コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

天満橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天満橋駅
天満橋駅ビルと八軒家浜船着場(2008年4月)
てんまばし
Temmabashi
地図
所在地 大阪市中央区天満橋京町
北緯34度41分24.71秒 東経135度30分59.87秒 / 北緯34.6901972度 東経135.5166306度 / 34.6901972; 135.5166306座標: 北緯34度41分24.71秒 東経135度30分59.87秒 / 北緯34.6901972度 東経135.5166306度 / 34.6901972; 135.5166306
所属事業者 京阪電気鉄道駅詳細
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro・駅詳細
テンプレートを表示

天満橋駅(てんまばしえき)は、大阪府大阪市中央区にある、京阪電気鉄道大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の京阪本線京阪中之島線Osaka Metro谷町線の3路線が乗り入れる。駅番号は京阪電気鉄道がKH03、Osaka MetroがT22

概要

[編集]

旧淀川(大川)に架かる天満橋の南詰に位置する。駅周辺はビジネス街官公庁街であり、大阪府庁舎の最寄駅である[1]。観光地の大阪城からもほど近い[2]

元は京阪電車における大阪側の起点駅であり、ターミナル駅時代は地下駅ではなく地上駅であった。1963年地下鉄御堂筋線に接続するために淀屋橋駅への延伸で地下化及び中間駅となり、淀屋橋駅にターミナルの役割を譲った。地上駅跡地に建設された「大阪マーチャンダイズ・マートビル」(通称:OMMビル)は京阪ホールディングスの本社ビルである[3]

2008年に新規開業した京阪中之島線は当駅を終点としており、全列車が京阪本線に直通している。現在の利用者数は京橋駅や淀屋橋駅を下回っている。

歴史

[編集]

起点の駅として

[編集]
元々京阪天満橋駅、明治43年。

1910年、京阪電鉄の開業に伴い大阪側の起点として設置された駅である。当初は現在の北浜駅寄りの高麗橋付近に起点を置く計画であったが、大阪市電との絡みもあり計画より京都寄りの当駅が起点となった。開業当初の駅は電停と変わりのない簡素な物であったが、大正時代にホームの高床化・駅舎の新築が行われ、3面4線の櫛形ホームとなった。昭和初期に行われた寝屋川改修工事(大川への合流部の付け替え工事)の際に旧河道埋立地の払い下げを受けて、1932年には3代目駅舎が造られた。この駅舎は櫛型4面6線の旅客用ホームに貨物用ホーム1面1線を加えた構造で、現 OMMビル中央付近に南北に地下道があり、これを境に各ホームの東側を降車ホーム、西側を乗車ホームとして、完全な乗降分離を行なっていた。地下道の南端は土佐堀通北側歩道下にあたるが、この地下道南端に降車用改札口があり、各降車ホームからの乗客は地下道改札口を経て大阪市電・バスに乗り換えていた。現在もOMMビルの東側には京阪東口と称する交差点バス停が残っているが、これらはこの降車用改札口に由来しており、ここから天満橋交差点北東角の乗車口までの土佐堀通北側には名店街もあった。

乗車口の南側には1/4円形敷地の駅本屋、北側には3階建の京阪デパート天満橋店があった(1933年開店)。駅本屋には大形庇があり、戦後はひらかた大菊人形などの各種広告に使用された。本屋内中央には円形の切符売場があったが、天井がドーム風に非常に高く建築されており、ひらかた大菊人形開催時には提灯風広告が吊るされるなど、ここでも各種広告が行われていた。この駅舎は太平洋戦争・大阪への空襲で全焼したが、戦後修復され京阪本線地下化まで使用された。

地下駅への移行と中間駅化

[編集]

