「城北公園通駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2019年3月16日撮影) |
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|よみがな= しろきたこうえんどおり |
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|ローマ字= Shirokitakōendōri |
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2020年2月15日 (土) 11:51時点における版
城北公園通駅 | |
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駅舎(2019年3月16日撮影) | |
しろきたこうえんどおり Shirokitakōendōri | |
◄JR-F04 JR淡路 (2.1 km) (2.2 km) JR野江 JR-F06► | |
所在地 | 大阪市旭区赤川1丁目1-3 |
駅番号 | JR-F05 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) (大阪外環状鉄道) |
所属路線 | おおさか東線 |
キロ程 | 5.4 km(新大阪起点) |
電報略号 | ミヤ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 2019年(平成31年)3月16日 |
備考 |
業務委託駅 大阪市内駅[1] |
城北公園通駅(しろきたこうえんどおりえき)は、大阪府大阪市旭区赤川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)おおさか東線の駅である[2]。駅番号はJR-F05。旭区内では初のJR駅となった。単線であった城東貨物線の行き違いのために設けられた都島信号場跡に位置する。
駅名をめぐる経緯
建設中の仮称は「都島駅」であったが、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線の都島駅とは1.6 kmも離れており、地元住民から「都島駅に決定したら乗客の混乱をきたす可能性がある」との指摘の声が上がっていた[3][4]。2016年(平成28年)12月6日、旭区役所や同区内の地域団体会長らで構成される「旭区おおさか東線新駅名称期成会」の決起集会が旭区の区民センターで開催され、新駅名を「城北公園通」とする決議案を採択した[5][6]。期成会は1か月かけ区民から約1万7800人分の署名を集め、2017年(平成29年)1月31日、JR西日本大阪支社に要望書と共に提出した[3]。一方、駅西側の都島区は同区毛馬町が与謝蕪村の生誕地であることから「蕪村」が付いた駅名を希望していた[3]。
2018年(平成30年)7月24日、駅名を旭区側が要望していた「城北公園通」に決定した。決定理由は、旭区と都島区を貫く通りの名称であり、大阪市編入以前の自治体名・城北村の名残として地域名に使われており場所が分かりやすいことから[2]。
一方、都島区側にも配慮する形で、都島区側の出口(西口)には「蕪村口」、駅スタンプや柱に「蕪村生誕の地」が刻まれることになり、駅構内に蕪村像も設置されることとなった[7]。
歴史
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 都島信号場が開設される。
- 1984年(昭和59年)10月1日 - 都島信号場廃止。
- 2018年(平成30年)7月24日 - 駅名が「城北公園通駅」に決定。仮称は「都島駅」であったが、地下鉄谷町線の都島駅と離れていることや、都島区ではなく旭区に設置されることから「城北公園通駅」となった[2]。
- 2019年(平成31年)3月16日 - おおさか東線全線開通に伴い開業[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線の高架駅で、8両編成対応。上屋は6両分。各ホームにエレベーターが1基ずつ、エスカレーターは各ホーム2基ずつ(上下)設置されている。
放出駅が管理するJR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、一部時間帯は無人となる。そのため改札機・券売機・精算機付近にはインターホンがあり、無人時間帯はコールセンターのオペレーターが対応し各種機器を遠隔制御している。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | おおさか東線 | 新大阪方面 |
2 | 放出・久宝寺方面 |
ギャラリー
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都島信号所構内(1977年10月)
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ホーム
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駅構内にある蕪村像
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蕪村口(西口)
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駅開業を祝う横断幕(蕪村通り商店街)
駅周辺
- 城北公園通
- 城北公園
- 阪神高速12号守口線
- 菅原城北大橋
- 赤川鉄橋
- 城北緑道公園
- 淀川河川公園
- コノミヤ赤川店
- 大阪市立桜宮高等学校
- 大阪市立城北小学校
- 大阪市立大東小学校
- 大阪工業大学
- 常翔学園中学校・高等学校
- 都島大東郵便局
- Osaka Metro谷町線 - 都島駅 徒歩約20分
バス路線
最寄の停留所は赤川一丁目・大東町一丁目・赤川三丁目で、大阪シティバスにより運行される以下の路線が発着する。 当駅開業に合わせ赤川一丁目・大東町一丁目には(城北公園通駅前)の副停留所名が付けられた。 赤川三丁目は城北公園通沿いにある。
- 赤川一丁目(城北公園通駅前)
- 大東町一丁目(城北公園通駅前)
- 57号系統:毛馬中央公園行
- 赤川三丁目
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ "おおさか東線開業に伴う運賃に関わる認可申請などについて" (Press release). 西日本旅客鉄道. 27 December 2018. 2019年1月12日閲覧。
- ^ a b c d "おおさか東線全線開業に向けて 新大阪-放出駅間 新駅の駅名の決定について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 24 July 2018. 2018年7月24日閲覧。
- ^ a b c “JRおおさか東線の新駅名を「城北公園通」に 大阪市旭区がJR西に要望書提出 都島区側は違う名前を要望も”. 産経WEST. (2017年2月1日) 2019年1月18日閲覧。
- ^ 但し、もともと仮称が都島駅となっていたのは、戦前に設置された都島信号場を引き継いだからである。設置当時はまだ地下鉄は通っておらず、都島信号場という名前でも問題がなかった。1950年代に大阪外環状線計画が持ち上がった時、信号場を格上げして駅にするという意味で都島駅という仮称が与えられたが、その時点でもまだ地下鉄の都島駅はなかった。20世紀末に計画が具体化した際もその仮称は引き継がれたが、本決まりにする前に一度決めた仮称を別の仮称に変更することは常識的に考えればあり得ない話であり、そのために開通直前まで都島駅という仮称で呼ばれていたのに過ぎず、1997年に開通したJR東西線のケースでも仮称とされていた駅名がほとんど別の名称になったことを考えても、都島駅という名称がそのまま正式名称になる可能性は一般的に考えてゼロであった。なお、当駅の駅名が都島駅になることを問題視したのは、JR西日本に対して批判的な姿勢を持つごく一部のメディアのみであり、それ以外のメディアは確認される限り問題視はしていない(正式名称が何になるのかを興味深く報じたのみ)。仮称がそのまま正式名称になる可能性がほぼゼロであった以上、問題視しないのは当然である。
- ^ “おおさか東線 仮称・都島駅を城北公園通駅に…旭区民らが要望”. Response. (2016年12月18日) 2019年1月18日閲覧。
- ^ “JRおおさか東線 新駅の名称 「城北公園通」を要望”. 大阪日日新聞. (2016年12月13日). オリジナルの2016年12月14日時点におけるアーカイブ。 2016年12月13日閲覧。
- ^ “幻の「蕪村生誕駅」混乱後、無難に? 訳あり大阪の駅名:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年3月14日閲覧。
- ^ “おおさか東線、新4駅の名称決定「南吹田」「JR淡路」などの由来は? - ITmedia ビジネスオンライン”. ITmedia (2018年7月24日). 2018年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 城北公園通駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道