コンテンツにスキップ

「アダム・ビナティエリ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 2016年ロサンゼルスに復帰し、ロサンゼルス・ラムズとなった - log
75行目: 75行目:
{{Main|タック・ルール・ゲーム}}
{{Main|タック・ルール・ゲーム}}


[[第36回スーパーボウル]]では彼の47ヤードのFGで[[セントルイス・ラムズ]]に勝利し、チーム初のスーパーボウル制覇を決定付けた<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/superbowl2012/history36.html |title=第36回スーパーボウル |publisher=NFL JAPAN |date=2012 |accessdate=2013-01-13 }}</ref>。
[[第36回スーパーボウル]]では彼の47ヤードのFGで[[ロサンゼルス・ラムズ|セントルイス・ラムズ]]に勝利し、チーム初のスーパーボウル制覇を決定付けた<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/superbowl2012/history36.html |title=第36回スーパーボウル |publisher=NFL JAPAN |date=2012 |accessdate=2013-01-13 }}</ref>。


[[第38回スーパーボウル]]では前半にFG失敗や、FGブロックもされていたが、残り4秒で41ヤードのFGを決めて[[カロライナ・パンサーズ]]に勝利した<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/superbowl2012/history38.html |title=第38回スーパーボウル |publisher=NFL JAPAN |date=2012 |accessdate=2013-01-13 }}</ref>。
[[第38回スーパーボウル]]では前半にFG失敗や、FGブロックもされていたが、残り4秒で41ヤードのFGを決めて[[カロライナ・パンサーズ]]に勝利した<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/superbowl2012/history38.html |title=第38回スーパーボウル |publisher=NFL JAPAN |date=2012 |accessdate=2013-01-13 }}</ref>。

2019年10月30日 (水) 12:03時点における版

アダム・ビナティエリ
Adam Vinatieri
インディアナポリス・コルツ #4
ポジション プレースキッカー
生年月日 (1972-12-29) 1972年12月29日(51歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国サウスダコタ州ヤンクトン
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 202 lb =約91.6kg
経歴
大学 サウスダコタ州立大学
初出場年 1996年
初出場チーム ニューイングランド・ペイトリオッツ
所属歴

受賞歴・記録

  • プロボウル選出2回:(2002年、2004年)
  • オールプロ選出2回:(2002年、2004年)
  • スーパーボウル優勝4回:(第36回第38回第39回第41回
  • ニューイングランド・ペイトリオッツ1990年代オールチーム
  • ニューイングランド・ペイトリオッツ2000年代オールチーム
  • NFL2000年代オールディケイドチーム
NFL 通算成績
(2012年終了時点)
通算得点 1,867点
FG成功 413/500(82.6%)
PAT成功 626/636(98.4%)
最長FG 57ヤード
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

アダム・ビナティエリ(Adam Vinatieri、1972年12月28日 - )は、アメリカンフットボール選手。サウスダコタ州出身。現在はインディアナポリス・コルツ所属。NFLを代表するクラッチキッカー[1]。キックの正確性からオートマティックアダムや、アイスマンと呼ばれている[2]

経歴

Prokicker.com キッキングキャンプの出身者である[3]。ドラフトコンバインには招待されず、エリートコンバインに出場した[4]1996年にNFL入り、2005年までニューイングランド・ペイトリオッツで正キッカーを務めた。スーパーボウル3度制覇の立役者の一人。過去最長のFG成功は57ヤード。

ルーキーシーズンに出場した第31回スーパーボウルでは21-35でグリーンベイ・パッカーズにチームは敗れている。

2001年フォックスボロ・スタジアムで行なわれたオークランド・レイダーズ戦ではブリザードが吹き荒れる中45ヤードのFGを第4Qに決めて試合をオーバータイムに持ち込み最後は彼のFGでチームは勝利している。

第36回スーパーボウルでは彼の47ヤードのFGでセントルイス・ラムズに勝利し、チーム初のスーパーボウル制覇を決定付けた[5]

第38回スーパーボウルでは前半にFG失敗や、FGブロックもされていたが、残り4秒で41ヤードのFGを決めてカロライナ・パンサーズに勝利した[6]

2004年のセントルイス・ラムズ戦ではフェイク・フィールドゴールプレイでトロイ・ブラウンへの4ヤードのタッチダウンパスを成功させた。この年FG33本中31本を成功、第39回スーパーボウルでも決勝FGを成功させた[7]

2006年フリーエージェントマイク・バンダージャットダラス・カウボーイズに去ったインディアナポリス・コルツに移籍。シーズン序盤は怪我で欠場した。プレーオフのボルチモア・レイブンズ戦ではプレーオフタイ記録の5本のFGを決めて15-6でのチームの勝利に貢献した[8]第41回スーパーボウル制覇に貢献、自身4度目の優勝を味わった。

2008年、第9週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では第4Qに53ヤードのFGを成功、3点差でチームは勝利した[9]

2009年、シーズン中に右ひざを手術、代役のマット・ストバーがプレーオフでも起用され[10]、チームは第44回スーパーボウルに進出したが出番はなかった。

2010年、11月のシンシナティ・ベンガルズ戦では3FGを成功させた[11]。第17週、テネシー・タイタンズ戦では残り1分を切ってから、チームのAFC南地区優勝を決める43ヤードの決勝FGを成功させ、通算13回目の週間MVPスペシャルチーム部門に選ばれた[12]