淀屋橋・天満橋駅間の延伸開業に伴い、1963年4月16日、地下駅に移行した。北側2線(1・2番線)が淀屋橋に通じ、南側2線(3・4番線)が行き止まり式(2・3番線と4番線のホームは車止め部分でつながった櫛形ホーム)という構成で、1番線が淀屋橋からの京都方面、2番線が淀屋橋行、3・4番線が当駅折り返しの京都方面という割り当てになっていた。当初は3・4番線から当駅始発列車が発車する際は下り本線との平面交差を余儀なくされたが、1970年11月1日に当駅と京橋駅の間が複々線化され、立体交差で発着できるようになった。なお、当駅始発・終着の定期列車の設定は平日・土曜の朝夕に限られ、日中や休日は3・4番線に入線する列車が無いため、試運転列車・臨時列車の折り返しや新車の試乗会の発着場などに使われることもあったが、通常は照明が広告を除いて落とされ薄暗い状況だった。

中之島線の分岐駅として

[編集]

当駅から北側に分岐する形で中之島線の建設が決定すると、当駅のホームの形態を変更する必要に迫られた。その建設工事の進捗に伴い、南側2線の行き止まり部分が貫通式に変更された上で、2006年4月16日に淀屋橋方面へ通じる線路が南側2線に切り替わるとともに、北側2線は中之島線開業まで当駅折り返しの京都方面用として使われた。この時、土曜・休日を含めた日中に当駅折り返しの定期列車が設定された。中之島線の開業までは、1番線に発着する列車は午前中の一部列車のみで、折り返し列車のほとんどは2番線を使用していたが、2008年8月1日より中之島線での習熟運転が開始されたため、昼間時間帯を中心に当駅始発の一部列車が1番線に変更された。なお、非使用時に1番線は閉鎖されており、休日には全く使われない1番線を利用してラッピング車両などの展示が行われることもあった。

同年10月19日の中之島線開業とともに同線に出入りする列車が北側2線を使うようになった。同時に当駅折り返しの列車の設定は廃止されたが、一部の渡り線は非常用として存置されている。なお、同線開業前日の同年10月18日には、1000系1503Fを使用した出町柳発当駅行普通列車の先頭車前面左側に黄色地黒文字で「天満橋」と表記された行先表示板が掲出された[4]。なお1503Fが充当された理由は、列車番号に「1503」の文字が入っていたためである[5]

なお、京阪では大阪における拠点駅であることを強調するために「大阪天満橋駅」と案内することがあったが、2003年秋のダイヤ改正以降「大阪天満橋」の呼称はあまり使われなくなった。定期の折り返し列車がなくなったこともあるため、淀屋橋駅とは異なりこの表記の復活はなされていない。また、到着前の車内放送で「OMMビル松坂屋前」と案内されていた(地下鉄は「松坂屋前」のみ)。

地下化以来、駅ビルには松坂屋が入居していたが、2004年5月5日をもって閉店し、代わって京阪の子会社である京阪流通システムズが運営する「京阪シティモール」がオープンした。駅ビルは2012年1月20日都市再生緊急整備地域の指定を受けたため、建て替えが検討されている[6][7]

年表

[編集]

京阪電気鉄道

[編集]
京阪 天満橋駅
京阪天満橋駅と駅ビルの京阪シティモール
(2014年9月)
てんまばし
Temmabashi
所在地 大阪市中央区天満橋京町1-1
駅番号 KH  03
所属事業者 京阪電気鉄道
電報略号 天(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
24,555人/日(降車客含まず)
-2022年-
乗降人員
-統計年度-
49,681人/日
-2022年-
開業年月日 1910年明治43年)4月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 京阪本線
キロ程 1.3 km(淀屋橋起点)
KH02 北浜 (0.8 km)
(1.7 km) 京橋 KH04
所属路線 中之島線
キロ程 3.0 km(中之島起点)
KH51 なにわ橋 (1.0 km)
(1.7 km) 京橋* KH04
* 全列車が京阪本線の三条・出町柳方面へ直通
テンプレートを表示

