「西富山駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎 |
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|よみがな = にしとやま |
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|ローマ字 = Nishi-Toyama |
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2020年2月15日 (土) 07:10時点における版
西富山駅 | |
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駅舎 | |
にしとやま Nishi-Toyama | |
◄婦中鵜坂 (2.6 km) (3.6 km) 富山► | |
所在地 | 富山県富山市寺町1186 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本貨物鉄道(JR貨物)* |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 |
222.2km(岐阜起点) 猪谷から33.0 km |
電報略号 | ニト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
380人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)9月1日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
* 貨物列車の発着はなし。 |
西富山駅(にしとやまえき)は、富山県富山市寺町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高山本線の駅である。
歴史
- 1927年(昭和2年)9月1日 - 鉄道省(国鉄)飛越線として富山駅 - 越中八尾駅間が開通すると同時に一般駅として開業する[1][2][3]。
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称が改定され、飛越線が高山本線に編入されたことに伴い、当駅もその所属となる[4][5]。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱を廃する[6]。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる[7]。
- 1981年(昭和56年)11月20日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び専用線発着車扱貨物を取扱う駅となる[8]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 営業範囲を改正し、旅客及び専用線発着車扱貨物を取扱う駅となる[9]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本およびJR貨物の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 貨物に係る営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を臨時とする[2]。同時に無人駅となり、改札口を撤去する[10][11]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅で、北陸広域鉄道部が管理している[10][11][12]。かつてはJR貨物の職員に窓口業務を委託していたが、1996年(平成8年)3月16日の貨物取扱臨時化と同時に無人駅となった[10]。
かつて2番線は増発時に臨時に使用されるのみであったが、2006年(平成18年)より高山線増発実験のため使用が再開された[10]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■高山本線 | 上り | 越中八尾・高山方面 |
2 | ■高山本線 | 下り | 富山方面 |
貨物取扱
開業以来の一般駅であり[2]、1981年(昭和56年)11月20日より専用線発着車扱貨物を取扱う駅となったが[8]、日本貨物鉄道に経営移管後の1996年(平成8年)3月16日に車扱貨物の取扱は臨時化され[2]、駅構内の貨物設備は全部撤去された[11]。貨物臨時化以前には住友セメント西富山サービスステーション及び日本アルコール販売富山保管所への専用線が接続していた[11]。
1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[13]。
- 新報国製鉄線(第三者使用:日本通運、動力:手押、作業粁程:0.5粁)
1967年(昭和42年)7月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[14]。
- 呉羽製鉄線(第三者使用:日本通運、動力:日本通運所有機関車、作業粁程:0.5粁)
- 住友セメント線(動力:私有機関車、作業粁程:0.4粁)
- シェル石油線(動力:日本通運所有機関車及び手押、作業粁程:0.1粁、備考:国鉄側線)
1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[15]。
- 呉羽製鉄線(通運事業者:日本通運、動力:日本通運所有機関車、作業粁程:0.5粁、総延長粁程:0.9粁)
- 住友セメント線(動力:私有機関車、作業粁程:0.4粁、総延長粁程:0.6粁)
1983年(昭和58年)4月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[16]。
- 日本アルコール販売線(真荷主:内外輸送、動力:国鉄機関車、作業粁程:0.1粁、総延長粁程:0.1粁)
- 住友セメント線(動力:私有機関車、作業粁程:0.4粁、総延長粁程:0.6粁)
利用状況
「富山県統計年鑑」及び「富山市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[17][18]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 297 |
1996年 | 258 |
1997年 | 262 |
1998年 | 264 |
1999年 | 279 |
2000年 | 296 |
2001年 | 280 |
2002年 | 261 |
2003年 | 249 |
2004年 | 269 |
2005年 | 271 |
2006年 | 277 |
2007年 | 287 |
2008年 | 300 |
2009年 | 298 |
2010年 | 326 |
2011年 | 321 |
2012年 | 345 |
2013年 | 348 |
2014年 | 342 |
2015年 | 364 |
2016年 | 353 |
2017年 | 380 |
駅周辺
水田地帯の中を通る道路沿いに住宅地が広がる。
- 富山大学五福キャンパス - 富山地方鉄道富山市内軌道線の大学前停留場が最寄であるが当駅からも0.8 - 1.4km程度(学部により異なる)である。
- 富山県立富山工業高等学校
- 富山県立富山商業高等学校
- 富山市立五福小学校
- 城山公園
隣の駅
脚注
- ^ 昭和2年鉄道省告示第183号(『官報』、1927年(昭和2年)8月25日、内閣印刷局)
- ^ a b c d e 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ 鉄道省編、『昭和十二年十月一日現在 鉄道停車場一覧』、1937年(昭和12年)12月、川口印刷所出版部
- ^ 石野哲編、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅰ』、1998年(平成10年)9月、JTB
- ^ 昭和9年鉄道省告示第498号(『官報』、1934年(昭和9年)10月19日、内閣印刷局)
- ^ 昭和44年日本国有鉄道公示第309号(『官報』、1969年(昭和44年)10月1日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
- ^ a b 昭和56年日本国有鉄道公示第102号(『官報』、1981年(昭和56年)11月19日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和59年日本国有鉄道公示第174号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
- ^ a b c d 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』48号、2013年(平成25年)7月、朝日新聞出版
- ^ a b c d 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅―富山エリア』、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ データで見るJR西日本2016:鉄道部・地域鉄道部 - 西日本旅客鉄道
- ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
- ^ 日本国有鉄道貨物営業局編、『専用線一覧表 昭和42年7月1日』(168頁)、1967年(昭和42年)8月、日本国有鉄道貨物営業局
- ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
- ^ 名取紀之編、『トワイライトゾ~ン・マニュアル6』(『Rail Magazine』別巻)第14巻第17号(316頁)、1997年(平成9年)10月、ネコ・パブリッシング
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 富山市統計書 - 富山市