コンテンツにスキップ

「キャプテンコマンドー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: ブランドとしてのXboxの記事作成に伴うリンク修正 - log
53行目: 53行目:
4人の戦士による「コマンドーチーム」から主人公を選択し、宇宙全体におよぶ「犯罪超人」を一掃する事を目的としている。
4人の戦士による「コマンドーチーム」から主人公を選択し、宇宙全体におよぶ「犯罪超人」を一掃する事を目的としている。


[[1995年]]に[[スーパーファミコン]]に移植された他、[[1998年]]には[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]に移植された。アーケード版は後に北米および欧州のみで発売された[[PlayStation Portable]]用ソフト『''[[カプコン クラシックス コレクション|Capcom Classics Collection Remixed]]''』([[2005年]])、[[PlayStation 2]]ならびに[[Xbox]]用ソフト『''Capcom Classics Collection Volume 2''』([[2006年]])に収録された。また、日本国内発売を含めた移植版として[[Nintendo Switch]]ならびに[[PlayStation 4]]、[[Xbox One]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『'''[[カプコン ベルトアクション コレクション]]'''』([[2018年]])に収録された。
[[1995年]]に[[スーパーファミコン]]に移植された他、[[1998年]]には[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]に移植された。アーケード版は後に北米および欧州のみで発売された[[PlayStation Portable]]用ソフト『''[[カプコン クラシックス コレクション|Capcom Classics Collection Remixed]]''』([[2005年]])、[[PlayStation 2]]ならびに[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]用ソフト『''Capcom Classics Collection Volume 2''』([[2006年]])に収録された。また、日本国内発売を含めた移植版として[[Nintendo Switch]]ならびに[[PlayStation 4]]、[[Xbox One]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『'''[[カプコン ベルトアクション コレクション]]'''』([[2018年]])に収録された。


アーケード版はゲーム誌『[[ゲーメスト]]』の企画「第6回[[ゲーメスト大賞]]」(1992年度)にて大賞7位、ベストアクション賞3位、ベストVGM賞10位を獲得した。
アーケード版はゲーム誌『[[ゲーメスト]]』の企画「第6回[[ゲーメスト大賞]]」(1992年度)にて大賞7位、ベストアクション賞3位、ベストVGM賞10位を獲得した。
211行目: 211行目:
! Capcom Classics Collection Volume 2
! Capcom Classics Collection Volume 2
| {{vgrelease new|NA|2006-11-24|EU|2006-11-24}}
| {{vgrelease new|NA|2006-11-24|EU|2006-11-24}}
| [[PlayStation 2]]<br />[[Xbox]]
| [[PlayStation 2]]<br />[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]
| カプコン
| カプコン
| カプコン
| カプコン

2020年1月1日 (水) 08:31時点における版

キャプテンコマンドー
ジャンル ベルトスクロールアクション
対応機種 アーケード (AC)
開発元 カプコン
発売元 カプコン
デザイナー 安田朗
大野純一
プログラマー 江川陽一
横山顕広
上野智弘
吉住延也
音楽 泉谷雅樹
美術 栗原明美
おうじよしあき
中村会里
人数 1 - 4人(同時プレイ)
メディア 業務用基板
(5.56メガバイト
稼働時期 INT 1991111991年11月
デバイス 8方向レバー
2ボタン
システム基板 CPS-1
CPU MC68000 (@ 10 MHz)
サウンド Z80 (@ 3.580 MHz)
YM2151 (@ 3.580 MHz)
OKI6295 (@ 1.000 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
384×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
売上本数 3175ポイント
(1992年度ベストインカム第3位)[1]
テンプレートを表示

キャプテンコマンドー』(: CAPTAIN COMMANDO)は、1991年カプコンから稼働されたアーケードベルトスクロールアクションゲーム、およびその主人公の名前。

4人の戦士による「コマンドーチーム」から主人公を選択し、宇宙全体におよぶ「犯罪超人」を一掃する事を目的としている。

1995年スーパーファミコンに移植された他、1998年にはPlayStationに移植された。アーケード版は後に北米および欧州のみで発売されたPlayStation Portable用ソフト『Capcom Classics Collection Remixed』(2005年)、PlayStation 2ならびにXbox用ソフト『Capcom Classics Collection Volume 2』(2006年)に収録された。また、日本国内発売を含めた移植版としてNintendo SwitchならびにPlayStation 4Xbox OneWindows用ソフト『カプコン ベルトアクション コレクション』(2018年)に収録された。

アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第6回ゲーメスト大賞」(1992年度)にて大賞7位、ベストアクション賞3位、ベストVGM賞10位を獲得した。

概要

ジャンルとしては、同社の『ファイナルファイト』(1989年)に代表されるベルトスクロールアクションゲームに分類される。操作上での大きな違いはダッシュおよび、ダッシュ攻撃が出せるようになったことであり、これによって操作性の幅が大きく広がっている。専用筐体では、4人同時プレイが可能。

なお、キャプテンコマンドーの綴りのそれぞれ三文字を「CAPTAIN COMMANDO」にとると、企業名であるCAPCOMになる。また今作が登場する以前にはカプコンUSAマスコットとして同名のキャラクターが登場している。

ゲーム内容

武器アイテム

本作の武器は『ファイナルファイト』とは違い、ステージを移動する際にも持ち越しができる(ただしステージクリア後は不可)。

パンチロボット(緑)、ファイヤーロボット(赤)、フリーズロボット(青)
ウーキーが使う搭乗型ロボットで、プレイヤーキャラクターも乗り込むことが可能。ウーキーの攻撃力の低さをカバーするために作られ、操縦も簡単なマシン。
ミサイルランチャー、拳銃ライフル
ディックが所持する銃器。ディックを倒すと武器が残り、プレイヤーキャラクターがそれを拾って使用できる。ミサイルランチャーは木箱やドラム缶に入っていることもある。
手裏剣
ハンゾウが使用する飛び道具。ハンゾウを倒すと手裏剣が残ることがあり、その手裏剣は拾うことができるが武器として使えるのは翔のみ(他のキャラクターが拾うと得点アイテムになる)。
レーザーガン
敵を貫通するレーザーを発射する。4発まで使用可能。
ハンマー
手に持って使う打撃武器。何回か使うと壊れてしまう。
パラライザー
先端にアンテナが付いている光線銃。怪音波を発射することで、被弾した敵を少しの間行動不能にできる。

ストーリー

舞台は西暦2026年、地球上はもとより宇宙全体に特殊な能力を持つ「犯罪超人」による犯罪が満ちあふれており、それを一掃するためキャプテンコマンドーを始めとする4人の勇敢な戦士が「コマンドーチーム」として立ち上がった。

キャラクター

プレイヤーキャラクター

以下の4人の内から一人を選び、闘い進む。日本国外版はキャプテンコマンドー以外のキャラクターの名前が変更されている。

また、復活したときのナレーションも国内、国外版共に用意されている。

キャプテンコマンドー (Captain Commando)
  • 必殺技:キャプテン・コレダー
このゲームの主人公。炎と電撃を放つパワーグローブを装備したリーダー。ダッシュジャンプ攻撃の炎「キャプテン・ファイヤー」は、当てづらく根本に判定が無いが、リーチが長く強力。炎攻撃で敵を焼き尽くせる。4人の中で最も通常攻撃のリーチが短い。
後述する漫画版においては、本名が「マルス・カーライル」 (Mars Carlisle) と設定されている。
ベイビーコマンドー フーバー (Baby Commando "Hoover")
  • 必殺技:ニークラッシュ・ミサイル
自ら作った二足歩行機械に乗って戦う天才児。4人の中で最も攻撃力が高い。敵を掴んだままジャンプ中にAボタンでパイルドライバーができる。
日本国外版での名称は「ベイビーヘッド」 (Baby Head)。
漫画版での本名は「Hoover. J. Estefan」とされ、その英訳版では前述のベイビーヘッドがコードネームとして扱われている。
ニンジャコマンドー 翔(ショウ) (Ninja Commando "Sho")
  • 必殺技:スモーク・ボム
覆面姿の忍者で武神流の継承者。刀で敵を真っ二つにする(スーパーファミコン版や女性キャラクターにはこの表現は無くなっている)。手裏剣を武器として使用可能だが、通常攻撃の判定が弱い。
日本国外版での名称は「ギンズ・ザ・ニンジャ」 (Ginzu the Ninja)。
漫画版での本名は「武神翔(たけがみ しょう)」とされ、 実の妹として少女忍者「武神茜(たけがみ あかね)」も登場する。その英訳版では前記の名称変更に合わせて本名が「ギンズ・タケガミ」 (Ginzu Takegami) に変更されている。
マミーコマンドー ジェネティー (Mummy Commando "Jennety")
  • 必殺技:スピニング・アタック
普段は墓守りをしている、ミイラのような姿をした長身痩躯のナイフ使いの異星人。手にしたナイフは切り裂いた相手を溶かす(翔と同様にスーパーファミコン版や女性キャラクターにはこの表現は無い)。必殺技中にレバーで移動が可能。4人の中で最も攻撃力が低いが、どの技もリーチが長く扱いやすい。連打も早く連打中に敵に反撃されづらい。身長が高いため打点が高く、シュトゥルムの飛び蹴りをそのまま連打で叩き落とすことが可能。
日本国外版での名称は「マック・ザ・ナイフ」 (Mack the Knife)。