相対式ホーム島式ホームの複合型3面4線の地下駅。中央の2・3番線が島式になっている。ここから東側は、萱島駅寝屋川信号所まで複々線区間となるが、当駅構内で上下一組となっている複々線は駅を出ると立体交差により方向別の複々線となる(下の配線図を参照)。西側は北寄りの2線(1・2番線)が中之島方面へ、南寄りの2線(3・4番線)が淀屋橋方面へそれぞれ複線で通じている。

駅は京阪シティモールのフロアーと直結しており、改札口コンコースは地下1階、ホームは地下2階にある。改札口は東改札と西改札の2ヶ所あり、谷町線乗り換えの場合は東改札の方が近い。

2008年3月29日、隣接する大川に八軒家浜船着場が開設された。これに伴い、「水陸交通ターミナル」をコンセプトに、駅北側に八軒家浜船着場と直結するエントランス、地下ホームと地上部を結ぶエレベーター、インフォメーションセンターなどが設置された。また船着場の設置に先駆け、3月21日には駅ビル内の飲食店街「パナンテ京阪天満橋」が改装オープンしている。

4番ホームの淀屋橋側には、『先覚志茲成(せんかくのこころざしここになる)』の石碑が飾られている。これは元々地下トンネルのポータル上に飾られていたが、OMMビル竣工に伴いここに移設したものである。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先 備考
1 京阪本線 上り 三条出町柳方面[43] 中之島始発
2 中之島線 - 中之島方面[43]
3 京阪本線 上り 三条・出町柳方面[43] 淀屋橋始発
4 下り 淀屋橋方面[43]
プラットホーム(2011年2月)

配線図

[編集]
京阪電気鉄道 天満橋-京橋駅間 鉄道配線略図

Nなにわ橋中之島方面

Y北浜淀屋橋方面
京阪電気鉄道 天満橋-京橋駅間 鉄道配線略図
枚方市中書島
三条出町柳
方面
凡例
出典:以下を参考に作成。
* 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』 第59巻第8号 通巻第822号 2009年8月 臨時増刊号、
「特集 - 京阪電気鉄道」、巻末折込「京阪電気鉄道線路配線略図」、2009.6.3現在
* 京阪電気鉄道公式ホームページ「おけいはん.ねっと」- 構内図 - 天満橋駅 (PDF)京橋駅 (PDF)


備考

[編集]

1番ホームとコンコース改札内およびコンコース改札外と地上を結ぶ改札内外兼用のエレベーターが設けられており、コンコース階には改札内と改札外の両側にドアがある。ただし地上から1番ホームへは直通できないようになっており、地上からコンコースで切符を購入して改札を通過して改札内からエレベーターに乗らないとホーム階へは行けないようになっている。

発車メロディの導入駅であるが、下り列車は種別に関係なく、淀屋橋方面には特急用、中之島方面には一般種別用のメロディが流れる。なお、中之島線開業前までは特急用のメロディのみを使用していた。

淀屋橋延伸開業以降は、淀屋橋行きと区別するため天満橋行きの行先表示板は黄色いものを使用していた。

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)

[編集]
Osaka Metro 天満橋駅
京阪側改札付近(2008年5月)
てんまばし
Temmabashi
T21 南森町 (1.8 km)
(0.9 km) 谷町四丁目 T23
所在地 大阪市中央区谷町1丁目
駅番号  T22 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 谷町線
キロ程 13.3 km(大日起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
41,300人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
81,139人/日
-2023年-
開業年月日 1967年昭和42年)3月24日
テンプレートを表示

島式1面2線のホームを持つ地下駅。改札口は北改札と南改札の2ヶ所。京阪天満橋駅へは北改札の方が近い。南改札は地下1階、北改札は地下2階、ホームは地下3階にある。かつては出口専用改札が北側に存在した。

当駅は、東梅田管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅のみの単駅管理となっている。

のりば

[編集]
番線 路線 行先
1 T 谷町線 天王寺八尾南方面[44]
2 東梅田都島大日方面[44]
配線図[45]
プラットホーム(ホーム柵設置前)
プラットホーム(ホーム柵設置後)

利用状況

[編集]

京阪電気鉄道

[編集]

