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2020年3月1日 (日) 06:59時点における版
ツァイニャオ(中国語: 菜鸟网络、英語: Cainiao)は、中華人民共和国の物流会社。アリババグループとして発足している。
概要
物流会社ではあるが、自社でトラックなどを運行するわけではなく、順豊エクスプレス、円通速逓(YTOエクスプレス)、申通快逓(STOエクスプレス)といった中華人民共和国の宅配業者大手と「中国智能物流骨幹網(CSN)」を構築し、運用している[1]。CSNは中華人民共和国内の荷物の70%を処理している[2]。CSNに加入する企業のトラックや倉庫の稼働状況データを収集する共に分析を行い、担当を自動的に振り分ける、企業間での荷物の送り状を電子化するなど、ITを用いて、特定の宅配会社に集配業務が集中しないよう、コスト削減や配送時間の短縮といった効率化を実現している[1]。日本通運もCSNと提携を行っているが、CSNによって中華人民共和国と日本間の電子商取引においては配送費が3割抑えられているとされる[1]。
沿革
2013年にアリババと複数の運送会社が出資して、設立された[3]。
2016年にはシンガポール政府投資公社、テマセク・ホールディングス、カザナ・ナショナル、Primavera Capital Group(中華人民共和国)などから投資を受けた。金額は明らかにされていないが、調達額は15億ドルと見られている[3]。
出典
- ^ a b c 山谷剛史 (2017年5月9日). “アリババが立ち上げた「菜烏網絡」が握る物流における挑戦”. ZDNet. 2018年11月14日閲覧。
- ^ 瀧川正実 (2016年7月21日). “アリババグループを支える主要8サービスと2つの関連会社まとめ”. インプレス. 2018年11月14日閲覧。
- ^ a b “デジタル革命が進む中国EC物流 6億件の出荷情報を1日で処理するアリババ子会社の進化”. インプレス (2016年6月2日). 2018年11月14日閲覧。
外部リンク
- Global Cainiao - 菜鸟 - 公式サイト