(サリダ)があったが[9][10]、2016年から2017年にかけて全て終了しWeb『an』に統合された。また、2017年8月にはスマートフォンでの使い勝手や検索性を向上させるべくサイトのリニューアルも実施した[11]。
2019年8月1日、同年11月25日で『an』のサービスを終了することを発表した[12][13]。
別冊an
夏と冬に年2回発行。夏季と冬季のリゾートバイトを中心に、農業などの求人情報も掲載する臨時号で、主に夏季はマリンリゾートや山間部を中心とした避暑地、冬季は発刊当時スキーブーム期であったため、スキーリゾート関連業種の求人を特集して掲載した。
テレビCM
1982年に蟹江敬三、斉藤慶子、牛の吉田君らが出演したCMで、コピーライターの糸井重里が手掛けた蟹江のフレーズ「人間だったら良かったんだけどね〜」が耳目を集め(ACC CMフェスティバル 第23回秀作賞)[14]、渡辺えりが大学生の母親役で出演したドラマCM「安西クン」も好評を得た。
「デイリーan」に改題後は赤塚不二夫の代表作『天才バカボン』をCMキャラクターに起用し、バカボンパパを富田耕生、おまわりさんを千葉繁がそれぞれ声を充てた。
1990年代後半は鈴木蘭々、篠原ともえなど、2012年はきゃりーぱみゅぱみゅとお笑いコンビの2700やバイク川崎バイク、2015年はきゃりーと村上信五、2016年4月は漫画『ももくり』、2018年は浜辺美波とアニメ『ポプテピピック』やお笑いコンビアンガールズをそれぞれ起用した[15][16]。
スポンサー活動
鈴鹿8時間耐久ロードレースにチームスポンサーとして参加した。
関連項目
脚注
- ^ “「日刊アルバイトニュース」 ネットなど影も形もなかった頃のバイト探し”. ZAKZAK (夕刊フジ). (2015年11月25日) 2018年5月5日閲覧。
- ^ a b “「an」フリーペーパー 休刊について”. パーソルキャリア株式会社 (2017年8月4日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ “訃報(井上 美悠紀 悼)”. エイエヌオフセット (2013年10月24日). 2018年5月6日閲覧。
- ^ “【LINE】インテリジェンス・LINEの共同出資による新会社「株式会社AUBE」、アルバイト求人情報サービス「LINEバイト」を公開”. LINE株式会社 (2015年2月16日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ アルバイト情報誌「an」が休刊 首都圏と関西圏の一部 - J-CASTニュース、2015年9月10日
- ^ “「an」フリーペーパー 一部休刊について”. パーソルキャリア株式会社(発表当時・株式会社インテリジェンス). (2015年9月10日) 2018年5月5日閲覧。
- ^ “フリーペーパー「an」の一部休刊と、フリーペーパー「salida」休刊について”. パーソルキャリア株式会社 (2016年9月12日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ “「anエリア」サービス終了について”. パーソルキャリア株式会社 (2016年12月26日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ a b “「WEB anレギュラー」・「WEB salida」サービス終了について”. パーソルキャリア株式会社 (2016年7月4日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ もとは女性向け求人情報誌として1989年に創刊したもの。シーナ&ザ・ロケッツが「職業選択の自由」と歌う「憲法第22条の歌」のテレビCMでも話題になった。
- ^ “アルバイト求人情報サービス「an」誕生50周年記念!WEB「an」リニューアル”. パーソルキャリア株式会社 (2018年8月21日). 2018年5月5日閲覧。
- ^ “アルバイト求人情報「an」サービス終了に関するお知らせ”. パーソルキャリア株式会社(2019年8月1日作成). 2019年8月1日閲覧。
- ^ “アルバイト情報の「an」、11月でサービス終了=52年の歴史に幕”. 時事通信(2019年8月1日作成). 2019年8月1日閲覧。
- ^ “日刊アルバイトニュース「牛」”. 放送ライブラリー. 2018年5月5日閲覧。
- ^ “浜辺美波:「ポプテピピック」とまさかのコラボ! ポプ子&ピピ美と一緒に可愛くダンス”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2018年4月10日) 2018年4月10日閲覧。
- ^ “『ポプテピピック』浜辺美波と「an」CMで異色共演 原作の“あの踊り”を披露”. ORICON NEWS (オリコンNewS株式会社). (2018年4月10日) 2018年5月5日閲覧。