2022年(令和4年)度のある特定日における1日乗降人員49,681人(乗車人員:24,555人、降車人員:25,126人)である。京阪全線では京橋駅淀屋橋駅枚方市駅寝屋川市駅樟葉駅香里園駅に次ぐ第7位。当駅までの7駅は全て大阪府内の駅で、京都府内の駅がランクインするのは次の第8位(祇園四条駅)以降である。

1992年頃の最ピーク時は1日平均乗降人員が9万人を越えていたが、その後は減少し、2004年度以降は6万人程度で推移している。

各年度の1日あたりの利用状況は下表の通り。特定日利用状況は大阪府の、1日平均乗車人員は大阪市のデータである。

各年度 特定日・1日平均利用状況[統計 1][統計 2]
年度 特定日利用状況 1日平均
乗車人員
出典
調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1990年(平成02年) 11月06日 45,040 46,727 91,767 51,016 [大阪府 1]
1991年(平成03年) - 54,374 [大阪府 2]
1992年(平成04年) 11月10日 45,393 47,750 93,143 49,577 [大阪府 3]
1993年(平成05年) - 48,565 [大阪府 4]
1994年(平成06年) - 48,111 [大阪府 5]
1995年(平成07年) 11月21日 42,054 44,876 86,930 48,195 [大阪府 6]
1996年(平成08年) - 45,166 [大阪府 7]
1997年(平成09年) - 42,195 [大阪府 8]
1998年(平成10年) 11月10日 36,165 38,178 74,343 40,650 [大阪府 9]
1999年(平成11年) - 38,393 [大阪府 10]
2000年(平成12年) 11月07日 33,507 35,530 69,037 37,534 [大阪府 11]
2001年(平成13年) - 35,066 [大阪府 12]
2002年(平成14年) 12月10日 31,260 33,488 64,748 34,147 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 10月28日 31,591 33,296 64,887 32,574 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 11月09日 29,425 31,561 60,986 32,036 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 11月08日 29,614 31,563 61,177 32,017 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 11月07日 28,550 30,162 58,712 29,930 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 11月13日 29,010 30,154 59,164 29,544 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 11月11日 29,561 30,450 60,011 29,749 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 11月10日 29,442 30,550 59,992 29,108 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 11月09日 30,220 30,433 60,653 30,203 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 11月01日 28,270 30,144 58,414 30,678 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 10月31日 27,483 28,215 55,698 29,482 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 11月12日 27,444 28,503 55,947 28,736 [大阪府 24]
2014年(平成26年) 11月11日 27,817 28,761 56,578 29,004 [大阪府 25]
2015年(平成27年) 11月10日 28,366 29,263 57,629 29,239 [大阪府 26]
2016年(平成28年) 11月08日 28,402 29,162 57,564 30,011 [大阪府 27]
2017年(平成29年) 11月07日 28,532 29,425 57,957 31,254 [大阪府 28]
2018年(平成30年) 11月06日 28,373 29,187 57,560 30,193 [大阪府 29]
2019年(令和元年) 11月12日 28,847 29,501 58,348 30,063 [大阪府 30]
2020年(令和02年) 11月10日 24,176 24,847 49,023 20,956 [大阪府 31]
2021年(令和03年) 11月09日 23,460 23,953 47,413 23,541 [大阪府 32]
2022年(令和04年) 11月08日 24,555 25,126 49,681 26,178 [大阪府 33]

Osaka Metro

[編集]

2023年11月7日の1日乗降人員は81,139人(乗車人員:41,300人、降車人員:39,839人)である。Osaka Metroの全107駅中第12位であり、谷町線が乗り入れる駅では天王寺駅東梅田駅谷町四丁目駅に次ぐ第4位[注 1]。2017年の調査で谷町四丁目駅に抜かれ、以降は第3位から第4位となっている。

