「ルナーク」の版間の差分
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WP:LSに従い冒頭に文章を追加、Template:コンピュータゲームに対応機種と発売日を追加、PJ:CVGに従い操作方法の記述を削除、他機種版から移植版に節名およびテンプレートを変更 |
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[[1991年]]に[[メガドライブ]]に移植された他、アーケード版は日本国内では[[PlayStation 2]]用ソフト『'''[[タイトーメモリーズ|タイトーメモリーズ 上巻]]'''』([[2005年]])、北米および欧州ではPlayStation 2ならびに[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『''[[:en:Taito Legends 2|Taito Legends 2]]''』([[2006年]])に収録された。 |
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2020年1月1日 (水) 09:26時点における版
ジャンル | ベルトスクロールアクション |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
|
開発元 | タイトー |
発売元 | タイトー |
プロデューサー | 藤原英裕 |
ディレクター | HIDE CHAN |
デザイナー | 藪崎久也 |
プログラマー |
菅原徹 MUSCLE SATO 八木正樹 安河内寿男 田中宏幸 こうやまゆういち |
音楽 | 渡部恭久 |
美術 |
菊地康彦 五十嵐恒三 藤原英裕 仙波隆綱 加藤久和 藪崎久也 |
人数 | 1 - 4人(同時プレイ) |
メディア |
業務用基板 (5.56メガバイト) |
稼働時期 |
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対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツ アイコン | 暴力 |
デバイス |
8方向レバー 3ボタン |
システム基板 | F2システム |
CPU | MC68000 (@ 12 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM2610 (@ 8 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット4096色 |
『ルナーク』 (Runark) は、1990年にタイトーから稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。日本国外でのタイトルは『Growl』。
世界動物愛護機構の4人の主人公からキャラクターを選択し、密猟組織から動物を助けるのを目的としている。
1991年にメガドライブに移植された他、アーケード版は日本国内ではPlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズ 上巻』(2005年)、北米および欧州ではPlayStation 2ならびにXbox、Windows用ソフト『Taito Legends 2』(2006年)に収録された。
ゲーム内容
素手攻撃や武器を使いこなして、悪の密猟組織『ベルサー動物保護法人』を壊滅させるのが本作の目的。攻撃力、ジャンプ力、体力の違う4人のキャラクターから1人を選んでプレイする。全7ステージ+1。アーケード版は4人同時プレイが可能だった。
8方向レバー、2ボタン(攻撃、ジャンプ)でプレイヤーキャラクターを操作する。
武器アイテム
敵から奪ったり、樽や木箱を壊して入手可能。
- 剣 - 攻撃ボタンを連打することで隙の無い連続攻撃が可能。
- パイプ - 剣とほぼ同じ。
- 拳銃 - 6発まで発射可能。弾切れのときは拳銃本体を投げる。
- アサルトライフル - 7回まで発射可能。連射可能。弾切れのときは銃を振り回して攻撃可能。
- ロケットランチャー - 4発まで発射可能。威力と攻撃範囲が高い。弾切れのときは本体を振り回して攻撃可能。
- ナイフ - 突き刺して攻撃。投げることもできる。
- 鞭 - 攻撃範囲が広く(戻りモーションで自キャラの背後にも攻撃できる)、扱いやすい。
その他
日本国外版ではコンティニューするとスコアがリセットされるバグが修正されている。
敵の集団は『ベルサー動物保護法人』という名だが、同社の横スクロールシューティングゲーム『ダライアス』(1987年)シリーズの敵役「ベルサー」との関連性については何の言及もない。
ステージ構成
- 市街地1
- 市街地で戦いながら、列車へと進む。ステージボスはダイナマイトを体に巻きつけた大男。
- 列車
- 列車の屋根の上で戦う。ここではステージボスが出現しない。
- ボーナスステージ
- 檻や樽を壊し、鳥を救出する。敵キャラクターは登場しない。
- 市街地2
- ステージボスはデブの大男が集団で登場するが、そんなに強い相手ではない。
- 船
- ステージボスは覆面をした大男で、プレイヤーが素手で戦う場合は戦法を工夫しなければならない。
- アジト1
- 敵が戦車で攻撃してくるが、ゾウが突進して戦車を壊し、この戦車に乗っていた敵と戦う。
- 溶岩洞窟(横モード)
- ひたすら右に進んでいく。溶岩に落ちると体力が減る。敵キャラクターは登場しない。
- アジト2
- 今までのステージボス達がリベンジとして登場したあと、最終ボスが登場する。
登場キャラクター
登場人物名は、メガドライブ版から付けられた。
世界動物愛護機構
- ゲン (Gen)
- 白シャツと中折れ帽のプレイヤーキャラクター。
- バーン (Burn)
- 赤シャツとバンダナのプレイヤーキャラクター。
- カーン (Khan)
- 青シャツと中折れ帽のプレイヤーキャラクター。
- ジャック (Jack)
- 黄シャツとバンダナのプレイヤーキャラクター。
ベルサー動物保護法人
- ダイスケ
