「ショルダーパッド」の版間の差分
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== アメリカンフットボールのショルダーパッド == |
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アメリカンフットボールの草分け時代である1870年ごろには肩や胸を守る防具はまだなかったため、プレーヤーは厚手の[[セーター]]のような上着にズボン、ストッキングを着用して試合をしていた。1890年代末ごろになると、肩に[[パッド]]を縫い付けた[[ジャージ]]を着用する選手が現れている<ref name="kubota81">{{Cite web |url=http://www.qbclub.co.jp/column/origin_4.html |title=久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第1章 |accessdate=2013-05-24}}</ref>。1920年代になると肩や胸、脇腹を保護するため皮を縫い付けたジャージも着用され始め、1930年代には今日のショルダーパッドの原型となる、肩のラインに合わせた皮革製のショルダーパッドが登場し<ref name="kubota81"/>、1960年代になるとより安全性の高いプラスチック製のショルダーパッドが使われるようになった<ref name="kubota82">{{Cite web |url=http://www.qbclub.co.jp/column/origin_5.html |title=久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第2章 |accessdate=2013-05-24}}</ref>。1974年には、アメリカンフットボールにおいて、すべてのプレーヤーにショルダーパッドの着用が義務付けられた<ref>{{Cite journal |和書 |author = [[小塩和人]] |title = フットボールのアメリカニゼーション(1):アメラグからアメフトへ |date = 2010-03 |publisher = [[上智大学]] |journal = 上智大学外国語学部紀要 |volume = 44 | naid=120005874932 | |
アメリカンフットボールの草分け時代である1870年ごろには肩や胸を守る防具はまだなかったため、プレーヤーは厚手の[[セーター]]のような上着にズボン、ストッキングを着用して試合をしていた。1890年代末ごろになると、肩に[[パッド]]を縫い付けた[[ジャージ]]を着用する選手が現れている<ref name="kubota81">{{Cite web |url=http://www.qbclub.co.jp/column/origin_4.html |title=久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第1章 |accessdate=2013-05-24}}</ref>。1920年代になると肩や胸、脇腹を保護するため皮を縫い付けたジャージも着用され始め、1930年代には今日のショルダーパッドの原型となる、肩のラインに合わせた皮革製のショルダーパッドが登場し<ref name="kubota81"/>、1960年代になるとより安全性の高いプラスチック製のショルダーパッドが使われるようになった<ref name="kubota82">{{Cite web |url=http://www.qbclub.co.jp/column/origin_5.html |title=久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第2章 |accessdate=2013-05-24}}</ref>。1974年には、アメリカンフットボールにおいて、すべてのプレーヤーにショルダーパッドの着用が義務付けられた<ref>{{Cite journal |和書 |author = [[小塩和人]] |title = フットボールのアメリカニゼーション(1):アメラグからアメフトへ |date = 2010-03 |publisher = [[上智大学]] |journal = 上智大学外国語学部紀要 |volume = 44 | naid=120005874932 |issn = 02881918 |pages = 65 |ref = harv}}</ref>。 |
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アメリカンフットボールのショルダーパッドには、選手のポジション別に様々なタイプがある<ref>{{Cite web |
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2020年1月25日 (土) 14:30時点における版
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d0/RobinsonThrowing.jpg/200px-RobinsonThrowing.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f4/Shoulderpadsfootball.jpg/200px-Shoulderpadsfootball.jpg)
ショルダーバッド(英語: shoulder pads)とは、アメリカンフットボールやカナディアンフットボール、ラクロス、ホッケーなどのコンタクトスポーツで用いられる肩や胸を守る防具。近年では衝撃を吸収するためのスポンジ状のパッドの外側に硬いプラスチック製パーツを取り付けたものが一般的であり、パッドの各パーツはリベットやベルトで固定されていて、着用者の体型に合わせてある程度の調節ができる。
またこうしたスポーツ用具以外に、洋服の肩パッドやバッグの紐当、シートベルトの肩当などもショルダーパッドと呼ばれる。
アメリカンフットボールのショルダーパッド
アメリカンフットボールの草分け時代である1870年ごろには肩や胸を守る防具はまだなかったため、プレーヤーは厚手のセーターのような上着にズボン、ストッキングを着用して試合をしていた。1890年代末ごろになると、肩にパッドを縫い付けたジャージを着用する選手が現れている[1]。1920年代になると肩や胸、脇腹を保護するため皮を縫い付けたジャージも着用され始め、1930年代には今日のショルダーパッドの原型となる、肩のラインに合わせた皮革製のショルダーパッドが登場し[1]、1960年代になるとより安全性の高いプラスチック製のショルダーパッドが使われるようになった[2]。1974年には、アメリカンフットボールにおいて、すべてのプレーヤーにショルダーパッドの着用が義務付けられた[3]。
アメリカンフットボールのショルダーパッドには、選手のポジション別に様々なタイプがある[4]。例えばクォーターバック用のショルダーパッドは軽量でより肩が動きやすいようにできているが、相手選手との接触が多いラインマン用はよりがっしりとした作りになっている。 またショルダーパッドに似た防具にリブ・プロテクター(リブパッド)がある。これはショルダーパッドに取り付けてプレーヤーの腹部を覆うような形状をしており、脇腹・肋骨・背中を保護するための防具である。
脚注
- ^ a b “久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第1章”. 2013年5月24日閲覧。
- ^ “久保田薫コラム 第8話 アメフトのヘルメット以外の装具の歴史 第2章”. 2013年5月24日閲覧。
- ^ 小塩和人「フットボールのアメリカニゼーション(1):アメラグからアメフトへ」『上智大学外国語学部紀要』第44巻、上智大学、2010年3月、65頁、ISSN 02881918、NAID 120005874932。
- ^ “NFL観戦ガイド > 用具”. NFL JAPAN.COM. 2013年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月24日閲覧。