各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である。

年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
メトロ
1967年(昭和42年) 11月14日 18,006 16,651 34,657 [大阪府 34]
1968年(昭和43年) 11月12日 24,522 19,488 44,010 [大阪府 35]
1969年(昭和44年) 01月27日 42,776 41,357 84,133 [大阪府 36]
1970年(昭和45年) 11月06日 50,267 47,149 97,416 [大阪府 37]
1972年(昭和47年) 11月14日 48,748 48,118 96,866 [大阪府 38]
1975年(昭和50年) 11月07日 51,127 49,913 101,040 [大阪府 39]
1977年(昭和52年) 11月18日 49,275 48,700 97,975 [大阪府 40]
1981年(昭和56年) 11月10日 56,626 56,711 113,337 [大阪府 41]
1985年(昭和60年) 11月12日 53,122 53,133 106,255 [大阪府 42]
1987年(昭和62年) 11月10日 57,669 56,843 114,512 [大阪府 43]
1990年(平成02年) 11月06日 59,264 57,723 116,987 [大阪府 1]
1995年(平成07年) 02月15日 53,842 52,749 106,591 [大阪府 6]
1998年(平成10年) 11月10日 48,865 49,194 98,059 [大阪府 9]
2007年(平成19年) 11月13日 45,688 45,345 91,033 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 11月11日 45,646 44,807 90,453 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 11月10日 45,906 45,288 91,194 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 11月09日 44,701 43,980 88,681 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 11月08日 42,934 42,381 85,315 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 11月13日 43,403 42,938 86,341 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 11月19日 43,062 42,451 85,513 [大阪府 24] [メトロ 1]
2014年(平成26年) 11月11日 44,340 43,455 87,795 [大阪府 25] [メトロ 2]
2015年(平成27年) 11月17日 46,120 45,399 91,519 [大阪府 26] [メトロ 3]
2016年(平成28年) 11月08日 45,429 45,017 90,446 [大阪府 27] [メトロ 4]
2017年(平成29年) 11月14日 45,919 44,922 90,841 [大阪府 28] [メトロ 5]
2018年(平成30年) 11月13日 46,089 44,845 90,934 [大阪府 29] [メトロ 6]
2019年(令和元年) 11月12日 44,768 43,517 88,285 [大阪府 30] [メトロ 7]
2020年(令和02年) 11月10日 38,039 37,170 75,209 [大阪府 31] [メトロ 8]
2021年(令和03年) 11月16日 38,461 37,662 76,123 [大阪府 32] [メトロ 9]
2022年(令和04年) 11月15日 40,018 39,032 79,050 [大阪府 33] [メトロ 10]
2023年(令和05年) 11月07日 41,300 39,839 81,139 [メトロ 11]

駅周辺

[編集]
駅北側を大川が流れ、駅名の由来となった天満橋が架かる。
京阪天満橋駅ビルは京阪シティモールエディオンなどが入居)と大阪キャッスルホテルで構成されている。
谷町筋以東は大手前の官庁街となっている。大坂城の最寄駅のひとつで、最寄の虎口は京橋口となるが、Osaka Metroの南改札は大手口にも近接している。
公的機関
教育機関
施設
企業および法人

バス路線

[編集]

大阪シティバスが乗り入れており、大阪駅前(梅田駅)、あべの橋(天王寺駅)、なんば(難波駅)に次ぐ大阪シティバスの4番目の都心バスターミナルの役割を果たしている(操車場も兼ねている)。停留所名は「天満橋」で、「京阪前」の副名称がある。

かつては近鉄バスの路線も乗り入れていた[注 2]

のりば 位置 系統 行先 経由地 担当営業所
1 京阪シティモール北側 10 守口車庫前 都島区役所・地下鉄都島・城北公園前・地下鉄太子橋今市 守口
2 46 焼野 城見一丁目 (OBP)・鴫野・放出住宅前・徳庵駅口・諸口
3 21 地下鉄深江橋 新喜多大橋・放出住宅前
4 京阪シティモール南側 31 花博記念公園北口 地下鉄蒲生四丁目・新森公園前・地下鉄新森古市
5 62 住吉車庫前 大阪城大手前・馬場町・上本町六丁目あべの橋・播磨町 住吉
6 天満橋交差点南東 大阪駅前 淀屋橋肥後橋渡辺橋

