コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

肥後橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
肥後橋駅
1-B号出入口付近(2024年6月)
ひごばし
Higobashi
Y11 西梅田 (1.3 km)
(0.9 km) 本町 Y13
地図
所在地 大阪市西区江戸堀一丁目
北緯34度41分28.87秒 東経135度29分46.99秒 / 北緯34.6913528度 東経135.4963861度 / 34.6913528; 135.4963861座標: 北緯34度41分28.87秒 東経135度29分46.99秒 / 北緯34.6913528度 東経135.4963861度 / 34.6913528; 135.4963861
駅番号  Y12 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 四つ橋線
キロ程 1.3 km(西梅田起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
29,191人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
62,149人/日
-2023年-
開業年月日 1965年昭和40年)10月1日
乗換 渡辺橋駅京阪中之島線
テンプレートを表示

肥後橋駅(ひごばしえき)は、大阪府大阪市西区江戸堀一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 四つ橋線である。駅番号Y12

接続する鉄道路線

[編集]

新朝日ビルディングの解体工事に伴い、2009年2月19日の終電をもって旧中之島地下街を経由する連絡通路が閉鎖。そのため、京阪中之島線に乗り換えるには一旦地上に上がり、四つ橋筋を歩いた後、再び地下に下りなければならなかった。中之島フェスティバルタワー東棟の竣工直前の2012年11月1日以降、連絡通路の利用が再開され、不便は解消された[1]。しかし、2015年5月3日から2017年4月16日までバリアフリー化工事のため渡辺橋駅に繋がる4号出入口が閉鎖された[2]ため、期間中は再び京阪中之島線に乗り換えるには一旦地上に上がる必要があった。

地下鉄御堂筋線淀屋橋駅の混雑緩和のため、当駅が絡む定期券は淀屋橋駅でも利用できる。但し、両駅間に連絡通路はなく、一旦地上に上がり土佐堀通を東へ6分ほど歩く必要がある。

歴史

[編集]
9号出入口に残るヒゲ文字風の案内表示(2018年2月)

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札口は南北1ヵ所ずつ設けられている。

当駅は、大国町管区駅に所属し、大国町副管区駅長が当駅および西梅田駅を管轄している。

のりば

[編集]
番線 路線 行先[4]
1 Y 四つ橋線 本町なんば住之江公園方面
2 西梅田方面

利用状況

[編集]

2023年11月7日の1日乗降人員62,149人(乗車人員:29,191人、降車人員:32,958人)である。四つ橋線ではなんば駅本町駅四ツ橋駅心斎橋駅と合算)、西梅田駅に次ぐ第5位で、同線の単独駅では西梅田駅に次ぐ第2位である[注 1]

