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'''岩田 修二'''(いわた しゅうじ、[[1946年]][[4月18日]] - )は、[[日本の地理学者]]。[[東京都立大学 (1949-2011)]][[名誉教授]]。 |
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2020年3月25日 (水) 00:25時点における版
岩田 修二(いわた しゅうじ、1946年4月18日 - )は、日本の地理学者。東京都立大学 (1949-2011)名誉教授。
人物
主に、山岳地域、極地をフィールドに地形学、自然地理学、第四紀学の研究を進めている。日本やヒマラヤ、南極などでの周氷河地形、氷河地形研究の成果がある。寒冷地形談話会の創立メンバーの一人。その他、各地の地誌学的な研究や、日本アルプスにおける環境保全に関する研究や活動も行っている。上高地自然史研究会元代表。
来歴
神戸市に生まれる。六甲高等学校卒、1971年明治大学文学部史学地理学科卒業。1976年東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。1978年 東京都立大学理学部地理学科地誌学研究室の助手に採用。1981年秩父宮記念学術賞受賞。1983年東京都立大学より『白馬岳高山域における砂礫斜面の形成環境』にて、理学博士号を受ける。
1987年三重大学人文学部助教授、1990年教授。1994年東京都立大学理学部地理学科教授。2005年首都大学東京都市環境学部教授。2006年定年退官、名誉教授、立教大学観光学部教授。2012年退職。
著書
- 『自然環境とのつきあい方 1 山とつきあう』岩波書店 1997
- 『氷河地形学』東京大学出版会 2011
共編著
- 『地図を学ぶ 地図の読み方・作り方・考え方』菊地俊夫共編著 二宮書店 めぐろシティカレッジ叢書 2005
- 『日本の地誌 日本総論 1(自然編)』中村和郎,新井正,米倉伸之共編 朝倉書店 2005
- 『地球史が語る近未来の環境』日本第四紀学会,町田洋,小野昭共編 東京大学出版会 2007
- 『日本の地誌 6 首都圏 群馬県・栃木県・茨城県長野県・山梨県・新潟県 2』斎藤功,石井英也共編 朝倉書店 2009