- ハンチング帽と吊りズボンを着た雑魚キャラクター。武器アイテムはパイプとナイフを使う。
- ベッチ
- ミニスカートのスーツを着た女性の雑魚キャラクター。武器アイテムは手りゅう弾を使う。得意技は旋風脚。
- アラブー
- ターバンとローブを着た雑魚キャラクター。武器アイテムは鞭を使う。
- ニトロマン
- 1面のボス。ダイナマイトを体に巻きつけた大男。
- ヂッブ
- 3面のボス。デブの大男。
- ブーステッドマン
- 4面のボス。覆面をした大男。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
メガドライブ | I.T.L | タイトー | 4メガビットロムカセット[1] | ![]() ![]() |
|
2 | タイトーメモリーズ 上巻 | ![]() |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66057 | アーケード版の移植 |
3 | Taito Legends 2 | ![]() ![]() |
PlayStation 2 Xbox Windows |
タイトー | ![]() ![]() |
DVD-ROM | PS2:![]() ![]() |
アーケード版の移植、Xbox版は欧州のみ発売 |
4 | タイトーメモリーズ 上巻 TAITO BEST |
![]() |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | TCPS-10160 | アーケード版の移植、廉価版 |
5 | タイトーメモリーズ 上巻 エターナルヒッツ |
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PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66775 | アーケード版の移植、廉価版 |
- メガドライブ版
- 1人プレイしかできない、横モードの洞窟ステージがないなどの変化がある。
- 船ステージのボスが武器なしでも楽に倒せる。
- PlayStation 2『タイトーメモリーズ 上巻』版
スタッフ
- プロモーション・オブジェクト:みはらひろみつ
- 音楽・効果音:YACK.(渡部恭久)
- サポート:ZUNTATA
- キャラクター・デザイナー:菊地康彦、AYA INOCHI IGARASHI(五十嵐恒三)、FUJIWARAN X(藤原英裕)、仙波隆綱、加藤久和、EXIT YAB(藪崎久也)
- ハードウェア:高橋えいきち、ブルーザーくしろ
- 軽作業:INSECTOR FJW
- ソフトウェア:3D MASTER SUGAWARA(菅原徹)、MUSCLE SATO、YAMABANGA YMOT YAGI(八木正樹)、ON A NINJA DAISUKE YASUKOUCHI(安河内寿男)、CHINPUSON MR2 TANAKA(田中宏幸)、GOD MOUNTAIN Y.KOHYAMA(こうやまゆういち)
- ソフトウェア・サポート:はしもとひでき、きたばやしたかし
- 原案:EXIT YAB(藪崎久也)
- ゲーム・ディレクター:HIDE CHAN
- プロジェクト管理:藤原英裕
評価
評価 | ||||||||||||||
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- アーケード版
- ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第5回ゲーメスト大賞」(1991年度)で、年間ヒットゲーム44位を獲得している[6]。
- メガドライブ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)になっている[2]。
- ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、16.90点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「キャラクタそれぞれにパラメータの特性と必殺技があり、それぞれ違った感覚を味わえる。アイテムも多い」とキャラクター設定とアイテムに関して肯定的なコメントで紹介されている[1]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 3.22 2.81 2.81 2.68 2.54 2.84 16.90
- ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、「剣やムチ、マシンガンといった殺傷力みなぎる武器の数々も、小さく粗いドット絵になって、さっぱり見分けがつけられない」、「オリに捕えられていたタカや象が、密猟者どもにむごたらしく仕返しする『動物ボンバー』はかろうじて再現」とグラフィックやアーケード版よりスケールダウンした点に関して否定的な評価を下している[5]。
脚注
- ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、32頁。
- ^ a b “ルナーク まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年2月20日閲覧。
- ^ “Growl for Arcade (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年8月5日閲覧。
- ^ “Growl for Genesis (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年8月5日閲覧。
- ^ a b 「Chapter 04 1991年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、96頁。ISBN 9784872338805。
- ^ a b 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、16 - 17頁、ISBN 9784881994290。