敵キャラクター

雑魚キャラクター

WOOKY(ウーキー)
黄緑色の服の戦闘員。街のチンピラストリートチルドレン等をさらってきて改造したもので、組織からは消耗品扱いされている。主に警護・護衛が役目で知能が低く、敵を攻撃することしか考えられない。
EDDY(エディ)
赤紫の服を着た戦闘員で、ウーキーを元に改良された兵士。ウーキーとは覆面が異なり、武道の心得のある者を改造した上に更に筋肉強化などの改造を加えている。白兵戦が主で、彼らの飛び蹴りはあまりの素早さで一般人では見切ることができない。
DICK(ディック)
青い服を着た戦闘員で、帽子を被っている。他の戦闘員とは違い、銃器のエキスパートをさらって改造した者たち。それゆえ武器を手放してしまうと戦えなくなってしまう。スーパーファミコン版には登場しない。
SKIP(スキップ)、SONIE(ソニー)
ナイフを持った敵。スキップは黄色のベスト、ソニーは赤いベストを着ている。上記の3人とは違い普通の人間だが、ナイフテクニックをジェノサイドに見込まれ、金で雇われている犯罪超人予備軍。
CAROL(キャロル)、BRENDA(ブレンダ)
音叉のようなものを持った、ラバースーツを着たセクシーな女性。犯罪超人の中でもエリートクラス。女であることを利用し、敵を油断させ電撃を浴びせてくる。キャプテンコマンドーの使う「キャプテン・コレダー」とは極性が異なるため、電撃に耐性のある彼女でも感電してしまう。キャロルは桃色の髪でブレンダは金髪。アーケード版の1人プレイ時ではブレンダはStage2に1人しか登場しない。スーパーファミコン版ではアーケード版と服装が異なる。編隊を組んで攻撃してくることもあるが、その場合に倒すとアイテムを落とす。
SAMSON(サムソン)、ORGANO(オルガノ)
上半身裸でひげ面の男。サムソンのズボンの色は黒で、オルガノのズボンの色は赤。彼らも普通の人間だが、幼い頃から虐待されたために暴力に走ってしまった。知能が低く、無差別に戦う相手を求めていたところ、ジェノサイドに拾われる。間合いの広いパイルドライバーを持っているが、動きが鈍く相手に突っ込むことしか知らないため、防御の甘さが欠点。
MARBIN(マービン)
ちょこまか走り回る小柄なデブ。中距離からのタックルと口からの火炎放射が曲者。犯罪超人候補の普通の人間で、立派な犯罪超人になることを目指している。しかし、心が先走ってしまい、走るときには足が空回ってしまったり、放った炎で味方や自分を焼いてしまう間抜けな一面もある。
KOJIRO(コジロウ)
覆面をした赤服の忍者。掌打を主体とした連続攻撃を主に使う。他の敵とは違い、犯罪超人ではなく純粋なジャパニーズニンジャ。頭目であるヤマトがジェノサイド配下の犯罪超人となったため、現在はジェノサイドの支配下に置かれている。しかし、ヤマトのために戦っているだけで、ジェノサイドに忠誠を誓っているわけではない。
SASUKE(サスケ)
覆面をしていない緑服の忍者。刀で攻撃してくる。「忍者とは剣術を極め、敵を倒すもの」と他の忍者の前で豪語してしまい、刀以外では戦うことができなくなってしまった。しかし、その言葉通り剣術では翔に匹敵する腕前。また、忍者の中では一番体力が多い。
HANZO(ハンゾウ)
緑の肌をした青服の忍者。手裏剣や爆弾で攻撃してくる。子供の頃から武器を使うことを叩き込まれ、特に手裏剣と爆弾を使った攻撃では忍者界でも屈指の使い手。それゆえにディック同様、格闘で戦うことができない。
MUSASHI(ムサシ)
大柄な鎧武者。プレイヤーの攻撃を防御することができる。体力が少なくなると刀が折れる。背中に刺さった矢から太陽エネルギーを取り込み生きている。鎧を身に付けているため防御力は高いが、鎧が重いために素早く動けない。
MARDIA(マーディア)
外見こそ大柄で筋肉質な女のようだが、その筋力は常人の10倍の力がある。普段は長い髪に隠れている素顔を見せないが、戦闘時には鬼のような素顔を見せる。つかみ技と体内に生成している溶解液(ジェネティのナイフから検出された溶液を元に開発された)が武器。動きは遅い。スーパーファミコン版では溶解液を吐くかわりに爆弾を投げる。
Z(ズィー)
大きく後ろに伸びた頭部を持つ長身の敵。長く鋭い爪は鋼鉄をも切り裂く超物質でできている。頭には既存の物を超えたコンピュータが内蔵されており、敵を正確に捉えて攻撃を行うことができるらしい。タフで攻撃力も高く、長いリーチの攻撃や常に後ろに回り込もうとする動きを行う難敵。キャロルと同じく編隊を組んで攻撃してくることもあるが、その場合に倒すとアイテムを落とす。

