「小滝駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎 |
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|よみがな = こたき |
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2020年2月15日 (土) 02:50時点における版
小滝駅 | |
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駅舎 | |
こたき Kotaki | |
◄平岩 (6.8 km) (3.6 km) 根知► | |
所在地 | 新潟県糸魚川市大字小滝字尾巻10747 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■大糸線 |
キロ程 |
91.8km(松本起点) 南小谷から21.7 km |
電報略号 | コタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
2人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)12月24日 |
備考 |
無人駅 標高:134m |
小滝駅(こたきえき)は、新潟県糸魚川市大字小滝字尾巻にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大糸線の駅。
歴史
- 1935年(昭和10年)12月24日 - 国有鉄道大糸北線が根知駅から延伸し、西頸城郡小瀧村小瀧に一般駅として開業する[1][2]。
- 1957年(昭和32年)8月15日 - 当駅から大糸南線中土駅までの区間が開業し、大糸線所属駅となる[3][4]。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる[5]。
- 1981年(昭和56年)11月20日 - 営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃する[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃する[7]。
- 1985年(昭和60年)4月 - 駅員を配置しない無人駅となる[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)11月29日 - 当駅 - 南小谷駅間が復旧する[12]。
- 2007年(平成19年) - 行違い設備を撤去する[8]。
- 2014年(平成26年)
駅構造
糸魚川方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)である[8]。かつては列車交換のための設備を有する1面2線の駅であったが[15]、2007年(平成19年)に撤去された[8]。西日本旅客鉄道北陸広域鉄道部(旧:糸魚川地域鉄道部)管理の無人駅である[8][16][17]。
駅舎は1935年(昭和10年)開業当時に落成したものが現存しており、待合室には造付けの長椅子が設置されている[8]。冬季積雪に備えてトタン屋根となっている[8]。便所は別棟である[8]が、2019年1月より使用中止となった。また、駅構内には給水塔の残骸が残っている[11]。
貨物取扱
当駅における貨物取扱は、1981年(昭和56年)11月20日に廃止された[6]。
『鉄道局要覧 昭和24年度』所収「専用線一覧表」記載の当駅接続専用線は次の通りであった[18]。
- 昭和電工線(作業粁程:0.1粁、発送車数:266、発送屯数:18503、主要貨物:石灰石)
1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[19]。
- 昭和電工線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁)
また1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[20]。
- 昭和電工線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁、備考:使用停止中)
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2004年 | 4 |
2005年 | 2 |
2006年 | 2 |
2007年 | 2 |
2008年 | 2 |
2009年 | 2 |
2010年 | 2 |
2011年 | 2 |
2012年 | 2 |
2013年 | 2 |
2014年 | 2 |
2015年 | 3 |
2016年 | 3 |
2017年 | 2 |
2018年 | 2 |
駅周辺
近くに住宅はないが、西へしばらく行くと集落が存在。
- 小滝川ヒスイ峡(国指定天然記念物小滝川硬玉産地・糸魚川世界ジオパークのジオサイト)
- 高浪の池(糸魚川世界ジオパークのジオサイト)
- 黒部川電力姫川第六発電所
- 東京発電小滝川発電所
- ウッドストック 薪製作所・保管場所
- 株式会社後藤組(現在の本社は糸魚川市上刈)発祥の地
- 小滝物産店 ヒスイ加工(フォッサマグナミュージアムと国立科学博物館による糸魚川石などの新鉱物発見に貢献)
路線バス
糸魚川市乗合タクシー 夏中・小滝駅線
- 中村益雄様宅前(夏中)行き
- 毎週水曜日に5.5往復運行。水曜日が祝日の場合は金曜日に運行。1乗車100円。
- ただし、8月13日~15日まで及び12月29日~1月3日まで及び祝日と重なった場合は運休となる。
隣の駅
脚注
- ^ 昭和10年鉄道省告示第600号(『官報』、1935年(昭和10年)12月19日、内閣印刷局)
- ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ 石野哲編、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅰ』、1998年(平成10年)9月、JTB
- ^ 昭和32年日本国有鉄道公示第303号(『官報』、1957年(昭和32年)8月8日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
- ^ a b 昭和56年日本国有鉄道公示第102号(『官報』、1981年(昭和56年)11月19日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和59年日本国有鉄道公示第174号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
- ^ a b c d e f g h 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』通巻36号、2013年(平成25年)4月、朝日新聞出版
- ^ 「大雨のため、新潟で2万世帯が停電 長野でも2900人以上避難」、『朝日新聞』1995年(平成7年)7月12日、朝日新聞社
- ^ 『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年(平成8年)
- ^ a b 牛山隆信、『いま行っておきたい秘境駅』、2014年(平成26年)12月、自由国民社
- ^ 「JR大糸線、きょう2年ぶりに復旧」、『朝日新聞』1997年(平成9年)11月29日、朝日新聞社
- ^ 長野県北部を震源とする地震について(第5報) (PDF) - 国土交通省 災害情報
- ^ 地震で不通の大糸線、県境部の再開めど立たず - レスポンス、2014年(平成26年)11月24日
- ^ 『JR・私鉄全線各駅停車6 中央・上信越590駅』、1993年(平成5年)2月、小学館
- ^ 金沢支社エリア - 2009年(平成21年)5月11日、西日本旅客鉄道
- ^ データで見るJR西日本2016 鉄道部・地域鉄道部 - 西日本旅客鉄道
- ^ 新潟鉄道局編、『鉄道局要覧 昭和24年度』、1951年(昭和26年)4月、新潟鉄道局
- ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
- ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
- ^ 統計いといがわ(令和元年度) (PDF)