「丸森駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2007年6月) |
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|よみがな = まるもり |
|よみがな = まるもり |
2020年2月15日 (土) 05:32時点における版
丸森駅 | |
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駅舎(2007年6月) | |
まるもり MARUMORI | |
◄あぶくま (8.1 km) (1.7 km) 北丸森► | |
所在地 | 宮城県伊具郡丸森町舘矢間山田 |
所属事業者 | 阿武隈急行 |
所属路線 | ■阿武隈急行線 |
キロ程 | 37.5 km(福島起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
229人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)4月1日 |
丸森駅(まるもりえき)は、宮城県伊具郡丸森町舘矢間山田にある阿武隈急行線の駅である。国鉄丸森線時代、および阿武隈急行転換後もしばらくの間は、槻木駅からの線路の終点であった。
歴史
丸森駅は1968年(昭和43年)4月1日、国鉄丸森線の駅として開業した。丸森線は槻木駅から福島駅まで計画されていた路線だが、この時は槻木駅から丸森駅までの部分開業であり、丸森駅は終着駅だった。丸森線の一番列車はディーゼル機関車牽引の6両編成客車による丸森6時23分発仙台行きであり、この列車の出発には丸森町長や国鉄仙台鉄道局の関係者、丸森町立舘屋間小学校の鼓笛隊、駅周辺の住人約700人が集まって祝福した[1]。
本来、東京方面行きが上り、青森方面行きが下りだが、国鉄時代は丸森駅が終点だったために、丸森線においては槻木方面に向かう列車が上り列車となっていた。
部分開業に留まった丸森線は利用者が少なく、国鉄再建の一環で1981年(昭和56年)に他のいくつかの路線と共に特定地方交通線に指定され、国鉄線としては廃止されることになった。沿線の自治体はこれを第三セクター鉄道として存続させることに決め、1986年(昭和61年)7月に丸森駅は丸森線を継承する阿武隈急行の駅となった。その後、1988年(昭和63年)7月には丸森駅から福島駅までの残っていた区間が開通した[2]。
年表
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 国鉄丸森線の駅として開業。当時は夜間滞泊なし。
- 1986年(昭和61年)7月1日 - 国鉄から阿武隈急行に移管。
- 1988年(昭和63年)7月1日 - 福島・丸森間延伸開業。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、駅本屋とは構内踏切で連絡している。折り返し列車が設定されている。上り列車は上り、下り両本線に進入できるが、下り列車は下り本線にしか進入できない。ただし、いずれの本線からも福島、槻木両方向に進出することができる。上り本線の福島方に保守用車用の保守基地線がある。 かつては夜間滞泊も行われていたが、2010年(平成22年)12月4日のダイヤ改正にて廃止となった。
社員配置駅。出札窓口(営業時間6時00分 - 20時40分)、自動券売機、トイレ、待合所が駅舎内におかれている。窓口閉鎖時間帯はホームへは夜間専用通路を通ることになる。自動券売機は第一日曜日に限り、フリーきっぷ購入者がほとんどなので稼動を停止する。売店は幾度かの開閉設ののち、2016年ごろに閉店し設備は撤去されている。2017年4月、駅舎の福島側にまるもり移住・定住サポートセンターが町庁舎から移転オープンした。
のりば
- 駅舎側より記載
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■阿武隈急行線 | 上り | 梁川・福島方面 | 一部2番線 |
2 | 下り | 槻木・仙台方面 | 一部1番線 |
利用状況
年度 | 1日平均乗車人員 | 1日平均降車人員[3] | |
---|---|---|---|
2011年(平成23年) | 201 | 402 | |
2012年(平成24年) | 249 | 498 | |
2013年(平成25年) | 194 | 388 | |
2014年(平成26年) | 185 | 369 | |
2015年(平成27年) | 242 | 484 | |
2016年(平成28年) | 229 |
駅周辺
当駅は丸森町の中心部から約1kmほど北側に離れている。丸森町は「水と緑の輝くまち」をキャッチフレーズにしている。
- 国道113号
- 丸森町役場舘矢間出張所
- 館山郵便局
- バス乗り場 - 丸森町民バス
※丸森市街地(丸森町役場・丸森郵便局)は丸森町民バスに乗りかえ
隣の駅
脚注
- ^ 『丸森町史』1059頁。
- ^ 『柴田町史』通史篇2、1028-1029頁。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年7月3日閲覧
参考文献
- 丸森町史編さん委員会 『丸森町史』 丸森町、1984年。
- 柴田町史編さん委員会 『柴田町史』通史篇2 柴田町、1992年。