ボスキャラクター

Stage1:ドルグ "DOLG"
アメリカンフットボール選手の大男。プレイヤーの攻撃を防御することができる。タックルや投げで攻撃してくる。ジャンプも使えるので、巨漢にしてはかなり身軽な敵。
最終ステージにも中ボスとして登場する。
Stage2:シュトゥルムJr "SHTROM.Jr"
緑のたてがみとオレンジ色の肌をした爬虫類のような獣人。巨体にもかかわらず、身軽で俊敏。ボウガンとドロップキックが武器。
Stage3:ヤマト "YAMATO"
翔のライバルだった忍者の頭領。薙刀を持った歌舞伎役者のような姿をしている。ムサシにプレイヤーを部屋の奥に引き込ませ、ムサシと共に戦う。中央寄りに移動して、繰り返し忍者を召喚するパターンがある。翔と戦うだけの理由で組織に属しており、ジェノサイドに忠誠を誓っていない。
漫画版では本名が「御神楽大和」とされている。
Stage4:モンスター "MONSTER"
ドクターT.Wの作り出した緑色の筋肉質のモンスター。登場時の演出で人間からモンスターに変身する。スーパーファミコン版では変身シーンはカットされている。
反応速度が早く、通常での攻撃はほぼ反撃されてしまう。攻撃力もかなり高い。
Stage5:ドクターT.W "Dr.T.W"
ボートに乗って爆弾を投げながら逃亡する。ボーナスステージの延長なので強敵ではない。イニシャルのT.W.とは、"Tea Water" の略であるらしい。
Stage6:シュトゥルム&ドラック "SHTROM"&"DRUK"
ステージ2のボスがコンビになった敵。シュトゥルムは金のたてがみとピンクの肌で、ドラックはピンクのたてがみと青紫(スーパーファミコン版では黄色)の肌をしている。
アーケード版では2体同時に登場する。シュトゥルムJrが使う攻撃の他に、新たに片方が掴んでもう片方がボウガンで殴ると言った攻撃も行う。両方を倒す必要は無く、どちらかを倒せばクリアとなる。
スーパーファミコン版では先にシュトゥルムが登場し、倒されるとドラックが登場する。
Stage7:ブラッド "BLOOD"
黒人の両腕を移植した筋肉質な白人の軍人。キックを主体とした攻撃を得意とする。高速移動の能力を持っており、残像を残しながらの高速キックは脅威。なお、ダウン回避能力も持ち、メガクラッシュ以外の技(ダッシュ攻撃など)では受身を取って転倒しない。
Stage8:ドッペル "DOPPEL"
本体は太目の大男だが、この時点では当たり判定が無い。プレイヤーの姿に化けて攻撃してくる。複数プレイだと、プレイヤーの数だけ分裂して変身する。
ある程度ダメージを与えると1人プレイの場合、2人になって攻撃してくる。選んだ主人公によっては強敵にも雑魚にもなりうる。
NAMCO x CAPCOM』ではドッペルが敵味方問わず様々なキャラクターに変身した敵キャラクターが登場する。
Last Stage:ジェノサイド "GENOCIDE"
最終ボス。空中を浮遊し、炎と冷気を飛ばしてくる。移動が速く、近寄ると間合いを空けるので、パンチや飛び蹴りが当てづらい。登場時と起き上がりの時につかめるのが弱点。ブラッドと同じく、ダウン回避能力がある。
日本国外版での名称はSCUMOCIDE。