隣の駅

[編集]
京阪電気鉄道
京阪本線(淀屋橋 - 京橋間は種別を問わず各駅に停車)
快速特急「洛楽」・ライナー・特急・通勤快急・快速急行・急行・通勤準急・準急・区間急行・普通
北浜駅 (KH02) - 天満橋駅 (KH03) - 京橋駅 (KH04)
  • 通勤快急・通勤準急は平日下りのみ、ライナーは平日のみ運転。
中之島線(中之島 - 京橋間は種別を問わず各駅に停車)
通勤快急・快速急行・通勤準急・準急・区間急行・普通
なにわ橋駅 (KH51) - 天満橋駅 (KH03) - 京橋駅(京阪本線)(KH04)
  • 土休日の中之島線は普通と区間急行(下りのみ)のみ運転
大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
T 谷町線
南森町駅 (T21) - 天満橋駅 (T22) - 谷町四丁目駅 (T23)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 最新の路線別データである1998年調査によると、谷町線の駅としては東梅田駅に次いで第2位で、天王寺駅をやや上回る。
  2. ^ 京橋を経て鶴見区の諸口(のちに浜南口。車庫があった)、さらに東大阪市の機械団地、大東市大阪産業大学や朋来住宅(三洋電機大東事業所の近く)まで運行していた。

出典

[編集]