西梅田駅とは対照的に、こちらは降車が乗車を大きく上回る傾向にある。

各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。

年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
メトロ
1966年(昭和41年) 11月08日 24,057 27,899 51,956 [大阪府 1]
1967年(昭和42年) 11月14日 25,416 29,200 54,616 [大阪府 2]
1968年(昭和43年) 11月12日 28,361 36,331 64,692 [大阪府 3]
1969年(昭和44年) 01月27日 29,181 33,758 62,939 [大阪府 4]
1970年(昭和45年) 11月06日 34,812 40,377 75,189 [大阪府 5]
1972年(昭和47年) 11月14日 36,242 31,321 67,563 [大阪府 6]
1975年(昭和50年) 11月07日 31,856 37,579 69,435 [大阪府 7]
1977年(昭和52年) 11月18日 32,296 36,418 68,714 [大阪府 8]
1981年(昭和56年) 11月10日 37,596 42,174 79,770 [大阪府 9]
1985年(昭和60年) 11月12日 35,248 40,861 76,109 [大阪府 10]
1987年(昭和62年) 11月10日 35,922 41,301 77,223 [大阪府 11]
1990年(平成02年) 11月06日 36,797 41,418 78,215 [大阪府 12]
1995年(平成07年) 02月15日 36,660 42,509 79,169 [大阪府 13]
1998年(平成10年) 11月10日 36,719 40,841 77,560 [大阪府 14]
2007年(平成19年) 11月13日 29,093 34,271 63,364 [大阪府 15]
2008年(平成20年) 11月11日 28,564 33,374 61,938 [大阪府 16]
2009年(平成21年) 11月10日 32,875 34,330 67,205 [大阪府 17]
2010年(平成22年) 11月09日 27,790 32,244 60,034 [大阪府 18]
2011年(平成23年) 11月08日 27,716 32,008 59,724 [大阪府 19]
2012年(平成24年) 11月13日 29,231 31,892 61,123 [大阪府 20]
2013年(平成25年) 11月19日 29,392 33,300 62,692 [大阪府 21] [メトロ 1]
2014年(平成26年) 11月11日 30,082 34,385 64,467 [大阪府 22] [メトロ 2]
2015年(平成27年) 11月17日 33,133 34,827 67,960 [大阪府 23] [メトロ 3]
2016年(平成28年) 11月08日 33,735 35,590 69,325 [大阪府 24] [メトロ 4]
2017年(平成29年) 11月14日 34,424 39,689 74,113 [大阪府 25] [メトロ 5]
2018年(平成30年) 11月13日 33,847 38,040 71,887 [大阪府 26] [メトロ 6]
2019年(令和元年) 11月12日 35,541 40,087 75,628 [大阪府 27] [メトロ 7]
2020年(令和02年) 11月10日 27,527 30,590 58,117 [大阪府 28] [メトロ 8]
2021年(令和03年) 11月16日 26,158 29,597 55,755 [大阪府 29] [メトロ 9]
2022年(令和04年) 11月15日 26,538 29,997 56,535 [大阪府 30] [メトロ 10]
2023年(令和05年) 11月07日 29,191 32,958 62,149 [メトロ 11]

駅周辺

[編集]

淀屋橋駅は東へ400メートルほど。駅のすぐ北を土佐堀川が流れる。

北区

[編集]

西区

[編集]
  • 肥後橋商店街(アーケードの全長が79メートルで日本で一番短い商店街を自称していたが、2016年にアーケードが撤去された[5][6][注 2]

中央区

[編集]

バス路線

[編集]

最寄停留所は肥後橋となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。

隣の駅

[編集]
大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
Y 四つ橋線
西梅田駅 (Y11) - 肥後橋駅 (Y12) - 本町駅 (Y13)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

[編集]

記事本文

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 最新の路線別データである1998年調査でも、難波駅などを差し置いて四つ橋線では2位となっている。
  2. ^ 実際には京丹後市の御旅市場のほうが27メートル短い[7]

出典

[編集]
  1. ^ 大阪・旧中之島地下街の通路再開 3年8カ月ぶり”. 朝日新聞 (2012年11月1日). 2013年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月5日閲覧。
  2. ^ 四つ橋線肥後橋駅4号出入口の一時閉鎖について”. 大阪市交通局 (2015年4月7日). 2015年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月5日閲覧。
  3. ^ 四つ橋線 肥後橋駅の可動式ホーム柵の運用開始について”. 大阪市高速電気軌道 (2023年12月15日). 2023年12月25日閲覧。
  4. ^ Osaka Metro|肥後橋”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  5. ^ 大阪・肥後橋商店街がアーケード撤去 「日本一短い商店街」看板も撤去”. 船場経済新聞 (2016年1月5日). 2022年5月5日閲覧。
  6. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2016年2月7日). “苦渋のアーケード撤去が思わぬ効果 大阪・肥後橋商店街「明るくなった」”. 産経ニュース. 2022年5月5日閲覧。
  7. ^ 日本一短いアーケード商店街『御旅市場』(峰山町)、京丹後ナビ(京丹後市観光協会)、2010年6月7日。

利用状況

[編集]
  1. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  2. ^ 大阪市統計書 - 大阪市
  3. ^ 路線別駅別乗降人員 - 大阪市高速電気軌道
大阪市高速電気軌道
大阪府統計年鑑

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]