「アジア太平洋トレードセンター」の版間の差分
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** 南港ポートタウン線[[中ふ頭駅]]下車3分 |
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2020年3月23日 (月) 16:28時点における版
アジア太平洋トレードセンター | |
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情報 | |
用途 | 複合施設 |
設計者 | 株式会社日建設計 |
施工 |
[ITM棟] 竹中工務店・オーバーシーズ・ベクテル・インコーポレーテッド・フジタ・奥村組・東急建設・鴻池組・錢高組・青木建設・淺沼組共同企業体 [O’s棟]大林組・前田建設工業・飛島建設・ザ・オースチンカンパニー・五洋建設・日本国土開発・新井組・大日本土木・藤木工務店共同企業体[1] |
建築主 | アジア太平洋トレードセンター株式会社 |
事業主体 | 大阪市 |
管理運営 | アジア太平洋トレードセンター株式会社 |
敷地面積 | 68,000 m² |
建築面積 | 48,000 m² |
延床面積 | 336,000 m² |
階数 |
[ITM棟]地下1階,地上12階,塔屋1階 [O's棟]地下2階,地上6階 |
高さ |
[ITM棟]56m [O's棟]28m |
竣工 | 1994年3月 |
所在地 | |
座標 | 北緯34度38分17.6秒 東経135度24分40.9秒 / 北緯34.638222度 東経135.411361度座標: 北緯34度38分17.6秒 東経135度24分40.9秒 / 北緯34.638222度 東経135.411361度 |
アジア太平洋トレードセンター(アジアたいへいようトレードセンター、英語名:Asia & Pacific Trade Center、略称:ATC)は、大阪市住之江区の咲洲に建設した大規模複合施設、およびその運営会社名。
O's棟とITM棟とからなる。通称:大阪南港ATC。
概要
大型展示場、アメニティ施設、インターナショナル・トレードマート(ITM)、アウトレットモール、ビジネスサポート施設、オフィスなどで構成される。飲食・娯楽施設などもあるほか、海沿いを歩くことができ、日没を真正面に見ることができる。キャッチフレーズは「I ♡ NANKO」であり、これが表記された看板が施設内の随所にある。
本来は貿易のためのトレードセンターとして大阪市により総事業費1,465億円で建設された。施設全体が保税地域(総合保税地域)の許可を受けていることから、国内外の大小の卸売業者や貿易業者、専門商社などの企業が入居し、関税を払うことなく世界各国から商品を輸入し、加工・展示・催事・輸入取り扱いの商談・販売などができる拠点となることが期待されていた。また、これらを補佐する各種機関や大小の会議室など「ビジネスサポート機能」も用意された。
しかし、高い賃料や大阪都心からの交通の不便さなどにより、入居企業が相次いで撤退したため、資金繰りが悪化し、経営破綻した。
現在は小売業・デザイン関連企業・福祉関連企業のためのショールーム・開業支援機関・経営支援機関を開設し、関連産業の集積を意図しているほか、アウトレットモールの運営など、活性化のてこ入れを図っている。なお、保税地域としての機能はほとんど使われないまま、既に許可を失効している。
2004年に民間人で前伊藤忠商事副社長の秋本穣が社長に就任し、再建に取り組んだ。その結果、2005年度に初めて黒字を計上した。
その後も黒字は続き、2018年度の純利益は約11億9300万円だった。年間の来場者は約700万人、2018年度3月末時点でのテナント入居率は87%。[2]
沿革
- 1994年 - 開業。
- 1999年3月19日 - アウトレットモール「ATCタウンアウトレット MARE」開業。
- 2003年 - 大阪ワールドトレードセンタービルディング、湊町開発センターとともに特定調停を申請[3]。
- 2005年 - 初の黒字を計上。
- 2008年7月8日 - 関西汽船(現・フェリーさんふらわあ)が「南港コスモフェリーターミナル」としてITM棟にフェリーターミナル機能を移転。別府航路、小豆島航路(2011年運休)が就航。
施設
- オズ棟
- ITM棟
- ATCタウンアウトレット MARE(2020年3月31日閉館予定)[5]
- T.Q. OUTLET STORE(閉店)
- ATCあそびマーレ - 室内遊園地。
- ATC卸マート
- ATC輸入住宅促進センター
- 大阪デザイン振興プラザ
- おおさかATCグリーンエコプラザ(大阪環境産業振興センター) - 常設の環境展示場であり「水・土壌汚染研究部会」や「廃棄物リサイクルゼロエミッション研究部会」活動や、環境に関するセミナーが活発に開催されている。
- ATCエイジレスセンター
- ソフト産業プラザTEQS
- 大塚家具大阪南港ショールーム
- LOGOS
- アミーゴ書店(閉店)
- セレッソ大阪「メガタウン」 - オフィシャルショップ、ミュージアム、カフェスペースを併設。
- パキスタン領事館(2019年閉鎖)
- フットサルコート「SFIDA FUTSAL STADIUM」
- Shionなぎさのホール - Osaka Shion Wind Orchestraの活動拠点。
- 南港サンセットホール - 床面積約220m2、客席200席のクラシックホール。2006年12月17日開設。
- 大阪市消費者センター「くらしのひろばエル」
- 大阪府消費生活センター
- フェリーさんふらわあ「さんふらわあターミナル(大阪)」第1ターミナルカウンター・待合室(別府航路用)
- かねふくめんたいパーク大阪ATC
- 100円ショップダイソー
- ATCタウンアウトレット MARE(2020年3月31日閉館予定)[5]
建物概要
- 延床面積:336,000m2
- 建築面積:48,000m2
- 敷地面積:68,000m2
- 主要構造:SRC、S
- 階数:地下2階 - 地上13階
- 駐車場:1,200台
- その他
交通機関
- ITM棟・オズ棟(北館)
- オズ棟(南館)
- 南港ポートタウン線中ふ頭駅下車3分
詳細は咲洲を参照。
周辺施設
- 大阪府咲洲庁舎
- ハイアットリージェンシー大阪
- インテックス大阪
- フェリーさんふらわあ さんふらわあターミナル(大阪)第2ターミナル(志布志航路用、ITM棟隣接のフェリーさんふらわあエレベーター棟よりシャトルバスで3分)
詳細は咲洲を参照
脚注
- ^ 第15回大阪市長賞 アジア太平洋トレードセンター - 大阪まちなみ賞 過去作品集
- ^ 「アジア太平洋トレードセンター株式会社」経営状況及び経営評価 - 大阪市の外郭団体一覧
- ^ 大阪市第3セクター3社の特定調停申請に関するコメント大阪商工会議所 会頭 田代和 - 大阪商工会議所
- ^ 展示ホール施設概要 - 大阪南港 ATC HALL
- ^ ATCタウンアウトレット マーレ 専門店閉館SALEの開催について - ニュースリリース
外部リンク
- アジア太平洋トレードセンター
- 南港新聞 - 南港新聞社
- LOGOS - LOGOS【アウトドアグッズ】
- アミーゴ書店 - アミーゴ書店(閉店)
- Osaka Bay Area MICE - 大阪ベイエリア(咲洲)のMICE施設紹介