移植版

スーパーファミコン版以外は、アーケード版に概ね忠実に準拠した形で移植されている。

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 キャプテンコマンドー 日本 199503171995年3月17日
アメリカ合衆国 199508011995年8月1日
ヨーロッパ 1995年
スーパーファミコン カプコン カプコン ロムカセット 日本 SHVC-QM
アメリカ合衆国 SNS-QM-USA
ヨーロッパ SNSP-QM-EUR
2 キャプテンコマンドー 日本 199809171998年9月17日
PlayStation カプコン ニュー CD-ROM SLPS-01567
3 Capcom Classics Collection Remixed アメリカ合衆国 200503212005年3月21日
ヨーロッパ 200503212005年3月21日
PlayStation Portable カプコン カプコン UMD アメリカ合衆国 ULUS-10097
ヨーロッパ ULES-00347
アーケード版の移植
4 Capcom Classics Collection Volume 2 アメリカ合衆国 200611242006年11月24日
ヨーロッパ 200611242006年11月24日
PlayStation 2
Xbox
カプコン カプコン DVD-ROM アメリカ合衆国 SLUS-21473
ヨーロッパ SLES-54561
アーケード版の移植
5 アメリカ合衆国 Capcom Beat 'Em Up Bundle
ヨーロッパ Capcom Beat 'Em Up Bundle
日本 カプコン ベルトアクション コレクション
アメリカ合衆国 201809182018年9月18日
ヨーロッパ 201809182018年9月18日
日本 201809202018年9月20日
Nintendo Switch
PlayStation 4
Xbox One
カプコン カプコン ダウンロード - ダウンロード版
6 Capcom Beat 'Em Up Bundle アメリカ合衆国 201810102018年10月10日
Windows カプコン カプコン ダウンロード
(Steam)
-
7 カプコン ベルトアクション コレクション 日本 201812062018年12月6日
Nintendo Switch
PlayStation 4
カプコン カプコン DVD-ROM NS:LA-H-APH8A-JPN パッケージ版
スーパーファミコン版
ハードの制約のため、乗り物であるロボットが登場しない他、敵キャラクターやアイテムの同時出現数がかなり制限されており、アーケード版とはプレイ感覚が異なる内容となっている。また、キャロルなど女性キャラクターの肌の露出が控えめになっている。アーケード版と同じエンディングを見るには難易度ハードでゲームをクリアする必要がある。
PlayStation版
初期設定では3人同時プレイまでだが、裏技を使用することにより、4人同時プレイが可能になる。コンフィグでボタン配置を設定することもできる。
カプコン ベルトアクション コレクション
2018年、カプコンから発売されたオムニバスソフト。本作を含め7作品が収録されている。
マルチプラットフォームソフト(Nintendo Switch・PlayStation 4・Xbox One)のため、ソフトの仕様は基本的に3機種とも同じ(PC用の仮想ゲームプラットフォームであるSteamでも発売が予定されている)。通常の同時プレイのほか、初のオンライン同時協力プレイにも対応している。このほか、開発当時に描かれた設定資料・各種公式アートが閲覧出来る「ギャラリーモード」も実装されている。