2012年、第2週のニューオーリンズ・セインツ戦では53ヤードの決勝FGを成功させた[13]。第9週のマイアミ・ドルフィンズ戦では第4Qに決勝FGを成功させた[14]。第14週のテネシー・タイタンズ戦の第4Qに2本のFGを成功、チームの9勝目に貢献した[15]

スーパーボウルリングを彼より多く持っているのはサンフランシスコ・フォーティナイナーズダラス・カウボーイズで5度の優勝を味わっているラインバッカーのチャールズ・ヘイリーだけである。

年度別成績

2013年1月5日まで

シーズン PAT 同成功率 1-19 20-29 30-39 40-49 50+ FG-FGA 同成功率 最長 得点
1996 39/42 92.9% 1/1 9/10 8/8 8/14 1/2 27/35 77.1% 50 120
1997 40/40 100.0% 0/0 11/11 7/9 6/8 1/1 25/29 86.2% 52 115
1998 32/32 100.0% 3/3 8/8 9/14 9/12 2/2 31/39 79.5% 55 125
1999 29/30 96.7% 1/1 14/14 5/7 5/9 1/2 26/33 78.8% 51 107
2000 25/25 100.0% 0/0 11/13 8/9 7/8 1/3 27/33 81.8% 53 106
2001 41/42 97.6% 1/1 8/8 7/8 7/12 1/1 24/30 80.0% 54 113
2002 36/36 100.0% 0/0 6/6 12/12 8/10 1/2 27/30 90.0% 57 117
2003 37/38 97.4% 0/0 16/17 4/8 5/8 0/1 25/34 73.5% 48 112
2004 48/48 100.0% 0/0 13/13 7/7 11/12 0/1 31/33 93.9% 48 141
2005 40/41 97.6% 0/0 7/7 9/10 4/6 0/2 20/25 80.0% 49 100
2006 38/38 100.0% 1/1 3/3 12/13 9/10 0/1 25/28 89.3% 48 113
2007 49/51 96.1% 1/1 14/15 8/10 0/2 0/1 23/29 79.3% 39 118
2008 43/43 100.0% 0/0 3/3 11/13 4/7 2/2 20/25 80.0% 52 103
2009 17/18 94.4% 1/1 3/3 1/2 2/2 0/1 7/9 77.8% 48 38
2010 51/51 100.0% 0/0 8/8 9/10 9/10 0/0 26/28 92.9% 50 129
2011 24/24 100.0% 0/0 7/7 6/7 8/10 2/3 23/27 85.2% 53 93
2012 37/37 100.0% 1/1 8/8 4/7 9/10 4/7 26/33 78.8% 53 115
TOTALS 626/636 98.4% 10/10 149/154 127/154 111/150 16/32 413/500 82.6% 57 1865

その他

第31回スーパーボウルではデズモンド・ハワードに、第41回スーパーボウルではデビン・ヘスターにキックオフリターンタッチダウンを決められている。

NFL記録

  • ポストシーズン通算FG成功 45[16]
  • ポストシーズン通算得点 177点[16]
  • ポストシーズン連続得点試合 24試合[16]
  • プレーオフシーズン最多得点 49(2006年シーズン)、過去最高はテレル・デービスの48。

脚注

  1. ^ Mr. Clutch, no doubt about it”. boston.com (2004年2月2日). 2013年1月13日閲覧。
  2. ^ 生島淳 (2008年11月26日). “冷静沈着な“アイスマン”、コルツKビナティエリ”. NFL JAPAN. 2013年1月13日閲覧。
  3. ^ “フットボールオタク”になれ! (7/21)”. NFL JAPAN (2012年7月22日). 2013年1月13日閲覧。
  4. ^ エリート・プロフットボール・コンバインとは”. NFL JAPAN (2011年3月22日). 2013年1月13日閲覧。
  5. ^ 第36回スーパーボウル”. NFL JAPAN (2012年). 2013年1月13日閲覧。
  6. ^ 第38回スーパーボウル”. NFL JAPAN (2012年). 2013年1月13日閲覧。
  7. ^ 懐かしのレジェンド集結! ~ペイトリオッツ~”. NFL JAPAN (2012年7月18日). 2013年1月13日閲覧。
  8. ^ Kevin Bowen (2013年1月3日). “VINATIERI HAS FOND MEMORIES OF PLAYOFF GAMES IN BALTIMORE”. blogs.colts.com. 2013年1月13日閲覧。
  9. ^ コルツ、サンデーナイトでペイトリオッツに競り勝つ”. NFL JAPAN (2008年11月3日). 2013年1月13日閲覧。
  10. ^ コルツ、プレイオフのKにストーバーを起用”. NFL JAPAN (2010年1月8日). 2013年1月13日閲覧。
  11. ^ 【週間MVP】K アダム・ビナティエリ”. NFL JAPAN (2010年11月18日). 2013年1月13日閲覧。
  12. ^ ビナティエリ最多タイ13度目の受賞 週間MVPスペシャルチーム”. NFL JAPAN (2011年1月6日). 2013年1月13日閲覧。
  13. ^ ダニエル・ジェレマイア (2012年9月18日). “セインツ守備陣崩壊、新人ラックの輝きなど第2週の総括”. NFL. 2013年1月13日閲覧。
  14. ^ コルツ3連勝、新人QB対決はラックに軍配”. NFL JAPAN (2012年11月5日). 2013年1月13日閲覧。
  15. ^ コルツ逆転勝ち、地区制覇の可能性残す”. NFL JAPAN (2012年12月10日). 2013年1月13日閲覧。
  16. ^ a b c NFL Playoffs Individual Record”. profootball-fans.com. 2013年1月13日閲覧。

関連項目

外部リンク