本文中の出典

[編集]
  1. ^ 大阪府庁本館”. 大阪府. 2022年7月21日閲覧。
  2. ^ 交通アクセス”. 大阪城天守閣. 2022年7月21日閲覧。
  3. ^ OMMビル(大阪マーチャンダイズ・マート)の紹介 地図〈アクセス〉と写真 | 大阪市中央区大手前”. bb-building.net. 2022年7月21日閲覧。
  4. ^ 10月18日(土)、最後の天満橋ゆき列車に着脱式の行先表示板を掲出して運転します (PDF) (報道発表資料) - 京阪電気鉄道(2008年10月10日付)
  5. ^ 電気車研究会刊 『鉄道ピクトリアル』2009年8月臨時増刊号(特集:京阪電気鉄道) p.238
  6. ^ 「京阪電鉄/天満橋駅ビル建替(大阪市中央区)検討/都市再生緊急整備地域指定受け」 - 日刊建設工業新聞(2012年1月23日付、見出しのリンク
  7. ^ 大阪市 報道発表 Archived 2013-03-28 at the Wayback Machine.(2012年1月23日閲覧)・大阪府 報道発表 Archived 2012-01-03 at the Wayback Machine.(2012年1月23日閲覧)
  8. ^ a b c d e 『京阪百年のあゆみ 資料編』 p.135
  9. ^ 『京阪百年のあゆみ 資料編』 p.186
  10. ^ 『京阪百年のあゆみ 資料編』 p.188
  11. ^ 「関西の鉄道」 No.53 p.13
  12. ^ 『京阪百年のあゆみ』 p.744 「念願の京阪百貨店開業」
  13. ^ 『街をつなぐ、心をむすぶ。』 p.65
  14. ^ 『京阪百年のあゆみ』 p.213 「空襲による被害」
  15. ^ 『街をつなぐ、心をむすぶ。』 p.69
  16. ^ 『関西の鉄道』別冊第1巻 「京阪電気鉄道戦後分離独立後の歩み」(関西鉄道研究会 2010年12月20日発行)14.「1500V昇圧」p.68-71
  17. ^ 『京阪百年のあゆみ 資料編』 p.232
  18. ^ 『京阪百年のあゆみ』 p.292 「変電所の増強」
  19. ^ 「天満橋駅の自動改札化実施 京阪電鉄」『交通新聞』交通協力会、1975年5月17日、1面。
  20. ^ 『くらしの中の京阪』1979年3月号 / 『京阪百年のあゆみ』 p.370 「優先座席の設置と駅施設の充実」
  21. ^ 『街をつなぐ、心をむすぶ。』 p.76
  22. ^ 『京阪百年のあゆみ』 p.370 「優先座席の設置と駅施設の充実」
  23. ^ 『くらしの中の京阪』1988年9月号 / 開業80周年記念誌『過去が咲いてる今』巻末年表177頁
  24. ^ 『くらしの中の京阪』1989年1月号 / 『京阪百年のあゆみ』 p.443には「1.2番線もホームが19メートル延長された」との記述あり。
  25. ^ 『くらしの中の京阪』1992年5月号 / 開業90周年記念誌『街をつなぐ 心をむすぶ』109頁「進むバリアフリー化」
  26. ^ 『くらしの中の京阪』1994年5月号
  27. ^ 『くらしの中の京阪』1994年12月号
  28. ^ 『くらしの中の京阪』1995年2月号
  29. ^ 『くらしの中の京阪』1995年5月号
  30. ^ 『くらしの中の京阪』1995年6月号
  31. ^ 『くらしの中の京阪』1996年7月号
  32. ^ 『くらしの中の京阪』1998年9月号 / 開業90周年記念誌『街をつなぐ 心をむすぶ』177頁「パナンテ京阪天満橋がオープン」
  33. ^ 京阪開業百周年記念誌『京阪百年のあゆみ』p.537「駅構内施設の充実」『京阪百年のあゆみ 資料編』 p.260
  34. ^ 『京阪百年のあゆみ』 p.539 「駅施設の改良」
  35. ^ 『K PRESS』2007年8月号 p.16「くらしのなかの京阪」
  36. ^ a b 『K PRESS』2008年3月号 p.16「くらしのなかの京阪」
  37. ^ 『K PRESS』2008年4月号 p.4
  38. ^ 『K PRESS』2008年4月号 p.16「くらしのなかの京阪」
  39. ^ 『K PRESS』2009年8月号 p.7
  40. ^ 『K PRESS』2009年10月号 p.16「くらしのなかの京阪」
  41. ^ “京阪天満橋駅「パナンテ」 21日新装オープン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (2017年3月6日) 
  42. ^ 谷町線 天満橋駅の可動式ホーム柵の運用開始について”. Osaka Metro. 2024年12月14日閲覧。
  43. ^ a b c d 天満橋駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月20日閲覧。
  44. ^ a b Osaka Metro|天満橋”. www.osakametro.co.jp. 2018年8月12日閲覧。
  45. ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、119頁。

利用状況の出典

[編集]
  1. ^ a b 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  2. ^ a b 大阪市統計書 - 大阪市
  3. ^ 路線別駅別乗降人員 - 大阪市高速電気軌道
大阪市高速電気軌道
大阪府統計年鑑
  1. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  32. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  33. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
  34. ^ 大阪府統計年鑑(昭和43年) (PDF)
  35. ^ 大阪府統計年鑑(昭和44年) (PDF)
  36. ^ 大阪府統計年鑑(昭和45年) (PDF)
  37. ^ 大阪府統計年鑑(昭和46年) (PDF)
  38. ^ 大阪府統計年鑑(昭和48年) (PDF)
  39. ^ 大阪府統計年鑑(昭和51年) (PDF)
  40. ^ 大阪府統計年鑑(昭和53年) (PDF)
  41. ^ 大阪府統計年鑑(昭和57年) (PDF)
  42. ^ 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
  43. ^ 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)

参考文献

[編集]
  • 開業80周年記念誌『過去が咲いてる今』 - 京阪電気鉄道、1990年7月
  • 開業90周年記念誌『街をつなぐ、心をむすぶ。』 - 京阪電気鉄道、2000年10月
  • 開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』『京阪百年のあゆみ 資料編』 - 京阪電気鉄道、2011年3月
  • 駅置き広報誌『くらしの中の京阪』 各号
  • 駅置き広報誌『K-PRESS』内「くらしの中の京阪」 各号

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]