スタッフ

  • 企画:AKIMAN(安田朗)、OHNO(大野純一)
  • サブ企画:GYO
  • キャラクター・デザイン(オブジェクト):KURISAN(栗原明美)、OUJI(おうじよしあき)、ERIPYON(中村会里)、MATTIAN、Q、MAYO、YKARU M
  • キャラクター・デザイン(スクロール):KOI、POWERFUL KONOMI、SUI(西辻朝枝)、BUPPO(小林美穂)、GO(ほんごうみゆき)
  • エディトリアル・デザイン:SHO(岡野正衛)
  • プログラマー:江川陽一、横山顕広、上野智弘、吉住延也
  • サウンド:T YOMAGE(泉谷雅樹)
  • サウンド・サブ:SYUN(西垣俊)
  • スペシャル・サンクス:ジェームス・ゴッダード、スコット・マックスウェル、TETSU、NIN(西谷亮

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム2.5/5stars (SFC)[2]
ファミ通21/40点 (SFC)[3]
22/40点 (PS)[4]
ファミリーコンピュータMagazine18.9/30点 (SFC)[5]
受賞
媒体受賞
第6回ゲーメスト大賞大賞 7位[1]
ベストアクション賞 3位[1]
ベストVGM賞 10位[1]
プレイヤー人気 3位[1]
年間ヒットゲーム 3位[1]
アーケード版
  • ゲーム誌『ゲーメスト』誌上で行われていた「第6回ゲーメスト大賞」(1992年度)において、読者投票により大賞7位を獲得している。その他に、ベストアクション賞で3位、ベストVGM賞で10位、プレイヤー人気で3位、年間ヒットゲームで3位、ベストキャラクター賞ではジェネティーが14位、キャプテンが10位を獲得した[1]
スーパーファミコン版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・6・5・4の合計21点[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.9点(満30点)となっている[5]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.4 3.1 3.0 3.3 3.2 2.9 18.9
PlayStation版
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計22点[4]

漫画版

新声社の『コミックゲーメスト』にて漫画版が連載されていた。原作者は一貫してゲーメストライターの田渕健康で、作画は初期は草壁嘉紋、後に戸橋ことみが担当している。戸橋ことみ作画の連載分のみ単行本が全2巻で刊行されたが(絶版)、本誌連載分の途中までのみの収録に終わっている。アメリカでも同様に英訳版が全2巻発売されたが、収録話は日本版の単行本に準拠しており同じく未完となっている。

  1. ISBN 978-4-8819-9136-7
  2. ISBN 978-4-8819-9195-4

脚注

  1. ^ a b c d e f g 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、14 - 15頁、ISBN 9784881994290 
  2. ^ Captain Commando for SNES (1995)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2019年5月25日閲覧。
  3. ^ a b キャプテンコマンドー まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2019年5月25日閲覧。
  4. ^ a b キャプテンコマンドー まとめ [PS]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2019年5月25日閲覧。
  5. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、197頁、ASIN B00J16900U 

関連項目

本作のキャラクターが登場している他のゲームを以下に記す。

ストリートファイターZERO2
ケンステージの背景キャラクターとしてキャプテンコマンドー、翔が登場。
MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES
プレイヤーキャラクターとしてキャプテンコマンドーが登場しており、技の一部に翔、フーバー、ジェネティーも登場。
MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
上記と同様、キャプテンコマンドーがプレイヤーキャラクターとして登場。
SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』シリーズ(トレーディングカードゲーム版も含む)
キャプテンコマンドー、フーバー、ジェネティー、翔がプレイヤーキャラクターカードとして登場している。
NAMCO x CAPCOM
キャプテンコマンドー、フーバー&ジェネティーのペア、翔と『ファイナルファイト』シリーズののペアが操作ユニットキャラクターとして登場。シュトゥルムJr、シュトゥルム、ドラック、キャロル、ブレンダ、Z、ドッペルが敵ユニットとして登場している。
タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES
PTX-40Aのエンディングにフーバーが登場。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
サポートカードとしてキャプテンコマンドーチーム(キャプテンコマンドー、翔、フーバー、ジェネティー)が登場。
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
キャプテンコマンドーがソロユニットとして登場する他、シュトゥルムJr、シュトゥルム、ドラック、ウーキー、エディ、キャロル、ブレンダが敵ユニットとして登場する。

外部リンク